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評価分布

[漫画]ヴィンランド・サガ


Vinland SAGA
漫画総合点=平均点x評価数207位/5,643作品中(総合45/偏差値60.42) 206位<= =>208位
漫画平均点(評価10個以上限)186位/1,062作品中(平均1.73=とても良い/26評価) 185位<= =>187位
2005年漫画総合点8位/285作品中 7位<= =>9位

直近発売の本/漫画 2012/01/23 ():ヴィンランド・サガ(11) (アフタヌーンKC) 610
本/漫画(28)
売上/新着
コミック:ヴィンランド・サガ(9) (アフタヌーンKC)

600
2010/06/23
()
コミック:ヴィンランド・サガ(10) (アフタヌーンKC)

610
2011/04/22
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コミック:ヴィンランド・サガ(1) (アフタヌーンKC)

590
2006/08/23
()
コミック:ヴィンランド・サガ(2) (アフタヌーンKC)

590
2006/09/22
()
コミック:ヴィンランド・サガ(3) (アフタヌーンKC)

590
2006/10/23
()
コミック:ヴィンランド・サガ(4) (アフタヌーンKC)

590
2007/02/23
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コミック:ヴィンランド・サガ(5) (アフタヌーンKC)

590
2007/10/23
()
コミック:ヴィンランド・サガ(6) (アフタヌーンKC)

590
2008/06/23
()
コミック:元祖ユルヴァちゃん(1) (アフタヌーンKC)

520
2008/06/23
()
コミック:ヴィンランド・サガ(7) (アフタヌーンKC)

600
2009/02/23
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評価統計
評価平均とても良い(1.73 pnt)
評価総合点44.98
漫画順位(平均点)186位(1,062作品中)
漫画順位(総合点)207位(5,643作品中)
偏差値(総合点)60.42

人数9681200
割合34.6%23.1%30.8%3.8%7.7%0.0%0.0%
加算分布34.6%57.7%88.5%92.3%100%100%100%
分布要約88.5%3.8%7.7%
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簡単投票の分布
キャラ・設定2.83(最高)6
画力2.83(最高)6
ストーリー2.83(最高)6
感動100%6人/6人中
考えさせられた67%4人/6人中
面白い67%4人/6人中
熱血50%3人/6人中
楽しい50%3人/6人中
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作品紹介(あらすじ)

千年期の終わり頃、あらゆる地に現れ暴虐の限りを尽くした最強の民族、ヴァイキング。
その中にあってなお、最強と謳われた伝説の戦士が息子をひとり授かった。
トルフィンと名づけられた彼は、幼くして戦場を生き場所とし、血煙の彼方に幻の大陸“ヴィンランド"を目指す!!

著者:幸村誠
出版社:講談社
掲載誌:週刊少年マガジン月刊アフタヌーン
日本 開始日:2005/04
利用状況
日本23,2623226
海外99100
最近の閲覧数
7378108861214
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この作品を漫画として最高の中の最高と投票した方はまだいません。

(階位と権限/特典の関係の説明)
最終変更日:2008/01/27 / 最終変更者:TCC / その他更新者: エスパー / 提案者:我平 (更新履歴)
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全て好評系普通系不評系
評価限定
全評価好評価悪評価最高とても良い良い普通悪いとても悪い最悪
2011/12/18 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:3(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 24091 ホスト:24015 ブラウザ: 10766
【良い点】
ストーリーがしっかりしている
迫力のある戦闘シーン
登場人物のキャラクター
物語の展開

【悪い点】
ちょっと難しい
刊行スピードが遅い

【総合評価】
ヴァイキングを題材とした歴史漫画
マイナーですがかなり面白いです
正直もっと評価されてもいい
文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞してますし少しグロいですがおすすめです
よって最高

