海外映画総合点ランキング: 536位/1,490作品中 (総合点3.99/偏差値49.32) 535位 <= =>537位
[他形式: RSS/携帯版/English]
英語タイトル: SO CLOSE
2006/08/13 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/]
by SHUNIA 評価履歴[良い:131(50%) 普通:36(14%) 悪い:94(36%)] / プロバイダー: 7333 ホスト:7293 ブラウザー: 5540
ちなみに私はこの映画に『特別なもの』を感じたため、『最高!』としたが、他の人が見た場合、『普通』か『良い』ぐらいになると思われる。
よって、客観的に評価した場合は『良い』で・・・。
また、この映画の重要な部分を『【良い点+解説】/「内容」の※※の文』にてネタバレするので、嫌ならばこの部分は避けてください。
【良い点+解説】
キャラ:A
アニメ『NOIR』を見ていることから、友人に鑑賞を勧められた映画。
『NOIR』は、『ミレイユ』と『霧香』が『NOIR - ノワール』という殺しのユニットで、標的を消していき、さらに『NOIR』の真実を探るというストーリー。その『ミレイユ』というキャラは、クールで危険な魅力を漂わせている殺し屋。そのミレイユの声が『三石琴乃』である。そして、この映画のスー・チーの日本語吹替えを担当しているのも『三石琴乃』なのであった。
つまり、私はスー・チー演じる『リン』と、NOIRの『ミレイユ』のキャラとかぶったため、この映画に惹かれたのだった・・・・・・。
ちなみに上記はDVD版の日本語の場合であり、『地上波』で放映されていた時の声が『三石琴乃』かは不明。
内容:A
・ストーリーは、リンがとある企業ビルのボスを始末するところから始まる。その後、妹のクワンの支援によって厳重な警備を抜け、そのビルからの脱出に成功する。その後、リンは昔の恋人と思いもよらぬところで再会をする。そこに温もりを感じたリンは、『殺し屋』の仕事をやめて結婚しようとし、次の仕事をキャンセルするようにクワンに言う。だが、置いていかれ、何も残らないことに不安を抱いたクワンはキャンセルせず、この仕事を自分で遂行しようとする。
一方、刑事のコンは、企業のボスを殺した犯人、リンたちを追っていた。手がかりを掴むため、とあるビルへ向かう。
恋人と一緒にいたリンは、クワンが仕事をキャンセルせずにそれを実行しようとしていることに気付き、急ぎその現場へ向かう。
仕事はなんとか遂行したものの、リンとクワンはコウと接触。格闘戦の末、この仕事の依頼主が送った刺客たちが現れ・・・。コンも含めて全員始末しようとする。そして、今回の仕事がリンたちを消すための罠だったと分かる。そして・・・。
・女性三人のアクション映画の代表作として、『チャーリーズ・エンジェル』が存在するが、この映画はあちらと違ってかなりシリアスである。あちらはチャーリーと呼ばれるボス(?)の部下として、三人の女性が『異常なハイ・テンション』で暴れるものであり、あの『テンション』についていけない人間はほぼ『不評』とするだろう。その人たちはこの映画の方が合っているかもしれない。こちらは仕事を『真面目』に遂行し、仕事中のリンたちに余裕は感じられない。
『チャーリーズ・エンジェル』の連中より、この映画の三人の方が『カッコイイ』だろうし、話も良い。
※※
・この映画、衝撃的だった・・・。今までいろいろと見てきたが、こういう展開もあるんだ、とこの作品には驚かされた。
アニメ『ガンダムSEED D』では、『シンからキラに主人公が変わる』ということで、シンの存在が無視されてしまい、大不評であった。
『ガンダムSEED D』とは違うが、実はこの映画も主人公が変わるのである。だが、単に変わるだけではない。主人公であるスー・チーが殺されてしまうのである。「どうせ生き返るだろう」、「当たり所が良くて、最後辺りには復活するだろう。映画なんだし・・・」
しません。蘇生しません。手足も動きません。本当に死んでしまいます。
