島3号の日記/書き物


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12012/05/27雑記(2010〜)宇宙世紀元年
22012/05/27作品に対する雑感(2010〜)『エルフ・17』雑感
32012/05/20後で削除Lindsey Stirling: 歌って踊れるバイオリニスト(更新)
42012/05/13作品に対する雑感(2010〜)『モーレツ宇宙海賊』雑感
52012/05/06雑記(2010〜)ノードになる、中枢神経系になる、一つの意識を形成する?
=>古記事6. 2012/05/06 EarSlap: Flash ベースのシーケンサなど、サウンド・アート
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12012/05/30cipherxxお早うございます。 >>国家主導の科学技術研究の時.....
22012/05/27H&J失礼します。懐かしい作品ですね。OVAも見ました…テープ捨...
32012/05/17cipherxxこんばんは。まあ〜まあ〜、そうお怒りにならずに…。17話ま...
42012/05/15しめりけこんばんわ、初めまして。自分はこの作品、「アニメ」という...
52012/05/11cipherxxお早うございます。遅コメすいません。ちょっと気になって調...
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1. 2012/05/27 同日2番目 「宇宙世紀元年」 分類: 雑記(2010〜)
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なんじゃないかと思う、そろそろ。

 

『民間宇宙船、ステーションにドッキング成功 』(日本経済新聞)
URL が長いのでこちらにリンク

『ドラゴン (宇宙船)』(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3_(%E5%AE%87%E5%AE%99%E8%88%B9)

名前が厨二病くさいのが気になったが(笑)、これはピーター・ポール&マリーの歌に由来するとのこと。

『スペイス・エックスのファルコン・ナイン、宇宙ステイションへ向け打上げ』(JAPOD)
http://home.u05.itscom.net/apodjpn/apodj/2012/201205/fb120523.htm

 

必需の物資の定期的な輸送補給を担う無人宇宙貨物船であるという他に、
やはり民間企業による開発、運用という点が目を惹く。
前者条件だけであれば、日本の こうのとり やロシアのプログレスなどの先例が既にあった。
それが、遂に民間の参入という今回の事態を迎え、
今後宇宙は研究開発の時代から本格的利用の時代へと動き出す、その道標が立ったように思えるのだ。

Xプライズで民間有人宇宙飛行一番乗りを果たしたスケールド・コンポジッツ社のスペースシップワンにしても
弾道軌道の遊覧飛行でしかなかったので、
周回軌道までの到達を達成し、実用に耐える機体設計、運用計画を伴った今回のミッションこそ
新たな宇宙時代の幕開けを告げるものであると言えるのではないだろうか。

これからは、国家主導の科学技術研究の時代と違い、日本もぼやぼやしていると、
あっという間に置いてきぼりにされてしまうだろう。
輸送業務なのだから三菱重工などの重厚長大産業にこだわらず、
柔軟に、運輸各社、クロネコヤマトでも佐川急便でも JR 貨物でも参加を呼び掛けて、
大きな企業連合体を組織して国際競争に勝ち残って欲しいものだ。

コメントする5個

cipherxx さんのコメント (2012/05/30) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]
お早うございます。

>>国家主導の科学技術研究の時代と違い

そうですね。昔のような「護送船団方式」では重厚長大な産業の会社ばかり優遇されて
本当に技術開発力のある新たなベンチャーが生れにくくなるので、このやり方はもうダメでしょうね。
特に技術開発力のスピードはインターネットの発達による情報通信(メール、TV,PC会議)の質、頻度UPのお陰もあり
20年前とは違って大いに加速していますから。そんな重厚長大な企業では追いついていけないでしょう。
小回りのきくベンチャーがボコボコ生れ、M&Aで巨大化していくのが開発環境にとってはベストなんですけど。

ただ、「企業連合体」が上手く活動できるよう、政府が資金以外でも支援、優遇策を作ってほしいと思いますね。
太陽電池パネルはそれが成功し、日本は世界に先駆けて汎用技術開発力が向上しました。
(現在は、政府の優遇策が撤廃され、アメリカの会社に追い越されつつありますが)

あと、知的財産権の保護。特許申請。日本は欧米諸国に比べ圧倒的に弱いです。
最近アメリカの特許方式も先願方式に変更されたのでチャンスです。
頭脳流出も痛い問題です。ips細胞の山中教授も今アメリカで仕事していたんじゃ…

宇宙産業はほぼ三菱系独占状態で開発コスト、運用コストが国際競争力を持たなくなっているのが
TVでも報道されています。「選択と集中」が大事ですから、何にでも資金をつぎ込むのは
どうかと思いますが、この先目玉になりそうな宇宙開発の特定分野に注力するのは大事ですし
日本が強いサービス分野に特化するのも悪くないと思います。
選択には戦略的思考と先見の明が必要であり、さらに輸送サービス分野は国際的に激しい競争なので、
宇宙でもそれが繰り広げられるかもしれません。
ただ、今から手をつければ、この分野でリードすることは可能だと思います。

