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一夜明けて総選挙の回顧をしてみます。
まぁ、いくらなんでも勝ちすぎでしょうね。自民支持の私から見てもこの数字は異常です。
保守分裂選挙区で民主がいくつか漁夫の利を得るだろうと思っていたら、逆に食われてました。
結局、選挙というイベントにおいて小泉純一郎氏の影響力は絶大なんでしょう。
まとまりの無い民主党を背負った岡田代表では太刀打ちできるものではなかったわけです。
とはいえ一過性であることは自民もわかっているでしょうから、そんなに心配はしてません。
選挙前のアンケートとか見てて、なんとも奇妙な設問をよく見かけました。
「小泉総理になって、あなたの暮らしはよくなりましたか?」というやつです。
これは「政権は現在の暮らしをよくする必要がある」というのが暗に前提になってませんか?
いわばこの発想が今の日本の歪みの根幹といってもいいでしょう。
誰の金で返すつもりなのか赤字国債を乱発するわ、とりあえず一律定率減税してみるわ。
政治家が悪いのではありません。こういう主張をしないと投票しない国民の責任です。
民主主義の歴史が浅い国なので仕方ないんでしょうが、日本人は参政意識に乏しい。
「正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、」の「行動し」が抜けます。
政治家の行動が自分の行動だと考えず、すべて政治家のせいにして責任を回避する。
そもそも政治に暮らしを良くしてもらおうというのが甘い。自力でやるんですよ。
こういうところはホリエモンを見習わないといけません。彼は自力でやってます。
もし暮らしが悪くなったなら、それは努力か才覚の欠如以外のなにものでもない。
政治に暮らしをよくしてもらおうと思うなら、キューバをオススメします。中国でもダメです。
と、今までの国民はこのように短期的な視野しか持たなかったわけです。
しかし、最近この傾向に多少の変化が見られるようです。先日の都議選を見て思いました。
税調が増税寄り(減税項目もありますが、民放は一切報道しない局も。)の答申を出しました。
直後の都議選を控え、自民はかなり焦ってました。ところが影響はほとんど無し。
そろそろ自分の払っている税金と、受けているサービスの不均衡に気付いたようです。
日本の税金・社会保険料が安過ぎるという事実がやっと一般に認識され始めたのでしょう。
今回は極端な結果で埋没してますが、この影響は確実に出ていると思います。
今後選挙では、バラ色の主張をしても通らない時代が来るでしょう。いや、もうかなりそうなってます。
無駄使いを減らすと10兆円浮くという非現実的な主張は受け入れられませんでした。
日本の民主主義の発展に民主党は欠かせない存在ですから、次までにこのことを受け止めて、
単なる反対党を脱し、現実的な政策論争をできるようにして欲しいと思います。
さぁ、これからまた小泉総理の改革の手腕が問われる1年が始まります。
改革には「破壊(信長)」「建設(秀吉)」「適正化(家康)」の3段階が必要といわれます。
あと1年となると建設の途中で抜けることになりそうですね。無責任に見えますが、
元々彼は破壊向きだと思うのでそれもありでしょう。旧来の自民党も破壊しました。
一朝一夕にできるものではありませんから、気長にいきましょう。「改革を止めるな」で。
それにしても、次は誰なんでしょうね。小泉さんが言葉を翻すことは考えにくいので、
おそらく辞めるでしょう。安倍さんは早いかなぁ。財務大臣か総務大臣あたりでしょうか。
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