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1. 2008/10/12 「漫画 > 漫画 悟空道 感想」 [この書込みのみ表示(記事URL紹介用) / 編集 / 削除 / トラックバック送信 / 共有分類に追加(タグ付け)]拍手:2個山口貴由が覚悟のススメ終了後に同じく週間少年チャンピオンで連載した漫画がこの「悟空道」だ。現在は「シグルイ」の人気を受けてチャンピオンレッドコミックスにて完全版として全6巻で再販された。
覚悟のススメで培ってきたチャンピオン以外連載が許されないようなエログロナンセンスに、歌舞伎舞台のように見栄を切って力強い言葉を叩きつける手法は相変わらず。
終盤こそ駆け足気味になってしまったものの誰でも話の筋くらいは知っているが漫画として成功を収めるのが難しい「西遊記」を題材にしっかりと作者がかみ砕いた後に話や世界観を再構築できているのは見事の一言。 主人公の悟空は「王者」たる風格と度量をもっており、風貌もさることながら言葉がズシンと作品に響き、引き締める。彼の前に道はなく、彼が道を造り彼の行動一つ一つがテーマなのだ。
アクションものとしてもしっかりとおもしろいものに仕上がっている。覚悟のススメが変身ヒーローなら悟空道は巨大ヒーロー。巨大化した悟空と敵の重量感、そして見栄の切り合いによる軽妙な会話とテンポのよい展開、まっすぐですべてを飲み込んででしまうような、王者の戦いと勝利はカタルシス抜群。
絵柄やエログロナンセンスで嫌煙している人も多いかと想うが軽妙なテンポと悟空という歌舞伎ものの魅力がすばらしい異色の西遊記。覚悟のススメとともにお勧めである。 [他の記事も読む] <=新記事2008/10/12 葬式に参加した =>古記事2008/10/11 ぼくらのー若い才能たちへ想うー
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