2011/08/25 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:26(68%) 普通:1(3%) 悪い:11(29%)] / プロバイダ: 16070 ホスト:16028 ブラウザ: 2877(携帯)
物凄く好きな作品。私の周りで知っている人がいないのだがいつも"勿体無いな〜"と思ってしまう。
【良い点】
・絵
線が少ない訳でも、背景がない訳でもないのに(むしろ多いかもしれない)はっきりしていて、画面がとても見やすい。
戦闘シーンの迫力も圧巻。キャラもメリハリが付いていて分かりやすいが、モブキャラが手抜きということはなく、凄く丁寧。
グロいシーンがかなりあるが、気持ち悪さはさほどでなく、北斗の拳の惨殺シーンを見るときの様な、奇妙な爽快感を覚えた。画力と表現の仕方なんだろうなぁとつくづく思う。
・キャラ
個性的でいい感じに立っている。役割もはっきりしていて、深みもある。
倫理性に欠けた発言が多く見受けられるものの、この時代背景には合っていると思う。
・ストーリー
自分はヴァイキングという存在すら知らなかったのだが、それでもうまく入り込めた。男らしい豪快でスカッとするシーンをベースに、王権争いや略奪を描いていて、良い案配。
ちなみにトルフィンよりアシェラッドの方が主人公っぽいのでは、という声があるが、個人的に、アシェラッドが脇役だからこそ、この漫画は深みがあるんだと思う。戦略家系キャラが主人公だとなかなか感情移入しにくいですし。

【悪い点】
自分は嫌でなかったから気にしなかったが、略奪、惨殺、強姦シーンがあったり、今の倫理ではぞっとする様な発言がある。良くも悪くも男らしいといった印象。

【総括】
最近のなよなよした男、漫画に飽きた人は読んでみると良い。汚くて、単純で、血腥くて、でも信念を貫く魅力的な男達と彼らが歩んだ歴史を楽しめると思う。
評価は言うまでもなく『最高』で。

2011/04/04 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(67%) 普通:0(0%) 悪い:1(33%)] / プロバイダ: 9007 ホスト:8898 ブラウザ: 10766
【良い点】
画力が非常に高い
時代背景がしっかりとしていて、ストーリーも骨太で重厚
ヴァイキングの残虐性等がしっかりかかれている
それでも憎めない登場人物たち

【悪い点】
作者がものすごい遅筆
トルフィンよりアシェの方が主人公っぽい

【総合評価】
男なら嫌いな人は少ないでしょう、それほど男らしい漫画です
個人的に今人に進めたい漫画ナンバーワンです。
よって、評価は最高で!

2011/01/14 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:66(42%) 普通:50(31%) 悪い:43(27%)] / プロバイダ: 12606 ホスト:12550 ブラウザ: 8869
中世ヨーロッパの混沌とした時代を舞台に繰り広げられる人間模様。
素晴らしい点は王室・貴族の苦しみ、平民・奴隷・ヴァイキングの苦しみ、
様々な視点をもってテーマを追っていることだ。

主軸のテーマが基幹にあり、その上でのストーリーがまた面白い。主要なキ
ャラクター達が行ってきた蛮行には一片の酌量も許されるものではないが、
それぞれの人格には血が通っており物語を盛り上げる要因となっている。

物語は一つの山を越え新章に入ったとみられるが、今後主人公と国の争いを
どう絡めていくのか非常に気になる漫画である。

惨殺・レイプ・拷問はあまり好きではないのでそこを差っ引いて良い。

2010/12/26 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:75(64%) 普通:7(6%) 悪い:35(30%)] / プロバイダ: 26528 ホスト:26690 ブラウザ: 10415
中世ヨーロッパのヴァイキングを中心に物語が展開されるわけで、まだ連載が続いているのですが・・・・・・・・・・
かなりクオリティの高い作品だと感じています

※ネタバレあります

・トルフィンやアシェラッド、トルケル等キャラの掘り下げが本当にうまいです
ヴァイキングらしい性格がうまく表せていると感じました

・画力が素晴らしく高い
5巻までは作者の前作プラネテスよりの作画だったんですが、徐々にこの漫画の雰囲気に合う作画へと良い具合に変化していきました

・ほかの方も書いていますが悪人が多い
悪人と言いますが非常に「漢」らしいキャラが多く嫌悪感など一切感じません

・コマ割りも非常にうまく、スピード感の表現も完璧に近いです

・心情の変化の描写がうまい
画力の高さも相まってキャラの表情表現が素晴らしい

【これから】
今は奴隷編ですが胸クソ悪い展開ではないので安心して見ています
ゆっくりとトルフィンが覚醒していく様を楽しみにしています

まだ連載中なので「とても良い」で

[推薦数:3] 2010/04/02 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:12(55%) 普通:0(0%) 悪い:10(45%)] / プロバイダ: 12562 ホスト:12545 ブラウザ: 7232
【良い点】
・卓越した画力
・非常に良く立っているキャラ
・スヴェン王との心理戦や敵との駆け引き
・重厚なストーリーとメッセージ性

