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[特撮]仮面ライダー クウガ


[他形式: RSS/携帯版/English]
読み仮名: かめんらいだーくうが / 英語タイトル: Masked Rider Kuuga
注意: これは特撮/人形劇版。その他メディアのページ
ゲーム:仮面ライダークウガ
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2001/09/21
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VHS:仮面ライダー クウガ(12) [VHS]参考:\2,940
2001/12/07
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VHS:仮面ライダー クウガ(11) [VHS]参考:\2,940
2001/11/21
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VHS:仮面ライダー クウガ(10) [VHS]参考:\2,940
2001/10/21
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VHS:仮面ライダー クウガ(3) [VHS]
参考:\2,940
2001/03/21
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大型本:空我―仮面ライダークウガマテリアルブック
参考:\2,604
2001/04
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1.すっきりまとまった一冊。
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CD:平成仮面ライダーSong BEST
参考:\3,990
2008/03/26
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1.車に置いて聞いています♪
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おもちゃ&ホビー:S.H.フィギュアーツ 仮面ライダークウガ アルティメットフォーム
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2010/06/25
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Video Game:仮面ライダークウガ
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2000/12/21
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1.私的にはお勧めなんですが……
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「RX」から十余年を経たテレビシリーズ。原作者没後初のライダーでもあり、放映局がテレビ朝日に戻ったこともあり
紆余曲折があったが主役を初めとした出演人の好演もあり、平成ライダーシリーズの原動力となった。

プロデューサー:清水祐美,高寺成紀,横塚孝弘
原作:石ノ森章太郎
スーパーバイザー:小野寺章
シリーズ構成:荒川稔久
脚本:荒川稔久,井上敏樹,きだつよし,村山桂,竹中清
監督:石田秀範,渡辺勝也,長石多可男,鈴村展弘,金田治,小藤浩一
音楽:佐橋俊彦
撮影:いのくままさお,尾方賢一
アクション監督:金田治,山田一善
プロデューサー補:横塚孝弘,白倉伸一郎
助監督:鈴村展弘
キャラクターデザイン:飯田浩司,阿部卓也,青木哲也,鈴木和也,竹内一恵
製作:テレビ朝日,ADK,東映

出演者/配役
五代雄介:オダギリジョー
一条薫:葛山信吾
沢渡桜子:村田和美
五代みのり:葵若菜
本城恵子:岡田理江
おやっさん(飾玉三郎):きたろう
椿秀一:大塚よしたか
榎田ひかり:水島かおり
榎田篤子:中真千子
柏原仁:菊池隆志
朝比奈奈々:水原詩生
ジャン・ミッシェル・ソレル:セルジュ・ヴァシロフ
杉田守道:松山鷹志
桜井剛:米山信之
笹山望見:田中恵理(現・たなかえり)
松倉貞雄本部長:石山雄大
神崎昭二先生:井上高志
蝶野万作:内田大介
バラのタトゥの女(ラ・バルバ・デ):七森美江
コウモリ種怪人ズ・ゴオマ・グ:藤王みつる
サイ種怪人ズ・ザイン・ダ:野上彰(現AKIRA)
ヒョウタメ怪人ズ・メビオ・ダ:白鳥智香子
バッタ種怪人ズ・バヅー・バ、ゴ・バダー・バ:小川信行
イカ種怪人メ・ギイガ・ギ:白井雅士
キノコ種怪人メ・ギノガ・デ:青山雄
カメレオン種怪人メ・ガルメ・レ:森雅晴
カマキリ種怪人メ・ガリマ・バ:飯島美穂
フウロウ種怪人ゴ・ブクロ・グ:高尾晃市
ウミヘビ種怪人ゴ・ベミウ・ギ:伊藤聖子
カメ種怪人ゴ・ガメゴ・レ:酒井一圭
サソリ種怪人ゴ・ザザル・バ:朝倉ちあき
ヤマアラシ種怪人ゴ・ジャラジ・ダ:大川征義
サメ種怪人ゴ・ジャーザ・ギ:あらいすみれ
ヌ・ザジオ・レ:高月忠
ン・ダグバ・ゼバ:浦井健治
ナレーション:立木文彦
日本 開始日:2000/01/30(日) / 終了日:2001/01/21
オープニング (1個)
仮面ライダークウガ仮面ライダークウガ
歌:田中昌之 詞:藤林聖子 作曲:佐橋俊彦 [ファン登録]
エンディング (1個)
青空になる
歌:橋本仁 詞:藤林聖子 作曲:佐橋俊彦 [ファン登録]
最終変更日:2009/10/22 / 最終変更者:管理人さん / その他更新者: 634 / Z-遁 / TCC / 提案者:もろっち (更新履歴)
評価統計(1日1回定時に更新)
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2010/02/17 良いと思う立場からのコメント [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/(誰でも可)]
by DD25 (私書を送る) プロバイダ: 9272 ホスト:9264 ブラウザ: 8173
ヒーロー教育番組。
子供の頃何思うことなく夢中になって見ていたのに、大人になった後そういったフィクションの中にリアリティを求める偏屈さというものは生まれてくるものです。
この作品は、その両方をちょうど良く満たしてくれました。

