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| 作者:藤田和日郎 協力:床井雅美 掲載誌:ビッグコミックスピリッツ 出版:小学館 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 日本 開始日:2007/01/08(月) / 終了日:2007/02/19 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 最終変更日:2008/03/16 / 最終変更者:暁に吠え猛る獅子 / 提案者:堕天使 (更新履歴) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 2010/04/15 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ルミナ (表示スキップ) 評価履歴[良い:239(62%) 普通:70(18%) 悪い:75(20%)] / プロバイダ: 36476 ホスト:36312 ブラウザ: 4823 自分の中の藤田氏の漫画のイメージは熱血以外に何をするか予想がつかないと いうのがあります。この作品が正にそれでした。 目を合わせると死んでしまうフクロウと戦う主人公はかつて、フクロウと 戦い妻を亡くした猟師の爺さん、鵜平。 老人を主人公にすること自体、前代未聞のような気がしますが、そこは 藤田作品、米国空母のクルーを全滅させたフクロウに猟銃一丁で挑む姿は メチャクチャカッコイイです。 ドラマ部分でも義理の娘、二人のエージェントとのやりとりで 家族愛というテーマをきっちり盛り込んでいるのはさすがで クライマックスの戦闘機の上からフクロウを撃つシーンは圧巻でした。 藤田氏にはまた、青年誌の短期連載で予想がつかないようなアクション物を やって欲しいですね。 評価はとても良いにします。 2010/01/15 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by プライス (表示スキップ) 評価履歴[良い:40(83%) 普通:4(8%) 悪い:4(8%)] / プロバイダ: 20315 ホスト:20349 ブラウザ: 5533 藤田作品ならではの名作で設定が凄いです。フクロウを題材にしておりそれでもってラストが良いです。 話もかなりでかく、メディアを通して大勢の人間が死ぬっていうのもすごい。 2009/02/23 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by koppa (表示スキップ) 評価履歴[良い:47(98%) 普通:1(2%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 51675 ホスト:51589 ブラウザ: 5291 【総合評価】 いやあ、やっと探し出しましたよ。 藤田さんすばらしいです。期待を裏切りませんね。 今回は梟ですか。 いつも作品がかっこいいので大好きです。 2008/05/04 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by オヤシロ (表示スキップ) 評価履歴[良い:17(46%) 普通:2(5%) 悪い:18(49%)] / プロバイダ: 34710 ホスト:34602 ブラウザ: 3005(携帯) なかなかの作品 藤田の作品でも絵は汚い方だが そのフクロウの目を見たら死ぬ…という 斬新なストーリーはgoodだ 藤田ファン必見。 2008/05/03 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by YAMADA (表示スキップ) 評価履歴[良い:28(67%) 普通:8(19%) 悪い:6(14%)] / プロバイダ: 37316 ホスト:37304 ブラウザ: 5533 非常に高名な漫画家であるにも関わらず 実は私はこの漫画家の作品をこれまで読んだ事が無かった。 敵がフクロウという個性、練られた独特な世界観、洗練されたコマ割り、わかり易く且つ深い物語。 何よりも昨今の漫画では容姿だけに頼りがちなキャラクターがこの漫画では実に生き生きとしている。 まさに命が宿っていると言っていい。 理屈抜きで面白い漫画を久々に読んだ気がする。 2007/12/11 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ジュンイチ (表示スキップ) 評価履歴[良い:5(71%) 普通:0(0%) 悪い:2(29%)] / プロバイダ: 21462 ホスト:21179 ブラウザ: 6032 【良い点】 短編とは思えないくらいのスケールの大きさ。 