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漫画評価: 369位 <= 370位(4,056作品中/偏差値52.25) =>371位

人魚の森 (漫画)

読み仮名: にんぎょのもり
注意: これは漫画版。その他メディアの情報はこちら: アニメ
総合情報評価
(評価投稿)
日記
2008/01/29
懇談室画像/壁紙商品
(DVD)

直近発売のDVD: 2004/05/19 ():高橋留美子劇場 人魚の森 DVD-BOX
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高橋留美子劇場 人魚の森 DVD-BOX

参考:\24,360
2004/05/19
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1.なびき……
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高橋留美子劇場 人魚の森4

参考:\6,090
2004/05/19
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1.不老不死になっても何も得られない。
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高橋留美子劇場 人魚の森1

参考:\6,090
2004/05/19
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1.TAKAHASHI“BRUTALITY”RUMIKO
119112
高橋留美子劇場 人魚の森2

参考:\6,090
2004/05/19
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高橋留美子劇場 人魚の森3

参考:\6,090
2004/05/19
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Laser Disc:人魚の森
参考:\7,952
1991/10/21
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ビデオ:人魚の森
参考:\13,048
1991/08/16
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421159
単行本:リトル=マーメイド―人魚姫 (国際版・ディズニー名作童話)
参考:\1,223
1991/07
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文庫:人魚の森 (スーパークエスト文庫)

参考:\561
1994/03
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2097
CD:ギロック:叙情小曲集
参考:\3,059
1997/06/25
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作者:高橋留美子
出版社:小学館
掲載誌:増刊少年サンデー

1989年 第20回星雲賞コミック部門を受賞
公式サイト
1. 人魚の森DVDBOX発売
最終変更日:2008/03/20 06:42:02 / 最終変更者:暁に吠え猛る獅子 / 提案者:もろっち (更新履歴)
評価統計(1日1回定時に更新)
 評価平均漫画評価順位偏差値評価ポイント最高の中の最高
日本最高(2.67)370位52.2516.02 

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1. 2008/02/05 とても良い by 十傑集 [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:715(54%) 普通:326(25%) 悪い:289(22%) 推薦人:22 推薦評価:53] / プロバイダー: 11009 ホスト:11078 ブラウザー: 5234
ああ…、そういえば人魚シリーズなのに
本巻のタイトルは三話目の「人魚の森」が冠せられているのですね。
実際、自分も少年サンデー読み切りでこの話を初めて目にしたのが
人魚シリーズとの関わりの最初でした。

やっぱり三話目の双子の姉妹の関係が恐ろしいというか哀しいというか・・・。
人魚が直接にはほとんど出てこないし湧太と真魚も脇扱いといった感じですが
それだけ心理描写が秀逸といえますね。
アニメは未見ですが観てみようかな。実写映画化してもいいような。
2. 2008/02/05 最高! by せんぬき [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:421(70%) 普通:140(23%) 悪い:37(6%) 推薦人:14 推薦評価:13] / プロバイダー: 38066 ホスト:38222 ブラウザー: 4203
※ややネタバレしてます

表題作の人魚の森、ですが。
この作品にでてくる登和さんの描写が本当に秀逸。

悲しみすらとうに超越したあまりにも深すぎる心の闇ゆえに、
他者に対する非人道的な己の行為や、身内の不幸等の人の本来悲しむべき事象などに対して異様に醒めて諦観しているその性格設定はあまりにも上手い。

最後の最後、果たせぬまま終わった復讐の残酷な結末、報われぬ想いが込み上げ作中で初めて流した彼女の涙はあまりにも哀しく(数十年ぶりに人間らしい感情が甦ってきたとも)、最後の彼女の結末が「あれ」であっても受け入れることができました。
他に彼女にはもう道はなかったのでしょうし、彼女はもう十分苦しんで生きてきましたから。
(本来私は「あれ」で結末を飾るのは安易だという立場なのですが描写が秀逸なので本作の場合は数少ない例外として許容できます)
また私は「加害者側の罪が必要以上に残酷(非ベタな、非ステレオタイプなそれ。単純明快勧善懲悪作品は含まず)」な場合、
被害者側(或いは他の誰か)が加害者側を安易に死という形で楽にしてしまうことに対して懐疑的なのです。
そういった安易に死を与えてしまう作品のアンチテーゼ、という観点からも登和さんが為さんとしていた「復讐」はひどく納得のいくものでした(※)。

それと「アニメ(OVA)版人魚の森に関して少し。
後発であるがゆえに多少製作期間中に作品を観なおす余裕が出来たためか、
一部漫画版より改良(であると思うかどうかは各人の自由だと思いますが)
されている箇所がありました。
登和さんが最後、ああなってしまうその瞬間、
主治医の先生が・・・
そこに微かに救いがあります。
少々格好良く描きすぎなきらいもありますし、
邪推すれば男性スタッフの奢り(女性スタッフがあの場面をいれた場合は意味合いが変わってきますので)ともとれなくもないですが、
ここは素直にそのアニメオリジナルの微かな「救い」を素直に受け止めたいところ。
高橋先生の漫画のアニメ化には私は基本的に否定的な立場なのですが、
旧OVA版の人魚の森(傷)は個人的に比較的良質な出来だったと思います。