そして、主人公は変わってクワンとなる。行動側の仕事に関して未熟であるクワンだったが、ただ一人の姉の復讐のために強くなり、リンと同じぐらいの力を発揮させるのである。最終的に最後は三人で敵を成敗、ではなく、クワンとコンの二人で敵を潰しに行くのである。
アクション:A
・悪いとはいえず、良いとも言えない。女性だからだろうか、少しアクションに隙が大きい、動きが遅いところもある。といっても、『マトリックス リローデッド以降』のように、まるで『ダンス』のようなアクションはしない。さすが『ジェット・リー』映画のアクション監督などを手がけただけのことはある『コーリー・ユン』監督。女性のアクションの『かっこよさ』を引き出そうとしている。
・また、決戦時の生傷が女性にも関わらずかなり多い上、その決戦相手が手ごわい。最近の映画では、悪役のボスの死に方が呆気なかったり、戦わずに死んだりと、あまりすっきりしない終わり方をするものが多い。敵のお偉いさんが最後に残ったりするが、必ずしもそのお偉いさんの前に、ラスボス的な悪人が登場するとは限らない。
この映画は、敵のお偉いさんの前にラスボスが待ち構えていて、この決戦は両者激しく刀で斬り合い、お互いダメージを受け、とてもよい勝負となっている。最終的には勝利し、黒幕を始末してすべてが終わるが、ここまで手ごわいラスボスも映画で、いやアニメなども含めてそうそうお目にかかれないと思う。
また、戦闘中のちょっとしたお色気も、女性のアクションのサービスにはちょうどよい感じである。
音楽:A
・『最初の標的始末』と『リンVSコン戦』など、戦闘でよく流れるBGM。この曲は気に入っている。というのは、HIGHなアップテンポでもなく、スローでもなく、女性の声が入ったギター音(? 私は音の判別が分からない人間です。また、その音は曲の最初あたりに使われている)が『殺し屋』というイメージに合っている感じがするのである。
まあ、音楽は人の好き嫌いが激しいから、あまり気にしなくていい。
【悪い点】
敵のお偉いさん含むおっさん方(というか香港人)がほとんど同じような顔なので、二、三回見ないと判別できないかもしれない。まあ、あまり気にしなくても大丈夫だろうが。強いラスボスが日本人だというのはなぜか分かった。
CG:C
この映画、日本の映画のようにCGが『これはCGだな』と分かってしまう。とくにガラスが破壊されるシーン。たまに本物のガラスを使っていたりするが、あまり見かけない。ガラスが壊れるとき、本物は破片がかなり小さいが、この映画のガラスは破片が大きく、変な舞い方と輝き方をする。本物のガラスを使うと結構危険なシーンが多いからだろうか。
個人的にこの映画の銃声はあまり好きではない。「ボン! ボン!」といった感じがする。銃声は「バン! バン!」とか「ガン! ガン!」とか映画で使うのは重い銃声の方がいい。
銃声なんか『どうでもいい』という人は、このことは『どうでもいい』です。
【その他】
『トランス・ポーター』のヒロイン役として有名な『スー・チー』。
この映画のジャンルは、『セクシー・ヒロイン・アクション』だろうが、セクシーかどうかはやはりそのヒロインが好きか嫌いかによるだろう。
『トゥーム・レイダー』や『Mr & Mrs スミス』のヒロイン『アンジェ』が好きな人もいれば、私のように『スー・チー』の危険な魅力に惹かれる人間もいる。
よって、この映画も好き嫌いが分かれる作品だと思う。
ちなみに『ヴィッキー・チャオ』もいい。
【備考】
シリアス系『セクシー・ヒロイン・アクション』。
『スー・チー』や『ヴィッキー・チャオ』、『カレン・モク』が好きな人には勧める。
『爽快感』を求めてこのアクション映画を見るのはやめた方がいいだろう。『アクション』よりも『シリアス』な方がいい、という人には向いているかもしれない。
ちなみに私みたいにアニメ『NOIR』のミレイユ好きな人も、この作品の日本語吹替えで見るとスー・チーの『魅力』に惹かれるかもしれない。そうなるとは言い切れませんが。
評価投稿 / 作品DB目次
この作品の全ての書込みを表示する