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猿の惑星(海外映画)


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読み仮名: さるのわくせい / 英語タイトル: PLANET OF THE APES
注意: これは海外映画版。その他メディアのページ
小説:猿の惑星 / 特撮:猿の惑星 (TVシリーズ)
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2007/06/19
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1.猿vs.ミュータント(人間)
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1.映画史に残る傑作SF作品!
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猿の惑星 ― Planet Of The Apes (初回限定盤)

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1.原作は越えなかったけれど。
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ビデオ:猿の惑星
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1992/05/21
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1.SF映画の元祖とも言える
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単行本:『猿の惑星』隠された真実
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1.もうちょっと、簡潔に、ならないか?
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CD:オリジナル・サウンドトラック「猿の惑星」

参考:\1,890
2007/01/24
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17889
おもちゃ&ホビー:Planet Of The Apes - 12 Inch Figure: Slave Nova & Taylor 2-pack

参考:\9,975
2005/05/25
()
1968年 制作
配給:アプジャック 20世紀FOX
監督:フランクリン・J・シャフナー
原作:ピエール・ブール
脚本:マイケル・ウィルソン ロッド・サーリング
音楽:ジェリー・ゴールドスミス
メイキャップ・デザイン:ジョン・チェンバース
メイキャップ:ベン・ナイ ダン・ストリーピーク
SFX:L・B・アボット アート・クリュックシャンク エミール・コーサ・ジュニア
出演
テイラー:チャールトン・ヘストン ジーラ博士:キム・ハンター ノヴァ:リンダ・ハリソン コーネリアス博士:ロディ・マクドウォール ザイアス博士:モーリス・エヴァンス
吹替え版声優:納谷悟朗 大塚周夫 楠トシエ 近石真介 久松保夫 木村幌 田中信夫 大木民夫 八奈見乗児 相模太郎 富山敬 渡部猛 宮内幸平 増岡弘 水島晋 田中康郎 飯塚昭三 浅井淑子 遠藤晴
最終変更日:2006/10/18 21:55:25 / 最終変更者:スペ9 / その他更新者: TCC / 提案者:馬王 (更新履歴)
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2007/10/06 普通 [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 24時間鬼ごっこ 評価履歴[良い:52(62%) 普通:16(19%) 悪い:16(19%)] / プロバイダー: 18244 ホスト:18291 ブラウザー: 3876
宇宙飛行の末たどり着いた星は未来の地球だったというオチだがコプセントはいいが
なんか好きになれない。

ラストの切ない終わり方もいいと思うが、続編はいらんやろ!!
2006/10/18 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by スペ9 評価履歴[良い:526(72%) 普通:102(14%) 悪い:98(13%)] / プロバイダー: 19044 ホスト:18840 ブラウザー: 5623
半裸の似合う男ヘストンのいち代表作にして古典SF映画の傑作。