放送当時の子供達がどのような感じでクウガを見ていたかは分かりませんが、きっと楽しんで見ていただろうと想像はつきます。登場する(いわゆる)ヒーローは1人ですが、変身パターンがあり、それぞれのアクションがあり、子供達も直感的に楽しめるものはあったと思います。
大人に対しても、直感的な楽しみに加え、物語に出てくるもの一つ一明確な意味を示している為、斜めに見てもナルホドと思えるものでした。例えば、フォームチェンジにしても、「それぞれ長所と短所があり、このフォームでリスクを冒さなければ勝てない…ということがあるのでフォームチェンジする必要がある」ということが分かれば納得がいきます。格好だけではないと理解できます。バイクやゴウラムにしても、高速で移動する敵を追うために使う武器としてちゃんと活躍の場が与えられています。

リアリティを求めた結果、最後は戦うことの意味という難題にぶつかり、子供番組の域を脱しましたが、これも含めて、大人が内容を消化してヒーロー物の見方を子供に教えてあげる機会としては絶好の作品ではなかろうかと思います。
戦うことには意味があり、その手段としてはリスクを冒す必要がある、手を変え品を変える必要がある、協力者があってこそ達成できる、実はヒーローはライダーのような特別な存在だけじゃない、戦った結果悲しみだって生まれる、(いわゆる)ヒーローは万能ではない(最後は万能に近くなってしまいましたが)。そんな教育番組的要素を多く含んだ作品であると思います。ジャンルを問わず、最近の番組に欠けているものを持っている良い作品であると思います。

アラを探せば見つかりますが、他のコメントを参考にしてください。
2010/01/21 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/(誰でも可)]
by sAGi (私書を送る) 評価履歴[良い:21(54%) 普通:5(13%) 悪い:13(33%)] / プロバイダ: 19847 ホスト:19717 ブラウザ: 7774(携帯)
平成ライダーの第一作だけあって他のどの作品より細部に渡ってちゃんと構成や設定が行き届いていて仮面ライダーシリーズでは最高峰だと思う。
最近の平成ライダーシリーズではだいたい一話につき敵を一人倒してしまうが、一話で敵を一人倒すのでなく、一話目では負けたり、逃がして雄介が成長して二話目で敵を倒すのが良いと思う。
雄介の葛藤や成長がきちんと描かれているのが良い。成長していく過程での人間ドラマもとても良い。
そして、雄介のあの性格がとても良いと思う。最近の平成ライダーは主人公が弱くてなよなよしてるか、ただ強いだけの自己中で俺様なキャラばかりで正直うんざりしているが、雄介はどちらにも属さず、ただ自分を貫く姿勢がとても格好良い。
ストーリーもちゃんと完結しており、最近の平成ライダーのように訳の分からないまま終わったり、謎を残したまま終わったりしないのが良かった。
戦闘も非常に魅力的で、フォームチェンジは平成ライダーの戦闘の基本になったと思う。バイクアクションも力が入っておりとても格好良かった。このバイクアクションを超える作品は平成ライダーでは今後もないかと思う。まぁ最近の平成ライダーはそもそもバイクに乗らないかw
ライダーのデザインも良く、ただ色が変わり、武器が変わるだけでなく、ちゃんとフォームに合わせて装甲が変わったのも良いと思う。敵のグロンギのデザインもとても格好良く、惹かれるものがあった。
悪いところは殺人シーンが結構残虐なものが多く、子供が怖がるような場面が結構あった。まぁ現実的な仮面ライダーにしたいというコンセプトがある為仕方ないとは思うが、あれはやり過ぎかと思う。それが原因で次作のアギトからは夕方に放送していたのに早朝に番組時間が変更された地域もあるくらいです。
あと付け加えるなら劇場版が無かったことです。署名活動まで行われたのにオダギリさんのライダー嫌いの為かどうかは分かりませんが、恐らくそうなのでそんなしょうもない理由が原因なのはちょっと…って感じです。
個人的にはカブトを超えて、剣に並ぶほど好きな作品なので、評価はとても良いです。
[推薦数:1] 2010/01/02 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/(誰でも可)]
by S・N (私書を送る) 評価履歴[良い:135(50%) 普通:38(14%) 悪い:99(36%)] / プロバイダ: 21365 ホスト:21164 ブラウザ: 4483
平成の仮面ライダー第一作にして今現在では最高傑作と思われる作品。
古代の時代から蘇ったグロンギと呼ばれる未確認生命体を冒険家の青年五代雄介が体内に
宿したベルトの力でクウガに変身しグロンギを倒していくものなのですが、
一体のグロンギを倒すのに約二話分用いているのが印象的でした、一話目ではだいたい
敗北or取り逃がすというもので、次にどうやって敵を倒すのかが面白さの醍醐味でしょうか?
雄介が修行をして新たな力を手に入れたり、警察のたてた作戦で上手いことグロンギを
おびき寄せたり等・・またクウガがグロンギを一体倒すごとにちゃんとした人間ドラマが
作られているのも好印象。

