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1. 2007/08/28 同日2番目 「昭和ゾイド記6 暗黒竜飛翔」 分類: トランスフォーマーorゾイド
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昭和から平成へと年号が変わった時に、ゾイドもまた、ヘリック共和国VSガイロス帝国という形に変わりました。       
「もう年号が平成になってるじゃん!」というツッコミも飛びそうですが、私にとっての昭和ゾイド記は『Zナイト』時代まで続くので、取りあえず続けます・・・・・・。  
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マッドサンダーの快進撃に伴い、バトルストーリーは佳境を迎えていた。    
新しく出たゾイドのパッケージは青と白基調の共和国カラー、赤と白基調の帝国カラーに対し、紫と白基調の暗黒軍パッケージは誰も見たことのないゾイド達との出会いでもあった。       
           
平成期でいえば、ちょうど『ゾイドジェネシス』時代のパッケージのような変更(『フューザーズ』は明るいカラーなので、ややダークな印象のジェネシスパッケージのような)であったと言ってよいかも知れない。    
トランスフォーマーの玩具での文字とパッケージカラーが、サイバトロンの赤、デストロンの青紫色カラーと同じ配慮だが、ゾイドの場合、共和国の青、帝国の赤、暗黒の紫という具合に三種用いられたのである。 
  
その時に出たヘルディガンナーとデッドボーダーは、従来のようには虫類モチーフでありながら、エイリアンのようなギーガー調デザインとなっていた。特にデッドボーダーのディオリハルコン仕様は小さな体でありながら、ゴジュラス、ウルトラザウルス、デスザウラーという強豪達を次々と打ち砕いていった事に、新たな強敵誕生を印象づけた。           
         
そして、ヘルディガンナーは初のガイロスゾイドであり、唯一のゼンマイゾイドであった。ディバイソンの小型版であるカノンフォートも発売されたが、これがゼンマイゾイドの歴史に終止符を打つことになった。    
この後はハウンドソルジャー、キングライガー、ジークドーベル、ガルタイガーという機種が生まれたが、いずれも中型ゼンマイゾイドを若干拡大し、レッドホーン系の大型機を若干サイズダウンした中型機種がスタンダードになっていった。

しかし、この中型機のランクアップは必ずしも良好だった訳ではない。コストは更に上がり、それまでの大人向けパッケージから、より低年齢層にを意識していくものになり、初期ゾイドユーザーの抵抗が大きかったのも否めなかったと思う。これはダークなイメージが強すぎる暗黒軍に対する抵抗感を薄める形だったのかも知れないが、それが上手くいかなかったこともあるだろう。

ある意味、平成期のジェネシスが、アニメシリーズのユーザーからの意見百出が飛び火したような具合を考えると、ゾイドもそういった意味で歴史を繰り返したと言えるのかも知れない。ジェネシスがこういった大陸間戦争時代の機体を再販させたのだが、トミーも平成期ゾイドの終焉をこれらの機体の再販で予想していたのかも知れない。

機体の強さのグラフが生まれ、TFのテックスペックと繋がる部分がようやく明らかになったのもこの時期である。

新型機として、ガンブラスターが挙げられる。それまでのゾイドでは使われなかったアンキロサウルスモチーフという機体だったが、背中にゴッテリと砲身を装備した姿はあまりアンキロサウルスには見えないが、電磁シールドを張る設定を上手く活かしたものとなった。そして、この機体や中型電動式の機体にメッキパーツを多用する傾向が強くなっていった。

旧来の機体のリメイクも行われ、レッドホーンを強化したガイロス版レッドホーンのダークホーン、サラマンダーの強化版のサラマンダーF2(FIGHTING・FALCONを略して、F2)も登場した。
レッドホーンのガトリング砲は、平成期でも活躍し、多くのゾイドに用いられ、サラマンダーF2はブルーのキャノピーを用いた珍しい機体となった。
このブルーキャノピーは、平成期ではこれから述べるギルベイダーと、デカルトドラゴンに活かされていった辺りにも歴史を感じさせる。

この年に猛威を振るった、ガイロス最強の暗黒竜ギルベイダーの姿はデスザウラーよりも凶悪なイメージを出していた。
翼を広げた巨大さと歯で出来ているような口、回転式ノコギリのビームスマッシャーと、デスザウラーを倒したマッドサンダーを完膚無きまでに粉砕したその力には、もはや地上戦メインの従来型ゾイドでは歯が立たないというイメージを強烈なものとした。漆黒の翼を広げ、血のように赤いキャノピーとノコギリがギルベイダーの強大さを印象づけ、最凶の天空魔竜として君臨した。