混沌とした時代はいつもそうですが、国家や企業にいる各リーダーの明確なビジョンが求められますね。

そーゆーの、アニメにしてくんない?(笑)って個人的に思います。多分コーフンしちゃうな。
バカって言われそうだけど…。


2. 2012/05/27 「『エルフ・17』雑感」 分類: 作品に対する雑感(2010〜)
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原作、漫画版の話。
OVA があるそうだが、未見。
この時代流のクセのある絵柄のようなので、内容も推して知るべし。
今からわざわざ探して観ることはないだろう(参考ビジュアル:『エルフ・17』(個人ブログ))。
漫画の方も自分にとっての黒歴史的アレであり、最後に読んだのも大昔なので、書くつもりは無かったのだが、
最近立て続けに2作品についてダメ出しを書いてしまったので、
自分が好きだったスペースオペラ(の体裁を借りたコメディ)ってこんなのだった、という話でも書いてみる。


 

本作は、現在はハードバイオレンスもので知る人ぞ知る(らしい)山本貴嗣氏が1980年代後半に執筆した
SF・ファンタジー漫画である。
同氏はコンシューマゲーム『メタルマックス』シリーズのビジュアルデザインでも(一部に)知られている。

『エルフ・17』の詳しい解説は Wikipedia 等に譲……、ろうとしたが、
最早これを憶えている人も稀なようで、詳しい解説どころかろくに粗筋すら書かれてねぇな、おい。
仕方が無いので、遠い記憶を辿りつつかいつまんで言うと、こんな話である。

要するに、
銀河帝国(笑)帝室きっての変人、第108皇子マスカット・タイラーが
スチャラカな感じで水戸黄門的銀河漫遊に旅立つが、
道中、超絶腕力と飛翔能力を持つ光翅族の少女ルウと
常にパワードスーツを着込むワンマンアーミー K・K をお供に加え、
帝国国民の暮らしをつぶさに眺め、弱きを助け強きをくじきつつ、破壊とお笑いを繰り広げてゆく。
そんなストーリーである(一部脚色あり)。

世界観としては『スター・ウォーズ』的なソレを想像してもらえればいい。
帝国統治下で様々な星系に興ったヒューマノイドやそれ以外の知的生命体が交流し、
猥雑でエネルギッシュな人種のるつぼを形成している。
そこに、日本のポップカルチャー特有の美少女やらライトなミリオタやらお笑いやらが絡む。

連載初期は一話完結に近い形式であるが、
掲載誌廃刊に伴い余儀なくされた絶筆直前の長編2つが、私は好きだった。
最後のエピソードは単行本2巻に渡って執筆される計画だったのだそうだが、その半ばで連載は終わってしまう。
なので、もし手に取るなら、『マスカット・タイラー暗殺計画』編をお勧めしたい。

 

『マスカット・タイラー暗殺計画』編は、これまた遠い記憶を辿って書くなら、こんな話であった。

……えー。うー。出だしが思い出せない。

ま、なんにせよ、銀河帝国第109皇子アレクサンドル・タイラーが登場するのである。
彼がマスカット殿下一行をそれと知らず、その腕っ節を見込み依頼したのは、
なんと、銀河帝国第108皇子マスカット・タイラー、即ち実の兄の暗殺(108、109という数字が示す通り
帝室子息は数が多すぎるし、その上それぞれが各自の御料星で暮らしており、血縁者とて互いに面識が無い)。
これをこともあろうにマスカット本人が「おもしろい!」の一言で受託してしまう。

その後、宇宙海賊に囚われたり、女装したり、銀河帝国宇宙軍に海賊船ごと撃沈されそうになったり、
スパイが紛れ込んだり、軍の陰謀が暴かれたり、
すったもんだの末、物語は思わぬ演出を伴うエンディングへと雪崩れ込んでゆく。

まあ、本稿を読んでおられる方々もまず本作に触れる機会は今後も無いだろうから、
一応そのエンディングとやらが一体どんなことになっていたか憶えている限り書いておこう。
記憶違いもあるかもしれないが、その辺は古いこととてご容赦願いたい。

 

[自己責任で読むネタバレ。マウスでなぞると読めます。乱暴な言葉遣い/非難を隠す為に使わないで下さい。]
事件の黒幕は帝国宇宙軍提督、クウト・マ・ズイ・オストアンデル(なんでこの名前を覚えているのかというと、
これは饅頭を表す古い言葉遊びで、当時印象的だったからである)。

オストアンデルはマスカット、アレクサンドル両皇子を
辺境惑星軌道上で宇宙軍の艦砲射撃により乗船ごと葬ったつもりだった。
そして、帝国皇帝の臨席を仰ぐ御前会議の場において、
両皇子は帝位継承権を争い共に薨去したというスキャンダルをでっち上げ、帝室綱紀の乱れを指摘。
帝室の廃止と軍による統治への政体の移行を、皇帝に対し、議員、傍聴者の面前で、進言する。

聴衆はこの例年になく変に凝った今回の御前会議の「演出」を固唾を呑んで見守っていた。

皇帝が御簾の奥からオストアンデルに答える。
この辺り、うろ覚えだが、「見事である」、みたいな感じで、とりあえず褒める。
が、即座に話を切り返す。「ところで、そちに会いたがっている者がここに居るが」みたいな感じ。
悪い予感がし始めたか、うろたえるオストアンデル。