プロットは物凄く単純であり、「宇宙飛行の末たどり着いた星は地球だった」だ。それを要所要所
にショッキングな事実を見せることで1時間半の尺を乗り切っている。よく言われる衝撃的なエン
ディングだけでなく、動物よろしく振舞う人間の登場、さらにソレを狩る猿の出現の方がむしろビ
ックリしたのを覚えている。誤解を恐れずに言えば「空前のネタ作品」だと括れる。SFとは本来
こういう「アイディア勝負」であったのであり、今日的な、ビジュアルで訴える諸作にはさびしさ
をおぼえるなぁ。
衝撃的なシーンとして、逃亡するテイラーが網で捕らえられついに声を上げるシーンがある。ここ
での猿たちの驚愕の表情に込められた意味を酌むべきだ。エンディングもそうだが、本作は「霊長類
という価値観・プライドの喪失」「哀れんで見ていたノヴァが実は自分たちの未来の姿だった」
という「立場の逆転」による衝撃が再三突きつけられる。先に「ネタ作品」と書いたが、あまたある
「ネタ作品」とは一線を画する深い仕掛けが本作にはあるのだ。
そして忘れてはいけないのが、ヘストンのフィックス声優納谷悟朗氏の吹替えだ。ぜひとも吹替え
での視聴をお勧めする。
あと、「ビジュアルで訴える昨今の作品」へ不満を漏らしたが、本作も当時としては最高に「見て
楽しめる」作品だった。もちろんメイキャップがそれで、一人あたり3時間とも4時間とも言われる
時間を要し、その為に集められた美容師は100人以上、瞳をダーク・ブラウンにするためにコンタクト
レンズが買い占められ、一時コンタクトの相場が急騰したというウソのようなエピソードにも驚かさ
れる。
以後、4作造られるのだが、この一作でも完全に一本立ちしているので安心。気が向いたら続編以降
もどうぞ(もっとも、続〜に手を付けたら最後まで見なければならないが)。
2006/09/23 普通 [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by TOMI(S) 評価履歴[良い:56(63%) 普通:10(11%) 悪い:23(26%)] / プロバイダー: 55221 ホスト:55106 ブラウザー: 5234
初代は素晴らしいです。
ただ、後の続編がダラダラと続きすぎ。
リメイク版もびっくりしたのはラストのみ。
そう考えると、やはり製作は最初の一作だけにしておけばよかったと思います。
2006/09/11 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 634 評価履歴[良い:1406(50%) 普通:548(19%) 悪い:858(31%)] / プロバイダー: 20686 ホスト:20715 ブラウザー: 5234
ラストのオチというのは結構人間社会を皮肉っていると思うし、サルに慣れ親しんできた我が国やアジア諸国(中国やタイでは猿の神様が主人公の話があるのだし。)はともかく、気候的に猿が住まず、面識があまり無かった西欧諸国では猿は品のない汚らしい動物という事での嫌悪感が強い。(よくゲー人たちが我々日本人をイエロー・モンキーと侮蔑するのもその傾向があるのだろうと思われる。)
その為に、猿という動物が進化の過程で人間に進化していくという事を未だに認めていない外国では多い。(前ローマ法王も、ダーウィンの進化論を認めても、猿から人類が発展、進化したという事までは認めてはいない。)

そういった事では猿という嫌悪感を抱く動物から人間が発展し、猿を汚らしい獣として見ていなかったのに、その猿達が台頭し、惑星を支配するという点と、地球という星を支配しているのは猿から発展しただけに過ぎない我々人類という部分にも皮肉として出ている。

古典的作品とはいえ、昔はそういった意味では結構文明社会を皮肉った内容は多かったのだし、そんな内容だったからこそ本作の猿という動物に対する嫌悪感と同時に、「我々も猿に過ぎない」という面がありそう。
話は飛躍するのかも知れないけれど、地球や宇宙という仏様の中では人類はその仏の手の平の上の孫悟空にすぎないという面もあるのかも知れない。なぜなら、我々人類は未だに地球の中でしか生きる事が出来ないのだから。

一皮剥けば人間も獣であり、猿という事がこの作品には出ている。この作品の猿人達がアジアに対する欧米人のイメージならば、猿達の行為に激怒した人間達が後のシリーズで「皆殺しにしてやる!!」という部分も紐解けば猿と大差がない面がある。欧米諸国にあるアジア人全般を猿呼ばわりする面は差別的なのだけど、結局地球を滅ぼされ、エテ公共に支配されるきっかけを創ったのは人間だという部分もブラックな部分で作用していた。