勿論漫画版は漫画版であの終わり方で良いと思います。
あの場面はあの場面でよりやるせなさややりきれなさがでていますし・・・

話を漫画版に戻しますが、表題作以外では主人公湧太の過去話、
「闘魚の里」も良作でした。
元々いい男の湧太がこの話ではいつも以上に本当に優しくて働き者で、
それでいて人当たり良くて時節垣間見せる哀しみも泣かせてくれるしそれでいて嫌味がなく本当に格好良い。
イケメンすぎないとこも人間味があります。
私はらんま2分の一の良牙がそれはそれはもう好きだったんですが、
本作の湧太は良牙を凌駕するほどにさらに格好良い男になってます。
まあ見た目のわりに長生きしてますし年齢に比例した酸いも甘いも噛分けたいい男なんでしょうけど。
ありゃ、見た目若いのに長生きしてるってこれギャルゲーヒロイン系によく似たシチュエーションのような。
湧太は早すぎたエヴァンジェリンさん的萌えキャラだった!(月姫、あれ私は遊んだことないんですが、確か月姫かなにかに似た設定の人いませんでしたっけ)という解釈もできます。
私だけかも。
湧太を萌えキャラというのは語弊があるかもしれませんが、
萌えという言葉を見下し・差別的に捉えるのではなく、
多角的に萌えという言葉を捉えられる方なら決して私がその言葉を悪い意味で使っているのではないということをわかっていただけるかと、
ああめんどくさい、つまり一言でいうと「湧太かっくいい!!」ってことです。
最初からそう言いなさい。



【以下※印補足】

結局テーマ・方向性の問題なんです。
シンプルに人殺しには死をとか、
目には目を的に単純明快勧善懲悪するならそれはそれで良いんですが、
そこにリアリティやしったふうな理屈、
酷いことをする・させる悪党側の度を越した凄惨な行為を持ち込むのであれば、
不条理をフェアに見つめられる視点をクリエイターさんがたには持っていただきたいものです。
本作「人魚の森」のように。

誰が誰のために何をしたか、
不器用の比喩、
許されざる行為の比喩、
私的な罪科とは、
公的な罪科とは、
法における社会によって為される刑罰は手段か目的か、
目的であることが最悪許されるなら例えばそれは私的な負の感情が発端であるべきではないか、
とか。

その辺シンプルに読み解けばたいていは、
名作駄作わかってて真面目に馬鹿やってる作品、
真面目ぶったふりしたクリエイターの傲慢、
普遍性のあるシンプルに大切にされるべき愛や友情や悲しみがテーマか否か、
その作品の主題、重視すべき点はなにかっていうのが、
ある程度はわかってくるですよ。

その辺「人魚の森」「人魚の傷」はかなりなレベルで名作だったんではないかな、
と思います。
とても良いと迷いますが、最高で。
3. 2007/03/26 とても良い by にゃん☆ [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:195(81%) 普通:15(6%) 悪い:32(13%)] / プロバイダー: 55545 ホスト:55549 ブラウザー: 4487
初めて高橋先生の「人魚の森」を古本屋さんで買いました〜。感想は凄いなぁと実感します。
本当に圧倒された(笑) グロイ描写にはかなり激痛しましすが、高橋先生はホラーな作品を描けるのは凄いなぁ〜。
4. 2005/01/13 最高! by JJM [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:68(52%) 普通:18(14%) 悪い:46(35%) 推薦人:12 推薦評価:13] / プロバイダー: 10940 ホスト:10918 ブラウザー: 7382
別の漫画を買いに行ったが、まだ入荷してなくて代わりにこれを買いました。たぶん人魚の傷が発売された時だったと思います。(人魚の傷はジャケットがアレだったのでその日は買いませんでした。) この作品を読んだことが少年漫画に移行するきっかけになりました。らんまが連載されるよりずっと前に読んだ記憶があるのので、小学校3年生くらいの頃だと思います。それまで読んでいた漫画が幼稚に思えるようになってしまいました。とにかく圧倒されてしまいましたね。

不老不死などという非現実的でチャチになりがちなテーマを取り上げていても、内容は死への恐怖、老いや時代の中での孤独、生きる事の苦悩などといった非常に人間臭くいものを描き、ディープなものに仕上がっていています。

