<=新記事2009/01/07 ラストレジェンド =>古記事2009/01/05 ブラックリバー
1. 2009/01/06 「地獄のモーテル」 分類: B級映画 [この書込みのみ表示(記事URL紹介用) / 編集 / 削除 / トラックバック送信 / 共有分類に追加(タグ付け)]偽装食肉問題を鋭く抉る社会派作品…なわけないです。
町外れにあるモーテルに夜が訪れ「MOTEL HELLO」のネオンサインが輝き出しますが「O」の字が切れかかっていて「HELL」となり、その意味は「地獄」… 店主の初老の男(主人公)はライフル銃を片手に夜道にトラックを走らせ、バイクに乗るカップルを狙撃。 彼は男の方はトラックの荷台に積み、「娘」はモーテルに連れて帰ると共同経営者の「妹」に部屋を用意して手当するよう命じます。 …「妹」が変に陽気な性格なので、非常に違和感があります。
このモーテルの名物は添加物ゼロのベーコンで、今日も噂を聞いた子供連れが店を訪れて来ます。 …もう主人公と「妹」が何をしているのか分かった方もいらっしゃるでしょう。
その後、店に保安官(主人公の弟)がやって来て「娘」と面会し、恋人の死を知らせ、 悲嘆した彼女はしばらく店で預かってもらう事になり、主人公達に好意を抱き始めます。 一方、店を訪れた衛生検査員は店から離れた所の高い柵で囲われた場所から異音が発しているのを聞き、 その夜、異音の正体を突きとめるべく敷地内に忍び込むのですが、果たして彼が見たのは、首から下を地面埋められ、しかも声帯を掻っ切られた幾人もの人間の姿。 異音は生贄達の呻き声で、ここは人間をペキンダックのように飼育する場所だったのです。 …開始20分で種明かししちゃった…
真実を知った検査員はいつの間にか忍び寄っていた主人公に一撃され昏倒。 そして主人公はまたしても夜道に罠を仕掛け、走って来たバンのタイヤをパンクさせ崖下に転落させて乗っていた若者達を飼育場に運び入れ、 「妹」と共に新たな犠牲者を首だけ出して土に埋めます …2人が、本当に楽しそうに作業をするんですよ…怖い…
翌日、2人は「娘」と「弟」を招き食事会を開き自慢のハムを振舞います。 そして主人公と「妹」は「神の造った生き物は、みな同じ」と陽気に歌い、雰囲気の異様さに「弟」は「娘」を連れて池のボートに乗ると、彼女を映画に誘います。 その晩「弟」は「娘」と車内で映画を楽しむのですが、そこに主人公に襲われた女性から助けを呼ぶ無線が入り、 彼女の車は主人公の車に執拗に追われていて「弟」が駆けつける前に池に突き落とされてしまいます。 翌日「妹」と一緒に池で浮き輪遊びをする「娘」は溺れそうになったところを主人公に助けられ、好意が恋になってしまい、ついに結婚を決意。 …年の差幾つ?
この結婚話を聞かされた、「娘」に横恋慕する「弟」はパトカーで店に乗り込み「娘」に結婚撤回させるべく主人公の悪口を徹底的に吹き込みますが、 やって来た主人公にショットガンを突き付けられ、慌てて逃げ出します。 …こんなヤツが保安官で、いいのか?この町…
主人公は「娘」に結婚指輪を見せ「妹」を交えて婚礼前日のささやかな前夜祭を開きますが、 2人は「娘」に一服盛って眠らせると、例の仕事に取り掛かります。 今夜は収穫の日、彼等は声なき声で威嚇する「家畜」達を催眠効果のある電灯で眠らせると、 首にロープを巻きつけトラクターで引っ張り脛骨粉砕。 …自分は精神異常者ではない事を、十分理解していただきたいものです。
一方「弟」は事故現場を捜索し、あのバイク事故が人為的なものだった事を突きとめ、湖底に沈む何台もの車を発見。 そして「弟」は一連の事件が兄の仕業ではないかと疑念を抱き、店にやってきて「娘」を説得。 しかし、秘密が露見しつつある事に気付いていない2人は、工場で犠牲者の処理に取り掛かっていて、 また飼育場では、犠牲者達が自力で脱出を始めていて、全ては崩壊の兆し。 空腹を覚えた「妹」は店に戻ったところ「娘」と「弟」のやり取りに気づき、「弟」を気絶させて「娘」を引っ立てて工場へ向かいます。 その頃、2人への復讐に燃える犠牲者達は喉をごろごろ言わせて、まるでゾンビの如く店を目指し、 「弟」を連れに店へ戻って来た「妹」に襲いかかって惨殺。 …このシーン、結構気に入ってます。
主人公はというと「娘」に自分がしているのは「人口増加の抑制」と吹聴し、一度は結婚を決意した彼女も燻製肉の材料にしようと麻酔で眠らせますが、 そこに天窓を破って犠牲者の一人が襲いかかってきます。 なんとか相手を倒した主人公ですが、今度は「弟」が工場に乱入してきます。 「弟」がそこで見たのは、豚の頭を被ってチェーンソーを手に高笑いを上げて襲いかかってくる主人公の姿。
 リアルタイプ「ブーフーウー」
ライフルを弾き飛ばされた「弟」は、手近のチェーンソーを構えて電ノコチャンバラの始まり始まり。 主人公相手にいい勝負をする「弟」ですが、コンベアに縛り付けられた「娘」が生きたままスライスにかけられそうになり、 激しいバトルの末「弟」は実の兄の脇腹を深く抉って勝負あり。 ぎりぎりで「娘」をスライスから救いだすと「弟」は瀕死の状態の主人公から、モーテルと家畜達、そして畑を譲ると言い渡し、自分は大嘘つきの偽善者と告白。 なんと彼は、今まで添加物ゼロと公表してきた燻製肉に防腐剤を使っていたのでした…はぁ??? そして主人公は絶命。 モーテルを後にする「弟」と「娘」の背後で「HELLO」のネオンサインの「O」の字が大音響を上げて爆発、 完全に「MOTEL HELL」となってしまった看板をバックにカントリーミュージックが流れてEND
殺人を繰り返し人肉料理を作る、という展開は少なくないのですが、 この作品の、妙に能天気な空気が独特の世界観を作り上げていて、陰惨なイメージはありませんでした。
次回予告 「ラストレジェンド」 予算に恵まれれば良い出来になったのに、という作品もあります。 ご期待下さい。
それにしても、画像ストックの容量が1枚につき5%なので、1作品に何枚も貼れません。 やり方が悪いのかなぁ… [他の記事も読む] <=新記事2009/01/07 ラストレジェンド =>古記事2009/01/05 ブラックリバー
・大分類が「B級映画」の記事 ・この論客の記事全て
|