ギルベイダーの全ての面でデスザウラーを上回る姿に「もはや共和国に立ち向かうだけの力はない」という絶望感を印象づけた。
しかし、ギルベイダーの極悪さは確かに強大だったが、デスザウラーが猛威を振るっていた1987年に比べ、人気がやや下火になっていたゾイドにとって、最凶メカ出演でも、かつてのパワーが薄らいでいたという印象も捨てきれなかった。

それはTFについても言えることで、TFも和製作品の不発続きと『ビクトリー』を最後にTVシリーズが終了してしまったこととも、共通点があるように思えた。
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こうして、ゾイドは終焉に向かっていきますが、ギルベイダーのインパクトとダークさはかなりのものでした。
しかし、時期的不幸が災いしたのか、ギルベイダーは設定上、デスザウラーを凌ぐ力を持ちながら、カリスマ性とブレイクという点では及ばなかった印象があります。

パッケージと機種変更に昔のゾイドの面影は消えていき、モチーフも実在しないドラゴンなどが使われていったことからも、ネタ切れと終焉の匂いを感じさせ、モチーフが無くなった後、RPG的モンスターが主流のゾイド世界になるのかとも思ったのですが、そうならなかったのも、ゾイドの時代が終わりに近づいていた事を伺わせました。

そういった要素は断片的とはいえ、Zナイトに受け継がれていったと思います。

次回はいよいよ昭和ゾイド最後の紹介になります。

634 さんのコメント (2007/08/29) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]
続けてレス有り難うございます。       
  
>最強だったはずの荷電粒子砲を受け止められ、ゴリゴリ腹に穴をあけられるデスザウラーの姿はまさにゼネバス帝国の姿でした。           
    
実際、デスザウラーがマッドに倒された後、次の強力ゾイドはどうなるのかと思ったのですが、やたらめったらガイロスゾイドが強力だったし・・・・・・。       
           
>ディバイソンは百機くらいの群れで、十七連突撃砲を乱射しながら野を越え山を越え味方の屍を踏み越えて、数機のデスザウラーを飲み込み踏み潰していく絵を見てみたかった・・・    
 
バトルビデオの突進は迫力がありました。バトルストーリーでも地形を利用して倒したシーンもありましたね。  
           
> 専用のモーターでなく、ミニ四駆などに使われる普通のモーターを使用する1200円のシリーズ(ハウンドソルジャー以下のシリーズ)は結構好きでした。ただ別売りの追加武装が実質的に専用だったため、あまり想像力の拡張性を担保してくれるものではなかった。
でも、ガルタイガー+ローターはカッコいいと思う。
         
あまり、この手のゾイドで評判の良い機体(ゴッドカイザーを筆頭に)は聞かないのですよね。    
いろいろ、開発スタッフも苦労していたのもあったのでしょうが、ジェネシス時代に再販されたのはハウンドソルジャーだけだし(しかも、アニメに登場していない・・・・・・。)。

>この頃の共和国はヒロイックな色合いがあまり気に食わなかった。白と明るい青と金(フリーダム配色じゃん!?)が妙に軽くて。昔の灰色とくすんだ青の方が好きだった。
あと、暗黒軍ゾイドのパワーバランスの悪さにも閉口したなぁ。空を飛べるというアドバンテージだけでなく、搭載兵器の威力が圧倒的で。

暗黒軍は独自のダークさで味を出していましたが、共和国にはヘタに明るくしたばっかりに・・・
この頃、『DB』がZ時代に突入していたし、ガイロスゾイドにサイヤ人的な印象を受けないこともありません。

>スプリングがねじられていって、ある程度になると一気に回る。常に回り続ける方法の方がはるかに簡単そうなのに、ちょっと捻った駆動方法で。

復刻されたダークホーンを買いましたが、ある程度になると、スプリングがビョーンと外れてしまいました。
「なんか、レッドホーンの方がいいんでないの?」と思ったのですが、個体差のせいかな?
アマンドの木 さんのコメント (2007/08/29) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)]
専用のモーターでなく、ミニ四駆などに使われる普通のモーターを使用する1200円のシリーズ(ハウンドソルジャー以下のシリーズ)は結構好きでした。ただ別売りの追加武装が実質的に専用だったため、あまり想像力の拡張性を担保してくれるものではなかった。       
でも、ガルタイガー+ローターはカッコいいと思う。  
           
この頃の共和国はヒロイックな色合いがあまり気に食わなかった。白と明るい青と金(フリーダム配色じゃん!?)が妙に軽くて。昔の灰色とくすんだ青の方が好きだった。    
あと、暗黒軍ゾイドのパワーバランスの悪さにも閉口したなぁ。空を飛べるというアドバンテージだけでなく、搭載兵器の威力が圧倒的で。       
           
ダークホーンのガトリング砲の回転を伝える方法は好きだった。駆動部分に取り付けられたスプリングがねじられていって、ある程度になると一気に回る。常に回り続ける方法の方がはるかに簡単そうなのに、ちょっと捻った駆動方法で。                           
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