今作の主人公であるクウガの最大の特徴はというとやはり臨機応変に使い分けられる
フォームチェンジの能力でしょう。
素手で戦う最も使用頻度の高いマイティーフォーム。パンチ力は落ちるものの素早い動きと
驚異的なジャンプ力を持ち長い物をドラゴンロッドに変化させて戦うドラゴンフォーム。
視力と聴覚が驚異的になる一方で長時間維持できず消耗しきったら2時間変身できないと
いうデメリットを持つが遥か上空にいる敵や姿の見えない敵を拳銃から変化させた
ペガサスアローで仕留めるペガサスフォーム。
スピードは落ちるが圧倒的防御力とタイタンソードによる斬撃を得意とするタイタンフォーム
。それぞれのもつ長所と短所を上手く使い分け個性的な能力をもつグロンギ達を倒していく
のがこの作品における戦闘の魅力的要素でしょう、演出面でもかなり力が入っており
ライジングによるパワーアップやバダーとのバイクアクションは何度見返してもカッコいい。

敵対するグロンギも一枚岩ではなくそれぞれが、ズ、メ、ゴといった組織や階級に属して
おりグロンギごとに決められたルールに従い何人人間を殺せるかというゲームをする
というもので、それにより次にグロンギが誰を殺すかというちょっとしたミステリー要素が
あるのも面白い。作中の台詞を聞いていると何だか視聴者の目の届かない所で未確認が
倒されているようですね・・出来ればグロンギは全員見たかったです。

今作では他の作品に比べて怪人が人間を殺すシーンは少し残酷ですね・・・子供には少し
刺激が強すぎる気がします・・・しかしそういった残酷な表現があるからこそ雄介の
グロンギへの憤りが強く伝わってくる気がします。
みんなの笑顔のためだったらどんな強敵とだって戦える、五代雄介彼こそ平成の仮面ライダー
を代表するに相応しい主人公です、彼の「大丈夫」という意味のこもったヒッチハイク、いや
グッジョブ?のようなポーズは何度見ても元気ずけられるものがあります。
自分が小5の時に放送されついこの間久々に録画したビデオで見たのですが、子供向けとは
思えないドラマ性の高い作品ですね、自分の中では龍騎と並ぶ名作です。
2009/11/29 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/(誰でも可)]
by DenBun (私書を送る) 評価履歴[良い:2(67%) 普通:1(33%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 4230 ホスト:4147 ブラウザ: 7651
【良い点】
“未確認生命体"が現代社会に出現し、人間を害し始めた
という状況を極めて現実的に描写している点。

物語の殺伐とした社会と対比するような暖かい主人公の
ヒーロー像。そして笑顔と暖かさでまわりに勇気と安心を
与えるヒーローを最大限に表現しきったオダギリジョーの名演。

【悪い点】
全体的に物語、演出などで喰い違いや曖昧な部分が少なく
完成度は高いのだが、細かい部分で主人公の愛車である
“トライチェイサー2000"、後継機の“ビートチェイサー2000"
がボタン一つ、またはダイヤル操作一つで、デザインがクウガ仕様
になる点。それまで積み上げていた科学考証、時代考証を考えると
どうしても首を傾げざるを得ない演出。“アマダム(クウガの力の源)
によってバイクが変化した"とかの方がよほど説得力があったと思う。
とはいえ気になった点はそれぐらい。

【総合評価】
クウガというヒーローよりも、“五代雄介"が人間的に大きく
非常に魅力的な主人公だった。五代という人間をまわりの人物たちは
心配したり、尊敬したりとどんどん惹きつけられていく。
最終回に「五代さん以外が4号(クウガ)だったら、どうなっていただろう」
という問いがあったが、この主人公の大きさを考えさせる最高のセリフ
だったと思う。この主人公と全体の完成度の高さで評価最高。
2009/11/22 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/(誰でも可)]
by KRR (私書を送る) 評価履歴[良い:40(62%) 普通:8(12%) 悪い:17(26%)] / プロバイダ: 1060 ホスト:911 ブラウザ: 7637
まず、本作「仮面ライダークウガ」を視聴されるにあたって
皆様が抱いておられる「仮面ライダー」、若しくは変身ヒーロー、等身大ヒーロー、
場合によっては「特撮ヒーロー」に関する概念(イメージ)の大半を破棄しなければなりません。
そうしなければ、従来の特撮ヒーローがストーリーや設定上の矛盾や荒さを指摘していてはを楽しめないように、
本作を純粋に楽しみ且つ評価するのは極めて困難でしょう。

「仮面ライダー」もしくは変身ヒーローと聞いて皆様の頭に浮かばれるのはどのようなイメージでしょうか?
改造人間という苦悩を背負った世界の平和を守るヒーロー。
世界征服を企むといいながら、日本の一部地域を対象に
まともに考えれば失笑を禁じえない作戦を立て続ける悪の組織。
戦闘にもかかわらず変身ポーズや技名を叫ぶ理屈軽視様式美重視の演出。
どの回も見せ場は常に、倒されるためだけに登場する戦闘要員と、
見るからにぬいぐるみで下半身タイツという風貌の怪人との戦闘。

本作にはこれら矛盾が付いて回るとも、子供番組としては必要とも採れる要素はほぼ皆無です。
前作「RX」やタイプチェンジが描かれた「ウルトラマンティガ」は見様によって異端児として
従来の枠組みから2,3歩程踏み外しているとすれば、本作は十歩は踏み外しています。