【悪い点】
・アシェラッドの決断による顛末

【総合評価】
プラネテスで一躍名を馳せた幸村先生の新作のヴァイキング漫画です。
プラネテス同様「愛とは?」をテーマにしながら、残酷でリアルなヴァイキング漫画といえましょう。
完結はまだまだ先でしょうが、早くも傑作の予感を感じさせる素晴らしい作品です。
以下から、評価していきます。

◎◎◎卓越した画力
プラネテスでも評価されていたあの画力が更に進化しており、「素晴らしい」としか言うことができません。
農民のキャラの皺や粗末な服からは、当時の過酷な労働や環境を想像させられますし、武器や防具や戦士たちの傷からは、「彼らがどのような修羅場を潜り抜けてきたのだろう」という妄想を掻き立てられます。
また、感情表現の方法が非常に豊かで、喜怒哀楽だけでなくそれらが混じった微妙な感情を表現することが可能であり、キャラの表情には惹きつけられる魅力があります。
戦闘も多分に有りますが、斧や剣のスピード感、トルフィンのダッシュの疾走感、ダメージ描写がとてもよく表現されており、臨場感を感じさせられます。
細かく書き込まれているにもかかわらず、見難さを微塵も感じさせない卓越したこの技術と表現力には舌を巻くばかりです。

◎◎◎非常に良く立っているキャラ
この漫画のキャラは善人がほとんど出てきません、主人公は勿論のことメインキャラ陣もどこかしら悪人です。
しかし、ただただ悪いという訳でもなく、逆に「過去にこんなことがあったから悪くなったんです・・・」といった悪であることへの女々しい言い訳もないので、爽やかさすら感じると思います。
また、一人一人キャラが良く立っているので、実際出てくるキャラ数はそこまで多くないものの、それを全く感じさせないほど作品に対して飽きを感じません。
何処かひょうきんさと人懐こさを持ちながら、戦場では笑いながら鬼のような強さで敵を蹂躙する戦闘狂トルケル。
意志薄弱で甘ったれた王子から、地上に楽園を取り戻すという鋼の決意と決断力を持った指導者へと成長したクヌート。
誇りだった父を殺され、復讐に燃えながらも結局それが遂げられず、道に迷った主人公トルフィン等等・・・どれも素晴らしいキャラばかりです。

しかし、特筆して素晴らしいのはやはりアシェラッドでしょう。
ウェールズ王室という高貴な血と野蛮なデーン人の血を引き、王族の指導力や知将とした面が基本ながら、根底ではその野蛮な血による残酷な行動力や判断ができる狡猾さも持っており、
愛する母や国を襲ったデーン人の血を憎みながら、自分もデーン人としての性格を隠し切れない矛盾を孕んだそのキャラ設計は非常に魅力的です。
アルトリウス公に憧れながらも混血ゆえに自身はその夢を絶たれ、彼の代替となる人材を長年探し続けていたという悲劇性もそれに華を添えています。
その経験豊富な人生観から出てくる言葉には説得力があり、金に縛られた人間が金で買った奴隷を叩く様を見て「みんな何かしらの奴隷なんだよ」という発言にはハッっとさせられるものがありました。
また、彼の最後も劇的で、彼の待ち焦がれた指導者と、彼と彼の母の愛した国のどちらを選ぶかで悩み、どちらも生かすため破滅的な行動を取った事には大変驚かされました。
そして、最後の最後でトルフィンを呪縛から開放させようとするその姿には、仇であるにもかかわらず父親的な愛情を感じました。
まさに、噛めば噛むほど味が出る素晴らしいキャラだと思います。

◎◎スヴェン王との心理戦や駆け引き
臨場感があって残酷な戦闘描写に目が行きがちですが、アシェラッドとスヴェン王の幾度かの心理戦や駆け引きも非常に魅力的です。
王たる者の心理や王個人の性格を見抜いた上での舌戦や機転には唸らされました。
デーン人らしい人の命を物としか思わないような影武者による自作自演や逆スパイの逆利用など、頭脳戦にもわくわくさせられました。