フクロウという生き物を最大の敵にしたこと。 鵜平のデザインが仙人と呼ばれているのに相応しい。 最後の読者に語りかけている感がある最後には考えさせられる。 【悪い点】 ない。 【総合評価】 最初見たときはゾクと来るくらいの展開に驚いた。 長編で知られる藤田さんが短編も描けるのだと感じたね。 評価はもちろん最高で。 2007/12/10 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 古代米ダブル (表示スキップ) 評価履歴[良い:94(90%) 普通:0(0%) 悪い:10(10%)] / プロバイダ: 34156 ホスト:34148 ブラウザ: 4656(携帯) 藤田和日郎先生が掲載誌を少年誌から青年誌に移して連載した短編漫画ですね。 この漫画は『うしおととら』『からくりサーカス』とは異なり、1巻と実にコンパクトなものとなっています。 それにしても……フクロウを敵役とするのは面白いと思います。今じゃあ「不苦労」すなわち幸運のシンボルだったりと「良い」イメージがあるので驚く人も多いと思いますが、単行本の後記にもある通り、昔は逆でしたからねぇ(これと似たものにカラスがあり、今は「不吉」なイメージですが、昔の我が国ではいわゆる神の使いでした) この漫画のテーマは、「自然に対する畏敬」「家族愛」のふたつだと私は定義します。 まず、この作品は「自然に対して畏敬の気持ちを忘れてはならない」というのを端的に表していると思います。最初のミネルヴァの惨劇は、事件を対岸の火事として現状を省みないことの愚かさを提示しております。しかし、最終的にその脅威を打ち破るのは「自然を畏敬し、自然と生きる」マタギである鵜平だったわけですね。 輪の台詞に「人間が、動物達の……いえ、この世界にとっての「邪眼」にならないよう……あたしは祈っています。」というのがありますが、これは地球環境を破壊し、その結果自然災害が増えている現状に対して我々に投げかけた警鐘なのかもしれません。 そして「家族愛」。これは藤田作品によく見られるテーマですね。この作品では鵜平と輪の関係を描いており、本当の親子では無いけれど鵜平は内心では輪のことを想っており、輪の危機を救う場面がありました。鵜平の「かつて家族を守れなかったこと」からの悔しさから「守れたこと」の喜びが表れております。 最終話の「おまえは子供が、欲しかったんだろ。オレにゃ、おるんだぜ。」という台詞からも解るように、ミネルヴァが「孤独」であるのに対して鵜平は「家族がいる」という表と裏の関係であることがうかがえ、結果的に鵜平が勝ちました。家族のいることによる「強さ」が、ミネルヴァを打ち破ったということですね。 この作品は「今の大人が未来に残せるものとは何か」を提示しており、以前の「少年に元気を与える」ものとは違った意味でメッセージ性の強いものだと思いました。 絵柄についてですが、この作品は青年漫画であるためか制限に縛られず自由に描いている印象を受けました。最初のミネルヴァの惨劇につきましては、もはや少年誌に掲載できない代物でしょう。この部分だけでも、藤田先生の「おどろおどろしさ」抜群の画力が十二分に発揮されていると思います。正直怖かったですね。また、兵器の描写もリアルで良かったです。 キャラクターはそれぞれ個性が出ており、いい味を出しています。主役の鵜平や輪もいいのですが、マイクも正義感があって好印象ですし、ケビンも何だかんだでいい人ですからね。 総評ですが、「最高」に近い「とても良い」とします。と言うのも、短いゆえに展開が予測できちゃいますし……また、設定は良かったのにこれが1巻で終わったのも残念でなりません。もっとこの作品の4人の活躍が見たかったものですね。 最後に余談ですが、鵜平の仮面って『からくり』の白銀が着けていた仮面に似てますよね?懺悔という意味では着けている理由は似てますし、やはり意図的なものを含んでいるのでしょうか? 2007/08/17 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by Tokyo16 (表示スキップ) 評価履歴[良い:92(74%) 普通:14(11%) 悪い:19(15%)] / プロバイダ: 13951 ホスト:13771 ブラウザ: 2463 まさに理想的な冒険アクション漫画。 まず始まりからしてキャッチーだ。 岸壁に打ち上げられる、幽霊船と化した米空母! 乗員の全滅した艦内に残る謎の鳥かご! 血を噴き出しながらする死亡する総理大臣! 