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| 海外映画総合点=平均点x評価数 | 52位/2,507作品中(総合41/偏差値74.55) | 51位<= =>53位 |
| 海外映画平均点(評価10個以上限) | 65位/424作品中(平均1.71=とても良い/24評価) | 64位<= =>66位 |
| 1987年海外映画総合点 | 3位/36作品中 | 2位<= =>4位 |
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| 制作:1987年 アメリカ 監督:スタンリー・キューブリック 製作総指揮:ジャン・ハーラン 原作:グスタフ・ハスフォード 脚本:スタンリー・キューブリック マイケル・ハー グスタフ・ハスフォード 音楽:アビゲイル・ミード 美術:アントン・ファースト 編集:マーティン・ハンター 録音:エドワード・タイズ 出演:マシュー・モディーン リー・アーミー ビンセント・ドノフリオ アーリス・ハワード アダム・ボールドウィン ドリアン・ヘアウッド ケヴィン・メジャー・ハワード エド・オーロス ジョン・テリー キアソン・ジェキニス カーク・テイラー | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 日本 公開開始日:1987 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 画像集サイト 1. フルメタル・ジャケット | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 最終変更日:2006/07/30 / 最終変更者:TCC / 提案者:宝家義頼 (更新履歴) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 2012/02/19 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by mosukuwa (表示スキップ) 評価履歴[良い:810(57%) 普通:238(17%) 悪い:366(26%)] / プロバイダ: 20089 ホスト:20180 ブラウザ: 7541 戦争映画の名作。 前半ばかりが有名ですが、後半の方が反戦への皮肉とかが出てて良いと思います。 市街戦とか迫力ありましたし、謎の狙撃手の正体が明かされたときの何ともいえない気分、ミッキーマウスのマーチを歌いながら戦場を後にする姿など、凄くドキドキしました。 ハートマン軍曹のキャラクターも強かった。凄く厳しいですが、「海兵隊は永遠である!ゆえに貴様らも永遠である!」と教える姿や、ジョーカーをリーダーに抜擢するくだりは結構カッコいい。 逆に、コイツのせいでジョーカーと他兵士の友情があまり描かれず、後半で唐突に兵士の友情を語るのがやや不自然に感じました(だって、ジョーカー以外の兵士はみんなほほえみデブをイジメてたわけだし…)。 2012/01/11 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by SWAN (表示スキップ) 評価履歴[良い:212(87%) 普通:20(8%) 悪い:12(5%)] / プロバイダ: 9696 ホスト:9648 ブラウザ: 11753 【良い点】 ・ウジ虫と害虫はどう違うんだとか、矢継ぎ早に罵詈雑言とと叱責の嵐(しかも放送禁止用語が多い。) ・就寝まで一斉だったりトランクをチェックされたり厳しさを実感させられます。 ・遅れを取っている人がいないのに厳しすぎる。 ・段々とそれが当たり前になっていく流れ。 ・デブの凶行。 ・べトコンの描写。 ・戦争っぽい戦争という台詞。 ・緊迫の市街戦。 ・アジアの少年にそんな事をさせるつもりはないという台詞。 ・もっと北爆をしろと言う台詞。 ・後半の緊張感。 ・撤退せず狙撃兵と戦う事。 ・狙撃兵の正体と苦悩。 【悪い点】 いくらなんでも厳し過ぎ。 狙撃兵からの攻撃に一旦撤退しようといったのに強行したのは疑問が残りました。 【総合評価】 他国の戦争なのにあんなにしごかれて送られるのは嫌だなと感じました。狂気の戦闘マシンぷりで普通の台詞が出てこない。いかにして意識を叩きこみ一種の「洗脳」状態にしていくか何だろうと思う。 2011/05/29 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by スー (表示スキップ) 評価履歴[良い:296(59%) 普通:155(31%) 悪い:48(10%)] / プロバイダ: 31188 ホスト:30920 ブラウザ: 16537 戦争映画。