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私はどっちかというとアンチファンタジー(指輪は退屈だったが大学生の頃に最終巻まではなんとかたどりついた。ナルニア国物語は好きだったが子供の頃に読んだからだろう。ハリー・ポッターは2巻まで我慢して読んだが、作者の底意地の悪さにあきれて投げ出した)だけれど、『精霊の守り人』シリーズは楽しく読んでいる。
もちろん、NHK BSでやっているアニメーションに触発されて読み出したのだけれど、アニメーションはオリジナル話が多いのであまりネタバレとかを気にする必要はない感じ。雰囲気もかなり違うし、テーマさえたぶん違うんじゃないかと思う。
主人公は開始時には30前だったが、現在は30代半ばの女性。短槍の名人で用心棒家業だ。好きなのはその世界そのものかもしれない。非常に苦いというか痛いというかリアルすぎる世界だ。まあ我々の現実世界よりはマシかもしれないが、それでも十分に痛い世界がそこにはある。小人も多い。バランスがいいとも思わないし、とくにきわだったオリジナリティも感じないけれど、なんだか心惹かれている。
個々の人物の掘り下げも意図的なものかもしれないが、深く描かないようにしている気がする。今は最終巻(とはいっても3分冊されているが)になってしまった。もったいなく読み進めている。
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