マスカット、アレクサンドル、ルウ、K・K、そしてオストアンデルが送り込んだものの
寝返ったスパイ・アンドロイドのリータ(←うろ覚え)登場、ババーン!
一同口々にオストアンデルの悪行を暴き、一斉に詰め寄る。

狼狽したオストアンデル、御前会議の議場内にもかかわらず麾下の戦闘部隊を投入。
直接皇帝の命を狙おうとする。
当然、ルウ、K・K、マスカット殿下の出番。
が、議事堂内のこととて、銃器の使用は禁じられている。徒手空拳での乱闘が始まる。
普段から肉弾戦専門のルウや状況に関わり無く芸を披露するだけのマスカットはともかく、
運動音痴の K・K までパワードスーツの自律徒手格闘モードを発動、
後刻肉体的に大変なことになるがまずは奮闘する。
しかし、その舞台はなぜか歌舞伎の花道になっている。
盛り上がる議員や傍聴者改め観客達。

旗色の悪さに更に狼狽の度を高めたオストアンデル、混乱に乗じてリータを捕らえ、その頭に銃を突き付ける。
動けなくなる一同。いやらしく勝ち誇るオストアンデル。
しかし、次の瞬間その頭にハリセンの一撃が。虚を衝かれ、驚くオストアンデル、思わずリータを離してしまう。
そして、なんとなく相手は予想がつくが、ここはお約束通り詰問調で何者か問う。

振り返り見てもやの中から現れたのは異装、隈取りの大男。
旗本退屈男の口上(みたいなもの)で名乗りを上げる。銀河帝国皇帝その人である。
そして笑う、変人の種の持ち主に相応しく。うふ。うふ。うふ。うははははははははははは。
会場大盛り上がり。

「主役」の登場に大向こうから飛び交う掛け声、「タイラ屋!」「大皇帝!」
最早主導権は変人皇帝の手の中。

オストアンデル錯乱。泣きながら銃を乱射し、しゃにむに突撃。
ルウと徒手格闘モードの K・K、宇宙船の球形救命ポッドを花道に沿って蹴り転がし、オストアンデルを撃退。
会場外へと放り出す。

皇帝、「これにて一件落着」と決める。
皇帝を中心にオールスターキャスト勢揃いでフィナーレ。って言うか、皇帝とマスカットが勝手にフィナーレ。
観客最高潮に盛り上がる。

大入り満員、大団円の内に御前会議閉幕。

で、最後にもう1つオチ。

 

面白かったんですよ、こういうのが、当時。今でもこの屈託の無さは魅力に思えるなー。
もう、あの手この手、あらゆる物を総動員して人を楽しませようとする、そうすると自分も楽しい、
そのわき目も振らない疾走感、みたいな。

もっとも、作者本人が自身の web サイト(※アダルト表現を多く含むので、リンクはしない)で、
昔の自分の作品を見返すと、あの頃出来ていなかった部分と、今は失ってしまったものが同時に見えて、
微妙な気分、といったことを書いていて、一読者に過ぎない私もそれに共感してしまったりする。

最近の作品が持つ現実との接点のようなものは皆無で、ライトなコメディ以上のものではないし、
もう一度読み返したいかと問われれば、それは自分にとっても微妙だな。

コメントする2個

島3号 さんのコメント (2012/05/27) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]
H&J さん、いらっしゃいませ。

> 貝型宇宙人

またアレなところをチョイスしてきましたね(笑)。
その辺は世間が忘れているのをいいことに触れずに済まそうとしていたんですが、ええ、憶えていますとも。
ナニな映画の鑑賞会から始まるエピソードですよね、確か。

彼はそういうアレな映画を愛好するサークルのメンバーだったんじゃなかったでしたっけ。
……って、あれ、誰の話(笑)?
H&J さんのコメント (2012/05/27) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]
失礼します。

懐かしい作品ですね。OVAも見ました…テープ捨ててしまいましたが。
少々アクの強い画風でしたが、細かい設定が魅力的でした。
自分が一番好きなのは、ルゥに恋した貝型宇宙人(名前忘れた)のエピソードです。
「あ〜(ゴトッ)」と丸い玉を生み出すアレ。

それでは。


3. 2012/05/20 「Lindsey Stirling: 歌って踊れるバイオリニスト(更新)」 分類: 後で削除
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Lindsey Stirling さんの YouTube のチャンネルに新しい楽曲が追加されていて相変わらず素敵だったので、
自分のブックマークも更新。

『Lindsey Stirling: 歌って踊れるバイオリニスト』
http://www.accessup.org/pj/7__C5_E73_B9_E6/20120317.html

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4. 2012/05/13 「『モーレツ宇宙海賊』雑感」 分類: 作品に対する雑感(2010〜)
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第17話のレズビアン描写で強制終了。
もともと『輪廻のラグランジェ』と同様、スルーすべき内容だったのだが、
本作のキーワード、「私掠船」について、知識をひけらかしたいが為に触れてみる。