内容的に2つに分けられ、前半は訓練所、後半は戦場を舞台に物語が展開する構成。 キューブリック監督らしい奇抜で斬新な部分はあまり見られないものの前半の訓練所でのお話は彼らしい狂気の演出が見られます。 後半は普通の戦争映画という面は否めないですが、敵の狙撃手からの見えない攻撃に困惑する小隊はなかなか良かったです。 最後の行軍シーンも印象的でした。 2010/11/03 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 名もなき詩人 (表示スキップ) 評価履歴[良い:537(86%) 普通:57(9%) 悪い:33(5%)] / プロバイダ: 1856 ホスト:1883 ブラウザ: 3876 【良い点】 軍曹 ミッキーの歌で行進する場面 【悪い点】 前半の軍曹のところの方が個人的には楽しかったかな 【総合評価】 さまざまな漫画アニメでパロられている軍曹の元ネタ。この軍曹生でこれ見るのが一番。本当に面白い。英語が分かればもっと面白いと思う。愛と青春の旅立ちと言い、どうして軍曹にはこの帽子が必須なのか?この帽子見ると笑ってしまう。 なんとなく言いたい事は分かるけど、私は素直にこの軍曹の罵詈雑言を芸として楽しんでしまいます。元々教官で、演技指導しててそれが良かったからそのまま演技しちゃったと言う逸話を読んで実際演技が良かったです。 戦場行ってからその時楽しんでいた気持ちはちょっと堕ちましたが、最後のミッキーの歌で行進するシーンは良かったです。 私は人間性だとか国家暴力とか、反戦だとか平和だとか難しい事は分かりません。と言うか一回見ただけですっと入ってきたのは、こういう部分です。 一つだけ気になったのは南ベトナム人の生活です。意外と取り上げられる事が無いのですが。彼らは戦ってなかったとすると変な戦争ですね。この辺りは実際どうだったのかこの映画でちょっと気になりました。ただ今だいろいろ調べては居ません。 おかしな戦争だったと言う事で、ベトナム戦争が映画のテーマになる事が多いですね。今もイラク戦争がちょっとそれに足を突っ込んでるっぽいので、いずれそういう批判的な視点から描かれる作品も増えてくるのかなと。 2010/09/02 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by HM/HR (表示スキップ) 評価履歴[良い:5(50%) 普通:1(10%) 悪い:4(40%)] / プロバイダ: 10119 ホスト:10338 ブラウザ: 9154 とにかく放送禁止用語がバンバン出てくる作品 特に前半はかなり面白い(後半ダレる) 最後のデブの自殺や軍曹の下ネタが完全に狂い気 主人公ジョーカーに関しては別にどうでもいい 最後はもっと狂ってほしかったなーくらい・・ それとあの市街地ベトナムじゃなくてイギリスだったんですね(笑) 流石キューブリックの映画でした。 2009/09/26 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 境界線 (表示スキップ) 評価履歴[良い:12(80%) 普通:0(0%) 悪い:3(20%)] / プロバイダ: 49287 ホスト:49403 ブラウザ: 9573 【良い点】 前半のハートマン軍曹のしごき 微笑みデブ 物語の前半 無機質な戦場って感じがした所 【悪い点】 後半のインパクトが弱いかな 【総合評価】 戦争により変わっていく若者が 描かれていて良かった。 ハートマン軍曹の放送用語連発が 期待していただけあって、楽しませてもらった。 もう苦笑いでした笑 [推薦数:1] 2009/07/23 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ガーリックトースト73% (表示スキップ) 評価履歴[良い:173(66%) 普通:11(4%) 悪い:79(30%)] / プロバイダ: 26687 ホスト:26640 ブラウザ: 11346 反戦映画と言われているが、本場の軍隊ならではのコミカルな描写も多く「戦争を知る映画」という解釈の方が適切。 一見して狂人のような言動をする登場人物がいるが、蓋を開ければ単純に悪意だけではなく別の感情がこもっている。 主人公の上官である軍曹は暴言と制裁を多用する鬼教官だが、全くの鬼ではなくちゃんと訓練生に配慮している描写がある。 ベトナムの民間人にマシンガンを撃ち続ける兵士もそう。狂わなければやってられない、 そんな気持ちが伝わってきそうな迫真の演技だった。 ただ、あまり深く考えず、映像を見ただけでも十分楽しめる。 放送禁止用語が飛び交う前半は抱腹絶倒モノだし、後半は打って変わって戦争の恐ろしさを的確に訴えている。 評価は「良い」。 