さて、報告がちょっと遅れましたが、今までいた会社での最終出社日を2007/12/12とさせて頂き、卒業させて頂きました。
2001/05/01 - 2007/12/12の間いて、上・同・次世代ともにいなくなり、いつのまにかに一番長くいた人になってしまっていたのですが、私もこれからは別の場(暫くは自分で)にて新たなことをしていくことになります。
最後に仕事でやっていたのは渋谷の看板
http://flickr.com/search/?q=ask.jp
に掲載されているブログ検索ですが、2007/12/12までが私の関わりなので、それ以降も元気にしているとしたら、他の方の頑張りによるものです。
検索エンジンの一括登録ツールで卒業後は暫くビジネスをしていたのですが、Yahoo, Googleといった強者への偏りが露骨になるにつれ、複数の検索エンジンに登録する意義が薄れ、最終的には閉鎖してしまったのですが、それが縁で検索エンジンを作る側に回ってしまった、という意味では、形を変えですが、続いているとも言えますね。
他のところだったらそんな機会があったか分かりませんが、検索エンジンを0から作り、世に出す機会を得られたのは、恵まれていたと思います。
1億の文章から1秒以内に求める検索結果を返すというシビアな世界は、色々な意味でシステム的に極限まで考察しなければいけないことがあり、技術的に面白い世界だと思います。
ブログ検索は、世界のどの検索エンジンよりも速く検索結果を更新できる検索エンジンを作れるロジックが思いついたことをきっかけに0から自分で作ったものですが、ブログ検索の世界では段々とスパムにブログの世界は汚染され質の担保が重要になってきています。
ブログ検索の先駆けのTechnorati.jpとかはスパムに埋もれて検索エンジンとしては死亡状態ですね。
そんな中で
http://d.hatena.ne.jp/DocSeri/20071015/1192433621
のようにYahoo, Googleなど大手に比べても断トツの良い成果を残せたのは良かったと思います。
ブログ検索とは、サイトを探すというより、話題を探す・話題を調べるというものなので、ブログ検索自身の評価もブログ検索自体で調べたりしていましたが、昨日も
http://manji.jugem.cc/?eid=486
のように評価して頂ける方がいて、良かったです。
といっても、これからは私は外野ですが。
これから私の検索業界への関わり方はどうするかは分かりませんが、この業界にいた立場から考えると、結局のところ、Googleは「西欧圏の企業」であって、世界規模の収集が必要な領域では強いけれども、日本というある程度規模が限られる&現地化が必要な領域に絞ると、色々と弱点があるものだなと思いました。
そこらへんが「初音ミク」の画像検索騒動
http://www.accessup.org/pj/6_B4C9CDFDBFCDA4B5A4F3/20071018.html
にも絡まってくるわけですが。
日本においては、Yahoo!は脅威に感じたけれども、Googleを脅威と感じたことはなかった、というのが今となればの感想ですね。
さて今後どうするかは色々今検討中ですが、プライベートの方としては、とある領域で、とある利用の仕方をする形で、検索エンジンを作って公開しようと思っています。
その為にデータセンター・回線・サーバー・ネットワーク機器の選定を進めているのですが、流石に検索エンジンは装置産業的な面もあるので、最低限のものを作るにしても、それなりにお金がかかります。
そうはいっても自分のお金をそんなに使うわけにもいかないので、この2日間はサーバー構成のシュミレーションで頭を悩ませていました。
秋葉原に行ってみてみたり、ベッドでノートパソコンを前にゴロゴロ転がりながら考え事したり。
結果として色々設計を工夫してある程度は減らせました(そうはいっても程度といっても限界がありますが)。
何かしら既存の製品とは別に、世に存在意義のあるものを出せればと思っています。