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からくりサーカス(漫画)


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英語タイトル: Karakuri circus
総合
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自由形式掲示板日記
2008/06/18
画像/壁紙商品
(本/漫画)
直近発売の本/漫画: 2006/08/11 ():からくりサーカス (43) (少年サンデーコミックス) \410
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売上/新着

コミック:からくりサーカス (41) (少年サンデーコミックス)

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2006/02/17
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1.フェイスレス

コミック:からくりサーカス (42) (少年サンデーコミックス)

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2006/05/18
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1.仲町サーカス開演!

コミック:からくりサーカス (43) (少年サンデーコミックス)

参考:\410
2006/08/11
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1.少年漫画の大傑作!

コミック:からくりサーカス (1) (少年サンデーコミックス)

参考:\410
1997/12
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1.続きが見たい漫画ベスト1

コミック:からくりサーカス (2) (少年サンデーコミックス)

参考:\410
1998/02
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1.面白い

コミック:からくりサーカス (3) (少年サンデーコミックス)

参考:\410
1998/05
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1.ブカブカ ドンドン。

コミック:からくりサーカス (4) (少年サンデーコミックス)

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1998/09
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1.マジで面白い

コミック:からくりサーカス (9) (少年サンデーコミックス)

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1999/09
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コミック:からくりサーカス (10) (少年サンデーコミックス)

参考:\410
1999/12
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12936
おもちゃ&ホビー:エクセレントモデルからくりサーカス 才賀エレオノール[しろがね]

参考:\3,990
2006/07/30
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1.丁寧なお仕事
作品紹介(あらすじ)

遺産相続絡みで命を狙われる少年・勝と
人を笑わせないと死んでしまう病にかかった男・鳴海、
そして勝を助けるためにからくり人形を操る女・しろがね…
三人の運命が交錯する時、"笑顔"の本当の意味が…!?
欧風熱血機巧活劇、ここに開幕!!

著者:藤田和日郎
掲載誌:週刊少年サンデー
発売元:小学館
連載開始日:1997(日本) 連載終了日:2006(日本)
最終変更日:2008/03/13 23:39:13 / 最終変更者:暁に吠え猛る獅子 / その他更新者: 堕天使 / 羽幌炭鉱 / 提案者:mizunasi (更新履歴)
評価統計(1日1回定時に更新)
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日本とても良い(1.96)17位107.79262.606

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分布要約87.1%7.1%5.9%
                                                                                                  

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2008/07/15 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by ルミナ 評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダー: 29252 ホスト:29104 ブラウザー: 3876
【良い点】
・とにかく熱い!
思わず叫びたくなるよう今時珍しい漫画。
7巻から始まる『からくり編』は神懸かり的な面白さ。次々と出てくる謎、
熱く、爽快なバトル。無しくずしに戦いに巻き込まれながらも、ヒーローとして
成長していく加藤鳴海、ミステリアスなマザコンロマンチスト、ギィ、ブラックユーモア溢れる怪物ババア、ルシールとキャラクターも非常に魅力的。

【悪い点】
・ストーリーの構成。
『からくり編』と『サーカス編』が繋がってから、話がグダグダになった。
勝を話の中心に据えたのが失敗だったのだと思う。
勝を成長させる為に始まった黒賀村編。個々のエピソードは面白かったが、鳴海がからくり編でやって来たバトルほどの魅力は無く、さらに元々天才児、フェイスレスの記憶があるなどのご都合主義な設定のせいで勝の強さに説得力が感じられなかった。
このご都合設定が勝が活躍すればするほど、冷めた気持ちになった要因。
その後、鳴海が再登場しても失われた勢いは戻らず、クライマックスはダイジェストで
観せられたような消化不良感があった。鳴海と勝の再会、鳴海とエレオノールの抱擁、
観たかったはずの場面なのにあまり感慨はなかった。

【総合評価】

ストーリー全体を通して観ると、失敗作。でも、個々のエピソードだけでも充分楽しめる名作だと思う。
2008/07/05 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by アポロン 評価履歴[良い:1(50%) 普通:0(0%) 悪い:1(50%)] / プロバイダー: 11703 ホスト:11508 ブラウザー: 4184
他の方のレビューでもある通りかなり長い作品です。
少し無理矢理なところもあったのですが、伏線の回収の仕方が絶妙で、
流石うしとらの藤田先生。 話もよく練られています。
第一巻からここまで世界が広がるとは誰も予想できなかったことでしょう。

