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あけおめ企画 原子人間
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1. 2009/01/01 「あけおめ企画 原子人間」 分類: B級映画
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明けましておめでとうございます。                 
今年もよろしくお願いします。                
              
元日記念のレビューは、50年代B級映画のこの1作。                    
こういうモノクロ時代の異形映画が一番好きなのですが、いかんせん量が少ない…              
                 
イギリスが初めて打ち上げたロケットが墜落同然に帰還し、責任者のクォーターマス博士(主人公)が駆けつけ、                   
内部に閉じ込められた乗組員に呼びかけますが、応答はありません。                
…このクォーターマス博士は冷徹な科学者で、科学の進歩のためなら人命など取るに足らないと考える男です。

ロケットの表面は3000度まで上がっているため危険を承知で放水冷却したところ、3名のパイロットの内、重傷を負った1名が救出されますが、
残りの2名の姿は機内のどこにも見当たりません。
警察は「生存者」が2名を殺害したものと推理するのですが、彼はショック状態から回復せず、しかも体が次第に変異している様子。
…主人公は「生存者」を入院させずに身体検査を行なっています。ひどいなぁ…

主人公は、何が起きたか解明するまで「生存者」を入院させるつもりはなく、部下に検査の続行を指示。
一方、ロケット内部から細胞組織の断片が発見され、また、故障した機内カメラから取り出したフィルムの現像が開始されます。
分析の結果、例の物体は行方不明のパイロット2名のなれの果てであることが判明し、そして主人公は変異を続ける「生存者」の入院を絶対隔離を条件に許可。
そんな中、フィルムの現像が完了したとの報告が入り、主人公と警察は3人の身に何が起きたかを知ります。
…スピーディーな展開がGOOD

映像はしばらくの間は船内の平穏無事な状況を映し出すのですが、突然船内は激しい衝撃に襲われ、3人は宇宙服を着て異常事態に対処するものの、
数回に渡る強烈な宇宙線を浴びて2名は倒れ伏し溶解、あの「生存者」も昏倒してしまいます。
その頃「生存者」の妻が病院を訪れ、人を雇って夫を病院から奪い返そうとしていて、
「生存者」は枕元のサボテンの鉢植えを素手で叩き壊す奇行を行なった上、エレベーター内で「協力者」を襲撃。
彼は表の車内で待つ妻と逃げるのですが、病院では顔の半面が白骨化した「協力者」の死体が発見され、
「生存者」は妻からも逃げ出し町の中へ姿を消してしまいます。
直ちに捜査線が張られ「生存者」の捜索が始められますが、夜間のため発見は困難。
また「協力者」の検死解剖も行われ、その状態から主人公は未知の生命体が「生存者」を操り、
地球上の有機生命体を捕食同化しながら増殖の時を待ち構えていると推測し、
実際に行く先々でヤツは市民を餌食にしながら逃避行を続けています。
…人間が異形化する話は好きですね。

ヤツは更に深夜の動物園に侵入しヒョウやシカなどを餌食にしてしまうのですが、その通った後には粘液が残されていて、
最早ヤツは人間離れした生物になってしまったと思われます。
そしてヤツの残して行った体組織の一部が見つかり、それは猛烈な勢いで生物を捕食する事が確認されますが、
目を離した隙に養分補給を断たれた「それ」は餓死しますが、胞子を撒き散らす寸前の状態になっていました。
そして、ロンドン市内での目撃情報を受けた警察は現場付近に退避命令を出し、軍にも出動を要請。
そんな中、テレビ局がウエストミンスター寺院の取材番組を実況中継しようとしたところ、カメラマンが変死体で発見され、
通報を受けて駆け付けた主人公は取材班に退避勧告を出し、そして局のカメラは天井の梁をゆっくりと這いまわる6Mの巨大なタコのような姿に成長したヤツを捕えます。
…この格好で大暴れしてほしかった…

ヤツは間もなく胞子の放出を開始する体勢を取っていて、一刻の猶予もありません。
通常火器の攻撃では胞子を飛び散らせるだけと判断した警察は、ヤツの絡み付く足場に高圧電流を流し焼き尽くす計画が提案され、
ロンドン中の電力が集められて市内は漆黒の闇に閉ざされてしまいます。
そしてヤツの絡み付く足場には太いケーブルが何本も接続され、何万ボルトもの高電圧を叩き込まれたヤツは火達磨となり燃え尽きて絶命。
…呆気ない…

主人公は寺院に入って行き微動もしなくなったヤツを見上げますが、助手に実験再開を宣言し、そして宇宙へ打ち上げられるロケットが映し出されてEND

モノクロフィルムはそれだけで記録映像のイメージがあります。
この時代の作品がもっと出てきたら嬉しいのですが…

次回予告
「ディープショック」
あの生物が宇宙飛来種だったとは…
ご期待下さい。

[コメントする/2個 ]

H&J さんのコメント (2009/01/01) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]
>MOON5様                 
明けましておめでとうございます。                
コメントありがとうございます。              
                    
モノクロフィルム時代の作品でソフト化されているのは、              
コメント内にあるようなチャップリンに代表される「名作」系が圧倒的多数なので、                 
その辺が不満なんですね(笑)                   
                
「金星人地球を征服」(56)
「巨大アメーバの惑星」(59)
「死のカマキリ」(57)
「海の怪獣ビヒモス」(58)
「原始怪獣ドラゴドン」(56)
「顔のない悪魔」(58)
「戦慄!プルトニウム人間」(57)
「大怪獣出現」(57)
と、ちょっと調べただけでもこれだけ異形系B級映画が制作されています。
レンタルになければアマゾンなどに当たるしかないのですが、
こっちも資金は限界があるので…

今年も頑張ります。
宜しくお願いします。
MOON5 さんのコメント (2009/01/01) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]
あけましておめでとうございます。                 
密かに日の目を見ない映画達のレビューを読みに                
こっそりとのぞきに来てる一人です。              
こんな感じの映画って知らないと見れない+DVD化されてないのも                    
あるんで、うーむこんなものもあるのかあって感じで楽しんでます。              
白黒時代の作品だと自分はチャップリンとかそっちに走っちゃうんで                 
50年代からこんな作品があったのはちょい驚きです。                   
奥が深いなあ(歴史的な面でね)                

これからもよろしくお願いします!!

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