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英語タイトル: DEEP BLUE
2004/08/11 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/]
by 雲丹烏賊の介 評価履歴[良い:172(62%) 普通:54(19%) 悪い:52(19%)] / プロバイダー: 10409 ホスト:10196 ブラウザー: 3875
8月某日、夕方の六本木ヒルズ。この映画が終幕してエンディングの字幕が流れる中、
何人かが席を立ち始める。しかし、陶然とじっと字幕を見続けるたけの
人が多数──照明がつくまでに、私の目分量では6割以上は席を立たずにいた。
これは、観客の大半が10〜20代だったことを考えるとかなりな割合だ。
観客を一種の被催眠・トランス状態にしてしまうといっても
過言ではないほどのインパクトのある映像の映画だということを
これで間接的にお伝えできると思う。
飄々と海面を飛び跳ねるイルカの群れ、
極地で寒さに耐え海面を泳ぐシロクマや、素晴らしい跳躍を見せるペンギン、
岸辺でアザラシを襲うシャチ、
大抵のダイバーではまず目撃できない凄まじい魚群を下から仰ぎ見るカット、
深海で妖しい光を放つ神秘的な生物たち、
最小限のナレーションと、スローな音楽に乗せて次々と展開される
映像の迫力に最初はただただ引き込まれ、刺激の連続にやや疲れてか
終盤には眠気を覚えてくるのだが、退屈だから眠くなるというより、
世の中の喧噪を忘れ幻想的な映像に浸りきってのものなので、
きっと眠ってしまっても気持ちよいと思う(自分はかろうじてこらえたが)
映画を見終わったあとも、海の果てで厳しい外敵と自然環境の中、必死に生き続ける生き物に
思いを馳せると、ちょっと元気になれる、そんな映画だ。万人にお勧めできる。
DVDを観てから、「これはスクリーンで観るべきだった」と後悔しても遅い。
自然の神秘と迫力に触れたい人は、地方によって異なる放映スケジュールを調べて、
ぜひ映画館で観ましょう。
自分も、見終わってすぐ「スクリーンで観られるうちに、また来よう」と思えました。
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