ですが、やはり話が長くなるとダレてきてしまいます。
特に19巻あたりから20巻後半までの展開の早さが頭に残っているので、
その直後にあった黒賀村の話で挫折された方も多いのではないでしょうか。
そしてこの作品の魅力でもあるのですが、
すれ違うナルミとしろがね、マサルにもどかしさを感じて、イライラされた方もおられるでしょう。

ここまでレビューを書いたとき、この作品の評価は普通にしようと思っていたのですが、
良いにしておこうと思います。
やはり40巻以上もある漫画がこれだけのファンを最後まで引っ張れたのは、
単に作品の質だけではなく、作者様や担当さんの漫画に対する熱意があったからこそだと思います。

そして途中で挫折された方も、また気が向いたらからくりサーカスを読んでみてください。
過去現在すべての物語が終盤で収束していく様を見れば、
「最後まで読んで良かった。」と必ず納得できるでしょう。

以上です。拙い文章でごめんなさい。
でも、実験のレポートもこんなに真剣に書いたことはないです(笑)
2008/07/02 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 鯖鯖 評価履歴[良い:216(81%) 普通:16(6%) 悪い:34(13%)] / プロバイダー: 5546 ホスト:5673 ブラウザー: 6342
面白い作品でした。長丁場なんで 挫折される方も居るでしょうが 序章の「からくり編」キャラクターを掘り下げる「サーカス編」そして いろいろバラ撒いてる伏線を発掘しながら終章に向かう「からくりサーカス編」に 分けられていて 章が切り替わる時は 180度変わるので面食らう部分もありますし、あっちはどうなったのかイライラする点も、、、、(まぁ 引きの展開で演出なんですが、、)
ゾハナ病の表現など 少年誌では過激な表現も目立ちますが、、、、やっぱり 読み終わった感じは少年誌らしい 熱血と勢いを感じます。
個人的には 最後近く アシハナの復活登場が嬉しかったですね。
緻密に計算された 長大な物語です。絵柄に拒否感あるかも知れませんが 読み進めれば意外に違和感なく 表情豊かなキャラクター達に魅了されます。
評価は「とても良い」で。後半ちょっと長すぎたかな?
2008/07/02 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by ナルミ 評価履歴[良い:4(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダー: 15333 ホスト:15371 ブラウザー: 4513
マンガのお手本のようなマンガ 無駄な巻がほとんど無く一切手抜きをしていない 本物のオリジナルストーリー

30巻の勝のラブコメみたいなところが いらないという意見と ナルミがフェイスレスを倒さないとダメだって意見があるが 私は勝であるべきだと思う。

仮にナルミがフェイスレスの所に行ったなら 倒せはしたかもしれないけど 病気の治し方は聞き出せなかったでしょう。
勝だからこその フェイスレスの心変わり。

30巻〜の話は 百合達の話が無かったから 勝が上がるのは不自然になってしまうから 今まで ナルミが 失った仲間や 子供達の思いの無念さと同じような 第2の家族である 百合達が 勝の目の前で ゾナハ病にかかることで 勝も 最終決戦に上がる 資格が出来た。

本当に キャラクター達が とるべき行動を 必ずとる こんなマンガは 初めてです。

文句のつけようがない 最高で。
2008/05/20 普通 [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 目〜・日津字 評価履歴[良い:25(71%) 普通:1(3%) 悪い:9(26%)] / プロバイダー: 7948 ホスト:7886 ブラウザー: 8090
27巻までの評価は「とても良い」ですね。
膨大な伏線を美しく、悲しく、衝撃的にまとめていて、「巧いなぁ」と思いました。

しかし、その後の展開がどうも退屈です。
ていうか、伏線を回収したのに、またほのぼのしたエピソードを入れる必要性は・・・。
最後の方になると、主要キャラがポンポン死んで、なんか白けてしまいます。
伏線の回収には成功しても、物語の終結には失敗してる感が否めません。
27巻まではかなり面白いだけに、残念です。

