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評価分布

[漫画]マテリアル・パズル: 推薦を受けた評価(感想/レビュー)


MATERIAL PUZZLE
漫画総合点=平均点x評価数46位/5,641作品中(総合145/偏差値87.18) 45位<= =>47位
漫画平均点(評価10個以上限)180位/1,062作品中(平均1.75=とても良い/83評価) 179位<= =>181位
2002年漫画総合点3位/198作品中 2位<= =>4位

直近発売の本/漫画 2012/05/22 ():マテリアル・パズル ゼロクロイツ(9)(完) (ガンガンコミックス) 480
本/漫画(32)
売上/新着
423186
新書:マテリアル・パズル (13) (ガンガンコミックス)

410
2005/09/22
()
コミック:マテリアル・パズル 1 (ガンガンコミックス)

410
2002/06/22
()
コミック:マテリアル・パズル 2 (ガンガンコミックス)

410
2002/09/21
()
コミック:マテリアル・パズル 3 (ガンガンコミックス)
410
2002/12
()
コミック:マテリアル・パズル 4 (ガンガンコミックス)
410
2003/03
()
コミック:マテリアル・パズル 5 (ガンガンコミックス)
410
2003/06/21
()
コミック:マテリアル・パズル 6 (ガンガンコミックス)
410
2003/09
()
コミック:マテリアル・パズル 7 (ガンガンコミックス)

410
2003/12/22
()
コミック:マテリアル・パズル(8) (ガンガンコミックス)

410
2004/03/22
()
コミック:マテリアル・パズル 9 (ガンガンコミックス)

410
2004/07/22
()
評価統計
評価平均とても良い(1.75 pnt)
評価総合点145.25
漫画順位(平均点)180位(1,062作品中)
漫画順位(総合点)46位(5,641作品中)
偏差値(総合点)87.18
最高の中の最高8

人数422045354
割合50.6%24.1%4.8%6.0%3.6%6.0%4.8%
加算分布50.6%74.7%79.5%85.5%89.1%95.1%100%
分布要約79.5%6.0%14.4%
自分も評価投稿する
簡単投票
簡単投票の分布
キャラ・設定3.00(最高)7
ストーリー3.00(最高)7
画力0.71(良い)7
格好良い100%7人/7人中
面白い100%7人/7人中
可笑しく笑える100%7人/7人中
友情86%6人/7人中
楽しい86%6人/7人中
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簡単投票する
作品紹介(あらすじ)

辺境の村に住まう少年、御風は村を襲った「とんでもない」脅威から村を救ってもらうため、
はるか東の絶壁にすむという『不老不死の 三人の魔法使い』を訪ねる。
そこで出会った魔法使いの一人、アクアに資格を認められ共に村へと向かうが、
その途中、不死であるはずのアクアは、些細なきっかけから突然死んでしまう。

原作:土塚理弘
発売元:スクウェア・エニックス(エニックス)
日本 開始日:2002/01 月刊少年ガンガン 2002年2月号より連載 / 終了日:2008/03 2008年4月号
[開始日詳細]
外伝含めると2008年4月号で、含めないと2007年7月号で終了
※ この日付情報部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。
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日本99,39214183
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(階位と権限/特典の関係の説明)
最終変更日:2011/11/28 / 最終変更者:シューゴ / その他更新者: 管理人さん / ケイ素 / 羽幌炭鉱 / 提案者:エスパー (更新履歴)
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[推薦数:2] 2006/02/13 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:14(67%) 普通:3(14%) 悪い:4(19%)] / プロバイダ: 2896 ホスト:2770 ブラウザ: 4667
主人公がそんなにひねくれていない、最近では珍しい(かもしれない)マンガ。
ストーリーも「体を共有する3人の不老不死が、女神を名乗る者から世界を救う」と、書いてみると凄いシンプルさ。
内容は「魔法」ーという名の特殊能力といっていいーを使うものたちのバトルマンガ。
昔ながらの少年マンガっぽいマンガといったところ。

