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| 作品紹介(あらすじ)“巨星"戦国最強!覇将、降臨す!! 戦国史上に燦然と輝く大武将「甲斐の虎」、天下の覇道を征く!! 天文五年(1536)、信濃 海野口城にて初陣に臨む凛々しき若武者―武田信玄。 父・信虎との確執の中、国を想い、民を想うが故、今、重大なる決断を下さんとしていた― 甲斐より発し、乱世へ飛び立つ若き日の武田信玄! 多彩な執筆陣で描き切る武田信玄アンソロジー!! | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 著者:深谷陽 佐藤ヒロシ 西崎泰正 荒木俊明他 出版:リイド社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 最終変更日:2007/12/18 / 最終変更者:とことんとんこつ / 提案者:TCC (更新履歴) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 2007/12/18 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by TCC (表示スキップ) 評価履歴[良い:2149(46%) 普通:1436(31%) 悪い:1074(23%)] / プロバイダ: 26578 ホスト:26620 ブラウザ: 4184 大河ドラマ「風林火山」も先日、放送終了し、これはこれで 近年では比較的出来た作品だったとは思いますが、これはその主人公の 主君の生涯をコミックアンソロジー形式で描いた作品です。 【良い点】 ・ 複数の作者が執筆に参加 まずこの点が、少々斬新に感じられました。個人的には左近士氏の 作画が、クセがなく安定していて最も肌に合いましたね。信玄も、 あの有名な肖像画、別人説も盛んに言及(実際、私自身も疑問に 思っています。)されてますが、イメージによく合ってました。 西崎氏のそれも決して悪くはなかったけど、信玄が永禄2年以降の 入道姿ではなく、月代剃り状態でちょんまげを結っていたので、 少々違和感ありました・ ・肝心の話は・・・・・・・・・・・ 概ね史実に忠実に、その上洛途中の無念の死まで描かれてましたが、 やはりその中でも川中島での一騎打ちは、フィクション説が根強い ですが、盛り上がりましたな。結果的には、結局信濃は殆ど信玄の 領地となり、境界線が動かなかったのだから、不毛な争いだったのだけど・・・・・・・・ 何を勘違いされていたのか、某歴史系サイトでは、あくまで「中世」という時代の 枠組みでの名将だった信玄を、「異端の革命児」織田信長と単純に同列に比較して、 貶していた方がおりましたが、尾張にまで侵食していた、今川義元を倒した後、 決して「あの男に息子たちは馬をつなぐだろう」とオヤジの道三に 言われるほど、頼りない武将ではなかった斉藤義竜が早死にした、美濃と 大して強力な勢力はいなかった伊勢(北畠氏も半分程度しか掌握していなかった のだし)という2つの豊国(尾張国自体も義元との合戦までは完全に 掌握していた訳ではなかったけど、慶長3年での検地によれば、57万石と 領土の広さの割には豊富な石高だったし。)を桶狭間での勝利から10年足らずで 手に入れた信長と比べると、つくづく彼は不運だったと思います。 そうして、今度はその義元がいなくなった今川氏を攻めようとしたら、 今度は義信が反対したシーンも当然かかれてましたが、前述の左近士氏 が描かれた「父子の別れ」では信虎追放直後、まだ3歳の彼に 新たなる決意を述べたシーンと、その後謀反が発覚した彼と 親子で語り合ったシーンは、「親子の絆」とか信玄親子の心情がよく 掘り下げられていたというか、味わい深いものがありました。 源氏って、つくづく一族争いが多い氏族だけど、 結局この義信の死が(戦国大名としての)武田氏滅亡の遠因になったわけで・・・・・・ 三方が原の合戦からその死については、最後病魔に蝕まれた体をおして、 甲冑に身を包み、上洛を家臣たちに促したシーンは、並々ならぬ決意を 持ちながらも、それには勝てなかった一大の英雄の執念と無念が よく表れていたと思います。ついに直接対決はならなかった、ライバルの 織田信長も、月代剃ってない総髪姿で登場したけど、イメージどおり カッコよく描かれていたのも高ポイントでしたな。徳川家康はさすがにアレは 描かれていなかったようで・・・・・・・・・ ・もし信玄があと10年生きていたら? を仮定した上でのシュミレーションも、下巻巻末に載っていました。 彼が主人公だから、当然最後に天下を取ったという内容の文が 描かれてましたが・・・・・・・・・・・ まあ、仮に直接対決しても、信長の軍は彼自身、すでにかなり広い 勢力範囲があった上に兵農分離も徹底されていましたし、あくまで勝利しても 局地的なもので最終的には信長・家康が勝利していたと思います。 残念ながら・・・・・・・・・・ 【悪い点】 特にないですな。前述のシュミレーションも、別に目くじらたてるような ものではないし。 【総合評価】 武田信玄といえば、某庭球漫画での「武田信玄」といえるキャラも、 (相変わらず、えらそうな態度には爆笑させられたけどw)いますが、 そんな一大の英傑の魅力が余すことなく描かれた意欲作だったと 思います。今度は信虎・信玄(晴信)・勝頼の「武田三代」が大河ドラマの 主人公に取り上げられるかもしれない?評価は「とても良い」よりの「良い」 ですかな。 この評価板に投稿する |
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