この作品の制作者達がそこまで考えて創ったかは判らない。しかし、色々な意味で後味が悪くてもインパクトや考える時間を与える作風になったといえるだろう。
こういった作品はあまり出ていないようであり、本作のシリーズも後期になるにいくに従って、どんどん落ちぶれていった感がある。
2006/09/10 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by ハンス 評価履歴[良い:78(56%) 普通:22(16%) 悪い:39(28%)] / プロバイダー: 20228 ホスト:20345 ブラウザー: 4696
ラストは映画を見る前から知っていましたが、それでも衝撃が強かったです。
救いがあるシナリオとは言えませんが、作品の出来は当時としては最高だったと思います。
リメイク版はそうでもないですが…。
2006/05/17 普通 [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 十傑集 評価履歴[良い:735(53%) 普通:341(24%) 悪い:316(23%)] / プロバイダー: 11009 ホスト:11078 ブラウザー: 5234
最初はラジオでTV放送を聞いてただけだったのでラストで主人公が何を見たのか全然、分らなかったり。
次に放送された時に直に観て、自由の女神像の残骸だったというオチに納得しました。
これだけなら「とても良い」なのですが、後の作品がね…。
別枠が設けられていないので続編をマイナスポイントで加算して「普通」です。
2006/01/16 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by グルグルネコ 評価履歴[良い:149(69%) 普通:28(13%) 悪い:39(18%)] / プロバイダー: 1601 ホスト:1639 ブラウザー: 5234
ラストのオチすでに知っていたからどうとも言えないが、
地球でない星で英語がしゃべれるわけないじゃん、
と思わずにはいられなかった。主人公は、不思議に思わなかったの?
(いや、もしかしたら2000年もの間に地球人は他の星に植民していて、
その星では進化したサルの世界をただ作っていたかもしれないという、
別の仮説も立てられて、地球でないと考えることもできるのか。。。
しかし劇中でそんな発言はなかったと思う。)
それだけじゃなくて、大気組成の調査などほとんどせずに宇宙服もつけずに宇宙船の外に出るのもどうかと。。
(しかしこれも、宇宙船が地球に似た環境の星にしか着陸しないという設定で、主人公達がそのことを
完全に信頼していた。とも考えられる。だが、あの着陸はどう見ても墜落なんだけどなぁ。。。)
と、
結構ツッコミどころは多くて、もうちょっとしっかりしてほしいな、というのが正直なところ。
頭の中では、そういうシーンは時間の都合上カットしているということにしてます。

でも、アイディア自体はよくて、
惑星支配者を人間ではなく、猿としたところの面白さと、
それによって人間社会を痛烈に皮肉アンド批判を行ったところがテーマ性を噛んでいてよかったですね。

*******************************************
上記の評価を一部訂正しました。
ある小説で猿の惑星云々がありまして、
そこでひとつの大きな流れがあったことに気づいて、多少評価を上げようかなと思います。
(といっても良いという評価はそのままですが)

漠然と見ていて気づかなかったのですが、
3で夫婦がいっていた猿の指導者は、シーザーではなく、アルドーでした。
このアルドーは、5で出てきたゴリラのアルドーのことだったんですね。
名前が違っていた事は気づいていましたが、
いちいちアルドーなんて覚えてなくて、さっぱりわかりませんでした。

となるとまた別のことがわかって、これは歴史が大きく違っている。
見ている中で、あれ?若干歴史が違ってない?と思っていたことは、確かにそのとおりで、
指導者がまず違いますね。
どこから変わっているかというと、おそらく3であの夫婦の猿が過去にやってきた時点で、
既に歴史がだいぶ変わっていたと考えられます。
夫婦が着たからシーザーが生まれたのであって、シーザーが生まれたから、
アルドーが指導者になるよりも早く指導者になれ、歴史の流れが変わったのですね。
未来はどのようにも変えられるといった台詞達は、これを示していたのですね。

で、別に気づいたことは、
5で老人?が子供たちに話している年代が、2673年となっているのですが、
これは適当につけた年代かと思っていましたが、
1で、テイラーが冒頭、宇宙船の中で目を覚ました時の地球の年代と同じなんですね。

で、総合的に見てみると、
2〜5までの流れが一気に読み取れて、
2で地球が滅亡するが、3・4と歴史は転換し、
5では猿と人間の共存への道を歩めるのかどうなのか?、となって、
さらに1の冒頭につながっていく、という流れになります。
テイラーが降り立ったときの地球では、果たして猿と人間はどのように変わっているのか、
あるいは猿と人間たちは、同じ未来の過ちを繰り返すだけなのか、
そういう終わりとして見れるんですね。

