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1. 2007/07/09 「戦争を漫画でどう扱うか」 分類: 漫画全般の話
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平日は大学の講義、日曜日は8時間労働のバイトなので土曜日は貴重な時間です。       
そんな日に大規模な部屋の掃除をして足の踏み場もない状態がはや一週間、なかなか片付きません・・・。  
今日も大学から帰ってから掃除の続きをしています。自分の部屋は散らかっているようで整理できていた部屋だったようで棚を一つひっくり返せば床が埋まります。床が見えてもまた埋まる・・・。           
    
するとDグレの単行本が10冊程出てきた。掃除を中断して読んでみると雰囲気のわりに重いテーマだな、と改めて思う。印象的だったのがバクが言った「エクソシストを一人死ぬことがどれほどこの戦争に影響することだと思っている」というセリフ。確かに敵の一兵を倒すにもエクソシストの能力が必要だし・・。       
           
この時頭をよぎったのが「傭兵の誇り」という日本人傭兵の書いた本のフレーズ    
 
「豊富な経験と技術の裏づけのある傭兵は、一般正規兵部隊よりは強い、しかし戦争という巨大な流れを変えたりするほどの力など、どうして保有し得ようか。  
<中略>
戦争の激しい流れに翻弄される一枚の木の葉、それが戦場での本当の傭兵の姿だった。」           
         
と    

「硫黄島からの手紙」の「あいつらは衛生兵を護るためなら多少の犠牲もいとわない(うろ覚え)」

というフレーズ。
Dグレの作者の星野先生はコメントで、彼らは「戦士」ではなく「兵となった人間」なのだ、とこぼしていましたが自分から見れば揶揄ではなく正直な気持ち彼らは「兵」ではなく「兵器」となった人間なのでは・・・とか考えます。
兵となった人間とはファインダー達のこと。エクソシストとは戦場に送り込まれ戦局を変えうる力をもった大陸間弾道ミサイルのような存在では、と。

アレンは自分はアクマを救済するために存在すると言い、反してラビは戦いを通して人間らしさを思い出す。
それでも二人はこれは戦争なんだと割り切って尚疑問を投げかける。
・・・なんだか今の世界にも通じるところがあるのかな・・。
これを図ってか図らずか星野先生はかなり壮大なスケールのテーマに取り込んでいるのではないかとか考えます。
神田はファインダーを見下ろすように接する。アレンがティキを助けようと言ったときマホジャの部下(名前忘れた)が「助けるならアンタは敵だ」と言い切れたのは彼らの間に兵と兵器という関係が根付いていたからなのでは。

いくら憎んでも、いくら信頼していても使う人間によって敵にも味方にもなる中立の存在、それが兵器だから。

今日はここまで。はやく掃除しないと。
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