サンデーがイメージ替えのために、
ちょっと青年向けっぽいマンガ(他に「D-LIVE!」とか「勝手に改蔵」とかですか)を打ち切りにしたような気がするので、
もしかすると「からサー」も急いで仕上げなきゃいけなくなったのかな、とか思います。
今のサンデーはジャンプっぽい雰囲気ですよね。

個人的に好きなキャラはフランシーヌ人形とドミートリィ、後ロッケンフィールドさんですか。
2008/05/09 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 九龍 評価履歴[良い:2(67%) 普通:0(0%) 悪い:1(33%)] / プロバイダー: 32099 ホスト:31952 ブラウザー: 3020(携帯)
いいですね。 全体的に見ると、ちゃんとまとまってます。 流石です。

要所では泣かせて頂きました(/_;) 特に25巻で…

ですが、完成度の点では前作の方が高いと思います。

評価はうしおととらが最高なので、とても良いで。 でも、からくりサーカスの方が泣きましたね<m(__)m>
[獲得推薦数:1] 2008/05/07 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by むぉち 評価履歴[良い:5(62%) 普通:1(12%) 悪い:2(25%)] / プロバイダー: 28888 ホスト:28731 ブラウザー: 6342
悪い部分としてよく言われているのが、30巻あたりのマサルを中心としたラブコメ部分でしょう。本来の作品のテンションとはちょっと違うかなと思いました。それが3巻分くらい続いたので、後半の物語がスローに感じる原因にもなっていると思います。

でも、インターネット上で漫画の評価を書く人たちは、年齢層が高めな読者だと思います。もしマサルと同じくらいの年齢層の読者、小学校高学年くらいの少年少女が読んだら、30巻あたりのストーリーも、思春期のドキドキ感で楽しく読めるんじゃないのかなぁとも思います。

それは作品全体にも言えることだと思います。

「からくり編」の主人公はナルミ。主人公が大人だから年齢層が高めの人向け。内容もそのぶん重ためだけど、カッコいいところがある。

「サーカス編」の主人公はマサル。主人公が子供だから年齢層が低めの人向け。内容は学校とか日常の中でのドキドキやワクワク。

いろんなキャラクターがいて、それぞれにいろんなエピソードがある。すごく深く、広い物語です。だから、全ての読者がこの漫画の全ての部分を好きになることはできないかもしれない、でも、誰でもどこかに好きな部分を見つけられる漫画なんじゃないのかなぁと思います。

「前半は良いけど後半は悪い」「からくり編は良いけどサーカス編は悪い」っていう、決め付けのような良い悪い評価を見たこともありますが、そういう評価をしてほしくない漫画です。「前半の盛り上げ方は素晴らしい」「からくり編のカッコよさはサイコーだ」そんな感じに語ってほしいなぁと、一ファンとして思います。ちなみに自分はサーカス編の微笑ましさが大好きです。
2008/04/02 普通 [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 才也電卓 評価履歴[良い:101(59%) 普通:47(27%) 悪い:23(13%)] / プロバイダー: 6888 ホスト:6546 ブラウザー: 5234
【良い点】
所々に熱いシーンがある

【悪い点】
無駄に長すぎた

【総合評価】

前半〜中盤、及びアンジェリーナなどの各エピソードはよく出来ていたと思う。
でも長すぎましたね。
クライマックスらしき状況が何回かあったりしたので、いつまで続くんだろう?って気持ちになってしまいました。
2008/03/30 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by ひろさん 評価履歴[良い:3(75%) 普通:0(0%) 悪い:1(25%)] / プロバイダー: 5902 ホスト:5973 ブラウザー: 5979
【良い点】
善悪に関係なく、それぞれの登場人物や自動人形の性格や気持ちが読み手に伝わってきて、こいつ悪者だったのに、そんな寂しいことを思っていたのかーとホロリとくる場面も多かったり、過去からの因縁が現代に繋がった時、気の遠くなるような時を過ごしたしろがね達が不憫に思えたりしました。
たった数行で全て書き著せませんが、心に染みる場面が非常に多く、怒ったり、泣けてきたりしたのはこの作品が初めてじゃないかと思います。