ということで、2〜5も良いとします。一連の5部作で見ると面白いですね。
2005/09/19 普通 [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by Yam. 評価履歴[良い:258(70%) 普通:72(20%) 悪い:36(10%)] / プロバイダー: 33677 ホスト:33697 ブラウザー: 6356
第2部以降は売れたからって感じがありありだったけれどねえ。第1部にしてもSFとしてはどうかと思うけれど、ラストの衝撃のために話をひっぱった感じがありありだった。まあ、最初に見た時はガキだったから私は衝撃を受けたけれどさ。今だったらよくある手管としか思わないかも。すっかりすれてしまったかなあ。
[獲得推薦数:1] 2004/12/17 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 神童みーな 評価履歴[良い:120(57%) 普通:46(22%) 悪い:46(22%)] / プロバイダー: 17648 ホスト:17368 ブラウザー: 4483
悲しいことに途中でオチが読めてしまい、良さが低下してしまった作品。

多分漂流教室の荒廃した世界と、猿の惑星の荒れた砂漠とのイメージが一致しちゃったからだと思います・・・・。
そして人と猿の立場が逆転した世界観。きっとそうのほうが視聴者に与えるインパクトが強いだろうなって。
自分の中で解釈しちゃったのも原因のひとつだと思います。

まあ解かってしまったのを抜きにしても非常に良い作品でした。なんともいえないもどかしさがいいですね。
私個人は、主人公が周りと違うしゃべれる人間だということを見せてやれ!
・・・いわんばかりに主人公を応援してました。彼は一応全人類の代表ですしね。
弾圧されている人類の描写も、それに拍車をかけた結果になりましたね。

また序盤の主人公のノドがやられたのも良かった。なんといってもしゃべれないのがじれったい。
・・・その一言に尽きます。そしてその後の展開が見事でした。
それにより、普通の人間でないかいつバレるか楽しみとなり、
結果として長い映画ながら、視聴者をあきさせない作りとなったのでしょう。

ある意味人類の意地を見せてくれた作品です。評価は良いにします。。
2004/12/01 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by ノックスのソムリエ 評価履歴[良い:175(71%) 普通:40(16%) 悪い:32(13%)] / プロバイダー: 27050 ホスト:26886 ブラウザー: 4184
この作品・・・他の方もおっしゃるように、第一作の衝撃は忘れられません。人類滅亡以上に屈辱的かつ残酷なる未来。このアイデアの斬新さは今もなお色あせることはありません。
しかし悲しいかな続編のジンクス、続編の出来が第一作を上回れなかったように思います。第一作の衝撃のまま終われたところを下手な後付設定で続編にしなければ・・・。ただ、リメイクされた作品については不問にするつもりでいます。第一作とはまた別の物語のわけですし。
後に知った話によれば、この作品における猿のモチーフとは我々日本人の事を指すそうですが・・・SF史上に残るこの傑作がそのような偏見で描かれていたことについては深い失望を感じました。そのことが許せないことは許せないのですがそれは舞台裏の話。実際にスクリーンに映し出されるのは作品のみ。
最近になって失望を覚えたといっても、この作品の衝撃は本物。圧倒されたことに変わりはありません。よってここでの評価は「良い」に致します。
2004/11/16 普通 [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by ジン 評価履歴[良い:46(56%) 普通:6(7%) 悪い:30(37%)] / プロバイダー: 11107 ホスト:11032 ブラウザー: 3874
結構面白い映画なんですが
ここに描かれている「猿」って実はモデルは日本人なんですよね。
第2次世界大戦のおり、日本人に虐待されたそうですが・・・
自分はアジアの人間を家畜同然に扱っておきながら・・・
とても差別的な作品なので、普通にしておきます。
2004/11/15 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by rangame 評価履歴[良い:341(75%) 普通:34(7%) 悪い:81(18%)] / プロバイダー: 41679 ホスト:41701 ブラウザー: 5234
随分昔に3部作が深夜にやっていたので一気に見ましたけど6時間の長丁場も飽きさせずに見れたのが古い映画ながら凄いと感じました‥まあ、オチには正直驚愕させられましたけど面白かったです。
2004/09/26 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by nack プロバイダー: 16614 ホスト:16432 ブラウザー: 3875
オリジナル版(1968年)は横に置いておきまして、「新・猿の惑星」(2001年)の評価です。

