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| 海外映画総合点=平均点x評価数 | 1,110位/2,508作品中(総合2/偏差値48.34) | 1,109位<= =>1,111位 |
| 2008年海外映画総合点 | 37位/116作品中 | 36位<= =>38位 |
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| 2007年 日本・中国製作 監督:李纓 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 日本 公開開始日:2008/05/03(土) 海外 :公開開始日:2007 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 最終変更日:2008/10/20 / 最終変更者:634 / 提案者:634 (更新履歴) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| [推薦数:1] 2009/06/30 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 634 (表示スキップ) 評価履歴[良い:1670(50%) 普通:656(20%) 悪い:1009(30%)] / プロバイダ: 11146 ホスト:11342 ブラウザ: 9124 公開前に「プロパガンダだ!!」「ジャパンバッシングだ!!」などといろいろと騒がれましたが、蓋を開けてみると、ハッキリ言って、そんな思想的なものとは無縁の映画でした。 単に、靖国神社という日本の神社の姿と、そこで起こった事や歴史などを淡々と描いているだけに過ぎず、監督や制作者達の価値観の押しつけのようなものが無いとは言えないかも知れませんが、それでも、他のその手の作品のような過激なものとは全く無縁だったように思います。 【良い点】 あまり一般人にはどういう所か知られていない部分がある靖国神社を映したところ。 本の中でしか見られないようなものを、映像の中で見せてくれたのは日本ではあまり無いと思うし、外国メディアで、こういったものを見られるとは思っていなかった分、スタッフ達の労苦を労いたいと思います。 戦後60年目の年に製作したもので、当時の中国人青年の小泉元首相の靖国神社参拝に強く抗議するというシーンで、青年がただ声高にそう言っただけにも関わらず、警備の人達の暴行を受けたりする場面は、靖国神社ならでは・・・ではないのでしょうけれど、日本と中国のそれぞれの過去の清算が未だに採れていない部分も描かれていると思います。 元軍人の人達の集まりや参拝が映されていましたが、それを特にどうこうというものもなく、自然な形で描いていました。日本も、中国やアメリカでのこういった部分を調査しても良いのでは?と思えるところがありました。 【悪い点】 話がダラダラで退屈しやすいところ。 ドキュメンタリー映画全般に言えることですが、こういった作品は普通の娯楽もの映画と違い、普通の娯楽映画では盛り上がるシーンが来る期待感から、どうなるのかスクリーンに釘付けになりますが、これにはそういった効果はなく、劇場で何度かウトウトしてしまいました。 靖国で刀鍛冶をしている人の話にしても、聞いていて、特に面白いとか興味深いとか思った事もないし、日本を象徴する武器である日本刀と、日本の歴史を象徴する神社との組み合わせは欠かせないシーンを描いていたとはいえ、このシーンは退屈する一方でした。 やっぱり、この手のドキュメンタリーを見るのに慣れていなかったり、興味を持たない人には詰まらないと断じられそうな気もします。 あと、もう少し、刀鍛冶よりも、神社の細部などを映して欲しかったのですが、あまり入りすぎると、流石に・・・という部分もあったかも知れません。 【総合評価】 「外国から見た変な日本」という作品かも知れません。 日本人にとって、特別な想いのある空間という部分もあるかも知れない靖国神社ですが、毎年夏の参拝などで、国家間の政治問題になったりするのは、ここがそれだけ外国の目から見て、異質だと思えると思いました。 日本だって、外国のそういう部分を見れば、「?」と思うし、中には「面白くない」「こんなとこ潰してしまえ!!」と思う場所が一杯あると思います。(具体例として、スミソニアン航空博物館にあるB29エノラ・ゲイや、真珠湾にあるミズーリと、学童疎開船対馬丸を沈めた潜水艦ボーフィンなど) しかし、外国の目で見て、そういう靖国という神社の空間の異質さが、同じ日本人にも感じた人は少なくなかったかも知れません。その意味では、中国の人達から見て、日本の侵略の歴史を感じて腹立たしい(もっとも、経済に行き詰まって、仮想敵国を作って、そこに自国民の自分達への怒りの矛先を逸らそうというのは、今でも何処の国もやっていそうだけど)と思ったけれど、いざ、そこへ赴いてみると「こんな大騒ぎする所か?」と思った人もいるかも知れません。 とにかく、そういったプロパガンダを煽るものではなく、一つの神社の持つ異質なムードと、その周囲を淡々と描いているだけでした。その意味では、この映画に対する様々な意見百出も後になって冷静に考えてみると、マスコミも、鑑賞者もそんな一つの神社に振り回されただけだったかも知れません。それは毎年の夏の盛りにいつもこの神社に振り回されているという事を描いていたように思えます。 そして、その神社に振り回された事を思えば、今でも人間達は一つの騒動や戦争等が、映画公開での騒ぎにより、話題や誹謗中傷などに振り回される生き物なのかも知れないという部分が、逆説的に描かれているように思えました。自分の思い込みかも知れませんが、その意味では監督のセンスの非凡さを感じました。 ドキュメンタリー映画は退屈だけど、後になって、冷静に考えて欲しいという思考を与えてくれるものであり、また、そうでなくてはいけないというのを、改めて思い返させてくれたと思います。 この評価板に投稿する |
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