◎◎◎重厚なストーリーとメッセージ性
この作品は群像劇のように描かれており、それぞれのキャラに感情移入できるように作られた重厚なストーリーには、ただただ感心させられるばかりです。
奴隷、貧富、欲望、血筋、宗教・・・あらゆるものが混ぜこぜとなり、色々な疑問や矛盾を孕んだまま、人々が生き、戦い、死に行くため、作品全体がドラマティックだと思います。
特に前作でも出た「愛」への疑問は「本当の戦士とは何か?」に繋がる本作の最重要テーマだと思います。
作中でも語られましたが、「誰からも奪わず、そして不平を言わず、与えるだけの存在こそ愛」と神父は言っていました。
それは本当の戦士の体現者であるトールズの「奪ってよいものなど居ない、お前に敵は居ないのだ」「本当の戦士に剣はいらない」「剣が必要になるのは私が未熟だからだ」という発言に通じるものを感じます。
つまり、剣とは相手の命を奪う武器であり、「本当の戦士=愛の体現者とはそのような奪う武器を使ってはならないのだ」というトールズの考え方が読み取れます。
しかし、「本当の戦士」も「戦士」である以上戦うための存在であり、奪わないはずの「本当の戦士が戦うべき相手」とは何なのか?という部分にはまだ回答がなされておらず、非常に興味をそそられています。
私の思う結論は、「戦うべき相手」とは「与えること、奪われることによる痛み」なのではないかと思っています。
そのような自己犠牲的な行為は、人間である以上「痛み」が伴うことは避けられません。
その「痛み」に負けず、戦い、人々を守り与える生き方をするものこそ「本当の戦士」なのではないかと考えています。

△アシェラッドの決断による顛末
アシェラッドは回答できない二者択一を突きつけられ、スヴェン王を殺し狂人を装い最後を遂げましたが、どんな理由があろうとアシェラッドはクヌートの部下であり、それはアシェラッドを用いたクヌートによる王の謀殺と目されるのが普通ではないのか?という疑問が残ります。
しかし、それは現代での理性的かつ法治的な考え方とのズレを考慮すると無理ではないと思います。
野蛮なデーン人にしてみれば、狂人を仕留めて場を収め、王位継承権のあるクヌートのその後の振る舞いはまさにカリスマで力の象徴ともいえる存在であり、疑問を抱きながらも従わざるを得ない風格がありましたし
主観的には狂人が王を殺しているわけで、それに対してそのような王位継承権を持った人間に疑問や批判を突きつければ、逆に自分が叛意を示す反逆者とされかねないと諸将は思ったのでは?と考えるとそこまで無理はないと思います。
しかし、「力とカリスマ」という価値観は、法治社会に住む私を含めた現代日本人には想像しがたい価値観である事は否定できないので、唯一腑に落ちない部分だと思います。

この作品も「愛」をテーマとしていますが、クヌートもトルフィンも本願達成のために他人から奪いまくりの人生ですし、現在、クヌートは「王冠に命令されたスヴェン王」を髣髴とさせる、「権力を手に入れるために何でもする暴君」になる危険性を孕んでいますし、片やトルフィンは生きる目標を失って、守ることや進むことを放棄した人間に成り下がっています。
今後も波乱や劇的な展開が待っていそうで、これからに目が離せない非常に楽しみな漫画といえるでしょう。
文句なく「最高」を付けさせていただきます。

この作品は語るべき部分が多く、非常に長くなってしまいました。
最後までこの拙文を読んでいただいた皆様には特別の感謝の意を示させて頂きます。
本当にありがとうございました。

2010/03/01 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:6(67%) 普通:2(22%) 悪い:1(11%)] / プロバイダ: 22935 ホスト:23022 ブラウザ: 5941
【良い点】
まず、絵が素晴らしい。巻が進むごとに書き込みが緻密なものとなって行き、
描写も壮絶になります。ここまでまっ黒だともうベルセルク並みです。
作者さんの描きたいことが明確である点。
キャラクター達が非常に魅力的。

【悪い点】
他の方も仰っていますが、刊行が少し遅い・・・
現在でこそアフタヌーンで月間連載ですが、
かつて、「あの超遅筆漫画家が週間連載開始!」「無茶だ!!」
と雑誌の予告で書いてありました(笑)