単純に楽しめる娯楽作です。メッセージ性・ドラマ性は希薄ながら、サスペンスに満ちた歯切れ良い展開で、観客を最後まで飽きさせません。
ティム・バートンとしての作家性はあまり表に出ておらず、そういう意味で期待していた人にとってはやや肩すかしの内容かもしれませんが、ダークトーンに染められた美術の美しさや、シニカルでひねくれたユーモアセンスは、紛れもなくバートンならではのものといえるでしょう。

この映画の見どころのひとつである、猿たちの造形もお見事。特殊メイクに頼ることなく、その所作や居ずまいなどで「猿っぽさ」を生みだしていた点は十分評価できます。この点では、オリジナル版『猿の惑星』より明らかに優れていました。
とりわけ、猿の将軍を演じたティム・ロスが実に素晴らしかったです。この映画がピリピリした緊張感を全編に渡って維持できていたのも、彼の存在によるところが大だと思います。猿たちは基本的に全面特殊メイクですから、人間の“素"の部分が残っているのは目だけなのですが、ロスはこの目だけの演技でもって、凄まじい迫力を醸し出していました。将軍のキャラクターが立っていたからこそ、猿たち全体の恐ろしさも際だっていたわけですから、ティム・ロスがこの映画最大の功労者であるのは間違いありません。

先にも書いたように、メッセージ性などが薄いのが残念といえば残念ですが、映画館の大画面で楽しむには絶好の映画に仕上がっているのではないでしょうか。

さて、いろいろと論議をかもしている、謎めいたラストの解釈についてですが……

誰しも頭を悩ますであろう、あのラスト。すなわち、

『主人公が地球だと思って帰ってきた星も、猿の惑星と化していた。しかも、敵役であったはずの将軍が、英雄として祭られていた』

というラストです。
自分なりに考えてみた結果や、ネットなどでの意見を統合してみると、あのラストの解釈はおおむね二つに分けられるようです。

まず、ひとつ目。これは、『あのラストに合理的な解決など、そもそも存在しない』という説です。
いきなり身もフタもない説のようですが、私はこれ、あながち外れてはいない気がするんですよね。つまりあれはバートンなりのブラックユーモアなのです。あのラストのために、それまで必死に孤軍奮闘してきた主人公の活躍がすべて無に帰してしまうという、その理不尽さ。それをこそ笑うべきなのです。

観客の頭には、「これは『猿の惑星』なのだから、ラストには何かとんでもないドンデン返しが用意してあるに違いない」という先入観がまずあります。そのさらにウラをかくには、ありきたりなオチでは観客を驚かすことは出来ないでしょう。それならばむしろ思い切り無茶苦茶なラストで、観客をケムに巻いてしまおう--バートンにはそんな思惑があったのではないでしょうか。
いかにも彼らしい、人を食ったユーモアで、変に合理的な解釈を求めるよりも、このように割り切って考えてしまった方がよほどすっきりすると、私には思えます。

もうひとつは、あくまで合理的な解釈にこだわった説。こちらの概要を一言でまとめるなら、
『主人公が猿の惑星を飛び立った後、将軍もそれを追って宇宙に出、主人公が着くより遥か昔の地球にやってきて、猿による反乱を引き起こした』
・・・ということになります。