作者は、自らの絵が下手であることを自覚し、
かつ新人賞に投稿する短編マンガを構想できないという欠点を持ち合わせており、
この「マテリアル・パズル」の連載も、
<ギャグマンガを描いて連載を貰って、それからストーリーマンガを描こう>という考えの下、
それを現実にしてしまったかなり毛色の変わった作者である。
このような経歴のためか、シリアスなバトルの最中でさえギャグが挿入されることもしばしばで、
決して笑えるものでもないのだが、実は暗めになりがちなストーリーに元気を与えるものとして機能している。

自ら下手と称する絵だが、一つ一つはいい絵を書くこともあるのだが、肝であるバトルシーンで絵が崩れ、
描き込み量があまりにも少なかったりして、雑すぎる背景など相まってぱっと見白い。
雑で、ぱっと見白く、絵も崩れているとあっては、読者には目にも止まらないこともしばしばだろう。
効果線を嵐のごとくに多用し勢いを見せるのには長けている。
このためかどうかは定かではないが、毎月2話掲載という形を取って質より量を提供し、
月刊誌ながら単行本の刊行ペースはなかなかに速い。
しかし、コミックス9巻から始まる第2章のトーナメント大会以降、絵柄の変化が凄まじく、
密度が増して大分見やすいものになってきたのは、嬉しい限り。
とはいえすでに14巻まで刊行されているため、新規の読者は手を出しづらいかもしれない。

ストーリー・キャラクターに関してどうか。
ストーリーは先にも書いたがシンプルにして王道である。しかし、最近の展開は予想が難しく、
なかなか一筋縄ではいかない。また、少年漫画らしい「熱さ」を備えている。
特にメッセージ性があるわけではないが娯楽として、マンガらしいマンガであろう。
キャラクターも正義感に溢れ、世界を見て強く生きようとする少年や、天然でふわっとしているがやるときはやる少女など、
これまた「熱く」王道であるが、敵側にも人間の負の面を体現したような非力ながらも知略に長け、
自分の上の立場の者達をも操る男など、多彩な個性を持つ人間が多い。
ただ、展開の速さを重視しているせいか、一人一人に対する掘り下げが少ないため、バックボーンが頼りない。
また、主人公が設定上ほぼ「完成」されているため、「成長」は他のキャラが受け持つことになるのだが、
この描写も足りず、飛び越してしまってる場合が多い。

個々の評価は低いが、総合すると面白い、不思議な作品である。
ツボにはまってしまった私としては、最後まで走りぬけてしまうことを切に願う。
見る人を選び、面白いと評価する者とつまらないと評価する者が両極端に分かれてしまうことだろう。

[推薦数:1] 2011/03/12 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:12(86%) 普通:1(7%) 悪い:1(7%)] / プロバイダ: 15503 ホスト:15558 ブラウザ: 9366
【良い点】
・個人的にギャグ
・伏線
・戦闘・バトル(特に魔方陣までの戦い)
・単行本の最後に載っているプロフィール等ストーリーのまとめ

【悪い点】
・最後のパン神はいらなかった気がする・・・
・猫を出すのはいいけど戦いの中で見開き〔だっけ?〕
で使うのはちょっと・・・

【総合評価】
とりあえず伏線の回収が凄い
何冊にも渡って回収される
ちょいちょい入るギャグが
駄目な人は駄目かもしれないです
それでも早く4章が読みたくてしょうがない

とても良いで

[推薦数:1] 2010/02/01 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:16(94%) 普通:0(0%) 悪い:1(6%)] / プロバイダ: 8205 ホスト:8138 ブラウザ: 5375
【良い点】
・作画(完全に好き嫌いが分かれると思いますが)
・オリジナリティー溢れる設定、世界観
・伏線の張り方、回収方法
・土塚さんお得意のギャグ
【悪い点】
・特に無いと思います

【総合評価】
まず作画についてですが、私も初期の頃は完全に下手だと思います。ですが私にはそれが合っていて、ギャグと併せて非常に笑えました。
この作品の特徴として、シリアスな場面でいきなり入ってくるギャグがあります。これもまた好き嫌いが分かれる由縁なのでしょう。
戦闘も全体的には良く考えられていると思いますし、魔法も独特なものが多くて良いと思います。
真剣にアニメ化して欲しいです。

