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私がここに来るきっかけになったアニメーションは『真月譚 月姫』の情報を求めてだった。『真月譚 月姫』はご存じの方も多いとは思うけれど、同人エロゲーの『月姫』を原作とし、一般的に原作ファンには評判があまりよくない(もちろん、何事にも異なった意見の持ち主っていらっしゃるけれど)。私は逆に『真月譚 月姫』に影響されて、『月姫』をプレイしてみたが(たまたま、知人が未開封の月箱を貸してくれた。なお、友人間のソフトウェアの貸し借りは、著作権法的には合法だと私は思っている。まあ、このあたりは判例もないところなので異論も多いとは思うけれど。まあ、長くなるので割愛)、まあ悪くはないがしょせんは同人エロゲーだなあという感想しか持たなかった。アニメーションほどの深みもなければ、本当に大人のプレイに耐えられる内容だとは思わない。どっちかというと、その後に読んだ同じ原作者の小説『空の境界』の認知度を高めるためにでっちあげられたADVだなあという印象しかない。もちろん、非常に良くできてはいるし、うまいとは思うんだけれどね。
だから、正直なところ原作ファンの『真月譚 月姫』叩きは、ウザイだけだ。最後にプレイしてから一体どれだけの年月が経ったんだとつい思ってしまう。
だが、私もそういった悪しき? 原作厨的ポジショニングの作品がある。それは、マンガの『エマ』を原作とした、『英國戀物語 エマ』だ。アニメーションとしてはなかなかよくできていると思う。雰囲気もある。だが、絶対に許せないのは、二人が再会できた後に、一方的にエマが去ってしまったことだ。これでは、ただの身分差に負けてしまっただけの恋愛じゃないか。二人はいろいろあって会うことなく別れてしまったから、結果的に別れてしまっただけで、再びあうことができていたら、絶対に別れることはなかったはずだと私は確信している。それが、激情家同士の恋愛というものだと確信(盲進)しているからだ。
だが、まあ、そんなことは第三者にはどうでもいいことだし、本当は私もどうだっていいことなんだろうなとも思う。それでも許せないのが原作厨というものだろう。
立場がちょっと変われば、ちょっと読んだり視たりする順番が変われば、意見なんて異なってしまうってことなのかもしれない。だが、そういったこだわり自体は、私は嫌いじゃない。他者からみて非常にばかばかしい部分にだろうと、ひっかかってしまったら、それはそれでもうどうしようもないことなんだよな。本人にとっては、それがもう、絶対的な確信として、存在してしまうものなのだから。愛? 違うだろうな。こだわり? こだわりではあるけれど、まあ、本当はそんなたいそうなことじゃないとは思う。でもね、そこなんだよな。そこが、オタクとそうじゃない人との差なんじゃないかと思う。オタクは、オタクになるんじゃない。オタクに生まれつくだけのものなのだろうからね。
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