【悪い点】
最終らへんで、急展開になったのがちょっと残念でした。
いきなり記憶の戻っていた部分が特に拍子抜けでした。
あと、初期の頃の銭湯に行く場面ですが、女風呂はなぜ若い子しか居なくて、どの子も胸がでかくて、平気で見せてるんだよと思いました。
実際はその逆ばかりですよ。皆前をかくして、胸の小さい人ばかりです。
その辺、非常に違和感がありました。男風呂はおっさんばかりだったのに(笑)

【総合評価】
第一印象で、絵が苦手という方が多い作者ですが、中身はすごく良いです。
見慣れると、美男・美女に見えてきますよ。
この作者さんの作品は、どれも熱くこみ上げてくるものがあります。
最近、読む漫画が無いという方は是非読んで欲しい作品です。
2008/03/19 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 八手肇 評価履歴[良い:2(33%) 普通:0(0%) 悪い:4(67%)] / プロバイダー: 18633 ホスト:18486 ブラウザー: 2794
【良い点】
時には、うしとら以上にヴァイオレンス描写がダイナミック、オートマータが砕ける様は読んでて壮快。
うしとらの妖怪達ほどじゃないんだけど、オートマータの印象が濃い。

【悪い点】
43巻は長いよ。22巻以降の回想とかは短縮出来なかったのかい。
バトルが凄過ぎるのて、それ以外野サーカスの興業とかはどうでもよくなってくる。
【総合評価】
終盤より7〜22巻のバトルの方が盛り上がっていた。
2008/03/11 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by アフマウ 評価履歴[良い:3(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダー: 12232 ホスト:12154 ブラウザー: 7590
最近このサイトでうしおととらの評価からこの作品に出会いました。

うしおも面白かったですが、個人的にはこの作品の方が断然上です。

とにかく泣けました。人形が心をもちだすところかなぁ。

たくさんいいシーンがありました。

読んだあと人にやさしくなれる、そんな作品です。

読んでない方は是非、是非。
2008/02/29 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by スレイプニール 評価履歴[良い:10(91%) 普通:0(0%) 悪い:1(9%)] / プロバイダー: 15481 ホスト:15570 ブラウザー: 4184
【良い点】
ストーリーと人物設定がとても良かった。

【悪い点】
特になし

【総合評価】

友人に借りて全巻読みました。最初は内容がよく分からなかったのですが、読んでいくうちにどんどん謎が解けていきました。
この作品には色々な要素があってとてもいいと思いました。
ただ一つだけ私個人の意見を言わせてもらうとラストの仲町サーカスのメンバーに勝がいなくて別の国でサーカスをやっていた事が残念でした。
2008/02/12 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by ラルゴ 評価履歴[良い:57(50%) 普通:12(11%) 悪い:44(39%)] / プロバイダー: 29109 ホスト:29026 ブラウザー: 4925
7巻からの急展開。
鳴海の生存。オートーマータの登場。鳴海とギイの旅。ギイが語るオートマータ及びゾナハ病の詳細。鳴海がしろがねとなる過程。ルシールが語るクローグ村の惨劇及び「しろがね」の誕生。ここまでの件が非常に良かったです。
本当にその世界観に引き付けてくれます。
但しバトル以外は、重要かもしれませんがやや散漫な感じだったので、
飛ばして読んでしまい状線等に関する見方はまだ不十分です。
2008/02/10 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by リュウガ 評価履歴[良い:38(47%) 普通:7(9%) 悪い:36(44%)] / プロバイダー: 1002 ホスト:1008 ブラウザー: 3875
中弛み感が無くもない10年近い長期連載でこの順位は流石というか何というか。
個人的には前作の潮ととらのやり取りというか掛け合いに当たる、7〜14巻の鳴海とギイのそれをもっと観たかった。
潮ととらが似たり寄ったりだったのに対して、こちらは好対照
(とらは二千年以上の長寿故、時に博学で知的だがカルチャーギャップなどに戸惑うため時には笑いの対象に)。
鳴海はどちらかというと潮と同タイプなんでしょうが、中国拳法や「しろがね」の記憶という知的さを備え、
事情を知らず(ギイに)戦闘を強制される点ではとらとも共通しているような。
2008/01/29 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by バルサ 評価履歴[良い:20(45%) 普通:9(20%) 悪い:15(34%)] / プロバイダー: 8983 ホスト:8822 ブラウザー: 6342
【良い点】考え抜かれたストーリー、人物描写が優れている