やはりタブー用語が多すぎるためか、良作であるにも関わらず今だに地上波で放送されない本作。 これを見ずして戦争映画を語るべからず。一度聴いたら忘れられない絶妙なセリフ回しが見れる字幕スーパー版を強くお勧めしたい。 2008/12/24 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 二堂新駄 (表示スキップ) 評価履歴[良い:31(15%) 普通:57(27%) 悪い:120(58%)] / プロバイダ: 36207 ホスト:36091 ブラウザ: 5095 二堂;二堂です。 新駄;新駄です。 二堂;男の欲とゲイまみれの海軍養成場をなんとか卒業し、ベトナムに赴く主人公。取材でかつ同僚と最前線で行動することになるのだが・・・。 新駄;まぁゲイまみれ。○ンコは連発の海軍養成場はマジで吹きました。ってリアルすぎるだろ。 二堂;男同士でいたいもん同士あつまってるからしゃぁないね。でもデブうざかったな。 新駄;でも実際に、筆記テストで点がわるかったものが優先されたとかで学習障害、身体障害をもつものも多かったらしいよ。 二堂;結構取材して描いてんだな。 新駄;でも、悪教官を殺すところとかうそっぽいよな。そんなことあったら教官の数足らんで。 二堂;映画ですから勧善懲悪要素はしゃないかなと。 新駄;銃もだんだん新式なるとかすごく忠実なんですが。AKは集弾性が低くく狙撃に向いてないのに、使われるとか信じがたい面もあったなぁ。まぁだから虚構と現実どちらかにもう少し比率をおいてもよかったかな。「悪い」で。 2008/12/22 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by moon-moon (表示スキップ) 評価履歴[良い:542(66%) 普通:158(19%) 悪い:122(15%)] / プロバイダ: 29509 ホスト:29689 ブラウザ: 7438 ベトナム戦争を舞台に海兵隊新兵を取り上げた戦争映画です。 兵士がブートキャンプにて洗脳により精神を麻痺させられ、 フルメタルジャケットに仕立て上げられ戦場に送られる様子を描きます。 これが実際とどれだけ近いのか自分にはわからないのですが、 (ちなみに、ブートキャンプでの教官の罵声は現実にあるらしいですね。) ドラマ仕立てにせずドキュメンタリーのように坦々と描かれているため、 リアリティはかなりのもので、強く心に響くものがありました。 こんなの見せられたら、いくら崇高な大義があろうと人間を戦場に送り込むことなんか出来ませんし、 どんな理由があろうとも戦争を肯定することなんか出来ないですよ…ホントに。 まあ、それを承知した上で、だからこそブートキャンプであのようなギャグみたいなことが行なわれ、 兵士がフルメタルジャケットに仕立て上げられるのだとも考えられるわけですが… 教官の罵声が作品の重たい雰囲気を不思議と軽減(麻痺)させ、意外と見やすかったりします。 自分にとって色んな意味で非常にインパクトの強い作品であったため「最高」を付けさせていただきます。 2007/09/14 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 下田の里 (表示スキップ) 評価履歴[良い:259(76%) 普通:28(8%) 悪い:52(15%)] / プロバイダ: 23770 ホスト:23443 ブラウザ: 4184 ベトナム戦争中の「新兵訓練」と「実戦中」両方の狂気を過激な台詞の応酬で繰り広げられる、ある意味「最も危険な戦争映画」 前半と後半では作風や舞台が違っているように見えるけど、「次第に人間的な感情が麻痺していく」という過程として見れば「一個の作品として」完成していると思う。 前半はハートマン先任軍曹が新兵達を理不尽に罵倒し、新兵達も一人のどん臭い奴(ほほえみデブ)に対してリンチを加えるような「体育会系、或いは軍隊特有の雰囲気(の悪い部分)」がこれでもかという程に描かれている。 特にハートマンの圧倒的過ぎる存在感&ど〜したらそんな言葉が思いつくのか?と言うくらいの悪口雑言の数々は不快感を通り越してギャグの域までに完成されており、見ている側も感覚が麻痺して来る事請け合い。 前半のクライマックスは散々な目に遭ったほほえみデブが精神に異常をきたし、訓練学校卒業前日に主人公の目の前でハートマンを撃ち殺した後自殺すると言うショッキングなもの。 ほほえみデブが次第に銃に向かって話しかけたりする様や、ハートマンを殺害する前後の心理状況などは真に迫っています。 後半はベトナム戦争の前線に駆り出され、仲間達が敵軍の兵士達を嬉々として殺す様や次々と味方が殺されていく展開を通して、ラストにはミッキーマウスマーチをバックに文字通り「完全被甲弾」、人間性が麻痺した戦争の道具になってしまう…というキツいものです。 