首都機能のマヒした東京の空を舞う一羽の怪鳥! ふたりの米エージェントが訪ねた山村に待つ、仮面の老マタギ! ……なんだこのメチャクチャ面白そうな導入は。 スピリッツ誌上で第1話を読んだときの衝撃は忘れがたい。 久しくなかった「ドキドキワクワクする!」という感覚を、味わうことができた。 そして、そのワクワク感は最後まで裏切られることがなかった。 上記の導入部分も凄まじいスピードだったが、以降も最後までブレーキがかからない。 まさにジェットコースター・アクションの典型で、一息つく暇もなく読み進めてしまう。 藤田は大長編の構成力は疑問だが、単行本一冊単位での盛り上げ方はホント神がかっている。 それでいて情報量も多く、読み応えがあるのもいい。 老マタギVS殺人フクロウというメインストーリーに加え、親子関係や友情などのドラマも描かれているのだ。 特に巧みなのが、ウヘイ、リン、マイケル、ケビンの四者の配置だ。 序盤では、ペアで行動する相手がウヘイとリン/マイケルとケビンだったが、状況とともにこれが入れ替わっていく。 これが中盤ではウヘイとマイケル/リンとケビンになり、終盤はウヘイとケビン/リンとマイケルという構図になる。 彼らが「他の3人とちゃんと会話している」ことが解るだろうか。 それぞれの背負ったサブストーリーを互いに補完しながら、クライマックスに雪崩れ込んで行く様には感動すら覚える。 これに更に、藤田お得意のハッタリが加わる。 終盤いきなり出てくるハリアーには「何だ何だ?」と思ったもんだが(役割としてはヘリで十分) 最後の最後であのハッタリをかますために、わざわざハリアーを引っ張ってくる豪腕ぶりが楽しすぎる。 切ない余韻を残しつつ、爽やかで明るいエンディングもグッド。 この4人のハンティングをもっと見たいと思わせるものだった。 欠点と言える欠点は、ジェットコースターアクションというジャンル自体の宿命で片付けられるものばかりだ。 以前『マンガ夜話』でオタキング岡田が、藤田を「全盛期の平井和正チック」と評したが、本作はまさにそれである。 作者の持ち味である「爆発力」が存分に発揮された、B級冒険アクション漫画のひとつの理想形を見た。 藤田和日朗の作品を「1冊だけ他人に薦める」なら、まさに最適な一作となるだろう。 2007/07/03 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 元寇 (表示スキップ) 評価履歴[良い:5(83%) 普通:0(0%) 悪い:1(17%)] / プロバイダ: 4222 ホスト:4081 ブラウザ: 5237 これまで藤田さんの作品は短編含め全て読んできたけど、やっぱり凄い。 独特の世界観とストーリーの練り込まれ具合。今の漫画家でここまで深く完成された物語を描ける人といったら藤田さんくらいしかいないんじゃないだろうか? 鵜平を始め、娘の輪、軍人のマイク、CIAのケビンという4人のメインキャラが、 それぞれの想いを抱えて独自に動きますが、最後にはミネルヴァを倒すために全員で協力しあうところが感動的でした。 その根底にはやはり鵜平と輪の親子愛があると思います。 こんなにも「人間」を人間らしく描ける藤田さんは素晴らしいです。新連載ももう心待ちにしてます。 2007/06/29 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by にゃん☆ (表示スキップ) 評価履歴[良い:195(81%) 普通:15(6%) 悪い:32(13%)] / プロバイダ: 13184 ホスト:13516 ブラウザ: 4487 思わず買ってみたんだけど、この作者さんの他の作品は読んだこと無い・・・。 短期連載の作品を読んでみて本当に素直に面白かった、物凄くスケール大きい〜。 この漫画家さん凄いです、しかも主人公が老人って言う感覚が珍しい 個人的には何度も読んで飽きない作品です。 フクロウは敵って言う発想も滅多にない・・・。 [推薦数:1] 2007/05/21 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ムチョ (表示スキップ) 評価履歴[良い:16(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 25850 ホスト:25809 ブラウザ: 5315 「うしおととら」の白面。 「からくりサーカス」の白銀。 今回の白いフクロウも上記の二人?と似たような境遇にあるなァ。と思いました。 自分が生物を見ただけで、見られた生き物は有無を言わさず死んでしまう。 同じ仲間のフクロウとだって一緒に遊べない。 生まれたときから幸せがつかめない運命だったのかもしれません。 白面にしたって邪な気が固まって形成された妖怪。 