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| 海外映画総合点=平均点x評価数 | 1,026位/2,508作品中(総合2/偏差値48.34) | 1,025位<= =>1,027位 |
| 1985年海外映画総合点 | 20位/31作品中 | 19位<= =>21位 |
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| 監督:フェルナンド・E・ソラナス 音楽:アストル・ピアソラ 女優:マリー・ラフォレ 男優:フィリップ・レオタール | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 海外 :公開開始日:1985 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 最終変更日:2009/08/29 / 最終変更者:青いエビータ / 提案者:青いエビータ (更新履歴) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 2009/08/27 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 青いエビータ (表示スキップ) 評価履歴[良い:283(74%) 普通:24(6%) 悪い:77(20%)] / プロバイダ: 8110 ホスト:7881 ブラウザ: 10170 ピアソラの最高傑作と名高い『タンゴ・ゼロ・アワー』の曲が多く使われているため、大きな興味を持って観賞したのですが… まず舞台背景について言っておくと、1970年代にアルゼンチンで発足した軍事政権は、徹底的な言論弾圧等を行ったため、政府による強制誘拐・殺人等により生じた行方不明者は数万人を下らないと言われています。この間、多くの知識人たちは、難を逃れるため海外に亡命しました。本作がパリで撮影されているのも、ソラナス監督自身がそういった亡命者の一人であったことによるものであり、内容についても、軍事政権を逃れてパリに亡命してきた人々が、祖国の現状と郷愁を訴えるタンゴの舞台を作るというものになっています。そういう時代背景や、タイトルにもなっているカルロス・ガルデル(アルゼンチンの伝説的タンゴ歌手)やサン・マルティン将軍(南米の独立を勝ち取った英雄)など、あちらの文化や歴史についての知識も持っていないと、物語に入り込めない可能性が大きいです。 冒頭、季節は冬のせいか、先行きの見えない世の中での不安を表しているのか、もやのかかったような灰色を基調としたパリ市内で、バンドネオンの震えるような音色に情熱的かつ官能的なタンゴを踊る男女、ここからもう、心が高ぶります。そして、物語の合間に必ず登場するピアソラのタンゴ。祖国アルゼンチンから遠く離れたパリにあっても、アルゼンチンに生まれた人にとって、タンゴがいかに自らを支えるアイデンティティなのかということが染みてきます。 物語のキーワードである『タンゲディア』とは、「タンゴによる悲喜劇」という意味なのですが、この作品自体が文字通り『タンゲディア』な作りになっています。 ここに登場する亡命者は、ちょっと国を離れているというわけではまったくなく、やむを得ずに国から脱出した人たち、つまり、祖国から切り離された人々なのです。 祖国から切り離される事、祖国を失う事はアイデンティティの喪失にまで通ずる。 亡命者は死の世界に取り残され、前にも後ろにも進めない。日本人にはなじみのないテーマですが、「亡命とは“不在"ということだ。そして永遠の不在はすなわち“死"なのだ」という台詞は胸を打ちます。日本語でも「亡命」という字は、「命を亡くす」と書きますので、改めて大変に重い意味の言葉なんだなと思い知らされます。 しかし、亡命の苦しみ、苦悩は、当事者でない者には理解しづらいもの。必死で作った『ガルデルの亡命』の劇は、フランス人から好評を博し、理解を示してくれる人もいたけれど、多くの人から「難解すぎる」、「私たちには関係ない」と言われてしまう。この辺考えさせられますね。結局、当事者にしか本当の苦しみは理解できず、それ以外の者からしたら、ほとんどの場合、他人事でしかないというのを突き付けられたみたいで… むろん、暗く陰鬱なばかりではありません。ガルシア=マルケス作品など、南米文学によく使われるマジックリアリズムの手法が、重い空気を和らげてくれます。死人が出てきたり、公衆電話が勝手にしゃべりだしたり、文字通り「へこんで」しまう演出家などなどが、クスッとした笑いをもたらす。でも、南米文学やマジックリアリズムを知らない人が見たらびっくりするかも…ありえないようなことが、当たり前のことのように描かれてしまっていますから。 このように、亡命という悲痛な現実を描いていますが、希望があったのも確か。最後のマリアナの娘の台詞は、この作品のテーマをぴたりと言い表しています。 「何をなすべきか足踏みしながら・・・ここにいる いつかまた旅立つ日が来る だが私は亡命から何かを学んだ 生きる目的を探そう 不幸にも必ず終わりがある」 この評価板に投稿する |
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2010/05/17 好印象 by 青いエビータ (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 21846 ホスト:21752 ブラウザ: 2060(携帯) [編集・削除/これだけ表示]
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| 1. これぞ南米タンゴピアソラ×ソラナスDVDBOX制覇 by 青いエビータ ... デルの亡命』、『スール その先は…愛』そして先ほど観た、『ラテンアメリカ 光と影の詩』でようやく日本で公開されたソラナス監督作品をすべて制覇しました… これらの作品は、最初ただ単に「ピアソラの音楽が使われているから」という理由で観始めたのですが…いやすごい、考えさせられます。普段私たちが知ることが無いであろう、アルゼンチンの ... 記事日時:2009/09/13 [表示省略記事有(読む)] |
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