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Q.E.D.証明終了


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読み仮名: きゅーいーでぃーしょうめいしゅうりょう / 英語タイトル: Q.E.D. Shomei Shuryo

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2006/11/29 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/]
by SOUTA 評価履歴[良い:143(57%) 普通:47(19%) 悪い:60(24%)] / プロバイダー: 13852 ホスト:14147 ブラウザー: 6342
“知性への挑戦状"、“知的エンタテイメント"・・・等々、大袈裟にも思える帯の煽り文ですが、それに見合うだけのクオリティの高い漫画だと思います。
主人公は、MITを若干15歳で卒業した天才・燈馬想と、好奇心旺盛で卓越した運動神経を持つ水原可奈。この二人が様々な事件に挑んでいく・・・というのが基本的な話の流れなのですが、本作の見所はキャラクターではなく、燈馬が理路整然とした論理展開で謎を解き明かしていく様。・・・裏を返せば、地味で派手さに欠けるとも取れますが、これは漫画としての面白さよりもミステリーとしての面白さに重点が置かれている為であり、華やかでないが故の“本格"が味わえるはずです。謎解きのパートにおける割合も、他のミステリー漫画より遥かに大きいですし。
また、毎回の様に殺人事件ばかり起こるのではなく、理系の専門知識が扱われるものや学校内での些細な揉め事等、事件のジャンルは多岐に渡っており、いずれも良質なミステリーとして成立しているのは見事の一言。「ミステリー漫画は、殺人事件なしでは面白くならない」という固定観念を覆された気がします。
・・・キャラクターの魅力が本作の見所ではないと言っておきながら、私が特に好きな話は燈馬の過去が明かされる『魔女の手の中に』と、その続編である『虹の鏡』だったりします(笑)。燈馬に纏わる人間ドラマが描かれた初のエピソードであり、彼が苦悩・葛藤する姿は非常に印象的で興味深かったです。・・・個人的には、燈馬に大きな影響を与えた“あの人"にはいずれ再登場して欲しいなと。
燈馬が“Q.E.D."と示した後、すぐに読み進めずに自分で事件を推理するのも面白いかも知れません。・・・・・もっとも、彼のは“推理"ではないそうですが(笑)。

「推理? 違います 僕が今から話すことはそんな曖昧なものではありません ここで起こった事実です」

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