海外映画総合点ランキング: 669位/1,490作品中 (総合点2.03/偏差値48.86) 668位 <= =>670位
海外映画2005年総合点2005ランキング: 26位/84作品中 25位 <= =>27位
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英語タイトル: THE ISLAND
2006/08/29 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/]
by SHUNIA 評価履歴[良い:131(50%) 普通:36(14%) 悪い:94(36%)] / プロバイダー: 45219 ホスト:45219 ブラウザー: 5540
注意:前半の方のネタバレをしております。
【良い点】
内容:A
あらすじから、『SF系』で、『クローンの逃避行』なんだな、という認識をしてから見た映画。これによって、なんらかの『映画の風景』などが浮かび上がり、主人公達に感情移入しやすくなるだろう。
ストーリーは『汚染された地球から救助された』という人々が暮らす施設内で、毎日同じように食事を摂り、仕事をし、同じ靴や服を着て生活している主人公『リンカーン』。彼はよく見るという『悪夢』と、この日常に対する疑問やいろいろと好奇心を抱き始めることから物語は始まる。
その後、外界で汚染されていないという『アイランド』への抽選が始まり、多くの中から自分以外の一人が選ばれる。これもいつもの繰り返しであった。
リンカーンは仕事中にとある場所で、汚染によって絶滅し今では珍しいという『飛ぶ虫(蛾?)』を見つけて捕まえる。
翌日、ヒロインの『ジョーダン』が『アイランド行き』の抽選に選ばれる。どこから虫が入ってきたのか気になり、リンカーンは飛ぶ虫を放してその後を追う。とある研究施設へ侵入したリンカーンは、そこでとんでもない事実を知り、ジョーダンを連れてこの場所から脱走することに。
汚染されているという『外界』は嘘で、『アイランド』も存在せず、そして『自分たちの正体』はクローンであることを知る。脱出後、雇われた追撃隊から逃れながらも、人間が住む街へと向かう。そこでの環境にはなれていないリンカーンたちだが・・・。
『アクション映画』とは思わない方が良いだろうし、むしろそう思わなくても楽しめる映画。
クローンである主人公とヒロインが二人で協力して逃げ出し、必死に『生きよう』とする。が、彼らの正体を外界に知られないようにするために追撃隊が殺しに来る。
単に生きたいだけなのに追われてしまうという必死な二人に感情移入してしまう。また、必要なことだけを教えてもらっただけのクローンであるため、外界、それ以上に人間と言うものを理解していない二人。だが、街のモニターでのキスシーンや、子供の笑顔、短時間でいろいろな知識を手に入れ、次第に人間の欲が芽生えることになる。そのためだろうか、後半の二人のベッドシーンや何か新鮮なものを感じた。
その後の展開も問題なく、一本の映画らしく終わり、単純なストーリーのようだがその中では『クローン』と『人間』との違いや感情など、この逃避行の中で語られ、意外にも奥が深い内容になっている。派手にやりすぎていないのも良い点かもしれない。SFといっても今の街並みにちょっと近未来的な要素を取り込んだ程度だったり、無駄に戦闘もしない。むしろ、この映画は『アクション』を重視すると方向性を間違えた映画だと勘違いされそうである。なので、アクションなどもこのぐらいがちょうどいいと思う。
【悪い点】
ないかな・・・。
これは無理だろ、というシーンが一つあったが、これ一回だけなのであまり評価に影響はない。
【その他】
ゲームで有名で、映画でもある『007 ゴールデンアイ』で登場する007のライバルこと『006 アレック・トルヴェルヤン』。彼を演じる『ショーン・ビーン』はこの映画でクローン施設のボスを演じている。しかもメガネを付けているのでインテリっぽく、なにかとカッコイイ。
主人公演じる『ユアン・マクレガー』も『スターウォーズ EPISODE1〜3』でおなじみの『オビ=ワン・ケノービ』なので、なにかと馴染みがある役者だと思う。ヒロインも美人だし、役者に関しては文句ない。よく演じられている。
【備考】
クローンによるSF系の逃避行もの。『アクション』、『ヒューマンドラマ』、『恋愛』が偏りなく、絶妙なバランスで構成された映画、だと私は思う。
今の『意味深な映画』よりは全然内容が良いので、暇つぶしに見るなら問題ない。
『アクション』を求めていたり、何か目的があるならば、見ない方がよい。ごく普通に楽しめる映画である。
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