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1. 1999/11/17 検索エンジンレポート > 検索エンジンの仕組み > 審査型サーチエンジンの研究:Yahoo!」コメントする/記事編集/削除/共有分類に追加

1. 文章目的       
2. 審査型サーチエンジンとは  
3. Yahoo!とは           
4. 歴史と過程    
5. Yahoo!の効果       
6. Yahoo!Japanの登録傾向(1999/11/17)           
7. 審査通過 -信用力の不等号-    
8. Yahoo!の登録法規 
9. それでも出てくるYahoo!への登録者の不満の声  
10. Yahoo!でのタイトル名(この時点ではそうだった)           
11. 一言         


1. 文章目的

1999/11/17の時点で日本で一番利用が多いYahooを取り上げます。    
以下の登録審査状況は現時点に当てはまるものであり、過去の甘い審査基準(通過率100%の時代もありました)とは全然異なります。
登録率は1桁のつもりで、以下を理解した上で、登録されない方は、3週間おき位で内容を向上させながら推薦を繰り返してください。
3週間以内に反映されなければ、審査を通過できなかったということです。
内容を向上させずに再びそのまま推薦しても、同じカテゴリーは同じ人が審査するので、無意味です。
違うカテゴリーなら、話は別ですが。


2. 審査型サーチエンジンとは

人による審査を通過したサイトのみサーチエンジンのデータベースに登録する構造。当然メンテナンスには、ロボット型や自動型に比べて手間がかかる。平たく言えば、審査型サーチエンジン=リンク集+リンク集に対する検索機能である。本来的にはリンク集といっても過言はないが、それが大掛かりになって、キーワード検索が可能になるようにデータベースへデータを収容した構造になっているものである。無審査のものに比べて、品質が高く、またロボット型の判断能力に比べて人の方が高く、また分類分けがあらかじめされていて、キーワード検索以外の辞書引き検索が可能なことから、利用者数も多い。ロボット型とは性質が異なるので、用途に従って使い分けられる。


3. Yahoo!とは

日本で最も認知度が高く、訪問者数も多いサーチエンジン。辞書構造をとっている審査型サーチエンジンである。一般に言って、キーワード検索よりも辞書型構造を辿って来る訪問者の比率が多いという結果になるが、キーワード検索でも目次を出すので、そこからの訪問者もいるだろうから、正確な比率は分からない。ただ、当然のことながら、トップページに近い分野であればある程、辞書型構造を辿って来る人が多く、遠ければ遠いほど、キーワード検索の合致度の重要性が高まる。


4. 歴史と過程

米国で始まり、日本にも上陸して来た。米国ではともかく、日本で何故トップの立場に立ちえたかといえば、ディレクトリの区分がとても細かく分かれていた点が大きいだろう。審査型をとることで、あまりにくだらないサイトを弾いて一定レベルを保てたこともあるが、漠然と見ても目的地に辿り着けるという、そのディレクトリ区分が違かった。


5. Yahoo!の効果

Yahoo!に登録されても、その伸びは新着マークがついた時だけであったという声もありますが、それはその通りで、登録された場所によっては、ほとんど効果がなかったりします。
逆もまた真なりですが。
一般的に、この話題を取り扱っているアクセス向上系のサイトは、場所的にトップページに近く、迷うこともなく3クリックで行きつけるので、掲載されていればYahoo!ルートの訪問比率は高いです。
カテゴリーに掲載されているのも20件程だけなので。
ですから、そのまま単純にデータを見てアクセス向上サイトのYahoo!賛歌を見るだけだと、一般と異なるデータ背後のバイアス(歪み)を見落としてしまいますので気をつけましょう。
書いてる人はそのまま自サイトの事象を一般サイトへも適用して書いていますが、自サイト特有の要素を除かなければ、アクセス向上系サイトのみに当てはまる数字であって、他へも当てはまる一般性を持ち得ません。
どんな数字にも、サイト固有の数字には必ずバイアスがかかっているので、その度合いを考慮して判断することが大事です。
これを書いてる時点で、企業の分野では70,000件、エンターテインメントの個人部門だけでも20,000件あるといった状況の中では、登録されるカテゴリー次第ですが、アクセス向上系のサイトと同等のアクセスをYahoo!に期待しても不可能でしょう。
純粋にURL数で純訪問数を割ってみると、Yahoo!から期待できる数も平均的サイトには厳しい数字で、更にサイト毎に大きな流れの偏りがあります。
なお、純訪問数とはサーチエンジン機能利用者という意味です。
通常発表されている純訪問数は、Yahoo!提供サービス(コンテンツ系)の利用者数も含まれているので、その分を除いたのが、登録して貰ったサイトにとって意味のある数字となります。
利用者は確かに極めて多いのですが、登録されているホームページ数も極めて多いということも忘れずに。