[推薦数:1] 2006/08/25 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:19(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 52665 ホスト:52674 ブラウザ: 6342
メモリア魔法陣が決着しましたので、その全体を振り返って評価をつけたいと思います。

結論を先に出すと、「魔法陣」全体の評価は、手放しで「最高」をつけるまでには残念ながら到達しませんでした。
しかし魔法陣を1年以上かけてやった成果は確実にあると思われ、全体として捉えると「良い」〜「かなり良い」に相当します。

魔法陣のテーマはキャラクターの成長であり、掘り下げの薄いキャラについては設定の紹介でありました。
また単純にいろいろなキャラ同士をぶつけて、ファン魂をくすぐるよう娯楽としての目的もあります。

前者は成功しています。特にミカゼが精神的に大きく成長しました。
ミカゼは本作の主人公であり、単に強くなるだけでなく、周りからの信頼を勝ち取らなければなりません。
その意味で彼は王道の成長を遂げ、少年漫画の核とも言うべき「努力」を最も良く表した人物であると言えます。

悪い点を挙げます。
1消化不良
2中盤のダレ
3びっくり展開のオンパレード
4魔法陣の特性を活かしていない

まず1です。
魔法陣はあれだけの試合数を1年とちょっとでこなすわけですから、コンパクトに収めないと読者が飽きてしまいます。
故に特に中盤にかけては駆け足気味になり、もうちょっと見たかったのに、というファンから不満の声があがりました。
私自身、グリン戦やシャルロック第2戦は物足りなかったと感じました。

2。第1戦のミカゼ戦、最終戦のこれまたミカゼ戦と、ミカゼが頑張って盛り上げて読者を引っ張りましたが、
逆に言うとそれ以外のバトルがどうしても見劣りしてしまうということ。
特に第2戦ジル戦〜シャルロック第2戦は、キャラの単純なパワーアップ、斬り裂き魔の進展、キャラ設定の詳細など、
いずれも本編において、これらは一種の「伏線消化」です。
これが途中のバトルで感動する盛り上がりのバトルがあったらよかったのですが、残念ながら劇的に盛り上がった回が挿入されず、
魔法陣の本質が中盤で曖昧に映ってしまいがちでした。
斬り裂き魔の進展など、いろいろな見せ方をして読者を飽きさせないようにする作者の配慮は感心に値しますが、
トーナメント物の宿命なのでしょうか。惜しい。

3。これは前々から私が心配して指摘していたところであります。
事実そうなりました。
よく言えば、読者の予想を裏切る展開。悪く言えば、奇をてらった。
この傾向がこと魔法陣においては顕著だったように思います。

4。これは、1対1対1という、なかなかに見ない形式のバトルであったにもかかわらず、
いずれのバトルも、一人のキャラがもう一人と結託して残る一人を討つ、のような、
形式を活かした頭脳戦がほとんど繰り広げられなかったことです。
以前にも作者は頭脳戦が描けない、ということを指摘した覚えがあるのですが、
とにもかくにも、ほとんどの試合が単純な1対1に終始してしまったのは残念で他なりません。

以上悪かった点を羅列しましたが、「悪い試合」から、「最高に面白い試合」まで詰め合わせで、
全体的にはかなり楽しめたイベントでありました。
以下各試合の独断的な感想を簡単に書きたいと思います。

●1戦目
魔法陣が始まる前にさんざん盛り上げておいて、さあいよいよか!?と思わせておいた矢先、
本当に来たー!!の、読者の期待を裏切らなかった良い試合です。
ヒルドゥマーロのような、いかにもな捨てキャラもちゃんとポジションが与えられて動いていた点は評価したと思います。

●2戦目
これはそこそこ、という具合です。メルチナやジール・ボーイファンにはたまらない試合ですが、
試合内容自体は割と平凡でした。ジルの格好良さに惚れる試合かな。