 

別に、同性愛の描写自体は、今どきの深夜アニメのこと、
殊更目くじらを立てるようなものでもなく、どーでもいい。
が、それで何が描きたいのかという問いへの答えがなんにも見付からないのが問題。
変死体さえ描いておけばサスペンスが成立するのか。
目に麗しい高級食材さえ映しておけばグルメ番組が成立するのか。
どう考えてもそんな訳は無い。

> 主人公: 「まさか、2人は駆け落ちが目的で?」
> 現部長: 「いや、そういう訳じゃないんだけど……」

違うんかい!?
いや、つーか、唐突にそういう描写を挟むならもうむしろそっちでいいから、とにかくもっと押せよ。
あそこで、「現部長ではなく、元部長が実は♂でしたー」、「ほらね」、「えぇぇぇぇっっっっ!?」
という展開があるでもなく、ただ2人は同性愛の関係でした、おしまい、という薄っすい描写では、
「それで書いてる人は満足なわけ?」と問いたくもなるし、
「それで」の前に「はぁ?」と付けたくもなろうというものじゃないか。

本作は全体にそういうところがある。
伏線で期待を膨らませておいて、先へ進んでみると
実はさっきのが最高到達点でした、以上おしまい、ということが。

繰り返すが、同性愛を描くこと自体に何ら文句を言うつもりは無い(しかもこれは SF だし)。
が、そういう飛び道具を持ち出しながら、そこから話を膨らませ、二転三転転がして、
その面白さで魅せる意思が感じられないことには一言苦言を呈さずにはいられない。
営利誘拐犯に一番上だけ本物の札束の詰まったアタッシェケースを渡しました。人質が無事帰ってきました。
以上、おしまい??? で、いい訳が無いだろう、物語として。
第17話でそれが確定したようであったので、切ったのである。

 

大昔に読んだものの本の記憶によると、史実における私掠船とは、
大航海時代に乗り遅れたイングランド王国が、当時海を支配していたスペインの国力を削ぐべく、
私人の船長を雇い国家のお墨付きを与えた上で、主にスペイン商船の活動を妨害する海賊行為を働かせた、
現代から見ればなりふり構わないトンデモな政策の産物だった(んじゃなかったかな)。
私掠船が活躍した時代はエリザベス一世女王統治の時期とも重なっていたはず。
そして、これが意外や奏効して、後にイングランド海軍がスペイン無敵艦隊を打ち破る下地を作っていった。

しかし、このトンデモ政策は当然の結果として海賊達の暴走を招き、
一方で同政策の施行は維持しつつも、他方では凶悪化した私掠船の取締りが行われることになった。
様々な創作物に登場、或いはモチーフにされてきた有名なキャプテン・キッドなども
元はこの私掠船船長であったが、あまりの凶暴さに懸賞金が掛けられ、遂には逮捕、極刑に処せられた。
そして、その掠奪し隠匿した膨大な遺産があるとかないとか、そんな伝説が語られるようになった。

現代の海賊は、例えばマラッカ海峡やアデン湾などに出没し、民間の資源運搬用大型貨物船などを襲う。
小型高速のボートを複数仕立て、銃火器等で武装して目標に乗り込み、船ごと奪取。
船そのものと積荷、そして乗員の身代金を要求するものが多いと聞く。
当然、国家のお墨付きなどあろうはずはない。
むしろ、生国の国家破綻と貧困の末に産み出された完全な無法者達。
言わば、イデオロギー無きテロリスト達である。

私掠船もまた、GPS もレーダーも無線通信機器も無い、赤外線暗視装置はおろかろくな光学観測装置も無い、
それどころか発動機や長期間の食糧貯蔵技術すらも無い時代、種々の創作物に登場するような、
大型のガレオン船にずらりと大砲を並べて大海原を駆け巡る、などという姿ではなかっただろう。
恐らくは、現代の海賊と同じように、陸伝いの商船航路が島影に入るような地点に根城を構え、
小型の快速船で民間商船を狙ったに違いない。
当然、正規の軍隊と正面切って渡り合うなどは思いもつかないことだっただろう。

 

史実における私掠船とはそのような存在である(と思う)。
では、本作に言う「私掠船」はどうか。

第6話で本作の背景説明があった。
詳細は既にうろ覚えだが、この世界は「銀河帝国(笑)」の統治下にあるという。
世界帝国の覇権とそれがもたらす平和の下、スペースオペラにありがちな戦争状態というものは描かれていない。
既に平和が実現されているこの世界において「私掠船」は最早歴史上の存在であり、
今となっては一部富裕層向けのレジャー産業の一部として細々と生き残るのみである。

その一方、作中「海賊は軍隊に次ぐ存在」という表現も為される。
軍を含む国家機関等からの依頼を受け、公には出来ない武器使用を伴う任を担うらしい。
あえて類例を挙げるならば、言わば民間軍事会社のような組織と設定されているようである。
しかし、実際に劇中に描かれるのは、しばしばフィクションに描かれる私立探偵のような姿である。
通常は法の枠内の商売を営みながら、稀に持ち込まれる怪しげなお使いイベントをこなすような。