【総合評価】
コミックス派なので、8巻までの感想です。
まずは、絵について。最初の方こそ、以前描いていらした「プラネテス」に
近い絵ですが、5〜6巻あたりから物凄い絵になっていきます。
幸村先生の絵に対する執着心は凄まじいものを感じます。
このマンガの絵を見た後だと、ジャンプの某マンガが逆の意味で凄まじい。

私は、舞台になっている時代のことは全くと言っていいほど無知なのですが、
人間の死というものが恐ろしく軽い。もちろんそれにこだわる人もおり、
トルフィンの生きる目的やヴィリバルドのエピソードなど、「死」が物語の中心となりますが、
キャラクター達は「戦士」であり殺人は日常で、
「戦場での斬った斬られたは恨みっこ無し」
と言うことらしいのですが、あまりにも淡白である点は凄絶でさえあります。
しかし登場人物達はみな人間味があり、確固たる信念のもとに生き、戦う様は非常にカッコいいのです。

「戦士」という存在を心底嫌悪し、憎みながらも自身を「ただの戦士」と呼び、
血筋も出自も隠しながら、テロリストとして殺されることを望み、信念に殉じたアシェラッド。
部下でも手駒でもなく、ただ、「友達」という対等の存在になることだけを望んだビョルン。
誰よりも強く、そして限りない優しさを感じさせるトールズ。
最愛の人間の死と共に、王たる者として本当の目覚めを果たしたクヌート王子。
かつてトールズに見た光をクヌートの中に認め、今でもトールズを追い続けるトルケル。

そしてトルフィン。成長することを拒否し、父の仇に対する復讐のみを生きる糧としていました。
しかし、その仇の死とともに、彼の生きる目的は無くなってしまった。
手塚治先生も「どろろ」の中で、
「目的を達したあと、主人公はどうなるのか、どこへ行くのか」
という問いをしていらっしゃいました。
今トルフィンは、まさにそこにいます。宙ぶらりんの復讐にどうケリを付けるのか。
エピローグでもないのにヒーローの「その後」を描くのは非常に珍しいことだと思います。

プラネテスの頃から、幸村先生の作品には、「愛とはなにか」という問いが出てきます。
ヴィリバルド神父は、「愛とは死であり、死が人間を完成させる」と言いました。
これから先トルフィンは、アシェラッドが憧れ、トルケルが追い求める、
トールズのような「本当の戦士」となり、そしてその問いに答えを出してくれるのでしょうか。

8巻の時点で物語はターニング・ポイントを迎えており、
これからさらに面白くなっていくか、それとも・・・といった印象を受けます。
完結したら再度評価をしたいと思っており、これからへの期待も込めて、あえて評価は「とても良い」です。

2010/02/26 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:260(39%) 普通:180(27%) 悪い:231(34%)] / プロバイダ: 14638 ホスト:14668 ブラウザ: 7343
マガジンで連載していた時はプラネテスの作者かぁっと思うくらいで、また地味な作品描いてるな〜くらいの感想しかありませんでしたが、コミックでまとめて読むとかなり面白いです。
5巻くらいからの内容は凄く良いと思います。この時代の歴史にあまり詳しくないのもありますが、これからの展開にかなり期待しています。

2010/02/26 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 38708 ホスト:38561 ブラウザ: 7343
【良い点】
キャラクター、ストーリー、セリフなどほぼ全て
【悪い点】
単行本がでるのが遅い
【総合評価】
正直この作品はすごいの一言です。
キャラクター一人一人がしっかり目的を持って行動しているため、いやなキャラクターは一人もいません。
ストーリーのほうもすらすらと進んでいるため、単行本の最初と最後ではトルフィンを取り巻く環境がガラリと変わってたりします。
ただ、単行本の出るのが遅いのが唯一の不満ですが、これだけの絵、話なのでしょうがないと思う部分もあります。
とにかくこの作品はいままで読んできた漫画のなかで一番深い作品ですし、これからも期待をもって単行本が出るのを待ちたいと思います。

2009/10/28 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:431(69%) 普通:66(11%) 悪い:124(20%)] / プロバイダ: 19409 ホスト:19443 ブラウザ: 10673
もう既に傑作の域まで達している作品だと思う。
アフタヌーンから見ているので長い付き合いです。新刊が出るのが遅いですが、それを帳消しにしてくれる書き込み方とストーリーの練り方。人物の表情、皺の一本一本にまで丁寧さを感じる。
それに加え細部まで書き込まれてる時代設定と考察。そしてさらに生き生きとした人物。特に最近出た8巻は圧倒的な迫力があった。
宗教、時代、人が複雑に絡み合ったストーリーにも心動かさずにいられない。
どれをとっても一流の漫画。まさに至高の一冊。これからも楽しみ。

