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「「クーデルカ」ビジュアルガイドブック」
初版発行:1999年12月16日
発行所:角川書店
一部設定資料を載せたビジュアル重視の「クーデルカ」ゲームガイドブック。
そのせいかどうか不明だが、ラスボス付近での戦闘についての記述は無し。中途半端。
あと設定資料のギャラリーも数が多いとは決して言い難い。少々値段高くてもいいから載せられるだけ載せて欲しかった、というのが個人的な感想。
つか今からでも遅くないから当時の設定画資料全部一冊の本にして売ってくれ。
ゲーム評価は散々な割に、制作スタッフは並々ならぬ熱意でこの「クーデルカ」というゲームを作り上げた事が、同じく載せられているインタビュー記事から伺える。読者にこれでもかと「クーデルカ」の見所を主張するインタビュー記事内のスタッフと、そのあまりにも世間評価とのか噛み合ってなさっぷりには涙を禁じ得ない。
あれだ、ホ○エモンや堤○明の「私はこうして成功した」の自伝・立志伝を逮捕劇後に読んだ後のような、虚しい空笑いが染み渡る微妙な読後感。
そして一番の目当ての設定原画集。岩原裕二氏のみならず、これらのキャラデザイン設定を決めるまで、なんと複数の作家達が制作に関わっていたことが判明。作家によって姿形も画風もバラバラな「クーデルカ」・「エドワード」・「オフラハティー神父」。
岩原氏の初期クーデルカはストレートロングヘアでおでこ全開・ショートヘア・後ろ髪ロール等々。他の作家さんは、浪○倶楽部の大人版コ○ンみたいなクーデルカや、アラビアンな雰囲気が漂う設定年齢がどう考えても25歳以上なクーデルカ、はたまた北米先住民のような鮮やかな幾何学模様のローブをまとったやや幼げな顔立ちのクーデルカ等々、千差万別の「クーデルカ」像。
・・・今の決定稿デザインでホント良かった。
つかクーデルカの生い立ちが娼婦兼占い師だから、通常のゲームコスプレキャラみたいな衣装だと、どうも似つかわしくない。
「エドワード」の別案は「あごひげ冒険家熊オヤジ」だったり犯罪者風だったり。「オフラハティー神父」もスカルキャップにカソックを着た典型的な神父姿の別案有り。特に「オフラハティー神父」の方は、顔かたちからして太めだったり痩せ形だったり、「クーデルカ」同様、イメージが全く異なるものが多い。近代という時代設定も手伝ってか、決定稿のように、一見学者にも見える衣服・造形が一番しっくり来てたと思う。
・・・にしても、オフィシャルガイドブックにも載っていたのだが、この作品に登場するモンスターは本当にグロテスク尽くし。
「破裂した上半身が杯状になっている下半身のみの人間型アンデッド」とか、「手を後ろに回されて縛り上げられ斬首された挙げ句、胸にはガラス片が多数突き刺さり、その後腐敗してちぎれ外れた右腕が、左腕に括りつけられたままの姿で彷徨う異様に長い爪先歩きの死体」とか、文章化するだけで鳥肌が立つようなモンスターが出るわ出るわ。あと人間並のでかさのゴキブリとかノミとか。
つか登場モンスター9割方アンデッド系じゃなかろうか。属性は土水風火の分類だけど。
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