この説の大前提となるのは、主人公が最初に来た猿の惑星とラストで帰ってきた惑星は別の星である、という点です。大気圏外から見た姿が地球とは似つかないものだったこと、月が二つあったこと、何よりバートン自身が「あれは別の惑星」と明言していることなどから、この点は確かとします。
さてそうなると、将軍がいかにして地球まで辿り着いたのかが問題となります。ここで母船内の様子を思い返してみましょう。惑星探索のために射出されたポッド、あれはどれくらい用意されていたでしょうか? 一つや二つではなかったはずです。つまり、まだ多くのポッドが埋められて残っていた可能性は充分にあるわけです。
主人公が猿の惑星を出発後、息を潜めていた将軍はあの母船から脱出、または救出されます。そして猿たちが母船の探索によって見つけ出したポッドを我が物とします。チンパンジーですら操縦できたポッドなのですから、その操縦は将軍にもさして困難なものとは思えません。あるいは、何らかの形でチンパンジーと意志の疎通を図り、操縦を教わったのかもしれません。
とにかくそうした経緯でポッドを操り、めでたく宇宙へ飛び出した将軍は、磁気嵐を抜け、執念でもって一路地球へと向かいます。ところが実際に到着した地球は、主人公が帰るよりもずっと昔--おそらくは1800年代ころの地球だったのです。
今さら帰るにも帰れない将軍は、この際だからと、人間に虐げられている猿たちの意志統合を図って動き出します。これはちょうど、本編で主人公が行った行動と逆パターンなわけですね。
将軍たった一人で、果たして地球の猿たちをまとめ上げることが出来るのか、という点に関しては、本編で人権擁護派の女性猿が言ったセリフが伏線となって利いてきます。すなわち、
「地球の猿は、しゃべれないわけじゃない。しゃべれないフリをしているだけなのだ」
つまり言語による障害はなく、将軍のカリスマ性をもってすれば、猿たちの一致団結を引き起こすのは決して不可能ではないのです。主人公がやってみせたのと同様に。
そして猿による革命によって、あえなくも人間たちは淘汰されてしまいます。それから200年ほどののち、ようやく主人公が地球へ帰ってきますが、しかし時すでに遅く・・・

・・・というのが、『論理的解決』のあらましです。
この説にも、かなり無理な部分が多々あるのは確かです。しかしあくまで整合性を求めるなら、これくらいしか解決の道はないでしょう。

でもここまで言葉を重ねて解決を求めたところで、今まで以上にすっきりするわけでも、面白くなるわけでもないんですよね。やっぱり「ケムに巻かれた」感は否めない。
それならむしろここは、やはり『ひとつ目』で述べたように、『不条理オチ』なんだということで納得しちゃった方がいいんじゃないかな。それが一番バートンぽいと思う。
2004/06/30 普通 [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by TCC 評価履歴[良い:1716(55%) 普通:933(30%) 悪い:447(14%)] / プロバイダー: 50928 ホスト:50926 ブラウザー: 3875
※2007年9月21日に形式例通りの文章に訂正

ビデオで何度か見ました。チャールトン・ヘストンの吹き替えはルパンの銭形で有名な納谷五郎さんでしたな.

【良い点】

・高い特撮技術

猿人等の特撮技術は当時にしてはハイレベルだったと思います。凄いリアルでありましたね。

・衝撃的なラスト

主人公が最後に目にしたものは・・・・・・・・・・実は地球は滅亡していたのですが、
かなり悲惨なオチでしたな。これを目の当たりにして驚かなかった人はいなかったでしょう。多分

【悪い点】

・全体的に猿人に魅力を感じない

猿キャラはチャールトン・ヘストンを助けた猿は好感持てましたが、支配者側の猿はただ高圧的な凡庸で、
面白みのない面々ばかりでしたな。まあ、既に地球は「サルの惑星」と化していたのだから、そんな
態度にでたのは別に不自然ではなかったけど、盛り上げ役としては不足していた印象は否めませんでした。

【総合評価】

やはり、前述の衝撃的ラスト。これに尽きるのかもしれません。確かに凡作の類では
ないと思うけど、やはり支配者側の猿に引っかかるものがあったので、評価は「普通」と
いった所ですな。
2004/06/21 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by aya♪ 評価履歴[良い:44(86%) 普通:5(10%) 悪い:2(4%)] / プロバイダー: 41516 ホスト:41367 ブラウザー: 3646
最後の以外な展開にビックリ!!でもアクションがあって面白かった!!猿の顔がよくできてて良かった♪
2004/06/08 良いと思う立場からのコメント [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 猫玉 評価履歴[良い:495(71%) 普通:141(20%) 悪い:60(9%)] / プロバイダー: 4969 ホスト:4752 ブラウザー: 3646
>要するに、この映画に登場する猿人等は有色人種の事なんですね