今読んでもストーリーの出来の高さ、感情表現の巧さ、作品の持つ勢いに圧倒されます。この頃の高橋留美子の作品ははっきり言って凄いです。絵もこの頃の絵は微妙な曲線がキャラクターの表情を魅力的にしていて凄く好きです。
5. 2004/09/13 良いと思う立場からのコメント by 蔦屋 [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:121(95%) 普通:6(5%) 悪い:0(0%) 推薦人:6 推薦評価:8] / プロバイダー: 1867 ホスト:1811 ブラウザー: 4354
人魚シリーズの中で「人魚の森」の話は、アニメ版(TV版)なりの原作になかったシーン・台詞の言い回しが良い効果を出しています。
特に登和が六十年間にわたって牢に閉じこめられていた所のシーン。
妹・佐和の結婚の知らせを座敷牢で聞いたとき登和の表情を歪めてみせたり、佐和の息子が戦死したときや自分たちの父が他界したときに、登和にただ「そう」と無感情・無表情に返事をさせたり・・・(尤も、静止画と動画では見る人間に訴えかける演出方法は当然違いますし、何かを表現するに当たって、静止画のほうが優れている場合・動画のほうが優れている場合、等様々なケースがありますし・・・。)
6. 2004/09/03 最高! by nack [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
推薦人:せんぬき
プロバイダー: 1604 ホスト:1346 ブラウザー: 3875
「炎トリッパー」前後で試みられたホラー描写、残酷描写を機軸としたストーリー展開を発展させた作品という色彩が強いと思われます。特に本編である「人魚の森」でその傾向が強いと思いました。
絵は懐かしの“ペン先に微妙な表情が走る"タッチです。
ですので、人魚の描写や、“なりそこない"の描写も、大変生々しく迫力感溢れるタッチになっています。

ちなみに、個人的に好きな話は「闘魚の里」です。
海賊の若頭・鱗はどことなく「炎トリッパー」が入っています。
ゲストに魅力のある“女海賊の頭目"というキャラクターを据えているので、好感が持てました。
ストーリー展開は「人魚の森」と違いストレートな話の流れですし、また、ラストがさりげない・・・ツボになる言葉をさりげなく発する・・・が三作の中で一番卓越しています。人魚の肉を争って死闘を演じた湧太が鱗と別れる際の言葉。

湧太:(俺は生活(くら)せねえ。生きるだけだ・・・)「ちょっとの間だけ・・・いい夢見たよ」
鱗:「その夢の中に、鱗はいた・・・?」
湧太:「ああ、おれの女房になってたよ」
鱗:(涙を流して湧太を抱きしめる)「あたしも・・・同じ夢を見たよ・・・湧太・・・長生きしろよ」
湧太:「バカ、縁起でもねえ・・・」

互いに好きだけれども、人魚の肉を食べた湧太は恋をすることができないわけです。でも「ちょっとの間だけ」でも夢を見れたことが、互いの気持ちをすべて象徴している。自分の立場を察して「好き」とはストレートでは発せずに「ああ、俺の女房に・・・」とさらりと出すラストが、心理描写巧みな高橋先生独特の技術というか、感動のツボを突いた表現で、ああ、うまいなぁと実感させられるシーンです。

「人魚の森」の方では、やはりまた“許婚"設定が出てきます。
登和と医者の椎名先生が許婚という設定でした。許婚だからこそ、人魚の肉を食べてしまった登和の面倒を椎名先生が見ていたわけです。人魚の肉のせいで変化してしまった登和の腕を定期的に“交換"する手術を繰り返していた(真魚も巻き込まれる)のは、許婚という間柄があったからこそなのです。原作では登和だけが炎で焼かれて亡くなりますが、アニメ版では椎名先生も一緒に心中する設定に変わっています。
当時、許婚設定は非常に多く、「うる星」「らんま」をはじめとして多く使われていました。
7. 2004/08/06 最高! by 蔦屋 [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:121(95%) 普通:6(5%) 悪い:0(0%) 推薦人:6 推薦評価:8] / プロバイダー: 3463 ホスト:3553 ブラウザー: 3874
「人魚は笑わない」・「闘魚の里」・「人魚の森」の三話を収録。
<大まかな内容>
第一話「人魚は笑わない」
五百年前、面白半分で人魚の肉を食べて不老不死の身となった主人公・湧太。「人魚に会えば元の体に戻れる」という伝説を信じて旅を続ける中、住人が女ばかりの隠し里を見つける。その里で「真魚(まな)さま」と皆に傅かれて育てられている少女。だがその少女には足かせがはめられていて・・・・?
主人公・湧太と真魚の出会い。

第二話「闘魚の里」
真魚と出会う前の、数百年前の思い出。不老不死の身となった湧太の過去。
嵐に巻き込まれ、流れ着いた先の鳥羽島の海賊衆の娘・鱗と出会った湧太。鳥羽島海賊衆と敵対する逆髪島海賊衆は、人魚を探しているという話だが・・・・

第三話「人魚の森」
元の体に戻る術を知っている人魚を探して、旅をする湧太と真魚。
「人魚の森」の伝説が残る地で、真魚がトラックにはねられて近くの診療所に運び込まれた。だが湧太が診療所に駆けつけたとき、真魚の姿は消えていた・・・・?

「不老不死」の業を描いた高橋留美子先生の力作。
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