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1. 2007/08/19 「地味に魅かれる描写」 分類: アニメ/漫画
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恐らくスタッフが狙ったわけではないだろうが、地味に魅かれる描写がある。       
ロボットアニメにおける「合体シーン」やヒーロー特撮における「変身」、或いは少女漫画の「キスシーン」のように「いかにも狙った」「インパクトが強い」シーンとは違い、自分の心の片隅に残っている箇所を確認しながら思い出すままに書き込む。比較的古い作品が多いのはご容赦をm(_ _)m  
           
・ゲッターロボ「ムサシ! 男はつらい」より「ムサシが集合写真を切り取って喜ぶ様」    
リョウ、ハヤト、博士、ミチルと全員集合した写真から自分とミチルのツーショットの部分だけを切り取ってリョウ達の部分をゴミ箱に捨てる描写が「本当に嬉しそうで」視聴者もついムサシの子供じみた行為にニヤリ。       
この後母親にミチルを「ガールフレンド」と見栄を張ってしまうムサシが可愛い。           
    
・光速電神アルベガス「父と子の神話」より「大作の母ちゃんが夏子に焼肉を取ってあげる」 
主人公一家が焼肉屋に行った際、母ちゃんが子供(家族の中で最年少)に焼けた肉をさりげなく取る描写がごく自然で、仮令教条主義的と言われようと「年少者に優しくする」描写は子供向けアニメに必要だなぁ…と個人的に感じる。  
また、この話では「(焼肉が)食べ放題千円だよ」という台詞が飛び交って、「トライダーG7」に通じる庶民感覚が泣かせるなぁ。           
         
・装甲騎兵ボトムズ「遡行」より「キリコ、バニラと再会」    
ヘリで伝令にやってきたバニラと意外な所で再会したキリコが見せる細かな表情(笑み)。
ウド編で持ちつ持たれつやってきて少しずつ、しかし確実に仲間達と絆を深めたキリコが不器用ながら見せる表情が感慨深い。ストレートに嬉しそうな感情を出すバニラとの対比が余計キリコの「静かだけど炭火のように燃える」感情が表れていると思う。

・機動警察パトレイバー「安心売ります」より「子供を見舞う太田の表情」
自分が引き起こしたトラブルが原因で誤って少年の自転車を壊し、イングラムの人形を持って謝りに行った太田。しかし当の少年は新しい自転車をレイバー人形で踏みつける仕草をして、それを見た太田が複雑な表情をする。
年中怒鳴ってキレるイメージの強い太田でも「自分の行為が引き起こした被害」と「無邪気な少年の行為」には困惑する様が印象深い。

・闘将ダイモス「ド根性カイロの秘密兵器」より「素振りをしながら話を聞いている京四郎」
一矢とカイロがチェスをしながらナナ(の裸)を盗撮するアイディアを考えている中、「服越しに透けて見えるカメラ」と真面目ぶって真剣の素振りをしながらちゃっかり話に参加している京四郎。
ニヒルで堅物なイメージのある京四郎ですが、本編中結構茶目っ気のある描写が多く、この話でもスケベな行為には満更でもないあたりが彼のノリの良さが出ていると思います。

・機動新世紀ガンダムX「天国なんてあるのかな」より「家族と再会するウィッツ」
2年ぶりに家族と再会するウィッツ、しかし家族はウィッツに対して「母親が再婚した」事実を話せず互いに訝しむ様が妙にリアル。その後、結局再婚の事実を知ってやるせない怒りを吐露するウィッツ。
GXの良い点は、ギクシャクした人間関係や戦争中のトラウマに苦しむ人間がいるなど、地に足が付いた描写が多々存在あるところだと思う。

地味な描写ではあるが、いずれも作品世界には欠かせないと思う。これらの作品が現在DVD、或いはネットの動画などで再確認できたのはちょっと感激。
以上は私が勝手に感じただけなのだが、これらの作品が(ゲームやネットなどで知った)若い方々が視聴する際、少しでも参考になればこれ以上嬉しい事はない。

下田の里 さんのコメント (2007/08/23) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]
どうも634さん、返事が遅れてすみませんm(_ _)m此方での書き込みありがとうございます。       
  