ここに、史実における私掠船のような合法なのに無頼という境界線を行き来するスリリングさや、
法の支配をぎりぎりのところで逸脱する自由さのようなものは、残念ながら表現されていない。
即ち、本作は、その世界観の基盤である「私掠船」というキーワードをあえて前面に押し出す意義を欠いており、
他にも免状であるとか保険会社であるとか旅客船の襲撃イベント業務とか王家の子女とか銀河帝国(笑)とか、
そういう設定遊びの集合体以上のものには成り得ていないのである。

 

主人公が設定上も劇中での扱いもお嬢様キャラとされるのも、
些かちぐはぐな印象を受けるし、その必要も薄くはないだろうか。
航空管制官の娘、しかも母子家庭なのだから、狭いアパートに睦まじく二人暮らし、でもいいのではないか。
その主人公が地道な努力の結果の優秀な学業成績を以て良家の子女の集うお嬢様学校に通うことになる、
という初期設定ではダメだったのだろうか。
クラスメイトのあのコは大会社の社長令嬢、あのコは有名政治家の娘、あのコは歴史的名家の嫡流、
という中で一人だけ労働者階級の子、なんだけど、実は「えーーーっ!!? 海賊!」っていう方がしっくりくるし、
面白そうではないか(まあ、その手の設定も昔から少女漫画等にその類型の枚挙に暇が無いかもしれないが)。

あと、このシノプシスなら、むしろ主人公は男の子にした方が数段面白くなったんじゃないだろうか。
その場合、ミニスカはないからキルトにして……、
っていうのはアレすぎるが(笑)タータンのパンツ? のスコットランド人、ということで。
高校生なのに海賊で学園生活と両立、という設定自体に新奇性はあるだろう。
物語としての面白さを求めるなら、別にプリーツ・ミニスカートの女子高生にこだわらなくても
よかったのではないか。

1クール目前半のヨット部内でのエピソードは比較的好感の持てる内容だった(1、2話目は観逃したが)。
しかし、主人公が海賊業に乗り出してから、物語は凪に入ってしまう。
あのような史実における海洋国家を意識させるキーワードやキーイメージ、サウンドが織り込まれていれば、
期待するのは、大洋を越えての遠国への航海を綴る冒険物語、そんなところではないのか。
ところが『モーパイ』には、序盤、主人公が立志するところまでを除き、そういうものが無かった。
どこまでも身内の話ばかりで、全然話が広がって行かない。

主人公はまだ若いのにこんなに凄いんだよ、ということを表現するのに、
周囲の大人を低めて相対的に主人公が上がったように見せる、
また主人公の知識、先見の明、洞察力、判断力、決断力、それらをひっくるめた戦略的才能を表現するのに、
薄い描写ステップのところどころを手で覆い隠し
(そこが見たい所なのに、隠していることばかりが丸見えなので、イライラする)、
最後になって「実は主人公はこんな凄いことをやってのけてたんですー」と明かしてみせる、
そういう手法を懲りもせず、毎回のように採ってしまっている。

物語りとしての作りが粗雑で矮小。
やはり設定遊びの域を出ていないのである。

 

ただ、この主人公達の住む街の世界観の設定、それが醸し出す作品全体の色調は私は好きだ。
石畳の歴史ある港町ではあるが、街並みは再開発が進み、
貿易港としての往時の面影を偲ばせつつも近代的でクリーン。
空が広く、潮風が香るような、なんか、そういうイメージを抱かせるものだった。
そこに主人公が育ってきたという描写は観る側にも郷愁のようなものと未来への憧れを同時に抱かせる。
「海明星(うみのあけほし)」というネーミングセンスも古風でいい。

BGM にティンホイッスルやフィドルをフィーチャしたケルト風の音楽が使われていて、
結構イギリス文化に根ざした雰囲気を出しているなど、細部へのこだわりが感じられるのもよい。
もっとも、ティンホイッスルはアイルランドの楽器だけど(爆)。

こぶだしで練り物と、どう見ても調理されているものは おでん なのに、それをポトフと呼ぶ。
そういう小さなズレが生む SF 感覚にも好感が持てる。

キャラクターデザインは原作挿絵とかなり雰囲気が違うようで、不評の声も少なくないようだが、
デザイン原案にあきまん氏(カプコン出身で、『∀ガンダム』などの実績を持つクリエイターだが、
ブログ等での発言は非常にあけすけで、自身の自画像は全裸にハンチングという人物)が起用されている時点で
そういう狙いなのだろう。
その結果、原作とは異なる懐古趣味的な個性の演出には貢献していると思われるので、私は嫌いではない。

勢いのあるオープニングテーマも(音楽として好みかと問われれば答えはノーだが)
少女演劇のような本作の雰囲気を醸し出すのに一役買っていてよい。

そういうセンスには共感出来たので、
もっと物語として頑張ってくれたらよかったのにな、と残念に思う。

コメントする7個

島3号 さんのコメント (2012/05/17) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]
それと、一つ忘れていたので追記。