本作最大の特徴は、全編に渡り「現実性」「整合性」に富んでいることでしょう。
現実の世、平成の世の「日常」という純白な布に、(変身)ヒーローや怪人ら「非日常」という濃密な雫が滴ればどうなるか?
実際に仮面ライダーが現われれば、それを取り巻く周囲は、世間はどう反応する?抱くべきは憧憬?畏怖?
等を描くことに重点が置かれています。
平成ゴジラやガメラシリーズで描かれた、現代に怪獣(巨大生物)が出現した場合
国は、軍事機関はどう動くか?人類はどうすべきか?の凝縮版。
等身大ヒーローである本作の場合ヒーローと対をなす組織は警察機関。
若しくは、刑事ドラマ風のレスキューポリスを強化スーツヒーローから変身ヒーローを置き換えたかのような。
アクションにおいても、ハイビジョン撮影のためか従来の「熱さ」以上に「重圧さ」を重視しており、
技名を叫ぶ、光線を放つ、ダーメージを受けると火花が飛び散る等は様式美はほぼ皆無。
更に昭和のウルトラシリーズや「電子戦隊デンジマン」などで描かれた
クレームを覚悟の上で描かれたかのような
怪人による猟奇的な殺傷場面。

もう一つの特徴として、
冒頭より多くの謎が随所に盛り込まれある上、物語が進むにつれ
それが徐々に解き明かされていくことでしょうか。
超古代の英雄クウガ、その能力は?悪の組織に該当するグロンギ、その正体は?目的は?
基本的に2話構成ですが、実は「ウルトラマンガイア」のように全話を通して一つの物語を形成。
故に1話だろうと見逃すと置き去りにされそうな、
そうはいかぬと子供ならずとも視聴意欲を掻き立てられる仕掛けが施されています。

単に平成の世のブラウン管に仮面ライダーが復活という形式的な原点回帰に留まらず、
仮面ライダーや特撮ヒーローが周囲にもたらしたおおきな「うねり」ともいうべきものを
目指されたかのような実験作にして意欲作。
91年のシリーズ終了の危機救世主となった「鳥人戦隊ジェットマン」、
96年のシリーズ30周年記念「ウルトラマンティガ」に続く、
「特撮ヒーロー」というジャンルに平成3度目の起爆剤が仕掛けられたのかもしれません。

放送局を変え新世紀を目前にして新たな胎動を上げた「仮面ライダー」がこの後、
どのように継続し変貌を遂げるかは知る由もありませんが、
「スーパー戦隊」や「ウルトラマン」が未だにデザインや作風からして「保守的」な感もあるに対し、
最新作であると同時に新たな原点の創作と成り得そうな本作を基盤として
想像もつかない進化を遂げていきそうな予感がします。

本作の評価を放送当時にするとしたら以上のような感じでしょうか?

【良い点】
他の方々と同意見。
【悪い点】

最終決戦。
ある意味、「アクション軽視」以上の本作最大の短所。
「新たな子供番組に捕らわれない特撮ヒーローを創作」「ドラマ重視」などを掲げられる以前に
終盤までどう盛り上げそこに至ればどう収集するか、
盛り上げれば盛り上げるほどそれに見合う結果が用意されているかは
一つの物語として重要だと思うのですが。

4ヶ月も前から最強形態アルティメットフォームを公表、
実際は48話のみの登場ですが
最終戦に相応しいアルティメットとダグバの大決戦(実際は大血戦)を予感させる48話予告、
アルティメットを待ちわびていた子ども達は弥が上にも期待してしまう。
ですが、アルティメット及びダグバ怪人体の最終決戦(登場時間)は僅か2分程度。
その後、互いに人の姿に戻り血飛沫を舞い散らせた挙句ダグバ散華。
人間体同士の血みどろな死闘も壮絶ですが、それに至るまでの経路として
変身後の死闘を重視していただきたかった。
シリーズ最高傑作の呼び名も高い「BLACK」においても最終回、
最終決戦後に回想シーン5.6分間も脈絡無く挿入し、最終決戦もう少し伸ばせばいいのにという感じでしたが、
本作は、その後アクション一切皆無の1話を最終回でしたので
(それが駄目とか言う以前に)そういった想いがより一層募りました。

1話冒頭からその強大さが示され、終盤に掛けては(つまりほぼ全話を通して)ゴオマ究極体を一蹴するなど
散々盛り上げさせておきながら、
肝心の戦闘(それも最終決戦)となると、「凄まじき戦士」たる最強形態アルティメットフォームの凄まじさと共に、
「グロンギの頂点たる存在・究極の闇をもたらす者」たるダグバの強大さは微塵も感じらません。
ショッカー首領のように首領=最強にあらず、は珍しくはありませんが、
ここまで全話を通して盛り上げさせておきながら失望感を抱かせてくれる首領(に限らず敵キャラクター)は珍しいかと。
逆に首領の中で最も強大さを示せた過去編キング(バットファンガイア)が登場する「キバ」が
こちらでは最下位というのは皮肉でしょうか?