クライマックスで自分達を苦しめた敵の正体を知った主人公が苦悩する中、やむなく止めを刺してしまう展開が悲しく、且つ恐ろしいものでした。 作品の根底に流れるテーマは真面目で暗いものだけど、それを通り越してブラックな笑いに達してしまう稀有な作品。 個人的には「最高!」を入れたい作品ですけど、「描写や台詞がキツ過ぎて他人様にお薦めするのには躊躇する」という倫理的な理由で「とても良い」に止めておきます。 2007/06/19 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 三つ葉 (表示スキップ) 評価履歴[良い:40(67%) 普通:3(5%) 悪い:17(28%)] / プロバイダ: 12661 ホスト:12698 ブラウザ: 2893(携帯) 軍曹が死に、デブが死に、カウボーイが死に、女の子が死んだ。 軍曹はデブに会ったから死んだ。デブは弱さに殺された。カウボーイは運に見放された。女の子は軍隊に負けた。 海兵は銃弾であり、戦争でしか役に立たない。。彼らがベトナムで果てようとも、我々は彼らが味わった地獄を何ひとつ知ろうともせずに、残った弾を人殺しと罵った。 彼らは感情を押し殺し全てを貫く鉄の銃弾となり、気が狂うまでベトコンを撃ち殺した。 彼らは完全被甲弾(フルメタルジャケット)。だれにも理解されずにベトナムで弾を撃ち尽くす。 2006/08/03 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by メビウス (表示スキップ) 評価履歴[良い:52(57%) 普通:5(5%) 悪い:35(38%)] / プロバイダ: 37646 ホスト:37690 ブラウザ: 3875 ある意味では、世界最高の反戦映画。人間性を捨て去って「兵器」にならなければ、 戦争なんて出来やしないという現実をこの映画に突きつけられました。 前半は、鬼軍曹、ハートマン先任軍曹の猛烈な罵倒、シゴキのワンマンショー状態。 調べたところによると、実際のアメリカ海軍でもほとんどこの映画そのままのことをやっているらしいです。 ハートマン先任軍曹により「人間」は「兵器」に加工され、戦場に「出荷」されていく様は まさに微塵も人間味がありません。その無敵の鬼軍曹も意外な形で足元をすくわれてしまうわけですが・・・。 今考えると、この映画が無かったらもしかすると「女王の教室」というドラマは生まれなかったのかと 考えてしまいますね。軍曹は指導者であっても決して教育者ではありませんが。 後半は戦争というものの矛盾点、理不尽さ、悲しさをこれでもかとばかりにぶつけて来ます。 ヘリで村人をまるでシューティングゲームをしてるのかの如くに惨殺していく兵士のシーンは、 「もう彼は既に『兵器』であって人間ではないのだな」と考えさせられます。 そしてゲリラの幼い少女との死闘。刹那過ぎます。悲し過ぎます。そして恐ろしいです。 戦争というものは、結局国、人間というものが存在する限り無くなることは絶対に無いと私は考えているの ですが、戦争を完全に肯定することは出来ない、いや、してはいけないなと感じさせられました。 この作品は既にいい、悪いの次元を超えていると私としては思います。 おもしろい、つまらないかで強引に評価するとならば、最大級の賛辞を送らざるを得ないでしょう。 2006/08/02 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ぽん酢 (表示スキップ) 評価履歴[良い:16(62%) 普通:2(8%) 悪い:8(31%)] / プロバイダ: 42187 ホスト:42243 ブラウザ: 6978 この映画の広告用キャッチコピーの1つに「ヴェトナムは僕を殺すことはできるが、そんなこと僕は気にかけてない」と言う物があり、それはそのままこの作品に対する批評を適切に要約していると思います。最初のパートが最高潮に達した後、この映画はまるで何のストーリーも持たないかの様に拡散していき、前に進む推進力を取り戻すことは二度どないまま、第二のパートに差し掛かるとほとんど別の映画の様に感じられ、観る者は感情を揺さぶられる事なく見続けなければなら無いので、個人差が激しく人によっては最悪の作品ともなり得ます。キューブリックはその作品全体の力強さによって、私達を陶酔させるつもりなのかも知れないけど、実の所そのテーマの空虚さによりただ麻痺させているだけの様にも感じました。しかも本作に見られる大抵の素材は、これまで何らかの形で誰もが目にした物であり、恐らくこの作品には、これまでキューブリックが撮ってきた傑作を特徴付ける独自の哲学的次元が欠けている様にも思えました。