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ドラマ「不毛地帯」感想など
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1. 2010/03/12 「ドラマ「不毛地帯」感想など」 分類: 感想と雑記
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本当は評価として書き込みたかったけど、
話題がずれる危険があるのでこちらに書くことをご容赦願いたい。

もし不適切ならお手数ですが、ご連絡いただけるとありがたいです。

では。

この「不毛地帯」の原作は読んでないし、
普段はドラマなんて見ない人間ですがたまたま見てしまった。
とても素晴らしいドラマでした。

しかし残念ながらあまり大衆受けは良くないようで…。
大衆は「明るく軽く分かりやすく」ような即席の刹那的快楽を求めるのでしょう。
「暗く重く分かりにくい」このドラマの受けが良くなかったのは仕方ない。

この「文化の変容」についてはまた後日、機会を改めて文章にしてみたい。
バンクーバー五輪のフィギュアスケートからアニメに至るまでに見られるこの
問題はここで述べられるべきではない。

ここでは「お国にために」について考えたい。
こんな言葉を本気で口にすると、私は友人に気持ち悪がられた経験がある。
すぐにナショナリズムとか帝国主義を連想するらしい。

そこで逆に聞いてみた。

「国とは?」「民主主義とは?」「自由とは?」「市民とは?」

案の定、彼は答えられなかった。

そこそこ「普通」の生活を続けられていると、
その有り難味をつい忘れてしまう、なんてことはよく聞く話だ。
では国家に対する有り難味は?

普段意識することはないが、やっぱり国家に守られてる。
そして逆に国家を守らなきゃいけないときもある。
そういう合意によって人々が結びつき出来たものが国家である。
この人々同士の合意を契約と表現したのがルソー「社会契約論」なのだ。

このような教育がなされるから海外の民主主義国家においては、
徴兵制度があったり若者の軍への従事願望が強かったりするのだ。

政治形態のひとつとしての民主主義だけでなく、
社会契約の概念と関係したそれが認識されるべきだと思う。

「愛国心」という言葉が郷土への愛着だけではなく、
この国の市民であるという自覚と矜持をも含むものになって欲しい。

本来、力のある豊かな国家とは
人々が真剣に自分のことだけでなく国家のことを考え、
そういった人々の献身(犠牲)の基に成り立つ。

動物の遺体が眠る地面には草が生え、次の命を育む。

シベリアで抑留されていた彼ら真剣に国のことを思い、多くの人々がシベリアの地で亡くなった。
しかし彼らの眠る大地には草一本生えていなかった。
それどころか大雪に覆われ、人々に忘れ去られようとしている。

彼らが自らを捧げた「日本」という国はこれから何処へ往くのだろうか。

今は自分の家庭の経済事情にしか構っていられない人が多いだろう。
しかし、共同体としての国の行末も本気で心配して欲しい。
この話題についてもいつか自分なりにまとめてみたい。

と、まだ大学1回生の私が言うのも変でしょうが…。(そもそも理系なんですが)
このドラマの最終回を見ているときにふと思ったことをまとめてみました。

もちろん演出もキャスト陣の迫力ある演技も素晴らしかったですよ。
DVD買おうかな。

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