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1. 2006/08/13 「青春ねえ…」 分類: 妄想
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映画くれしんの企画は暫くお休みさせていただきます。       
  
誰だ、今「ネタ浮かばないんだろ」って言ったヤツ。           
    
まあ、図星だけどさ…       
           
図々しいようですが、どなたかいいネタあったらお教え願えますか?    
 
で、今回はちょいと「青春」についての雑感。  
           
誰だ、今「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー見たな」って言ったヤツ。         
    
まあ、図星だけどさ…

<マッキーソングの語る青春>

(槇原敬之「青春」)
青春は脱ぎ散らかした服の山の下
青春はビーズの暖簾の向こう側
青春は暗号のような言葉の中
夢と自分の間に流れる川

青春は針飛びをしたレコードみたいに
何回も同じキスを繰り返して
その中で世界で一番素敵なやつを
見つけられると信じている僕ら


敬愛するマッキーの語る「青春」。
随分と隠喩に富んだ深遠な歌詞であるなあ…
この8行に流れる意味は、こんな感じだろうか。

愚かしくてキレイなものじゃないけど、
今となっては忘れた何かがあるのだろう…


俺からすると、青春なんてそんなに美しいもんじゃない。
その青春観を短く纏めるとこうなる。

どうでもいいことに対して大袈裟に悩んだり取り組んだりする、
それ故に最も苦しい時


少年期・青年期の悩みで
大人になると恐らくは気にしちゃいられない事なんて
俺など想像もつかない程あるんだろう。
さらにそういうものは、
きっとバカバカしいか悩むのもおこがましいものに違いない。

例えば美男子ばかりがモテる現状が気に食わないとか、
野球部員より身長が3cm低いとか、
客観的にはどうでもいい。
かと思えば何故俺は生まれてきたんだとか、
何故人を殺しちゃいけないんだとか、
理屈立てが不可能に近い悩みを抱くことも。

それを、あたかも世界一の大問題のように考え込んでる。
しかも、そいつを抱えている自分が、
まるで世界で一番悩み多き少年だと思い込んでる。

この「世界で一番」というのが、きっと
青春を理解する鍵となるんだろうなあ。
答えがどうであれ、マッキーの歌詞にあるように、
針飛びしたレコードみたいに
下らないことを考え続け、悩み続ける時。

現実的なことだけじゃなくて
現実に必要なこと以外にも悩みを抱えるんだから、
しかもその悩みが暴れ馬みたいに突っ走っちゃうんだから、
青春はある意味最も辛い時期なんだろう。
俺もそうだったんだ。
悩みすぎて、頭パンクして不登校にまでなっちまった。
俺の場合、それがバカバカしいとわかってたから、
なおのことキツかったな。
今もキツいんだけどね。

でも、そんな時期が現実にしか目をやれない大人になると、
輝いて見えるんだろう。
「あんな下らないことで悩んでた俺ってバカだったな、
でもそのバカを素直にできたのは、幸せだった。」

そんな大人たちの憧憬が、
「青春」を明るく楽しいものに仕立て上げてるんだろう。
でもね、実際の話そんなにいいもんじゃないと思えるんだ。
マッキーはそこんとこ上手く見抜いてたから、

「夢と自分の間に流れる川」

って表現ができたんじゃないかなあ。
現実に被れた自分と、憧憬の中にある青春時代。
実際の青春は、その中間地点にある。

脱ぎ散らかした服、ビーズの暖簾…
あんまりキレイな印象じゃない。
暗号のような言葉…
わけわかんない。
でも本当の話、こんな安っぽい代物が
「青春」を語ってんだろうな。
だからこそ、イメージと現実の間に川ができるんだろう。
その川ってやつが、実際のたいしたもんじゃない青春の鏡になるのか。

<マイ☆ボス マイ☆ヒーローについてほざこう>

あのドラマに描かれてるのは、
思いっきりマッキーのいうところの「夢」だな。
あんな青春、俺も憧れるよ。
でも現実はそうじゃないんだろう。

あのドラマの不味いところは、
良くも悪くも明るすぎるところ。
楽しむことが使命だとでも言いたげなところ。
だから平気で「楽しみなさい」とか言える。

ただ、ちょっと待ってほしい。
楽しくないのに楽しむって、どれほど辛いかわかる?
俺は体育大会が大嫌いで応援練習サボりがちだったけど、
応援団長に無理やり「楽しめ」と半ば脅迫されたことがあるから、
よーくわかるんだ。
あれは冗談抜きで洒落にならない。

そりゃあ、あいつらにしてみりゃ楽しいんだろう。
青春を謳歌してるつもりなんだろう。
それはそれで結構、楽しめばいい。
けど、あいつらが楽しいからって
俺まで楽しいわけじゃないことが、
連中まるでわかっちゃいない。

恐らく一生、あいつらは俺の気持ちなんてわかんないだろうな。
だって、俺の方も多分一生あいつらの気持ちわかりっこないもの。

高校生活が青春っていうなら、
俺の青春は最悪だね。
全然楽しくなんかなかったぜ。
楽しい思い出を挙げる方が難しいくらい。

何回「楽しみなさい」って言われたことか。
それがどれだけ痛かったか。
まあ、俺が悪いっちゃ悪いんだけど…
その痛みを理解してくれたのが、3年の時の担任と、
本気で惚れちゃった「あの人」ってわけ。

あの2人の話を聞いて、思ったものだよ。
彼らの体験からしても、
明るく青春を謳歌するって、
出来ない人にとってみりゃ相当厳しいって。
だからクヨクヨ・メソメソも青春の一つなんだって。

あのドラマは、そんな暗い青春を否定してる。
明るいもんだと、そうあらねばならんと決めつけてる。
明るいのが悪いとは言わないけどさ、
暗い面もあるってことも青春の紛れもない一面だと思うよ。
確かにあのドラマでも悩んだりしてるとこあるけど…
結局明るい方向に解決しちゃうもんね。

<結局さ>

俺も大袈裟に物を語ってるから、
そんな意味では今の俺って
青春真っ盛りと言えるかもな。
その勢いでしか残せないものだって、沢山あるんだろう。
それを大事にできたら、最高だろうね。
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