ここまで未消化の伏線で唯一気になるのは、主人公の母、かつての名うての女海賊「ブラスターリリカ」が、
夫と別れ、女手一つで主人公を育て、未亡人となり、その一人娘も自分の下を巣立とうとしている今、
彼女自身の何か新しい人生を模索しようとしていること。

彼女が何を選ぶのか、それはこれまでの歩みと異なるものなのか、
それともかつての栄光を回復しようとする企てなのか、
そしてどんな情熱を持ってそれを手に入れようとするのか、
もし十分な力のある筆で描かれることになるなら、見てみたいとも思う。
島3号 さんのコメント (2012/05/17) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]
しめりけ さん、いらっしゃいませ。

> 出来の良い丁寧なSF作品

科学的事実に基づき微に入り細を穿って考証されたフィクションということであれば、
先日採り上げた『前田建設ファンタジー営業部』などに止めを刺されているように思います。
本物の建設会社がその実際の経験を元に考証し、設定を積み上げるのですから最強です。
これ以上「面白い作品」はそうそう無いでしょう。

しかし、それは物語ではないんですよね。
まあ、『プロジェクトX』のようなノンフィクションも物語の一種と言うことは出来るので、
『前田建設ファンタジー営業部』もまた同じくそうも言えましょうが、
こちらは叙情性が作品の中核ではないので、少なくともその本流ではないのではないかなと。

『モーパイ』は、『前田建設〜』に比べて、明らかに物語に属すべきものでしょう。
が、なんだかそれを大切にしないと言うか、
せっかく人も羨む「クリエイター」を肩書きにしているのに、その職責に応えようとしないと言うか、
そういう部分が見ていて残念だな、という感じでした。



> 「アニメ」という創作作品について求められるべきSF要素

つい先日、アシモフの言葉の引用を引用(笑)しました。
日本人はなぜ巨大ロボットを描くのか、という話です。
再度引用しましょう。

> ここにオレが愛するアイザック・アシモフの言葉を引用しておく。
>
> 「SFなんて、視野の狭い評論家や哲学者には、今も昔も取るに足らないものかもしれない。
> でも、もし私たちがみな救われるべきものだというなら、
> SFのコア、その本質はその救済になくてはならないものになっている」。
>
> オレにとってこの言葉は、「SFとはオレたちをはげます力をもつものだ」って意味なんだ。
> どうやって希望をもつのか、どうやれば未来を楽しみに待てるのか、それを教えてくれるパワーをもってる。
>
> この力があれば、オレたちは、いつか人類がこの小さな地球から抜け出して、
> 星々へと移住するんだろうとちゃんとわかりながら毎朝、目覚められる。
> そうして、子どもたちや孫たちが、オレたちの想像以上に素晴らしい未来に生きることができるってことを
> 納得しながら死ねる。

> 日本人にとって、ファンタジーとは人類が今、成し遂げられる限界と向き合うことだ。
> そして、彼らは、人類の限界に向けて努力し、オレたちが自分の目では見えない未来を想像してる。
> それが彼らを興奮させ、上へ上へとかきたてているんだよ。

cipherxx さんがお書きのように、「何がSFかという"神学的論争"」は、
実際、論議して得るものなど大して無いことでしょう。
私も、作品の作り手、受け手、それぞれの SF があってよいと考えます。

ただ、SF に限らず、何か作品を作る、そしてそれが幾ばくかでも未来を想像して描くものであるならば、
そのテーマ、そう言ってしまうと固過ぎるなら、その作品に描きたいものの出発点には、
こんなアティテュード(ロックンロール・スピリット的なるもの)があって欲しいと期待してしまうのです。

即ち……、
今のこのクソッタレな世界を逃れて私達はどのような場所へ行きたいのか。
素晴らしい可能性ある未来に至る道程であるが故に、
今のこの忌々しくクソッタレな世界もまた素晴らしいものであるということ。
未来を絶望的な姿にしか思い描けなかったとして、そこへ向かうしかない
このどうしようもなく不完全でクソッタレな世界が抱える問題の根源はどこにあるのか。その寓意的表現。

『モーパイ』に限らず、そういうのに欠けているんですよね。
残念なことに。

え、クソッタレ言い過ぎ?
はは、なら、明日を夢見る、みたいな表現に置き換えてもいいですよ。



> そうお怒りにならずに

いや、怒ってはいません。まったく。

文体がいかめしいのはいつものことです。
私は複数の文体を使い分けていて、作品評価を行う時はいつもこの書き方ですよ。
文章が長いのもいつものことです。

同性愛表現については、私はリベラル派のつもりです。
ただ、上述のように、「クリエイター」としてもう少し頑張った方がいいんじゃないの?
そう思った、というだけのことです。

で、これも上述の通りですが、マイナス評価は原則ポストしないので、
せっかく「良い」評価で書くつもりで用意していた私掠船云々のネタがもったいなかったので、
ここで開示しただけです。
つまり、意味の無いことをクドくやるという、一種のジョークです。