結局、アクション・ドラマ共に最高潮はその直前の45、46話、
最も強大さを抱かせてくれたのは、ゴ種族最強ながら理屈の上ではダグバに遠く及ばないであろうカブトムシ種怪人ガドル。
続く「アギト」においても最高潮は46話で終盤は唐突に新展開。
それ以降も物語が進むにつれて下降気味で最終回は駆け足が大半。
唯一、序盤は散漫なだけに、中盤辺から終盤に掛けて減速せずに盛り上がり、
最終回において最高潮を迎えたシリーズ中異例の「剣」はもっと評価されるべきですね。

【総合評価】
後の平成シリーズと比較すると「凄い」ではなく、純粋に(地味かもしれないが)「好きだ」と評価できる仮面ライダー。
平成仮面ライダーの基盤は「アギト」とされていますが、「クウガ」は言わばその基盤の基盤。
そのためアギト以降と隔絶する意見もあり、現実性整合性重視の画期的要素が過大評価され、
マイナス要素が見過ごされている感も否めませんが、個人としても評価は「最高」です。
2009/10/21 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/(誰でも可)]
by リーグルD (私書を送る) 評価履歴[良い:83(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 6480 ホスト:6436 ブラウザ: 6215
非常に素晴らしい。
徹底的に「現代」という背景を描いたことがまず素晴らしい。
それ以上に、仮面ライダーの魂を確かに受け継いでいる五代雄介がまた素晴らしい。
警察も何もかも、もう、全部素晴らしい。
そりゃ、欠点もあるさ。
だけどここまでのものを作ってくれたんだ。だったら挙げるだけ野暮ってもんさ。
フォームの特徴もはっきりしてて、クウガのキャラクター付けいいじゃん。
お話もちゃんとヒーローやってていいじゃん。
新たな時代の仮面ライダー、その始まりとして本作は最高の作品である。
2009/10/07 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/(誰でも可)]
by F@CT (私書を送る) 評価履歴[良い:50(68%) 普通:11(15%) 悪い:12(16%)] / プロバイダ: 17508 ホスト:17646 ブラウザ: 3419
【良い点】
「正体不明の未知なる脅威」が現れた現代をリアルに描こうとしたところ

【悪い点】
特になし

【総合評価】
特撮ヒーローのお約束を打ち破り、可能な限りリアルな現代生活に現れた
未確認生命体と人類との戦いを描く。だから当然ながら全面的に警察は動き、
マスコミの報道もあるし、親しい人も突然襲われ亡くなる。そして葬儀も。
こういった部分が当たり前だけど斬新で、とても見ごたえのあった作品
だと思います。

後々の平成ライダーと比べれば、クウガ以外のライダーは登場しないので
確かに画的な寂しさはあるかもしれませんが、悪と立ち向かう孤高のヒーロー
と言う石森スピリッツが逆によく活かされていた気がしますね。

妥協のないクウガという作品で平成ライダーのスタートを飾れたことが
このシリーズのヒットを決定付けた気もするし、逆にクウガのシンプルにして
完成度の高い作品がスタートであるが故に、余計なものが継ぎ足された
平成ライダーがいつまで経ってもこの作品を超えられないような気がします。
2009/09/09 普通 [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/(誰でも可)]
by ジャンボーグQ (私書を送る) 評価履歴[良い:396(56%) 普通:216(31%) 悪い:94(13%)] / プロバイダ: 5045 ホスト:4880 ブラウザ: 9573
【良い点】

久々に復活した『仮面ライダー』シリーズって事で、平成ライダーの先頭作ですな。

フォームチェンジは別として、クウガをオンリーワンのヒーローとしたのは良かったと思います。まあ、納得出来ない最終回でもありますがアルティメットフォームをラスボス用に取ってたのだけは意義はあったと思いましたね。

結局、この作品のメインは五代と一条の友情がテーマでした。昭和ライダーで言う、おやっさんや滝の役を一条が遣ってと言うのは納得しました。城南大の桜子、専属医師の椿、科研の榎田とその他の警視庁の面々との繋がりに関しては良かったと思います。

因みにクウガは恩大の構想にあった最後のライダーって事でデザインも故石ノ森氏のものらしいです。

【悪い点】

う〜ん・・・・敵グロンギ側のマイナス要素がかなり大きいですな。まあ、謎を隠す為に徐盤ではグロンギ語の字幕を入れてませんでしたが、あれは観ていて退屈なだけでした。3号(コウモリ野郎)の強化も蛇足で結局ラスボスの0号の噛ませ犬で終わりましたし、B1(バラ女)もラスボスを匂わせて居た割には一条の銃弾で正体を明かさず、あっけなく倒されましたし納得出来ませんでした。最後の0号(クワガタ)と人間態に戻ってのラストバトルも萎えました。

ボレボレの面々に関しては蛇足以外の何ものでもない気がしました。妹の職業を保育士としてる為に、無理矢理に五代を「子供に好かれるヒーロー」にしようとしてたのは視え視えだったし、おやっさんの寒いギャグに関しては時間の無駄以外の何ものでもありませんでした。まあ。偶に良い話しもありましたがね。

アクションが短めってのは別に良いんですが、サブストリーと併行で流されるのは簡便して欲しかった・・・・・戦闘中に「幼稚園児の仲直り」見せられてもなあ(汗)。

バイクアクションってよりは曲芸でしたね・・・良いシーンもありましたが、スピード感が全く無かった気がします。

最終回もアレでしたし(大汗)。総集編を2回も入れてるのは呆れました。


【総合評価】

戦闘を終えると旅立つ、最後のライダーとして納得出来る面はありました。捨てがたい面もあるので「悪い」よりの「普通」で。
2009/09/02 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/(誰でも可)]
by サガーク (私書を送る) 評価履歴[良い:44(54%) 普通:8(10%) 悪い:29(36%)] / プロバイダ: 1512 ホスト:1159 ブラウザ: 9573
平成仮面ライダーシリーズの第一作目。昭和ライダーの魂をしっかり
受け継いでいるため、とても素晴らしい作品である。