大量殺戮を生業とする化け物として生まれました。人間に憧れながら。 そして最期は赤ん坊のシルエット。赤ちゃんになりたかったんだそうだ。 白面だって澄んだ正常な気が固まってできた人間だったら普通に暮らせたろうに・・・。 このような一見、極悪極まりないヤツがいなくなると私は必ず涙します。 もし生まれ変わったら、人間の暖かさがわかるものになりますように。と。 この作品を見てこんなことを考えさせられました。 ということは・・・最高!! 2007/05/18 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 針射 (表示スキップ) 評価履歴[良い:12(71%) 普通:2(12%) 悪い:3(18%)] / プロバイダ: 12040 ホスト:12404 ブラウザ: 4184 すばらしい。 すばらしい作品です。いやむしろすばらしい人です、藤田さん。 「からくりサーカス」を読み終えたとき、私は感動するとともに大きな心配もしていました。 つまり「もうこれで終わりではなかろうか」と。うしとらほど凄まじい作品を書き、 その上さらにからくりサーカスという世界を描ききった藤田さんには、 もう書くべきものはないのように感じたのです。 しかし藤田さんは止まりませんでした。「邪眼」という新たな世界をつれて帰ってきたのです。 それだけでなく、また連載も始めると聞きます。 期待しています。しかし確信もしています。「すばらしいだろう」と。 この作品のよさについてはとてもよい評価をなさってる方がいるので、 主観まみれの私の評価なんぞよりそちらを読んでいただけたらと思います。 ま、この作品の評価は「藤田和日郎作品である」で十分だと思いますが。 [推薦数:1] 2007/05/05 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 月夜の兎 (表示スキップ) 評価履歴[良い:102(69%) 普通:28(19%) 悪い:18(12%)] / プロバイダ: 50576 ホスト:50571 ブラウザ: 6287 主人公は爺さん、脇役はおじさん、唯一の若い娘さんは主人公の娘で恋愛風味は一切無し、と画面的な華は ありませんが、とても面白い作品です。作者のストーリーテリングの才能というものを見せ付けられる気がします。 「見られたら死ぬ」という邪眼のフクロウを扱った作品なので人死にが多く、流血が駄目な人にはお薦め できませんが、そうでないなら一読の価値はあります。 「見られたら死ぬ」という設定は「見たら死ぬ」よりタチが悪いですね。カメラを通していてもその効果が 発揮されてしまうのには恐怖を感じます。大体こういう系統の相手を倒すには「カメラ等の電子機器を通せば 無効」という条件を付けておいて、それを利用して倒す作品が多いと思いますが、その便利な設定をあえて捨てた 所が本作の凄いところです。邪眼の主がフクロウである点も機動性、視界の広さの両面から見て素晴らしい選択 だと思います。視界だけなら多分ラクダが一番広い(ほぼ360度)けど、4つ足の動物は図体の大きさから「どこ に潜んでいるか特定し難い」「標的が小さすぎて狙いにくい」「神出鬼没で移動も素早い」といった描写が難しく、 本作におけるフクロウほどの脅威にはなれなかったと思われます。 そのフクロウの「倒し方」も良かったですね。「奴は殺気の来る方向を見る。だから殺気を乗せない弾を撃た なければならない」というのですが、これは昔ながらの猟師が持っている「山から与えられる獲物に対する 感謝と畏怖」の気持ちを持ち続けている鵜平だからこそできる技で、納得の行く結末になりました。 また、戦いの裏側では親子の確執の解消や、男同士のささやかな友情の芽生えなどもあり、読後感は爽やかでした。 輪の語る「人間が他の生き物にとっての邪眼となることがないように…」という言葉は心に留めておか なければならないと思います。 1冊完結は勿体ない。彼らがチームで動く他の物語も是非読んでみたいと思わせる作品でした。 2007/05/04 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 堕天使 (表示スキップ) 評価履歴[良い:70(66%) 普通:0(0%) 悪い:36(34%)] / プロバイダ: 21786 ホスト:21786 ブラウザ: 6520 ビッグコミックスピリッツで大反響を起こした藤田和日郎先生作 の読み切り漫画です。 その内容は藤田和日郎作品の最大の売りである「腰を抜かす程の スケールの大きさ」が存分に表現されていました。 内容は突如現れた「見ただけで生き物を殺すフクロウ」<ミネル ヴァ>とそれを撃退しようとする米軍と米軍に協力を要請された 老マタギ「杣口鵜平」との戦いを描いたものです。 