勝手ながら「イデオン」「ガオガイガー」については思うところがありコメントは控えさせていただきます。           
ザブングルにせよ、ボトムズにせよ、下級兵士或いは将校などレギュラーではないが「明らかに作品世界に生きる」キャラクターと主人公やレギュラーと絡める時こそ「キャラクターを書く」「作品世界を間接的に表現する」事が上手く出来たと思います。    
       
ザブングルでは「土饅頭」といった単語がよく飛び交いますが、確かに和菓子屋がある我々の世界(過去の地球)とは違い実物を見た事があるかどうか微妙ですし、ボトムズはウド編やクメン編でも兵士の地味な描写(汚職警官が欲丸出しにしたり、正規兵のゲリラに対する態度など)がありました。                             
634 さんのコメント (2007/08/20) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]
どれも印象がある光景ですね。       
  
それでは、こちらも、そんな地味ながら印象に残るシーン。           
    
伝説巨神イデオン       
第19話の『ギャムス特攻指令!』で、バッフ・クランのタカ派軍人であるギャムスに対し、カララがコスモが言った「イデオンとソロシップを渡せば、バッフ・クランは・・・」という言葉に、時間を稼ぐために偽りの和平交渉の準備をする間、イデオンとソロシップの修復中に整備員が「これなら宇宙の方がマシだな」と言うのに対し、コスモが苦笑し、「文句は言いっこなしね」と言いながら作業を続ける。           
ソロ星脱出当初、いがみ合いやトラブルが絶えなかったソロシップ艦内も落ち着きを見せ始め、自分のことしか構っていられなかったクルー達がイデという不安材料を抱えながらも、少しずつ余裕を見せ始め、他者を気遣ったりするような描写が増え始めたのは、このコスモの昔の喧嘩っ早さよりも、周囲を見渡す冷静さが出てくるようになった辺りから増えてきた。    
 
戦闘メカザブングル  
第43話の『ヨップ捜して大混戦』で、イノセントのドームを虱潰しに当たり、アーサー・ランクのいるヨップを捜そうとするジロンとダイク、そこで一組の司政官夫妻を見つけ、ヨップは何処に行けばあるのかと聞くが、所詮、下っ端司政官には判るはずもないし、怯えているだけの司政官夫妻は命乞いをし、ジロンは「土饅頭のような顔をした人は優しい」とまで言われる始末。           
結局、有力な情報を持っていないことで、ジロンに追い払われるのだけど、土饅頭なんてものをイノセントが知ってるのか?というツッコミもでそう。         
    
装甲騎兵ボトムズ
第45話の『遭遇』。ロッチナの手引きでサンサを脱出した3人組がギルガメス軍に拿捕され、PSとキリコの情報を知っていたが故に幽閉され、捕虜同然の扱いを受けるシーン。
監視付の食事にもウンザリし始め、ココナが食って掛かるが、兵士から「いずれそのうちにな」と言われるだけで全く相手にされない。
バニラがもう一度頼むものの、下っ端兵士にそんな捕虜の気持ちが判るはずもなく、結局「いずれそのうちにな」と言われるだけという結果。
銀河を揺るがすだけの存在になってしまったキリコに関わったが故に、この3人もこんな事態に巻き込まれて・・・というものだけど、腐れ縁というものが妙におかしく映る。

勇者王ガオガイガー
第35話『風と雷』で、原種を浄解できなかったことで、自信を無くし、もう自分は役に立たない足手まといな只の子供と思いこんでいた護。そこで、中国の原種出現を機にボルフォッグが誘いに来る。
渋る護にボルフォッグが「私たちにはまだあなたの力が必要なのです」と言い、護は自分にも出来ることはあるはず、自分にしかできないことがあるはずと悟り、ボルフォッグと共に戦場へ向かう・・・
そして、次の回で原種によってゾンダー化した人達を見事浄解し、更に次の回で原種探知と浄解能力を身につけ、物語は終局へと向かっていく・・・・・・。

といったものがありますね。
最近の派手なだけの作品には、こういったものが本当にないですね。
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