・ちゃんと変身ポーズがある。
・おやっさんがいる。
・相方がいる。
・バイクアクションをしてくれる。
・正義のために戦っている。

これらに加え多彩なフォームチェンジや武器も追加されて戦闘シーンが
かっこよくなった。

脚本も安定していてとても見やすい。文句なしに最高!
後はクウガを演じたことによって、オダギリジョーに仮面ライダーを好き
になってもらえれば良かったんですけどね。残念です。
2009/08/22 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/(誰でも可)]
by レパード (私書を送る) 評価履歴[良い:36(84%) 普通:1(2%) 悪い:6(14%)] / プロバイダ: 23332 ホスト:23382 ブラウザ: 7360
【良い点】
役700人のオーディションを勝ち抜いたオダギリジョーの記念すべき作品2年間俳優の勉強をしてきた彼の演技力のよさが出ていたと思います。
変身シーン、ライダーキック、バイクアクションこの作品の最高にいい所ではないでしょうかね。
きたろう、水嶋かおり、井上高志をキャストに起用した事もよかったと思います。
五代雄介がバイク運転しながら変身というシーンこれもたまらずかっこよかったなあと思いました。
ヒロイン役村田和美さんの五代君というセリフも印象に残り、一条薫役の葛山信吾の五代今どこだという緊急連絡を取り合うシーンよかったなあと思います。
クロンギをバイクで追いかけるシーンもよかったと思います。
技のアイテムも好きでしたし進化する姿もよかったように思います。

【総合評価】
記念すべき平成ライダー初回作品ストーリーもいいので評価は最高でお願いします。
2009/07/21 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/(誰でも可)]
by こるちお (私書を送る) 評価履歴[良い:88(65%) 普通:15(11%) 悪い:32(24%)] / プロバイダ: 12702 ホスト:12795 ブラウザ: 6210
【良い点】
・ストーリー全般、登場人物、怪人のデザイン・・・どれも文句なしの出来。
・バイクアクションを欠かさずやっていたこと。これぞライダーって感じ。
・バリエーション豊富なフォームチェンジ。
・主人公に好感が持てる。

【悪い点】
・映画化しなかったこと。こんなに良い作品なのに勿体無い。

【総合評価】
平成ライダーの記念すべき最初の作品にして最高の傑作といっても過言じゃない。
当然評価は「最高」で!
2009/05/25 普通 [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/(誰でも可)]
by 永井 (私書を送る) 評価履歴[良い:9(50%) 普通:3(17%) 悪い:6(33%)] / プロバイダ: 29382 ホスト:29418 ブラウザ: 7645(携帯)
同時期の戦隊が最悪だったからそこそこ観れたけど…あの全身ゴムスーツ+プロテクターは吹き出してしまう。

笑顔の押し売りも後半疲れてくる。

あと、権利の問題なのか必殺技なのに「ライダーキック」とかじゃなく「タァ〜ッ」って(笑)

個人的意見ですが平成ライダーが必殺技を名乗らない手法になった元凶。

最終決戦も予告が最高潮で本編肩透かし。

良かったのはちゃんと悪の組織、幹部(のような役割)がいた事。

ちなみに今映画化されたらゆうすけは五代なのか?

今、当時の俳優がもう一回演じる訳無いでしょう…今どちらかというとグロンギみたいだし。

かといって別役者や小野寺版だと違うって言われそうだし。

何を求めてるの?
2009/05/24 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/(誰でも可)]
by タイガン (私書を送る) 評価履歴[良い:13(43%) 普通:2(7%) 悪い:15(50%)] / プロバイダ: 25876 ホスト:25885 ブラウザ: 11073
【良い点】
ストーリー、戦闘の両方が素晴らしい。
監督が良く工夫している。

【悪い点】
劇場版が無いこと以外ありません。
東映はクウガの空気を読んでませんね。電王の空気ばかり読むなんて頭が悪すぎます。

【総合評価】
最高ですね。EDも心が温まる曲です。
2009/03/28 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/(誰でも可)]
by コタツ (私書を送る) 評価履歴[良い:325(69%) 普通:87(18%) 悪い:61(13%)] / プロバイダ: 24193 ホスト:24029 ブラウザ: 10307
仮面ライダーというものがテレビから消えてから久しくテレビで放送開始された仮面ライダークウガ。
ウルトラマンより仮面ライダー派の自分にとって、とても喜んだのを覚えています。
第一印象は「OPがかっこいい。」でした。

おだぎりジョーもたしかここから売れ始めましたよね。

いろんなモードになれるのがかっこ良かったです。
2009/03/28 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/(誰でも可)]
by 宇宙刑事ジャンギャバン (私書を送る) 評価履歴[良い:962(35%) 普通:1108(40%) 悪い:697(25%)] / プロバイダ: 4500 ホスト:4313 ブラウザ: 15090
本作が、2009年現在まで連綿と続く所謂「平成仮面ライダーシリーズ」の一作目でしたね。

古代人のミイラが着けていた謎のベルトを受け継いだ冒険家の青年・五代雄介が仮面ライダークウガとなり、未確認生命体「グロンキ」と戦うと言うのが主筋でしたな。

クワガタムシをモチーフとしたクウガのデザインは後発の物に比べて遥かに「仮面ライダー」らしさの残る格好良いデザインで好感が持てましたな。
オートバイもなかなか良い感じでした。