最初の展開は正直「度肝を抜くはこのことか!」と言いたくなる 展開です。 見ただけで生き物を殺す・・・それはどういうことか?たった三日で新宿 をゴーストタウンにしてしまう程恐ろしいものなんです。 見た時私は開いた口が塞がらなかったですね。最初は鵜平のいた 村民、次は<ミネルヴァ>を捕獲した米軍艦隊、最後はその艦隊 が衝突した日本つまり新宿です。 一人死んで後三人死ぬ。三人死んだら後百人死ぬ。これだけでも 十分恐ろしい絵図なのにその後に描かれた展開がものすごく恐ろ しいものでした。マスコミが<ミネルヴァ>を取り上げようと撮影し たところカメラが<ミネルヴァ>に見られました。その瞬間TV を見ていた人間が何百人も死にました。これを見ただけで私は背 筋が凍りつきました。 その後日本はマスコミの件で総理大臣まで死んでしまったので米 軍に助けを求めデルタフォースが出動するくらい話が大きくなり ます。ですが対テロ鎮圧部隊デルタフォースですら見ただけで殺 すフクロウの前では無力でした。 そんな絶望的な状況でCIAが「杣口鵜平」の情報を得てエージ ェントのマイクとケビンを派遣します。 気難しい鵜平に、さらに狩りの獲物を横取りしたアメリカ人が頼 みごとなんて無理な話でした。 「犬がいない」としか言わない鵜平にしびれをきらせた巫女であ り<ミネルヴァ>に恨みのある娘の輪が無理矢理引きずりだして ことは丸く収まります。 その後米軍の<ミネルヴァ>撃退作戦が展開します。その内容は 6方向からの一斉の狙撃です。いくら見て殺す鳥でも一度に6方 向は見れないと鷹をくくった米軍の作戦です。 ですがここで一つ疑問があります。狙撃するには明確な位置の情 報が必要です。300M離れているフクロウをその場で見つけ出 すなんて不可能な話です。ですがここでCIAのケビンから衝撃 の情報が入ります。「<ミネルヴァ>にはCPS発信機が埋め込 まれている」と。何故GPS発信機があるのか?それを使えばデ ルタが全滅なんてなかったのでは?と思いますがそこは今後話さ れる事実で明らかです。 作戦ですが予想どおりの結果です。「俺は最強だ」と抜かしてい たスナイパーの負けです。敗因は凄まじい理由です。フクロウは 脊椎骨の多さで首がしなやかに曲がります。それが<ミネルヴァ> 最大の武器になりました。280度以上も周るフクロウには6方 向なんて朝飯前みたいな感じでひとひねりでした。これを見てフ クロウの特性を使った逆転劇を描いた藤田氏には感激しました。 その後狙撃が失敗した米軍のとった行動はまさに軍という力の横 暴でした。<ミネルヴァ>の位置を明らかにした輪を利用しそこ にミサイルを撃ち込むというのです。しかもそこは児童病院でた くさんの子供が収容されている場所でした。 ケビンはやる気でしたがマイクはこれはできないと鵜平に助けを 求めました。仮には犬が必要という問題をマイクが「俺がいぬに なる」という契約つきで。 その後の戦いは藤田氏特有の戦いでした。見られたら死ねという ルールに基づき見られないようにする二人と猟銃から放たれる弾 をよけ続ける一羽はドキドキしました。 そして最後の勝負は最高でしたね。鵜平を乗せた米軍主力戦闘機 「ハリアー」とフクロウの一騎打ちです。 最後の一撃を決めた瞬間はきましたね。最高でした。 総合してこの作品が伝えたいのは「愛」だったのだと思います。 <ミネルヴァ>はその見たら殺すという鳥が故に愛すべき同族す ら殺してしまいます。その<ミネルヴァ>が病院のシンボル像の フクロウを愛でていた部分でそれを痛感しました。 そして最後の一騎打ちで鵜平が<ミネルヴァ>に勝利した理由が 愛すべき者がいるかいないかです。鵜平には輪という最愛の娘が います。<ミネルヴァ>にはそれがいません。そこが「愛は邪眼 をも超える」という表現ができていたと思います。 最後<ミネルヴァ>が見たハリアーの姿も印象深いです。<ミネ ルヴァ>はハリアーを邪眼のものとして見ました。これにより本 当の邪眼は<ミネルヴァ>ではなく人間なのだというのが痛感し ました。 評価は「最高!」にします。藤田氏の作品はやはり完成度が高い です。 この評価板に投稿する |
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2010/12/23 好印象 by シューゴ (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 4136 ホスト:4021 ブラウザ: 7372 [編集・削除/これだけ表示]
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