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| [推薦数:3] 2011/08/10 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/] by 沙江 (表示スキップ) 評価履歴[良い:10(62%) 普通:1(6%) 悪い:5(31%)] / プロバイダ: 29612 ホスト:29820 ブラウザ: 7865 最新巻、早速拝見しました。 今のところ、ジャンプの中では群を抜いている良質な作品だと評価します。 作者の特徴として、戦闘や作中のミニゲームの中で「時間を小間切れにする」才覚が極めて 高次元にあるという点が挙げられます。 ほとんどの戦闘漫画は「量の戦い」を前面に押し出します。 「ドラゴンボール」の登場以来、巨大化した武器、強大な光線、炎などを用いて 「いかに豪快な戦闘を描くか」に固執する傾向が顕著です。 それ自体は一概に悪い事と断じてしまって良いものではありませんが、 こと戦闘に関してはアイデアの頭打ちの状態が続いていたことは明らかだと思います。 一方で、この作者は前々作において「頭脳戦」という新たなツールを得ました。 それが見事に結実したのが本作です。 物語の第三者たるナレーターを巧みに使い、客観的に心理描写を行い、 誰もが理解しうる形で行動に細やかな動機付けを行うことで、 ともすれば「殴って終わり」「撃って終わり」「切って終わり」になりがちな 戦闘をより深く掘り下げて描くことに成功しています。 また、戦闘哲学も主人公の急激な成長によるパワーインフレに頼らず、 「情報収集」「判断」「行動」「反省」のタームをきっちりと取っています。 連載も長く続き、もはや最近のラインナップの中では長寿連載となっていますが、 今もなお稀有な輝きを持っている作品ではないでしょうか。 これだけの密度の作品ですから、休載が多くとも待てます。 29巻ではかなりの博打を打ったなぁと思いましたが、 よく練ってまたはっとするような展開を見せていただきたいですね。 今後も質の高い作品を期待しています。 評価は最高といたします。 この評価板に投稿する |
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