2009/04/30 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:4(31%) 普通:1(8%) 悪い:8(62%)] / プロバイダ: 17140 ホスト:17041 ブラウザ: 6399
この作者はプラネテスで知りましたが本当にすごい才能ですね!!
まだ若いのにこれだけ重厚なお話が描けるとは驚きです。ジャンプ漫画と比べてみれば、この漫画がいかにすごいかわかると思います。 とくにBLEACH・・・

登場するキャラの一人ひとりが魅力的でセリフも名ゼリフぞろいです。とくに面白いのは、主人公トルフィンと父を殺した仇であるアシェラッドの復讐の対比です。感情のまま怒りをこめて復讐を果たそうとするトルフィン、冷静に判断して数年がかりで準備し成功させたアシェラッド。そんな二人の疑似親子関係みたいなものも見てて面白いです。

セリフも名ゼリフぞろいです。
ビョルンの最期の「アシェラド、あんたは強くて賢い。アンタを尊敬してる… アンタがオレはを腹の底では嫌ってはいてもな…

なぁ… オレだけじゃねぇ… 死んだ仲間たちも、自分自身でさえも… 淋しく… ないのか? そんなに…何もかも拒んで…

オレはさ… アンタと… 友達になりたかったんだよ」

アシェラッド「ああビョルン。お前はオレの たった一人の友達だ」

かっこ良すぎでしょ!!

2008/06/16 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 29755 ホスト:30038 ブラウザ: 6395
【良い点】
画力、キャラ、演出

【悪い点】
ほぼ無いがあえて言うなら話のテンポ

【総合評価】
絵が巧すぎる
しかも手抜きは一切感じられないので、月刊に移ってしまったのは残念でしたがこのクオリティなら納得です

バトルシーンのある漫画だったら"動き"を巧く描ける人が好きです
綺麗な絵を描く漫画は沢山あります
しかしバトルシーンの"動き"を魅力的に描ける人はほとんどいません
必殺技などの演出だけが派手になっていくだけで、その必殺技の大ゴマがひとつで決着がついてしまうとかいった感じのものが多すぎる

この漫画は本当にバトルシーンが面白い
トルフィンがアシェラッドの指を狙って剣を落とすシーンでは、部下の「うまい!」という台詞に思わずハモりそうになりました

あえて言うなら1~3巻に比べて最近は話のテンポが落ちてきている感はありますが…
締めに向けて加速していってくれれば問題無しです

2008/01/06 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1261(50%) 普通:631(25%) 悪い:631(25%)] / プロバイダ: 11009 ホスト:11078 ブラウザ: 5234
久しぶりに読んだらトルフィンが少しだけ主人公っぽくなってました(笑)。
と言ってもオッサンキャラに吹っ飛ばされて偉大な父親の昔話を聞かされてるだけですが…。

2007/09/15 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:512(71%) 普通:162(22%) 悪い:48(7%)] / プロバイダ: 47133 ホスト:47311 ブラウザ: 6885
週刊少年マガジンは読んでなかったので、アフタヌーンから
この作品を知りました、最近のアフタヌーンは良作が多いなぁ。
心・技・体,どれをとっても一級品の脱走兵トールズの息子
が主人公かなりやさぐれ気味。儒教的な道徳や思考だとかなり面食らう
描写や展開もあるけど,なかなか読ませますね。魅力的な大人が多く
先が楽しみです。

2007/01/19 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:114(70%) 普通:16(10%) 悪い:32(20%)] / プロバイダ: 8181 ホスト:8316 ブラウザ: 2409
コミックスでしか読んでいませんが、とても良いと思います。

たんなる戦いモノとしてではなく、きちんと「海賊」らしさを出しているので読み応えがあります。
いきなり過去編に入るなど、急展開は何度かあったものの、ここまでコンスタントに面白い作品も珍しいです。
父トールズの復讐という過去に囚われているトルフィンが、精神的にも肉体的にも、これからどう成長していくのか見ものです。