> トールキン
> 上橋菜穂子

ありがとうございます。
実は『指輪物語』も未読なので、機会を見付けて読んでみます。
なんか、博物学的に色々な事物を並べ立てているとか聞いてはいます。



あ、あと、しめりけ さん、先日、cipherxx さんにはツっこんだのですが、
頭の柔らかい学生さんと見込んでツっこませて頂きます(笑)。

http://park15.wakwak.com/~o0o0o0o0/bokumetsu/
cipherxx さんのコメント (2012/05/17) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]
こんばんは。

まあ〜まあ〜、そうお怒りにならずに…。17話まで視られたなら、お怒りが収まらないのは仕方がないですが(笑)

この作品、時間の関係で最後まで見ていないのでコメントは控えていました。

何がSFかという"神学的論争"は他で話題になっているので置いておいて
(このあたり、特に創作活動に縁がない僕にはこうした話題に興味が持てないのもあります)

ちょっと脚本の論理的な構成が弱いのかなと思いました。

最近の作品に多い典型的な感覚的に楽しむ作品だと思います。
画はキレイですし、彩色も良いと思います。
こういう発展はすごく日本的な気がしますね。歌舞伎もそうでしたし。
視覚情報に優れ、省略の美があり、配色、彩色が美しい。話の構成は定型化している。
登場人物(キャラ)のデータベース化も歌舞伎に似ているような気がします。(断言には検証が必要ですが)
記号論を持ち出さずとも、感覚的な美に優れた日本的発展方法とも言えると思います。
いよいよ海外から入ったアニメの日本化が完成形に近づきつつある?
などと呑気なことを考えています。きっとガラパゴス的発展をまた遂げるのでしょう。
こういうアニメは今後も増えると思います。

と言っても市場が成熟化していますから、いろんな作品が登場する余地は十分あります。
(今のビジネス上の危機の一因はマーケットが成熟化して、消費者の好みが細分化され過ぎて、
生産者がついて行き辛くなった?対応できていない?とも思っています。他にももちろん原因はありますが)

なぜか、島3号さんのコメントを読んでいて、「指輪物語」を思い出しました。
オックスフォードの教授であったトールキンは碩学で、面倒なくらい綿密な世界観を構築していました。
そしてその論理構成も緻密でした。頑丈に作ってあったので、あちこちで使い回しにされていますね(笑)

最近では、文化人類学者の上橋菜穂子の作品がこれに当たるでしょうか。こちらはもっと読みやすいですが。
児童文学賞を受賞しているので、ジュブナイル的な主人公の成長がきっちり味わえる作品です。
最近でも島3号さんの価値観に合うような作品は希少ですが、あると思いますよ。
しめりけ さんのコメント (2012/05/15) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]
こんばんわ、初めまして。

自分はこの作品、「アニメ」という創作作品について求められるべきSF要素は
相当な充実っぷりを見せていると思っています。
素人目というか、僕個人としては文句の言いようもありません。
細かな描写への気遣いが多くあり、毎週楽しみにしています。

ですが、おっしゃる通り物語の流れという事に関してはイマイチ物足りない気がします。
「盛り上がりの頂点が気づいたら過ぎている」だとか「実はすごいことをやっている」
って所だとかが引っかかりますよね。
だから「出来の良い丁寧なSF作品」という だ け で
作品の決定的な売りに欠けている事が痛い・・・と言うよりも痒い。

残り数話を見るにあたって、非常に参考になる記事で楽しませてもらいました。


5. 2012/05/06 同日2番目 「ノードになる、中枢神経系になる、一つの意識を形成する?」 分類: 雑記(2010〜)
[この書込みのみ表示(記事URL紹介用) / 編集 / 削除 / トラバ送信 / 共有分類に追加(タグ付け)]拍手:4個

『「輪廻のラグランジェ」雑感』で触れた自動車のネットワーク化について。
既に現実のものとして始まっている模様。

『「渋滞っぽい……」 クルマが勝手に自分の気持ちを“つぶやく”アプリ』(ITmedia +D PC USER)
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1111/30/news109.html

カーウィングスは HTTP リクエスト/レスポンスようなシステムと
人手を介するサービスを組み合わせたものだったと思うので、それより大分進化してる。

これで簡単ながらも周辺環境の認知と状況判断、その結果の発信が出来るようになったので、
後は RDF とかの技術と組み合わせて、自動車同士が自律的にメタ言語で話しをするようになり、
またそれらのデータがサーバに集約されて……、なんて想像すると、面白いなあ。

記事にも用いられている用語、「集合知」は、以前は、
ネットワークコミュニケーションが人間をしてより高次の知的活動を為さしめることを指していたと思う。
が、クラウドの時代になって、それが変わってきていることも面白い。

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島3号 さんのコメント (2012/05/13) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]
> GPSを使って経路を巡回しているバスを把握し、停留所に「後、何分で到着」という表示
> "ネットワーク化"はもっとインテリジェンスなもの

