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1. 2007/07/21 「自分の欠片、全ての自分」 分類: 星の物語
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物理学の世界では、世界には無数の宇宙があり、無数の世界があるという、             
                
多重世界(パラレルワールド)という考え方がある。              
                    
これらの「超宇宙」は、すべての可能性が分岐した世界だという。           
                   
・             
                     
「すべての善い行いに対して、別の世界線では、それと同じだけ悪い行いが生まれ」

超宇宙はどこまでもそれ自体でバランスをとっている」



という。

それを読んでなんだか納得した。

宇宙を表す無限という言葉は、スペースだけを指したものではなく、

宇宙が宇宙として在るためには、

無限の可能性が、必要なのだと思う。

底知れない悪も、底知れない善も容可して、初めて、宇宙は、「全て」でいられるのだ。

さらに、


「記憶や直感、良心というのは、実際に一つの「自分」が、別の「自分」に、

話かけようとするために生まれるもの」

「存在するすべての「自分」たちの間で、一種のコミュニケーションが行われている、と考えている」



人もいるということらしい。

考えていけば、その、今はばらばらの無数の自分が、一つになるときというのがある。



全てである宇宙の、すべての世界、すべてに自分がいる。

バラバラになった鏡の中に、自分の全ての断片が映しこまれているように。

人は、一欠けら一欠けらになってしまった鏡に映っているのが、自分だとはわからなくなり、

けれども、すべての鏡の欠片を取り戻したとき、

「自分」が「全て」であり「宇宙」なのだと分かる。



それは、世界中の、神話とも宗教ともつかない伝承の一部として、

人間の記憶の底に脈々と脈打っている、寓話でしかない。

でも私は、「存在」をただひたすらに、理論的に突き詰めて考えていけば、

これ以上に妥当な結論は存在しないと思う。



科学というものは、自分が宇宙の一部だということを知らず、鏡の断片でしかない、

自分や、世界や、宇宙しか見えていないように思える。

私は、科学の言葉と人間の言葉が融合して、新たな神話を創造してほしいと思う。

それはとても面白そうだから。





「われわれに味わえる最も素晴らしい経験は、神秘だ。

それは、真の芸術と真の科学を生み育てる基本的な感情である。」

A・アインシュタイン
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