【悪い点】好みの問題ですが、絵が嫌い

【総合評価】ジグソーパズルのピースをはめていくように謎が明かされていく快感がありました。
でも、出来上がったパズルが好きではないです。
三角関係が全ての始まりでしょう?
そんな事のために全世界を巻き込むなんてナンセンスです。
だいたい白銀は弟思いなのに、なぜフランシーヌをあきらめなかったのかな。
もちろん一番悪いのは白金だけど。
心に残ったシーンはフランシーヌ人形が、エレオノールをかばいながら溶けていくときの表情でした。
アルレッキーノとパンタローネ、コロンビーヌの最後も泣きました。
しろがねとナルミは幸せそうでしたが、勝はあれでいいんでしょうか。
話はよかったのに絵が個人的に受け付けないので残念です。
[獲得推薦数:1] 2008/01/26 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 堕天使 評価履歴[良い:70(65%) 普通:0(0%) 悪い:38(35%)] / プロバイダー: 27918 ホスト:27914 ブラウザー: 9478
「うしおととら」を大作として終了させた藤田和日郎先生の次回作になる大長編大作。
「うしおととら」のテーマが「絆・信頼」に対して今作は「愛・幸せ」でした。
私個人の評価としては「うしおととら」に勝るとも劣らないと思ってます。


今作の最も特筆すべきところは、その練りに練られて練られぬいたストーリーです。
普通では思いもしない展開の連続・謎だらけだが少しずつ明かされていく秘密・そして個々のキャラクターを無駄にしない大がかりな見せ場etcとストーリー構成のレベルは他の漫画の追随を許してません。
私はこの今作で序盤に散りばめられた謎がだんだんと確実に明かされていくことに激しいワクワク感を感じていました。「これはどういうことだ?」「何故こんなことに?」という疑問から「ま・・・まさか!」「そういうことか!!」という快感は漫画を読んで来て初めての感覚でした。
他にもストーリーの進め方をサーカスの演目みたいに進めるやり方も遊び心やサーカスに対する藤田氏の情熱が伝わりました。
200年の時という長い事情の末の激闘を描いた「からくり編」。笑顔を作るという目的のために芸を磨き、成長していく者達を描いた「サーカス編」。そしてすべてが繋がる「からくりサーカス編」。どの編もマンネリするどころか続きを早く見たいという衝動にかられるくらいにのめり込めました。

他に今作の凄いところは藤田氏の知識です。
今作ではサーカスを取り上げているものばかりかと思いきや、遊郭・錬金術・中国拳法である形意拳など、様々なことを描くために藤田氏がどれだけ勉強したかを感じることができます。
これは漫画家として素晴らしい姿勢であり、名作を生む第一条件だということを私は勉強させられました。

キャラクターに無駄がない、というよりかなりの高レベルで仕上がっているという点にも注目してみたいです。
最初はネガティブだが少しずつ成長を見せる才賀勝。子供のためなら自らを惜しまない加藤鳴海。自らを人形と呼ぶが時折微弱ながら人間性を見せるしろがね。
これほどの主人公・ヒロインを筆頭にギィ・クリストフ・レッシュ、才賀正二&アンジェリーナ夫妻、フランシーヌ人形、ルシール・ベルヌイユ、コロンビーヌと言った、まさに「活きているキャラクター」が堪能できます。
藤田氏本人も「何が始まって何が終わったのか分からない作品は、ダンゴムシが背中を這うくらいに嫌いです」と言っていただけのことはあります。

絵にも美学を感じますね。
特にマリオネットのデザインは至高の出来と言えるくらいです。
あるるかん、オリンピア、グリモルディ、ジャック・オー・ランターンなど至極眼福でした。
あと藤田氏特有の太い線で描かれた戦闘シーンも迫力満点ですね。少し見辛いとは思いますが、その見辛さが戦闘の激しさを数段上に見せてくれます。


