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| 1997年アメリカ 配給:20世紀フォックス 原案:ジェローム・アームストロング 監督:ミック・ジャクソン 製作:ニール・モリッツ/アンドリュー・Z・デイビス 脚本:ジェローム・アームストロング/ビリー・レイ 撮影:テオ・ヴァン・デ・サンド 音楽:アラン・シルヴェストリ 美術:ジャクソン・デ・ゴヴィア 編集:マイケル・トロニック/ドン・ブロチュ 衣装:カースティン・エヴァーバーグ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 海外 :公開開始日:1997 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 最終変更日:2008/07/09 / 最終変更者:管理人さん / その他更新者: TCC / 提案者:宝家義頼 (更新履歴) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| [推薦数:1] 2010/08/31 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 634 (表示スキップ) 評価履歴[良い:1670(50%) 普通:656(20%) 悪い:1009(30%)] / プロバイダ: 10841 ホスト:11060 ブラウザ: 9831 「泣ける!」「感動する!」という事でパニック映画としては、かなりの知名度を誇っています。大都市ロサンゼルスが火山脈上にあり、その為に街の中で火山が噴火して大パニックになる・・・というパニック巨編になったもので、表面的には確かに科学的に捉えているようですが、冷静に見てみると、ツッコミどころばっかで、世間が言うほど大した作品ではないことが判りました。 カリフォルニア湾は、海底地形に海溝が出来ていて、多くの深海生物の宝庫であることが、最近判ったし、そこの海流からくる栄養分で生態系が豊か・・・という具合にそういった深海探査の見地から見てみて、ロサンゼルスに火山が爆発し街中にパニックになるのは確かにアイデアやコンセプトは面白かったと思うし、登場人物達の活躍も、トミー・リー・ジョーンズの身体を張った大活躍と、その部下役のドン・チードルの的確な指示と判断に従うところも魅力的ではありました。 しかし、火山が噴火して溶岩が街中に現れ、流れるシーンは迫力があるように見えますが、現実問題として、火山が噴火したら、溶岩の速度は時速数十キロにもなるので、あんなスローペースのスライムみたいに進む訳じゃないので、「自然災害舐めてない?」などと思ってしまいました。しかも、ロサンゼルスは坂の多い街なので、坂+重力加速度で溶岩の流れる速度はとても映画のようなスローモーではないし、その場しのぎの対策なんぞ文字通りの焼け石に水になってしまうので、そういった火山災害を知ってしまえば、映画の泣かせるシーンよりも、「おかしいだろ?コレ」と全編ツッコミを入れっぱなしになってしまいました。 地下鉄の救助作業で、いつ助けが来るのか、いつ溶岩が襲ってくるのかという緊張感とスリルがありましたが、それだけであり、運転手を助けるために犠牲になった地下鉄職員の最後も「普通なら二次災害になるだろ?」という具合になると思います。おまけに溶岩の数千度の熱で溶けないコンクリートや鉄骨ってなんなのよ?もとから、そういう防災対策でもしてたの?と結局ツッコミばっか。(爆発や火災に備えて頑強にするのは判るけど、それはあくまでテロや事故に備えてであり、地震はともかく、溶岩にまで耐えられるのか疑問。ガルバトロンじゃあるまいし・・・。) 地震恐怖症の娘が、人命救助に奔走する父親の勇気を見て、荒療治で地震と火山の怖さを克服するのもなんつーか、子供を大事にしとるんかいな?と思ってしまいました。あと、現場が混乱しとるとはいえ、年端もいかない娘っ子に、子供達の世話を押しつけ、ガキが1人で勝手にママを探しに行って結局大迷惑をかける・・・なんてのは、ドラマ上必要だとは思えませんでした。(つーか、椅子に縛り付けておけよ。いくら相手が子供とはいえ、非常時なんだから・・・。) デブがパニくってる警察になんだかやで手を貸してあげるというのは、ドラマを盛り上げる上では必要だった感じではありますが、それでも、自動車でバリケードが簡単に創れるのか変だし、火山弾だって、物凄い速度で飛んでくるので、軌道見極める暇なんてあんのかよ?とこれまたツッコミばかり。 楽しめない作品だった訳ではないのに、ツッコミどころが多すぎるし、最後は力業で自然の驚異を止めるなんてのも強引すぎて全然リアリティがありません。第一、火山だから、亜硫酸ガスとか、硫黄や硫化ガスというある意味、溶岩よりも危険なものを大放出するってのに、それで死者が出ないってのはあまりにも変すぎます。制作者はあんまし火山の怖さを勉強していなかったんじゃないかとしか思えません。 ヘリだって、冷却剤を噴出するにしても、あんな低高度では、溶岩の出す猛烈な上昇気流の前にあんな編隊飛行なんかでける訳がありません(つーか、バランスを崩すか、ヘリが熱で溶けるかのどっちか)。ハリケーン災害にあれだけあってる国だったのに、自然災害の見方の不勉強ぶりばかりが目に付きました。それをヒューマニズムドラマとか、力業で解決というのもまたハナにつきました。 そんな具合でひねた視点で見ていて悪いのですが、B級映画として見ても、それほど面白かった訳では無いし、パニック映画を撮りたかったのか、ヒューマニズム娯楽作を創りたかったのかさえも見えてきません。つーか、これの制作時期のアメリカは『ID4』や『タイタニック』のような無理矢理モンばっか創っていたようにも思いますが。 ファンには悪いのですが、ツッコミどころが多すぎて、おかしすぎるし、実際の火山被害を見れば、映画の嘘ぶりが顕著になりすぎて、リアリティを殺してしまっており、悪評となってしまいます。実際の災害で火山が爆発しても、この映画のような事は出来ず、火山の怒りが収まるまで避難して逃げるしかないのですから。 この評価板に投稿する |
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