まあ、日本人はイエローモンキーと呼ばれてたからなあ。
そんなイエローモンキーの所にモンキーの面を外注に出すとはいい
度胸だ。
しかし、冗談は兎も角、そんな事言ったら、なんでT2のサイバー
ダイン社の社員は有色人種なんだとか、なんでETの目は青いんだ
とかキリがないからなあ。
クリンゴン人なんかモロに・・・。

この映画に関しては、現代人の遺跡のメガネや人形が発掘される所
なんか衝撃です。
あと、猿たちの人間狩りとか。
2004/06/07 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by もろっち 評価履歴[良い:1353(73%) 普通:243(13%) 悪い:270(14%)] / プロバイダー: 7812 ホスト:7762 ブラウザー: 3875
いや面白い設定ですね
かなり古い映画なので、映像的には地味ですが
プロットが良いので飽きずに見れました。
もうちょっと作中の小イベントを増やして展開を早くすれば最高だと思います。
あのラストシーンには衝撃を受けました。
2004/06/07 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by エスパー 評価履歴[良い:637(60%) 普通:210(20%) 悪い:210(20%)] / プロバイダー: 49994 ホスト:49967 ブラウザー: 4547
1が一番面白いですね。以後はオチが読めちまう。
いや、1のオチが好きなのです。結果的に最後は本当の猿の惑星かよ!みたいな(笑
SF映画の中では不朽の名作。
2004/06/07 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 宝家義頼 プロバイダー: 5942 ホスト:5769 ブラウザー: 3646
この映画の原作者は、第2次世界大戦で戦時中に日本軍の捕虜になった事を屈辱だと感じて、この作品の小説を
書いたそうです。
要するに、この映画に登場する猿人等は有色人種の事なんですね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
まあ、映画そのものの出来栄えは良かったです。
2004/06/02 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by @主義 評価履歴[良い:45(52%) 普通:24(28%) 悪い:17(20%)] / プロバイダー: 30051 ホスト:29967 ブラウザー: 3875
この作品は既に、トラウマになってしまってる。
場面、場面すべてが印象的で、ラストのここは地球だった。いうのは頭から離れません。
いちよ全作品通して見ましたが、最終的にはハッピーエンドになるんですよね。
猿が人間対して行っていた悲惨かつ残虐な行為は、個人的には、見るに耐えないものでしたが
人間自身も、同じようなことをやっているので、いろいろな面で考えさせられる作品でした。
2004/06/02 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by スリント人 評価履歴[良い:343(88%) 普通:33(8%) 悪い:14(4%)] / プロバイダー: 6658 ホスト:6732 ブラウザー: 4127
こどもの頃は、なんで猿が人間を支配してるん?みたいな感じで、作品そのもの
の良さを理解出来ていませんでした。
とてもSFなストーリーで、近年、テムバートン監督で、リメイク作品も作られ
ました。私も、やはり、未来の地球だったというラストに衝撃を受けましたね。
だれでも知っているSF映画のひとつでしょうね。
2004/06/02 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 猫玉 評価履歴[良い:495(71%) 普通:141(20%) 悪い:60(9%)] / プロバイダー: 4969 ホスト:4664 ブラウザー: 3646
猿の惑星が実は滅亡した地球だったというのは本当に衝撃でした。
あの有名なラストはミステリーゾーンのロッドサーリングが考案した
そうです。また大量の猿マスクは当時物価が安かった日本に発注した
そうです。
うーん、舞台裏みたいなネタばかりだなあ、後久しぶりに見たら、音
楽が水曜スペシャル川口博探検隊シリーズに流用されていたんで、そ
っちを思い出して仕方なかった。

まあ、兎に角古典の名作です。
2004/06/02 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 十兵衛改 評価履歴[良い:322(63%) 普通:100(19%) 悪い:92(18%)] / プロバイダー: 31059 ホスト:31036 ブラウザー: 3875
シリーズ通して見ましたが、1を超える物はなかったですね。
やはり、あのラストは忘れることができないです。
古き良き名作。
評価投稿 / 作品DB目次
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