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| 著者:川原正敏 掲載誌:月刊少年マガジン 出版社:講談社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 日本 開始日:1987/04/06(月) 月刊少年マガジン 1987年5月号 - 1996年12月号 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 最終変更日:2010/03/30 / 最終変更者:kunku / その他更新者: 羽幌炭鉱 / 提案者:もろっち (更新履歴) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| [推薦数:2] 2009/04/23 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 古典主義 (表示スキップ) 評価履歴[良い:495(42%) 普通:284(24%) 悪い:396(34%)] / プロバイダ: 8081 ホスト:7937 ブラウザ: 5234 【良い点】 ・「千年の無敗」「謎の古流武術」という、けれんと 魅惑のキーワードで「強くありたい」と同時に「その強さを 相手にぶつけたい」「強さを確かめたい」「拳で語りたい」 という、格闘技に興味を持つ者、嗜む者なら必ず持つであろう 「男の子の夢」を描いた点。 ・さらに、「男の子の夢」とは対極の位置にある、格闘技=破壊術 ・殺人術ではないのか、平和な時代に武を持つ意味はあるのか、 という現代において格闘技が普遍的に内包する課題を意図的に 描いている点。この姿勢は当時としては新しかった。 常に「大会」や「タイトルマッチ」が戦いの場なのは、ショー ビジネスと武術がいかに噛み合うのか、合わないのか、すら 描こうとしたと言える。 【悪い点】 ・良い点で述べた通り、本作の長所・利点はそこなので、 第一〜二部でやるべき事は全てやってしまった。二部で 終了しても良かった。 その後の展開を見ると、作者は自分の知るあらゆる格闘技と 有名人を出演させる事をもう一つの軸にしたかったようだ (ブラジル柔術=グレーシー(作中ではグラシエーロ)も 当初からの構想)。その発想は連載継続にはプラスだろうが、 作品として深みが出るのは難しいだろう。現にイマイチだったし。 だが、個人的には作品全体の深みがどうこう言うより、 単純に総合格闘技有名人案内として楽しめ、「イマイチ だけどこれもアリかな」程度の悪印象。ま、やや中弛みアリ。 ・陸奥圓明流の奥義は、非現実的な物がほとんど。ここは ファンタジーと開き直らないと読んでいられない。 【総合評価】 「とても良い-」。ファンタジー空手漫画(失礼、悪意は 無い)ながら、実は武術・武道と殺人術は同じではないのか、 と言う問いが常に根底にある姿勢が素晴らしい。まぁ、逆に リアル武術一辺倒の手法で描かれれば、アッと言う間に決着の ついてしまう、漫画的には面白くもなんとも無いシロモノに なってしまうので、この手法は正解だろう。漫画的には 強さへの憧れ・ライバルとの心の通い合いと同時に、必ず ヒロインを配置する、というベタな展開ながら、その裏に くすぶっている物を感じられれば、相当面白い。格闘物と して他の作品と比較・批判される事が多いが、4部で再び 対戦相手を致死させる描写には、作者の葛藤と問いがある。 ここが、某小説家・漫画家より一歩踏み込んでいる。 ・ファンタジーのオブラートに包まれた、テーマと答えは かなりキツい物がある。手法と内実がかなり乖離している ので、読み解き辛い・受け付けない、という層が多いのは 想像に難くないが、この点が本作が独自の地位にある理由。 本来、少年漫画で描くべき物か、という疑問はあるが、 独特かつ優れた作品と思う。4部で終わってても、それは それで構わない。これ以上は少年漫画を完全に逸脱しそう なので、現状も可と考える。 この評価板に投稿する |
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