●3戦目
これは個人的にいまいちです。
前述のとおり、土塚さんは頭脳戦が上手くない。
故にティトォが頭を凝らして魔導膨斧を破壊する作戦も、別段感動するようなものではありませんでした。
そのほかに見所があるかといえば、そんなにないですし、リュシカ覚醒は一部の人には不満にさえ映ったようです。

●過去編
これは大変興味深く面白い話です。物語の本筋に触れています。
内容としては文句なしで、ビビビっとくる感動さえありました。
ただ、どうしてこんな試合の最中に?wという疑問は多少湧きましたね。
「星の存在変換」という概念も、へぇ〜っと思うくらいで、前後の脈絡が全く無く、冷めた見方をすると
突拍子もない話題に見えたでしょう。

●第4戦
可も無く不可も無く、です。一定してそこそこ面白い話でした。
リゼルの過去はどうでもいいですw

●第5戦
これは「びっくり展開のオンパレード」の代表格です。
個人的にはとても面白かったですが、そうである人とそうでない人の差が激しいですね。

●第6戦
これは悪いです。ピィゲルはそんなに悪くありません。
単純にコモレビとグリンの試合が詰まらなかったです。それだけです。
特に決着のつけ方が良くないです。
次のシャルロック戦でもそうですが、終わりよければ全てよしの部分がどうしてもあるので、
決着だけでも上手く考えられてあったらよかったのに、と残念です。

●第7戦
これも詰まらないです。
詳しく言うと、前半はかなり面白かったです。
しかし後半はいまいちです。
カエル作戦やブラックねこなど、確かにシリアスとギャグの混在は昔から土塚さんがよく使う手法で、私もそこが好きなのですが、
今回ばかりは悪い印象が強かったです。やはりいろんな方面から不満爆発。
一番よくないと個人的に思うのが、決着のつけ方です。感動がありませんでした…。

●第8戦
?省略されちゃったよ…。
悪いとは言いません。ただ、ファン魂として、どうなったか見たかったなあというくらいですね。

●第9戦
これは面白かった。それ以前の展開が微妙で、このサイトでも不安を見せていましたが、有終の美。
単体の試合としてみるならば、魔法陣1の出来です。
不満を挙げるとすれば、チョーが脈絡も無くラスボス級のキャラに昇格していたことですかね。
今までどうでもいいような捨てキャラだろうと大多数に思われていた(はず)のあんなオッサンがまさかラスボスだとはw
悪く言うとびっくり展開なんですが、しかしチョーのラスボスとしての風格は見事なもので、
あの変わりっぷりには笑いを通り越して感動さえ覚えます。
ラスボス戦がここまで盛り上がったのは、ミカゼの奮闘もありますが、相手のチョーが素晴らしいまでの
個性を持っていて、それがあってのミカゼなのかなと思いました。

と、魔法陣で見られた、突然素性を見せるキャラには賛否がありますが、作られたキャラは完成度が高く、
それ単体としてみるならば素晴らしいです。
欲を言えば、もうちょっと伏線や脈絡があってもよかったかな?

[推薦数:1] 2006/01/31 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:19(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 52665 ホスト:52674 ブラウザ: 5234
最近の展開はなかなかいいですね。話の根幹が明らかになっていく過程は
長年土塚作品に親しんできただけあって実にセンセーショナルです。

MPってボロがない漫画ではないんですよね。それこそ挙げようとしたら
いくらでも欠点が見出せる(後述)。でも、それを補ってあまりある魅力が
この作品には秘められていると思います。
10年来ガンガンを読んで来ましたが、これほどまでに熱くなり、笑った作品は
他にはないです。自分の見識が狭いので堂々とは言えないかもしれませんが、
過去に出会った漫画の中でもっとも「読み込める」漫画だったので「最高」評価を
つけた次第です。

土塚漫画は、それ一つの作品として楽しむのではなくて、今までの全作品を通して、
土塚氏の「遊び心」を理解することで、何度も何度も読み返すうちに
旨みがにじみ出てくるタイプの漫画だと思います。