6. Yahoo!Japanの登録傾向(1999/11/17)

前提条件
サーファーは、審査通過レベルのサイトを、なるべく効率的に見つけるのが仕事。
辞書のような網羅的な存在であることがYahoo!の価値を高めるため、すでに充実しているカテゴリーではなく、登録数が少ないカテゴリー・独自の情報が基本的に入れられる(個人のカテゴリーは別だが)。
結果
ページを見る前の情報、または、トップページまでの情報で、審査するかどうかの判断はほぼ終わっている。
実際のところ、高いレベルの審査基準だから、 URL(独自ドメインかどうか)、運営者の身分(組織優遇)、当該カテゴリーの状況、トップページの様子で、棄却の判断はできる。
そこからの通過の判断にはもっと深くまで見られるが、ほとんどのサイトは内容をまともに見て貰う前に棄却判断される。
審査とは、そのサイトの価値を確定させることではなく、Yahoo!に掲載する条件を満たしているかの判別作業である、ということを勘違いしないように。
いくら内容を向上させても、それがすぐ分かるレイアウトでなければ、他条件(ドメイン等)が良くない限り、サイト全体を見られる前に終わってしまう。
傾向
1.地域、企業といった、存在自体として、それしかないものは通過しやすい。つまりサイトの中身だけでなく、その存在自体の価値が判断ポイントともなっている
2.個人サイトは、通過しがたい(見られがたい)。組織が優待される。
3.独自ドメインは、内容以上の優待をもたらす


7. 審査通過 -信用力の不等号-

独自ドメイン(企業サイト)>普通のサイト>無料サイト(ジオシティーズなど)
という不等号が審査通過率には成り立ちます。
これは、内容がサイトの性質に反映されてることもありますが、同じ内容でもこの関係は成り立つでしょう。
これは、信用力の不等号とも言えるからです。
1.独自ドメインサイトは、基本的に消えることなく、そして組織として発展していくことが保証されてる。
2.普通のサイト、つまり/~xxxx/のようなサイトは、個人にそのサイトの信用を頼らなくてはならない。
個人という一つの要素よりも、個人の集合体の組織の方が、持続性、発展性で保証度が高い
3.無料サイトは、本気度を疑う、という点と、撤退の容易さ、消えたり更新ストップの度合いがやはり高いから、信用力が低い。
ただし、提携関係にあるGeocitiesには少々甘めです。
また、アダルト系の審査でも、名前等を簡単に偽ることができる無料ホームページ系は、サイトに対する責任確定が困難であるため、登録を認めないとこもあります。


8. Yahoo!の登録法規

登録が増え過ぎないように、
・index.html、つまりトップページのみを登録する
・一サイト登録カテゴリーは最大2
という条件があります。
だから、Yahoo!でどこのカテゴリーに登録されるのかが、大事になってくるのですが、このサイトですと、
ホームページの紹介サービス
というカテゴリーに登録していただいています。
ただし、純粋にアクセス増に目的を絞るのなら賢くありません。
アニメ画像集データベースの方が人は集まるでしょう。
実際Yahoo!に載っていなくても訪問数は大きいし、両方載っているところでは、ダントツの強さを発揮しているので。
ここはホームページ作成者に対象が限定されてるのに対し、アニメ画像の方が対象範囲が広いという、利用者母体の大きさの差でしょう。
ただ、訪問者の価値として、アニメファンと、ホームページ保持者という比較をすると、ホームページ保持者の方が高いので、特に異存はありませんが。
自らのサイトの戦略にのっとって、登録するカテゴリーを選びましょう。
内容を高めることは、即座のアクセス向上はもたらしませんが、持続的に効果が働く基本の向上要因ですので、忘れずに。
ちなみに、メールを出したり、お願いしたり、電話しても無駄です。
それをするサイトは経験によると大概内容がいまいちですが。
基本的にYahoo!はサーチエンジン利用者の利益の最大化を考えているのであり、登録者はあまり眼中にはありません。
サイトとの中身で説得するしかありません。
ちなみに、Yahoo!の登録は、就職活動 - メタサーチ - ホームページの紹介と移動してきました。
登録審査はともかく、カテゴリー移動は、一度審査を通過してるということもあり、比較的容易なようです。
また、既存サイトがたくさんある分野への登録はたとえ内容が充実していたとしても難しいですが、少ない分野程Yahoo!側としても内容を充実させたいので、登録は容易です。
例えば、時期に合わせてファイナルファンタジーの新作のページをある程度作って他に先駆け登録をお願いしたら、こんなレベルでも通過するのか!、と驚かれるかもしれません。


