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「ビートル」なんか出てきません。本当に邦題はいい加減です。
夜の街でバスが暴走し、何台もの乗用車を跳ね飛ばした挙句横転する事件が発生し、ヒロインの女刑事は無残な姿となったドライバーの姿に唖然。
場面は変わり、主人公の青年士官が休暇を貰って帰ってくるのですが、妹は大学生の兄(主人公の弟)の様子がおかしいと打ち明けます。
そしてその晩「弟」が爆発事故に巻き込まれ死亡し、冒頭の女刑事が聞き込みに来るのですが、主人公は警察の公式発表が「弟」を麻薬の売人扱いしたので追い返してしまいます。
…「弟」の様子は明らかに変でしたが…
現場検証の結果、爆発事故には軍で使用されている特殊な爆薬が使用されている事が判明しますが、彼女はバス運転手の捜査に狩りだされてしまい、
彼の体内から大量の毒素が検出された上、内臓が消失している事、そして「弟」の遺体も同様の状態だった事を知らされ、ヒロインは、あるカルト教団による連続殺人で同じ遺体を目撃した事を思い出します。
…どんな教団だ…
主人公は大学「教授」に「弟」が最近薬物依存にかかったらしい事を教えられて愕然とし、家で彼の部屋を調べたところパソコンに暗号化されたファイルを発見、
ヒロインも教団の過去のデータを調査し、遺体の様子はやはり教団独特の殺人方法である事を突き止めます。
場面はある倉庫に移り、依頼を受けた害虫駆除業者が中に入って行くと、穀物の中から湧いて出た無数のゴキブリに惨殺されてしまいます。
…またゴキブリか…(9/12ザ・ネスト参照)
警察はカルト教団の捜査を行なう事になり、ヒロインは「容疑者」として浮かび上がった男を訪ねるのですが、
彼は「虫ケラ」がどうのと意味不明な事を口走ると逃げ出してしまいます。
…どういう経緯でその男が捜査線上に浮かんだのかくらいは説明して下さい。
主人公は大学のコンピューターを使い「弟」の暗号化ファイルは軍事機密である事を突き止め、
たまたま居合わせた教授は「弟」が「ラザラス」という人物からデータを受け取ったのだろうと推測。
ヒロインは捜査により「弟」が麻薬を密造していた事を知り、
主人公も昔の仲間の「ハッカー」に接触し「弟」が金のかかる研究をしていて、その資金を稼ぐために麻薬の売人をしていた事を知らされ、暗号化ファイルを解読するように依頼します。
…主人公、ヒロインともそれぞれ独自のルートの情報網があるのがご都合主義。
帰宅した主人公がヒロインと情報交換したところ、彼の元に「教授」から「ラザラス」とは大学の生徒の一人であるという連絡が入り、
住所を教えてもらうとヒロインと共に「ラザラス」の家へと向かいます。
しかし、ヒロインの応援要請でその番地の家へ先に到着した警官は大爆発を受け死亡。
そしてヒロインは、彼女のもたらした情報で二人の警官が死んだ事、
そして麻薬売人の兄と接触した事を咎められますが、人員不足を理由に捜査を続行することに。
主人公はヒロインと署長から、これ以上事件にかかわるなと言われますが、彼は「ハッカー」がファイルを解読すれば全てが明らかになると主張し、彼等はファイルの中身が昆虫の設計図である事を知ります。
翌日「ハッカー」は主人公の家を訪れ「弟」の研究とはスパイ技術の開発だったと話します。
…遺伝子工学でカメラ付きの生きた子犬を作り敵陣に送り込む…はぁ??????????????
ヒロインと署長は「教授」から、彼が政府の依頼で昆虫の研究に協力していた事を聞き出す事に成功。
「ハッカー」から「弟」が消されたのは、軍が昆虫をコントロールする研究を知ったからと言われた主人公が、
図書館でゴキブリについて書かれた書籍を調べていたところ、爆死したはずの青年「ラザラス」が接触してきて、
「弟」が昆虫を操る技術を開発し、そのための支援は全て「教授」が行なっていた事を告げると逃げ去ります。
…え?カメラ付きの犬の話はどこへ行ったの?????
主人公はヒロインに「教授」が黒幕だと言うのですが、折悪く逃亡中だった「容疑者」が捕まり、一連の犯行は全て自分によるものと自白してしまいます。
ヒロインは主人公に、全ては終わったと言いますが、無論主人公が納得するわけがありません。
しかも「容疑者」が逮捕されたにも関わらず「ハッカー」が同様の手口で惨殺される事件が発生し、
更に警察の公式発表の場で、捜査に当たっていた警官の一人が急死し、耳から「虫」が這い出て来る光景が全国放送されてしまいます。
これにより、主人公達は「虫」が電磁波によりコントロールされていると判断し、落日の中ヤツらの飼育場所と思われる例の倉庫へ向かいます。
…こういうとき、どうしていつも主人公達数名だけで悪の本拠地へ乗り込むのか不思議。
主人公達は倉庫内に縛られた「教授」を見つけ、背後から拳銃を手にした「ラザラス」がしたり顔で現れます。
…はぁ?あんたが真の黒幕だったっての?????
2人は「ラザラス」の部下が運んできた「虫」で一杯の木製コンテナに入るよう促されますが、
主人公はコンテナを蹴り破り「虫」が流れ出てしまった光景にたじろいだ「ラザラス」の隙をついて、2人は物影に隠れ銃撃戦が始まります。
乱戦の末、主人公はタンクローリーで脱出しようとする「ラザラス」を追い捕縛しますが、倉庫に残った部下と「教授」は「虫」の餌食となり、ヒロインもヤツらに包囲されてしまいます。
「ラザラス」を連れて倉庫に戻ってきた主人公は床を埋め尽くすヤツらの姿を見て、ヒロインが殺されてしまったと思い、
その隙をついて「ラザラス」は落ちていたショットガンを主人公に突きつけますが、
電動クレーンで天井近くに逃げていたヒロインの放った銃弾を受けて「ラザラス」は死亡。
しかしヤツらは集結すると巨大な虫型の集合体となって二人に襲いかかって来ます。
ヒロインはショットガンで応戦しますが、集合体であるため傷にはなりません。
そこへ主人公があのタンクローリーで体当たりしてきて、ヤツは大爆発の炎の中で消滅。
夜が明けて、現場でヒロインが主人公に愛の告白をしますが、残骸の上で生き残りの1匹が蠢く姿に誰も気付きませんEND
政府絡みだとか生体兵器だとかカルト教団だとかカメラ付きの犬だとか、その場しのぎのエピソードばかりで、ミスリードだらけの推理小説みたいな作品でした。
何より、唐突に現れた「真の黒幕」というのは反則もいいとこ。
次回予告
「パラダイム」
オカルトを科学っぽく説明するなんて無理ですよ…。
ご期待下さい。
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