個別に感想を述べていきますが、まずなんといっても絵。
これが原因で土塚作品に人気がないことは重々承知ですし、私自身
土塚氏の作画が上手いとはいえないと思っています。
ですが、いざコアなファンになってみると、土塚氏の絵じゃなきゃ
土塚作品ではないという、そういう愛着が湧いてくる絵柄だと思います。
書きたいことが素直に伝わる絵、といったらいいのかな。
単純に「下手」の一言で済ますのは少々もったいない見方かも。
総じて言えば「大衆受けしない絵」なのでしょうけどね。
作中の絵の変遷具合は割愛しますが、最近の絵について言うなれば
男女キャラの表情の切れが一段と増したように伺えます。

トーンをあまり使わない作風ですが、無理して使う必要は無いでしょう。
土塚氏のトーン技術は、信者の私でも「えっ!?」と思うほどのレベルですから。
最近は人並みには上手くはなっていますけどね。
デッサン狂いが各所に見られますが、これは後にも言う、「改善して欲しい所」の一つです。
コマ割や効果線の使い方はまあ標準でしょう。

重厚感はあまりないですね。これはまあ「絵柄」と捉えていますが、
一部の感動するエピソードでは損をしている部分があると思います。
あまりトーンバリバリの重厚感あふれる絵になっても、それは似つかわしく無いと
とおもうのですがね。

特筆すべきは人物の動きのある絵ですね。あるいは場面の移り変わり。
これは本当に感情移入がしやすいです。読んでいて臨場感にあふれています。
「映画的」とでも言いましょうか、
例えばジール・ボーイ対プリセラにおけるサンの「ダンス」という台詞、
エイキ対ミカゼ魔法陣の「骨白蛇」の流れ、
過程で和やかな遊び心があっても、いざ盛り上がるところの魅せ方は本当に上手いです。
これはMPの大きな強みであり、ファンを獲得する上での重要な要素であると感じます。

色塗りはまだまだといった具合でしょうかね。最近のは随分と上達しましたが、
14巻のアダラパタの表紙なんかはなかなかにいいです。

戦闘場面の描き方は臨場感あふれていて、多少背景が雑だとか、不満点は散見されますが、
それでも十分な迫力は伝わってきます。
ジール・ボーイ戦などの人気は高く、私も何度も読み返しました。
頭脳戦については土塚氏はあまり上手くは描けないようですね。
そこを改善すればまさに文句なしのクォリティになるのではないでしょうか。

次に人物の作り方ですが、これは実にバラエティあふれるキャラクターたちが、
上手く画面上で動かされている、というのが率直な感想です。
まず顔のバリエーションが豊富ですね。三十指にも脇役にも同じような顔がないのが
少し驚きです。そしてそれぞれにもエピソードが盛り込まれている点も高評価です。
MPのキャラには、基本的に嫌いな人物は居ません。
みな愛着があって、土塚氏自身もキャラを丁寧に、大切に描いているという印象を受けます。
敵キャラであっても、どこかきらいになれない、同情できる部分があって、
それも評価したいと思います。

台詞回しも個性的でよく練られた良質なものがそろっています。
台詞の流れ方が上手いんですよね。名台詞ならぬ、名文、という具合でしょうか。
ジール・ボーイに特に格好いい台詞が多いです。

先にも触れましたが、男性キャラ女性キャラそれぞれの描き方が随分上達しました(太陽丸とか)。
女性キャラには漫画において重要な「萌え」の要素が含まれていていいですね。
これは「狙った萌え」ではなく、「素朴な萌え」であって、好印象です。
BAMBOO BLADEを見れば分かりますが、女性キャラの動かし方がなかなか上手いようです。

さて、本筋のストーリィですが、これは端的に言うと、よく練られた名作、といった具合でしょうか。
私自身信者なので過大評価しているのかもしれませんが、まあ伏線の散り張り方といい、
雰囲気の緩急のつけ方といい、ガンガンの漫画としてはかなり高レベルです。
2話掲載でさくさく物語が進んで気持ちもいいですしね。

伏線の回収の仕方は、ときどきぶっ飛んだ流れになることもありますが、
後になって読み返してみると、さほどの不自然さはなく、その点からも
土塚氏の長期的な作製プランが見て取れると思います。
最近では、パン神や、星の存在変換など、なかなかに読者の予想の斜め上を行く展開です。