個人的に、戦闘シーンなどでのキャラクターの迫力ある動きの表現は、皆川亮二さんと並んでトップクラスだと思っています。

2006/08/20 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1261(50%) 普通:631(25%) 悪い:631(25%)] / プロバイダ: 11009 ホスト:11078 ブラウザ: 5234
面白いことには面白いのですが最近はアンシェラッドの方が主人公ぽいです。
というか今月号のアフタヌーンではトルフィンが一コマも出てこなーい。
アンシェラッドが40年間、悪党達の中で鍛え上げた慧眼とか
知略にばかり焦点が当たっているのですが、それで良いのかな?
現在は女性のような顔立ちの王子様が登場しているがトルフィンとの絡みがあるとは思えん…。

2006/08/03 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:99(43%) 普通:51(22%) 悪い:80(35%)] / プロバイダ: 4686 ホスト:4596 ブラウザ: 6032
時代背景から、人物、設定、話など
どれも良く考えられ、作り込まれており、
序盤の完成度はかなり高い印象を受けます。
安易なバトルものにならないのはさすがです。
今後に期待できる作品の一つであると思います。

2006/05/19 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:29(51%) 普通:13(23%) 悪い:15(26%)] / プロバイダ: 42467 ホスト:42296 ブラウザ: 3874
しっかりとした歴史を背景としたヴァイキング漫画。

「プラネテス」で有名な作者の作品で絵柄も随分スッキリしたように思えるのは世界観がガラリと変わったからか。

一般的な海賊漫画だと目的が「財宝」「野望」「バトル」が漫画の目的になりがちだが、
この作品の目的は主人公トルフィンが父親のトールを殺した海賊頭に「敵討ち」することが主眼の目的、
だが正々堂々と決着をつける為にその仇の海賊頭の海賊団に入り、事あるごとに決闘を申し込み、闇討ち不意打ちで
「敵討ち」を成就させようとしない部分にもヴァイキングの世界観や魅力がある。

勿論、主眼の目的は「敵討ち」の方向性だが、主人公はまだ若いのでその成長も視野に入れているし、
一般的に海賊のイメージだと艦隊戦だが、砦攻めや野外での待ち伏せなどが大半で世界観が重視されている。

背景もセリフ回しも非常に良く出来ているし、人物も脇役にまでしっかり個性があり、内容自体もシリアス部分と
休題部分も分けられているので読み疲れにくく、続きが気になる展開が秀逸。

とにかく珍しいほど正統派な海賊漫画で基本的にはバトルや戦争が中心で略奪行為は泥棒程度のオマケ。
歴史を背景に物語が進むので時間軸の展開は早くマンネリで飽きさせることが無いが、今後の展開次第で
バトル漫画や成長記録漫画へ発展する位ならプラネテスのように綺麗に少数巻で納めて欲しい。

特に問題もなく、青年層なら満遍なく受け入れられると思うのが、月刊では連載が始まったばかりなので
期待を込めた意味で評価は「良い」とさせて頂きます。

2006/04/19 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:111(63%) 普通:27(15%) 悪い:39(22%)] / プロバイダ: 24887 ホスト:24893 ブラウザ: 5234
展開はやや遅いものの、なかなか面白い作品です。
一応マガジン掲載分は全て既読しましたが、まだ序盤(なのかな?)なので評価は保留です。
強いて言えば現段階では「良い」寄りの「とても良い」ぐらいかと思いますが。

掲載誌が変わってしまったのは残念ですが、結構休載も多かった気がしますし、やっぱり作者にはまだ週刊連載をこなす体力&経験が足りなかったのかもしれませんね。
異動先は月刊誌ということで余裕も出てくるでしょうから、前作「プラネテス」並に完成度の高い内容となってくれることを期待しています。

2006/04/19 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1261(50%) 普通:631(25%) 悪い:631(25%)] / プロバイダ: 11009 ホスト:11078 ブラウザ: 5234
時代設定といいストーリーといいキャラの描写といいハードの一言。
最近のベルセルクで人間同士のバイオレンスなぶつかり合いが減っているので、かなり刺激的。
しかし遅筆もあるけど少年誌で連載し続けるのは不味いので異動は仕方ないですね。
アンシェラッドの善人ではないけど単なる悪人でもない(というか大悪党?)あたりが面白い。

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「「あひる」と共に、マガジンで楽しみにしていた漫画だったのに…異動ですか。まあ、打ち切りにされなかった...」 by 暴走天使


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