何かを感じたい時、「愛」というものを知りたい時、本当の良作・キャラクターを見たい時、そんな時に今作を読むとものすごい感動します。
私もその一人でした。こんな作品を生み出した藤田和日郎先生に敬意を払って評価は「最高!」とします。
2008/01/13 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by wio 評価履歴[良い:15(54%) 普通:3(11%) 悪い:10(36%)] / プロバイダー: 12450 ホスト:12422 ブラウザー: 2459
ぜひノーデータで読んでいただきたいので、内容が書けない・・・
圧倒的な描写力と複線の貼り方、圧巻です。
もう最高としか言えません。
2008/01/04 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by キッチョム 評価履歴[良い:6(86%) 普通:0(0%) 悪い:1(14%)] / プロバイダー: 23633 ホスト:23506 ブラウザー: 9069
【良い点】
全てが繋がってるところ
予想できない展開
マリオネットが武器という発想
愛と復讐の表現が上手
【悪い点】
エリ公女の中に柔らかい石があると疑われた理由が、23・24巻の話から矛盾してしまったこと(エリ公女が明治時代に生まれてたことになってしまう・・・)
あと時折 時代と絵が統一されてない。例:23巻でルシールがアンジェリーナを解放した時は老けてないのに、27巻でアンジェリーナがディーンを紹介してる時は老けてる

【総合評価】

ハッキリ言って7巻からの展開に驚きました(いい意味で)そこから物語を二つにわけるのも新鮮でした。1〜3巻までのあのやりとりが22〜27に繋がったのもホントに驚かされドキドキしました。あと藤田先生の絵の表現力がスゴすぎです!
たしかに現代で日本、世界と場面が変わり過去、現代とかがあり複雑になり多少のミスが出るのはやむを得ないが、エリ公女の件は少し悔しいですね
2007/12/11 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by ジュンイチ 評価履歴[良い:4(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダー: 21462 ホスト:21179 ブラウザー: 6032
【良い点】
ストーリーが職人芸とも言ってもよいくらい練られている。
キャラが魅力的なのが多い。
全43巻と長編なのにマンネリをまったく感じなかった。
「愛」というテーマが素晴らしく良く描けてた。
ファッション・武器・人形・その他のデザインがセンスを感じる。

【悪い点】
なかったね。

【総合評価】
藤田さんの代表作うしおととらを読んでからこの漫画を読んだ時素晴らしいと思いました。
うしおととらの方が良いという声を聞きますが、僕個人ではこのからくりサーカスの方が好きだと思った。(もちろんうしおととらも良く、甲乙はつけがたいという考えでもある)

評価は迷わず最高!及び最高の中の最高にします。
2007/12/08 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 古代米ダブル 評価履歴[良い:57(86%) 普通:0(0%) 悪い:9(14%)] / プロバイダー: 18003 ホスト:17726 ブラウザー: 4656
『うしおととら』の藤田和日郎先生の長期連載第2作目ですね。

10年近く連載していただけに、物語の広がりは前作を越えていますね。2人の主人公(勝、鳴海)を中心に、その物語の流れが交差し合いながら進んでいきます。
いやぁ……実に複雑ですね。『うしとら』は非常に分かりやすいストーリーだったのに対し、この作品は伏線の量が増えてストーリーが難解になり、しかも「暗い」話が多くなったためかかなり大人向けになった印象を受けます。

