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惑星をつぐ者(漫画)
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読み仮名: ほしをつぐもの / 英語タイトル: Successor of star
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星を継ぐもの
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2007/07/19
良い
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パワーエサ
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14103
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5234
いかなる惑星環境にも適応できる「特殊細胞(タフ・ブースター)」をその体に埋め込んだ謎の男「バラダッド・ナイブス」が宿敵「J」を探して惑星間を放浪する話。当初新人ということで絵がのっぺりしてるような印象だったり、打ち切り作品との話で話数も限られているのですが、なかなかよくまとまっている作品です。
環境悪化で生まれ故郷の地球を離れなければならなかった人類。生きるために他の惑星に移住を試みるも、そこでも環境に十分適応できず、現地人に奴隷として扱われることで辛くも命をつないでいる…という世紀末にも似たシビアな世界観が「北斗の拳」のように救世主待望の雰囲気を駆り立てます。
どこか冷めた表情でキツめの言葉も吐くが、結局のところは情で動いてしまう主人公のナイブスのひねたキャラクターがいい。また、彼が惑星人たちとの戦いで用いる「自在剣(スパイラルナイフ)」の描写が相当なインパクトもあり秀逸。精神エネルギーの軌跡で敵を賽の目状に切り刻む能力なのですが、ページいっぱいに使ってのド派手な決着シーンは華麗で今でもかっこいいと思う。
彼以外でも、損得勘定ではなく義で動く宇宙海賊やオリジナルのスパイラルナイフを持つ戦闘民族の生き残りである獣人など、物語の随所に好人物を配している点にもうまさを感じますね。
メインテーマである「生物の進化」についても、考えさせるところが多かった。ナイブスやJの開発した特殊細胞はあくまでも「人為」の産物であり、それに頼ろうとすると悲劇や惨劇が生じてしまう。贖罪と悲劇の拡大を防ぐためにJを追うナイブスや戦闘民族であるがゆえに滅んだ自分たちの二の舞を人類にさせないがためにナイブスに力を貸す獣人の姿は無骨ながらもメッセージ性が高い。少々急いだ感があるが、「進化のあるべき形」に一定の結論を与えた終盤の展開も評価できるので「良い」とさせていただきます。
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