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ライバル以上の関係


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スペイン『リーガ・エスパニョーラ』で、スペインの首都『マドリード』と
第2都市『バルセロナ』との間で論争が巻き起こっています。

発端となったのは先月30日行われたリーガ第20節『FCバルセロナ × スポルティング・ヒホン』戦。
この試合は1-0でバルサが勝利しているのですが、この決勝ゴールをマドリードの現地新聞が“疑惑のゴール"と報じたのです。

この試合の決勝点を挙げたのはバルサ期待の新星『ペドロ』でした。
マドリードの新聞は、イニエスタがスルーパスを出す瞬間ペドロがスポルティング・ヒホンのDFより前に出ていた
“オフサイド"だとして写真付きの説明を加え大きく報道し、バルサは審判の力を借りて勝ったと大批判したのです。

バルセロナ側もこれにすぐさま反論、ペドロはオフサイドではないことを主張しています。
『マドリード市民は、バルサが首位を走っていることに我慢できないのだ』とお返し。

FCバルセロナのシャビは『新聞を売るための報道でしかない』とバッサリ。
『オフサイドでなかったことは確かさ、それにイブラが倒されたにもかかわらずPKにならなかったことには触れていない。
5ポイント差でバルサが首位に立っていることをマドリードは消化しきれていない』とコメントしています。

マドリードのビッククラブ『レアル・マドリード』は以前C.ロナウドの『肘打ち問題』が議論を呼びました。

これは先月24日の第19節のマラガ戦でC.ロナウドがムティリガに背後からマークを受けた際、
振り切ろうとして振り回した腕がムティリガの顔面に直撃し、一発退場を受けた出来事がその発端です。
C.ロナウドは試合直後にムティリガに謝罪し、故意ではなかったとコメントしました。

これを見た『RFEF(スペインサッカー協会)』はC.ロナウドの行為は故意ではないと認めつつも、
“危険行為"であると判断し、彼に2試合の出場停止と600ユーロ(約7万5000円)の罰金処分を科します。

これに対してレアルは猛抗議。
RFEFに対してバルセロナのメッシが手を使ってDFを振り切っている場面が映し出されたビデオを提出し、
『メッシがセビージャ戦でマルク・バリエンテを振り切ったシーンは退場ではないのか』とC.ロナウドの処分取り消しを訴えたのです。

バルセロナは当然このレアルの行為に激怒。

シャビは『レオ(メッシ)はナンバー1で、彼のイメージを損なうようなことをしてはならない。
彼は謙虚な努力家で、いつもチームのために何ができるかを考えている。ほかのサッカー選手とは違うんだよ』と語り、
処分は妥当としてレアル側はこれを受け入れるべきだとコメントしました。

レアルの選手たちは『彼を助けたい』とC.ロナウドをかばい、クラブも政府の『スポーツ審議会(CSD)』所管の
『CEDD(スポーツ規律委員会)』に上訴しましたが、CEDDは係争中の処分保留を認めず、処分は確定。
彼は今も出場停止中です。

次節は両クラブとも勝利、特にレアルは“鬼門"デポルティーボ戦で快勝。
そんな中この論争が巻き起こったのです。

スペインという国を考える時、両者の間には“ライバル関係以上"のものを感じます。
クラブ間だけではなく、マドリードとバルセロナという土地に関しても。

この“熱い関係"は一生続いていくんでしょうね。

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