で、パワー重視の形態など色々状況に応じて二段階目の変身をするのですが、RXのロボライダーやバイオライダーみたいにご都合主義的な強さではなく、欠点が明確なのも良い点でしたな。

で、主人公を演じるオダギリジョーですが・・・・まあ流石に初期のライダー俳優の様な猛々しさはないですが、それでも昨今の「オトメン」とか言ってるようななよなよしすぎた連中よりは良かったですなヒーローらしさがあって。

五代雄介は「みんなの笑顔を守る為に戦う」優しい男ですが、あまりにも非道すぎるグロンギに対し静かな怒りを燃やしている場面があったのが印象に残っています。
その後変身してグロンギ怪人を文字通り血反吐を吐くまでマウントパンチで叩きのめしましたが、優しい男ほど、いざと言う時の怒りは激しいのでしょうなあ。

最終決戦前の刑事さんの言葉も良かった。確か「君にこんな事(戦い)をさせたくなかった、君には冒険だけしていてほしかった」でしたっけ?
本来心優しい雄介にとって、戦いは辛い事だったでしょう。妹が言うように彼が戦わなくて良い世界が望ましい世界なのでしょう。

この作品までは、まだ見られた代物でしたが、それ以降がね・・。

でもまあ、本作は良作でした。
2009/03/28 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/(誰でも可)]
by 超変身 (私書を送る) 評価履歴[良い:5(83%) 普通:0(0%) 悪い:1(17%)] / プロバイダ: 34156 ホスト:33975 ブラウザ: 2145(携帯)
内容の完成度が限りなく高い。
ライダーが一人でショボいようにも見えかねないが、これ程、質の高い特撮作品は見たことがない。
2009/03/09 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/(誰でも可)]
by wiki (私書を送る) 評価履歴[良い:63(46%) 普通:26(19%) 悪い:49(36%)] / プロバイダ: 34156 ホスト:34197 ブラウザ: 2136(携帯)
うろ覚えであまり記憶にないがクウガという作品自体は青春を思い出す。無駄にゴチャゴチャしたフォームはなく、シンプル。アルティメットが一番格好いい。また、ベルトもシンプルでカブトやブレイド、555のように仕掛けがなく音声のみ、思い返せば平成ライダーシリーズで見た目と内容が格好良かったのはクウガなのかもしれない。トリニティーフォームだけが一度きりだったのが残念、しかし電王やキバのような違う意味での合体に似ていることから、この作品が最初であることが確か。久々にディケイドで登場した際に比べてみると如何に格好いいかが分かった。
2009/03/04 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/(誰でも可)]
by クドゥン (私書を送る) 評価履歴[良い:6(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 4195 ホスト:4128 ブラウザ: 8090
平成ライダーシリーズの記念すべき第一作目。
Xファイル的怪奇ミステリーと、アットホームな登場人物達がうまく調和して独特な雰囲気を醸し出しており、アギト以降とは別物な印象。
個人的な意見だが、この作品が成功したのは主人公・五代雄介を演じるオダギリジョーによるところが大きいと思う。
雄介が言っているのは劇中でも明言されているように、綺麗事だ。
これをその辺の役者が演じれば、雄介はただの偽善者になってしまうだろう。
しかし、オダギリ氏はその綺麗事に説得力を持たせる演技をしている。
だからこそ、雄介の「綺麗事」に心を打たれるのだと思う。
あくまでも、個人的な意見である。
2009/02/16 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/(誰でも可)]
by ライカンスロープ (私書を送る) 評価履歴[良い:33(63%) 普通:0(0%) 悪い:19(37%)] / プロバイダ: 34156 ホスト:33972 ブラウザ: 2140(携帯)
【良い点】
・悪い点で挙げたこと以外全部。ストーリー、登場人物、敵、全て文句なし。
【悪い点】
・映画化しなかったこと
・フォームが少しややこしい。アメイジングやアルティメットはもっと使ってほしかった。
【総合評価】
なにかと最終決戦は不評もあるようですね。
確かにアクションは物足りないですがドラマとしてはこれ以上のものはないでしょう。涙を流しながら、血を吐きながらも、雄介が皆の笑顔のために拳を振るう姿に「クウガ」という作品の全てが詰まっています。
本当に素晴らしい作品です。ありがとう!
[推薦数:2] 2009/02/05 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/(誰でも可)]
by coinboard (私書を送る) 評価履歴[良い:87(53%) 普通:28(17%) 悪い:49(30%)] / プロバイダ: 6749 ホスト:6878 ブラウザ: 6342
【良い点】
・デザイン。後年に比べて敵味方共に自然界の生命体らしい
・CG処理。中途半端な技術を見せるよりも、これくらいシンプルめの方がいいのでは
・オダギリジョーの俳優としての正しいスキルが見られること
【悪い点】
・アクション。ライバル作品にも、過去の作品に比べても劣る
・一部の回で石森プロがデザインした怪人。昔の東映特撮のセンスで、作風から浮いていたこと。石森プロのダサさを強調するような演出にも見えた。この仕打ちには見ていて悲しくなった
・石森プロとの微妙な距離がすでに見えている
【総合評価】
平成ライダーの中では一番の作品だと思います。
古代文明など難解な要素はあっても、基本ストーリーラインは何かを守ろうとする青年のストイックなヒロイズムを称える物語であるし、原作はないですが石ノ森作品らしいハードさもそれなりにあって、かなり楽しめました。

