検索エンジン関連ニュース集(http://www.accessup.org/news/search.html)
の7/1付けのsem-rの記事(http://www.sem-r.com/2/20060701194605.html)
にあったので目に止まったのですが、
Exciteがバックで利用している検索エンジンを、GoogleからYahoo!に切り替えた。
結果として、Exciteがエンジンを提供しているDIONやODNのようなプロバイダーの検索などに影響がある。
統計の分類も切り替えなくては。
Yahoo!が昔はGoogleを使っていて、途中から独自の検索エンジンYST!に切り替えて、シェアを一気に確保・奪っていくという流れが続いていたわけだが、Googleが抑えていたプロバイダーをひっくり返したのは、オセロのリバースのように大きな意味を持つだろう。
例えば、検索エンジンの訪問経路の詳細を見てみるとわかるとおり、Googleのアクセス経路は、1位がgoogle.co.jp, 2位がgoogle.comとなっているのだが、3位以下は、
3位: http://sleipnir.excite.co.jp/search.gw
4位: http://dion.excite.co.jp/search.gw
5位: http://duogate.excite.co.jp/search.gw
6位: http://home.excite.co.jp/search.gw
と、3-6位までExcite経路のアクセスが占めていた。
これが、今までのGoogleへの配分から、Yahoo!に変わるのは大きい。
今まで2割位はExcite系経由だったので、2割位Googleのトラフィックが減るととも考えられる。
事実、サイト特性による偏りはあるとはいえ、統計分類を変えた7/3からYahoo!からの流入割合が9割を超えました(http://www.accessup.org/kensaku/#graph)。
この切替は、YST!の方がヒットする文章数が増えたり、地道な性能向上の賜物ともいえる。
ただ、日本では、逆にシェアを拡大していなくてはいけない挑戦者の立場のGoogleにとっては大打撃。
欧米圏では、Googleがトップを走る検索業界だが、韓国ではNaverが、中国では百度が、日本ではYahoo!が優勢。
東アジア圏で、Googleではない他の検索エンジンが首位を確保しているのには、それぞれの理由があるわけだが、差を縮める流れを逆にこういうように反転させられると、追う立場のGoogleとしては、辛いでしょうね。
P.S
トラックバックを間違えて送ってしまったことに気づいたので、NAMAANがOvertureのスポンサードリンクを採用したという記事についても言及。いわずもがなですが、YSTの提供とOvetureの提供はセットなのですが、Overtureだけ(広告エンジンだけ)の利用もあります。それで、NAMAANはOvertureをとったということ。そういう意味で、ちょっと別の話しになりますが、Googleの広告エンジンに比べ、Overtureの方が儲けがいい、という傾向になってきたところはあるのではないかと思います。
まあ、これは、GoogleとOvetureの営業フェーズでの料率(リターン率)競争等も絡んできて決まる話ですが、一般的にヒット率(網羅率)がOvertureの方がいいとか言われるようになってきている気がします。そうすると、Overture採用 + YST!採用、とウェブ検索を借りようと思っているところは思うわけで、Googleを採用していたところで、ドミノ倒し返しがされるわけですね。お金の力が強く、かつ実力もあれば、そうなるということで。