しかし二部構成によって大きく分けられた地獄の映像による描写は、多くの非常に面白いシークエンス、比類無い台詞回し、第一級の演技などを経てかなりの力作となりました。 もう少し拡大解釈するならば、本作はベトナム戦争に関して作られた最も先鋭的な作品であり、人間性を失わせ堕落させる疫病として描き出された戦争を前に、観る者を絶対的に戦慄させると思います。加えてつかの間安全圏でくつろぐ事が出来ると思っているまさにその時、気が触れた様なイメージや言葉が旋回してきて頭の中に住みつき、感情を逆撫でしながら掻きむしられます。更に全編に軽快な皮肉が溢れ、狂気と人種差別者が持つであろう頑迷さが襲い掛かり、なおかつ這い蹲っている後半部の泥濘の中から心のメッセージが立ち上がってくる見事な構成をなしています。しかもある種のステレオタイプによってある程度筋書きが予想できるにも関わらず、心を捉える興味深い瞬間が多々あります。最終的にキューブリックの演出は、描き出されている海兵隊という統治様式と同じように、鋼の様に無情で手さばきが巧みであり、だから私達は、登場する哀れな新兵の事を本当に知るようになる事は決して無いので、まして気に掛ける必要など無いのかも知れません。いずれにせよこの作品は必ず見る者の心に強い衝撃を与えるので、本作を監督したキューブリックは本当に世界映画界の工匠だったと言えます。全く輝かしいワクワクする様なベトナム戦争糾弾映画だと思います。 2006/06/17 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ガリレオ・フィガロ (表示スキップ) 評価履歴[良い:156(66%) 普通:31(13%) 悪い:51(21%)] / プロバイダ: 31104 ホスト:30876 ブラウザ: 5234 狂気、戦場での狂気が実に上手く描かれている。 前半部は特に印象的 鬼教官の下品な罵詈雑言の数々 運動神経の鈍く、足手まといの微笑のデブが 鬼教官の扱き、集団リンチなどを受けて 人間性を失っていく様子は非常に印象深い あの狂気に満ちた目は凄みがある。 後半はいきなりベトナム戦争に入った気がする。 人間性が失われてく前半部に対し 戦争と言う狂気を描いたのであろう。 ラストでジョーカーが少女を殺し 人間性を失うのも怖さを感じた。 戦争という狂気と人間性が失われていく姿を リアルに描いた戦争映画の良作 2006/02/22 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 馬王 (表示スキップ) 評価履歴[良い:547(70%) 普通:101(13%) 悪い:136(17%)] / プロバイダ: 18453 ホスト:18387 ブラウザ: 4184 ベトナム戦争題材にした映画ってかなり多いですよね。 政治的な関与が含まれた戦争で15年も続いた歴史的戦争で国の威信をかけて戦っいきった犠牲者はあまりにも多く恐ろしいものであった。 唯一アメリカが敗戦した戦争でもあり、映画化に至っては戦争批判やらそういった事に関しては扱いやすい、格好の題材だったかもしれない。 『プラトーン』以来そういった映画がよく作られている。 キューブリックが扱ったベトナム戦争は戦争というより『銃』の恐ろしさを描いている作品。 タイトルもそうだが、銃を持った人間性の崩壊やいとも簡単に人を殺せる事を伝えている。 キューブリックの作品はどこか狂喜に満ちた雰囲気がガンガン出ている。 特に音楽に歌がそうだ。前半のシーンは、新兵訓練と言ってもほとんど上官の罵声を浴びただ単に肉体改造と統率を取り、戦争へと送り出す為の兵器作りのようなものだ。 レナードは運動音痴で全くみなについていけず仲間や上官からも嫌われる存在。 しかし銃だけは彼の取り柄でレナードはいつしか唯一信頼できる銃しか愛せない状態になっており、そしてトイレで起こったシーンは最も人間の奥深くにある人間の本能性と言うものを垣間見られたシーンかもしれない。 一度仲間に銃口を向けるが(ジョーカーに)再度自分に向けて自殺するシーンもまた対極の意味をなしている感じもした。 銃をというものは人間性をも壊す兵器だ。あれが当たり前だと思う、正当化させる戦争はもっと恐ろしいって事だね。 後半からは全くの戦争映画だ。人間の死と言うものを虫けらのように扱う戦争は怖い。 建物の狙撃手のシーンも印象深いが至って描写はよくある戦争映画って感じだ。 しかしキューブリックのすごいところはラストにミッキーマウスのマーチを入れたり、前半の替え歌などそこら辺にあるんだろうなぁ。 意味が含まれてるんだろうけど考えると難しいねぇ。前半のファミコン・ウォーズのCM(こっちが印象強い笑)を乗せた歌も面白い。 前半の取り巻いた狂喜が後半で薄れたような感じだが面白い作品だ。 