で、更に、今停留所前に何人の乗客が待っていて、周辺街区にはどの程度の人が出歩いていて
(スマートフォンの GPS 情報、接続基地局情報等、或いは街頭カメラの画像認識データを利用)、
今日は何曜日でどんな季節のどんな天候だからこの後どの程度の混雑具合か、毎日のデータから推定して、
道路状況を勘案しつつ、バスの運転間隔を自動指示、
変更結果は待っている乗客にケータイメールや web で配信、
AR で建物越しに街並みの向こうから走ってくるバスを目視出来たり、逆に運転士が乗客を目視出来たり……、
そういう展開が欲しいですね。

> 相当量のデータ通信が必要
> 公衆無線LANポイントが携帯の基地局並みに乱立

NFC やフェムトセルなどでもよいかと。
それらに類似した技術を用いて、幹線道路や可能ならその他公道沿いに一定間隔で AP を敷設するのです。
公共事業としても、従来の一部業者を公金で養う為だけのものから
実際にインフラとして役に立ち、第三次産業事業者の参入が見込め、未来に投資出来るものへと脱却できるかと。

あ、第三次産業が建設から絡むなら、そこから公金に上乗せして出資させられるんじゃないかな、
使用権と引き換えに。
cipherxx さんのコメント (2012/05/11) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]
お早うございます。遅コメすいません。

ちょっと気になって調べたのですが、自動車の"ネットワーク化"は市バスなどで一部実現されているようです。ご存知かもしれないですが、GPSを使って経路を巡回しているバスを把握し、停留所に「後、何分で到着」という表示情報を送っており、単純なモノなのですが、結構イライラを解消してくれています。導入された時は、僕の田舎のばあちゃん達が喜んでいました。

ただ、島3号さんのご指摘される"ネットワーク化"はもっとインテリジェンスなものだと思いますので、これには当てはまらないなと思います。

上記の内容となると、やはり、相当量のデータ通信が必要となるので、費用のかかる衛星経由ではなく、公衆無線LANポイントが携帯の基地局並みに乱立しないと無理では?と思います。(この辺り既にご存じだと思います)

ご指摘のこんな夢のあるサービスが開発されれば、インフラ面の充実はあと10年待てば十分達成されるのではと楽しみにしています。

アニメで描かれる場合は、運転情報だけでなく、運転者のコンシェルジュのように、近場のレストラン、ホテル情報や音声による予約システムをも実行する、そしてその音声言語が人口比率を表して数ヶ国語対応になっているかもと想像が膨らみます。バーチャルな擬人化したキャラクターとして描かれるかもしれません。

まぁ、運転サポートに関しては、迫りくる高齢化社会への対応というシビアな一面の方が説得力はあるかもしれないですね。
島3号 さんのコメント (2012/05/10) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]
返信遅くなりましたが、お二方とも、コメントありがとうございました。



> 「カーナビ」にこんなのが

なにこれイラつく(笑)。
同種の製品にこういうのもありましたね(笑)。
これらは昔よくあった「人工無脳」に分類されるものかと思います。
今回面白いと書いたのは、それとは少し違います。

> ナイト2000

K.I.T.T. は今回のアプリよりも高度な思考能力と
洗練されたマン・マシンインターフェイスを具えていましたが、
スタンドアロンなコンピュータなので、これも少し違うのです。
ポイントはネットワークとそれにより追求される可能性のあるより高次の目的の存在です。
強いて似ているものを挙げるなら、ゾロメカでしょうか。『ヤッターマン』の。



> 事故を起こした時に車が被告人に立たされる時代とかになるのでしょうか

そこですよね。
法がこの技術の進展の足を引っ張ることになると思います。

自動運転については、無人の野を行くのであれば、既に DARPAグランドチャレンジなどで実績は積まれています。
しかし、日本の家電メーカーがロボット掃除機「ルンバ」のような製品を
なかなか世に送り出せなかった理由の一部には、それが留守宅や夜のオフィスで稼働中、
万一事故を起こした際の責任の所在の事前評価の困難さに二の足を踏んだ、ということもあるそうです。

確かに、事故防止は法と政治、行政の大切な役目ですが、
その辺り、上手く折り合いが付けられるとよいのですが。
それと、フィクションはその辺りを突けばいいと思うんですよね。
いつもいつもロボットが戦うとかそうのばかりじゃなくて。
アマンドの木 さんのコメント (2012/05/07) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]
車が状況判断できるようになると、事故を起こした時に車が被告人に立たされる時代とかになるのでしょうか。それとも、事故を起こした人間が「自動車が歩行者に気付かなかったからブレーキをかけるのが遅れた」と、自動車を訴える時代とかになるのだろうか。
またおまえか さんのコメント (2012/05/07) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]
こんにちは。
海外ドラマ「ナイトライダー」のドリームカー、ナイト2000がいよいよ現実のものに
― といったところでしょうか ?

車でも、人工知能でもないですが、「カーナビ」にこんなのがあります。
金田朋子(カネトモ)は私の大好きな声優さんですが
これを聞いたら、たぶん 島3号さんは気が違うと思う。

http://youtu.be/yT7E4uDwwP8


=>古記事6. 2012/05/06 EarSlap: Flash ベースのシーケンサなど、サウンド・アート