昆虫にレトロフューチャー的な流線型のフォルムを足したクウガと、自然の生物を肉感的にグロテスクにしたデザインの対比はよかったです。それまでのライダーシリーズの面影を残した機械的な外見のヒーローが、野生の生命を感じさせる敵を倒すという映像は、小さい子供が見てもはっきりと敵味方の判断がつけられるものでしょう。子供向けとして本能的に子供に訴える部分である、善悪の記号的な差別化がよく効いていたと思います。

またCG処理も素直で好感が持てます。技術的には黎明〜過渡期のためシンプルに合成程度の技術しか使っていませんが、後年の「電王」前後から多用されるへクス〜ドットが画面にちらつくエフェクト加工がされた映像よりも、すっきり画面内のライダー達に集中できるので結果的にはメリハリがついた正統派な映像が撮影されています。

そして特撮以外での本作の一般社会的な価値として、オダギリジョー氏のTVメジャーデビュー作という注目点があります。
オダギリ氏は半ば恥ずかしい過去的な思いなのかもしれませんが、この作品のオダギリ氏って正統派な俳優の演技をしているんですね。ここがポイント高いですね。一般のドラマで後年オダギリ氏を見て思ったのですが、この人の演技って、全体のまとっている暗い雰囲気はいいんですが、肝心のセリフの発声が悪く、半分くらい何を言っているのかが分からなくなったりするときがありました。それがこの作品ではかなりはきはきした感じで話している。何を言いたいのかがはっきりわかる点で、オダギリ氏がよく表現について語る際の特徴に挙げられる「混沌」が「混沌」というものを表現したいんだなと、よく伝わってきます。そこがいいです。形を作るまではいいんですが、俳優は伝えて、伝わっていくらだと思うのです。

オダギリ氏はヒーロー的な作風を半ば拒否している発言をしているんですが、氏の俳優としてのキャラ作りは90年代以降の「能力と同じくらい陰と欠点を抱えた不完全なヒーロー」の公式をよく踏襲していて、実写映画で例えるとポール・ニューマン、アニメで例えると男版綾波レイというような感じの役作りを好んでいる印象を持ちます。異常な力を持ってはいるが周りの人に普段の社会で助けてもらわないと全然力が発揮できない。一見特異な発想ですが、この発想って、実は現在の人に一番受け入れられやすい異能の存在のテンプレートです。そういう点で、この作品に出たことをもっと前向きに捉えてほしいかなとも思います。

いろいろ異論も述べましたが、ここまでは肯定意見でした。ここから問題点を挙げます。
ドラマ部分に力を入れたのはいいのですが、反してアクションは以前の作品に比べるとショボかったです。石ノ森先生本人は仮面ライダーの個性として「ウルトラマンとは違い、スピーディーに動く等身大のヒーロー」という特徴を意識していました。この意見を尊重するのであれば、「1号」〜「スーパー1」までの大野剣友会の殺陣はどっしりとした重感を意識した表現なので、あまり先生本人はお気に召してはいなかったように思います。「BLACK」で殺陣がアクロバット多用のJACになったのはそういう経緯があったからではないかと勘繰ってしまいますが、結果から見るとウルトラマンとの違いはきちんと打ち出せていたわけで、基本的な目論見は一応成功していたと見るべきでしょう。そういわけで「クウガ」ですが、アクション的にどっちともつかず、というか前年に放送されていた「ウルトラマンガイア」に比べて動きません。予算とかアーマー的なデザインが動きにくいとか理由はいろいろありますが、巨大ヒーローに比べても全然動かないのは少し考えるべきだったと思います。しかしシリーズを重ねるごとにさらに動かなくなっていくので、かなり動いているように見えるんですよね。
見た目はカッコいいが動くとダサいというのは悲しいです。

そして、この作品で個人的にもっとも問題だと思うのは途中で石森プロがデザインした怪人達の浮きっぷりです。センスがいかんせん古く、作品に合っていません。見ていてこちらがそう思うのは視聴者の自由である以上ある程度仕方がないのですが、そういう程度の反応はこれだけ考えて作っていれば軽く予想できると思うのです。それを修正せず、そのまま放送するというのは、石森プロに対する一種の悪意があったとは言えないでしょうか?TV局、東映、石森プロそれぞれの間の微妙な意識の差が見えてきます。

結論的に言うと、本作は仮面ライダーというブランドを復活させた偉大な作品です。しかし、その根底に仮面ライダーという作品に対する愛情や尊敬があったかと言えば、肯定しきることはできません。漫画「仮面ライダーSPIRITS」には1号から続く昭和のライダーとしてBLACK〜RXは出てきませんが、それ以上に隔たりを持っている作品です。
しかしそれでも、番組の基本文法は守られているため、形の整った作品に仕上がっているという評価ができます。単語や感じの細かい違いはあるが、文法が整っているため正しく読める文章をイメージして頂くと、よく理解して頂けると思います。

作品自体は何だかんだいっても価値があると思うので評価は減点せずに「良い」で。後年の平成ライダーはこの「クウガ」を「平成1号」としてテンプレートを守った作りをすれば、ここまで賛否両論で続くことにはならなかったでしょう。
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