2005/11/03 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ベ-ア (表示スキップ) 評価履歴[良い:66(63%) 普通:0(0%) 悪い:38(37%)] / プロバイダ: 5542 ホスト:5285 ブラウザ: 3793 前半のリー アーミー扮する軍曹が兵隊を扱いて使い物にさせていく場面が素晴らしい。 観ているこちらが洗脳されたような気分になった。 落ちこぼれの兵隊が軍曹に虐められて破滅するところは痛ましいが、 前半の有無を言わせない迫力は他の戦争映画では味わえない面白さだった。 後半は戦地での実践場面になるのだが、前半にくらべるとやや迫力に欠けたが 主人公達を苦しめる狙撃手の正体が年端もいかない少女だったところは衝撃的で恐ろしいものを感じた。 2005/08/29 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by くらぼ (表示スキップ) 評価履歴[良い:24(80%) 普通:3(10%) 悪い:3(10%)] / プロバイダ: 10673 ホスト:10801 ブラウザ: 5234 とにかく軍曹の扱きが凄まじくて、初めて見たとき(当時小学生)は衝撃的だった。 戦場で自分たちを苦しめてきたスナイパーの正体が少女だったというのも唖然で、その後の主人公の心変わりも痛ましく感じたものだ。 2005/07/23 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 羽幌炭鉱 (表示スキップ) 評価履歴[良い:773(45%) 普通:469(27%) 悪い:473(28%)] / プロバイダ: 32606 ホスト:32487 ブラウザ: 4487 前半はハートマン軍曹の狂気、後半は戦争そのものの狂気というものが実に描かれており、戦争と言う嫌なものを実に描いていた。 そして現在でも戦争という狂気は続いている。恐らく、ハートマンが真人間に見えるくらいに狂った連中だっているかもしれない。そう考えると、この映画が上映された後から何も進歩してないなアメリカは、そして世界は、と思う。 2005/03/20 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 戎(えびす) (表示スキップ) 評価履歴[良い:120(44%) 普通:126(46%) 悪い:28(10%)] / プロバイダ: 2261 ホスト:2388 ブラウザ: 3875 フルメタル・パニックでネタとして使われていたので、そのネタ元を見てみようということで 借りて見ました。 前もって多少情報収集してから見たのですが、まあ色々と凄かったなと。 ハートマン軍曹のしごき部分ですが、半ばこの部分の内容を確認するために見たような ところもあって、とくと見させていただきました。 その流れの最後のレナードがハートマンを、というところ“うわー"という感じでしたが。 そしてベトナムに話が移って、見ていて感じたのは最近のもののように映像の技巧に凝ったものでは 当然ないものの、変な言い方かもしれないが“ごく戦場らしい戦場を見せられている"ような 印象がありました。 まあ本物の戦場なんて当然見たことないので、自分の想像力の及ぶ範囲でらしいと判断しただけですが。 兵士達の会話に関していまいちノリが理解しきれないところがあるのは、これもまあ それがわからなくて当然なのだろうからそれはそれでいいのかなあと。 見た限りプロパガンダの匂いはあまりないのが見ていて苦痛に感じない一因だったかもしれない。 最後のミッキーマウスを(曲名わからないんで)歌いながら行軍していく様が何とも 不気味な感じがして悪くない終わり方だった。 評価ですが、最近戦争っぽい別の何かを多く見かける気がするけれど、これはしごく戦争らしい ものだったので“良い"とさせていただきます。 2004/11/22 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 椋鳥 (表示スキップ) 評価履歴[良い:14(82%) 普通:0(0%) 悪い:3(18%)] / プロバイダ: 18655 ホスト:18530 ブラウザ: 4184 ハートマン軍曹の素晴らしさが際立つ三十分が見所ですね。実質他はおまけです。 戦争モノや殺人モノを楽しく見れる方には「最高の喜劇」です。(ネタ度高め) 素敵すぎる放送禁止用語乱発の歌がグレィト! [総評] ビバハートマン、ビバ下ネタ乱発、ビバアメリカ! もっと読む「ハートマン軍曹のシゴキ場面だけで最後までいってくれれば「最高」だったんだけど。それ以外については特に...」 by まりん 次のページを読む この評価板に投稿する |
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