設定の問題ですが、魔法の概念といい、存在変換といい、それほど目立った斬新さはありません。
よく言うと「王道」、悪く言うと「平凡」なのでしょうが、個人的には
ぶっきらぼうで飾らない設定の素直さが土塚氏を愛する理由の一つになっています。

世界観は、もう少し工夫して欲しい部分もありますね。メモリアの町並みとか、
こだわる部分はこだわって欲しいです。
ただ、幸か不幸か、作画の密度の具合と、物語の風景の必要とする密度が、ちょうどいいくらいの
ハーモニーをかもし出しているように個人的には感じます。
土塚絵じゃなければMPではないのかもしれませんね。

恋愛要素や、お涙頂戴要素はほとんどありません。
2章前半でそういう要素が多少入りましたが、私としては2章前半の展開は
少々不満点が目立ちました。取ってつけたようなエピソード、に見えて、
作画の密度具合もその場面には不適合でした。
バレットとの再開や、グリン誕生のエピソードはやや評価が分かれそうです。

他にも2章前半で不満な点は散見されます。特にメイプルソン戦や御前試合。
これらは力技で困難を乗り切るというもので、もう一工夫欲しかったです。
絵も変遷期にあって、味の無い絵でしたからね。
2章前半はファンとしては黒歴史、という感じでしょうか。全部が全部悪いわけじゃないんですけどね。

あとはギャグですか。あるいはコメディ。これは清杉時代に存分に暴れまわっただけあって、
とても笑えるものが多く、作風のバランスともかみ合っています。
清杉時代とは性質が異なったギャグですが、動と静の二つのみせ方があって、
ああ、漫画ってこういう面白い魅せ方もできるんだなあと感心した覚えがあります。
最近はシリアス展開ですけどね。

それからネーミングセンス。これはファンの間からも高く評価されています。
彗龍一本髪とか、四閃三獄、スパイシードロップ、などなど、個性的で頭に残りやすい
フレーズのものが多いです。

あとは評価したいところといえば、「女神」という存在のあり方ですかね。
人間の弱みに付け込んで、人々を取り込んでいく、人が人を支配する、という、ある意味現代的な
モチーフが扱われています。土塚作品の裏では、案外重いテーマが秘められているのかもしれませんね。
まあ「娯楽作品」であるのに変わりはありませんが。

MPに対する不満点をまとめてみると、読み込まないと全部が理解できない「新参読者への不親切さ」、
「絵」「デッサン崩れ」、「トーン」「色塗り」、「感動」、2章前半の「中だるみ」、
「人物の成長」、「脇役までの配慮」などでしょうか。
これらが改善されれば、本当に「非の打ち所の無い」漫画になるのではないかと、応援しています。

駄文でしたが、一番将来を期待している漫画です。その気持ちを素直に吐きました。

[推薦数:1] 2005/02/26 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:440(58%) 普通:105(14%) 悪い:211(28%)] / プロバイダ: 40026 ホスト:39878 ブラウザ: 3875
絵の事は別に気にしないのですが悪役が魅力0どころか魅力マイナス100なのが痛いんですよね・・・
ハガレンと同じく魅力のあるサブキャラを殺している所に嫌悪感を感じました。
ストーリーはそれなりに良いと思うんですがね。
あとミカゼのお面は別にいらないと思いますよ。
笑えませんし(皮肉)。
最近魅力のない悪役が多いなぁ・・・

追記 以前は悪いでしたがアクアがうざかった上にギャグだかわからないネタはやめて欲しいです。
ミカゼが哀れで笑う所じゃありませんよ。
なので「とても悪い」にしておきます。
僕の感性には合わない作品のようです。

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(実装作業済) 基本条件: 再度の投稿には他人の投稿を2回挟む必要有り
(実装作業中) 追加条件: 終了日がセットされていてそれを過ぎた作品、未セットでも開始日から1年経った作品、もしくは1度自分で評価付けした作品については、他人の投稿を20回挟む必要有り(PC版1ページに1回の投稿に限定)

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