9. それでも出てくるYahoo!への登録者の不満の声

ホームページが増える中、登録審査基準が厳しくなるのは、当然でしょう。
その中で、ホームページ作成者側からは不満の声が出てきます。
ただし、不満の声には正当な理由もあって、以前に登録されたサイトには、現在の登録基準が適用されてないことが、大きな不満の原因となってます。
先に登録されてるサイトはライバル達となるわけですが、自分のサイトよりも中身がないのに何故?、しかも他のカテゴリーのみならず一つのカテゴリーに複数登録してるとこすらあるじゃないか、と不満がでてくることになります。
要するに、後発組から見ると、Yahoo!はフェアではない。
実務的に見れば、リンクがつながらないとこの削除等があまり進んでないことからいって、巨大なデータの保守管理に力を割くだけの十分なシステム、人員数がないということでしょう。
お勧めマークがついていないと、どのサイトが良いのか分からなくなってきているYahoo!には、登録者としてではなく利用者としても、新サイトと、昔登録されたサイトとのバランスの崩壊を訂正していただきたいのですが。


10. Yahoo!でのタイトル名(この時点ではそうだった)

数字>アルファベット>50音順
でサイトは並びます。
よって、
01NET
100万人の友達計画
100万人のメールフレンド
104友達案内局
10代
10代からのおともだち探しデータバンク
1977 Mail Friends
という訳の分からぬタイトルのサイトが出会い・メールフレンドのカテゴリーには乱立することとなっています。
たしかに、数が増えまくれば、先頭の方にあった方がヒット率は高くなると思うでしょう。
でも、そのために変なタイトルを使用したくない?
確かに。
ただ、出会いの分野に限って研究すると、必ずしも明らかに恣意的なサイトがアクセスが多いわけではありません。
その理由は簡単で、訳分からんからです。
つまり、Yahoo!は解説がすごく短い。
だから、タイトル自体が内容を表してるサイトも強いのです。
つまり、Yahoo!は、タイトルの内容説明の働きが、他に比べて大きいサーチエンジンなのです。
他に着目点としては、意味が伝わりにくいので、無視されやすい、英数字で始まるタイトルではなく、かたかなの50音順でトップを狙うというのも、一つの技法かもしれません。
上を飛ばして、タイトルがサイトの内容を表しているかたかなで始まるとこから見始める人も多いので。
日本人ですね(^v^)
また、キーワード検索で来る人を考えると、タイトルから完全に中身を外すと、検索結果にヒットしないというマイナス効果があります。
説明文は短い上に、自分で制御できないので。
基本的に、タイトルは自分でつけた通りに採用してくれます。
ケースバイケースですが、自分の登録しようとしているカテゴリーの周りの情報量、自分が来るであろうポジションを意識して、タイトルは決めましょう。


11. 一言

ただ、最終的には、色々なPRで来てくれた方々をリピーターにできるかどうかが、アクセス増の全てになります。
よくアクセス向上研究サイトで、こうしたら、ピコンと心拍数が上がるように、アクセスが増加したなどという例がグラフ付きでありますが、人の流れを作る方法としては参考になりますが、そのサイト自体はアクセス増に失敗してるということを自ら示しているだけです。
リピーターを作るようなサイト、それを考えた設計が、常に右肩上がりのアクセス増を作り出すのです。
アクセスをサーチエンジンを使って増やす時は、きちんとサイトの方でリピーターを作る準備を整えてからにしましょう。


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