とは言うものの、この作品はやはり『うしとら』を描いた藤田先生の漫画でした。何故なら、そのテーマとして「笑うことの意味」が読み取れ、『うしとら』とは違ったかたちで「元気」の持つ大切さを訴えていたからです。
「おとなしくかっこつけてあきらめんな、あがいてあがいてダメだったらそん時ゃ……にっこり、笑うしかねえけどよ」
という台詞が第1話にあります。いや……鳴海は実にいいこと言いましたね。人間、駄目になってネガティブになることもありますが、笑うことで少しでも元気を出すんだ、という精神がこの作品にも生きていることがうかがえます。
なんだかサーカス編がイマイチだという声を聞きますが、私はそんなこと無いと思います。鳴海の教えてくれた「笑うことの大切さ」を胸に、皆に元気を与えようとする勝の懸命な姿が描かれているのはいいと思いました。
からくり編はサーカス編の明るくほのぼのとした雰囲気とは対照的なもので、とにかく暗く激しい展開ですね。奇跡的に生きていた(実は、予備知識無しで読んでいたので最初死んだかと思い驚きました)鳴海の「しろがね」としての戦いとその苦悩が描かれており、非常に重苦しい印象を受けました。まぁ、でも全体的に熱い展開が多くて面白かったです。とりわけサハラでの決戦は凄まじい高揚感で、素晴らしい出来だと思います。
2つの対照的な世界観で物語が進むのは、なんだか『フルメタル・パニック!』に近いものを感じますね。

私が最も好きな話は正二の過去ですね。序盤の白銀に会う話もしっかりとした歴史考証のもとで進んでおり、アンジェリーナとの出会いも実にドラマチックです。そしてエレオノール誕生の部分、フランシーヌ人形の笑う部分はとにかく感動的でした。
最後の正二とアンジェリーナの再開といい、締めもまた感動的です。ここの部分は、家族愛や心の持つ意味を提示しており、本当に素晴らしい話だと思いました。
しかし、その後の3姉妹が出てくる辺りからは殆ど必要無かった気がしますね。勝を強くするため、わざと期間を置いてつじつまを合わせたのでしょうけれども。ああいう話は最低1巻程度にして欲しかったです。正直退屈でした。

あと、最終章には賛否両論あるみたいですが、まぁ良かったと思います。不満点を挙げるなら、鳴海がエレオノールに告白するまでの心理描写をもっと加えて欲しかったところですね。
うむ……でもやはり鳴海と勝でフェイスレスを倒して欲しかったかも。一度連載終了した漫画に「もしも」はナンセンスでしょうけれども、鳴海が宇宙に行った場合どうなるのでしょうか?気になりますね。

キャラクターにつきましては、前作に比べ人数は増えましたが総合的にいいのが多いです。私としましては1〜3巻の鳴海が好きですね。ゾナハ病に苦しみながらも、勝とその笑顔のために体を張って奮闘している頼もしい「兄ちゃん」だと思いました。
なお、懸糸傀儡につきましてはやはり「あるるかん」がいいですね。ヴェネツィアの謝肉祭の仮装みたいなデザインも個人的にたまらないものですが、「壊れている」ところに歴史の長さと物悲しさが感じられ、まさにこの作品を象徴するような人形だと思いました。

総評ですが、「とても良い」ですね。と言うのも、少し余計な脂肪が付いている感じがあったので……しかし、素晴らしい作品なのは確かです。前作が好きな方、あるいはからくり人形やサーカス、西洋文化が好きな方にお勧めですね。
2007/12/07 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by ダック 評価履歴[良い:2(50%) 普通:0(0%) 悪い:2(50%)] / プロバイダー: 19923 ホスト:20075 ブラウザー: 3234
かなり面白かった。
人形のデザイン良すぎる。
サンデーで1番良いと断言できる。
アニメ化希望。
2007/11/10 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by サハラ団十郎 評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダー: 37994 ホスト:37847 ブラウザー: 6342
鳴海が好きでサハラ編の盛り上がりのあとの
黒賀村の勝編で、鳴海そっちぬけで進む話にサンデーは読んでたけど
単行本を買うのを止めました。
でも最終章に感化され、単行本読み始めたら・・・
面白い、1週間に十数ページ読んでただけでは分からなかった伏線が頭の中で繋がり
残り20巻一気に読みました。
藤田さんはやっぱり天才だと思います

あとは鳴海のじぃさんが何者だったのか・・・
2007/10/25 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by MATTZ石松 評価履歴[良い:4(80%) 普通:1(20%) 悪い:0(0%)] / プロバイダー: 10880 ホスト:10677 ブラウザー: 6032
ちょうどシャトルを列車で搬送する前の辺り(41巻後半?)が掲載されていた頃、私はからくりサーカスと出会いました。
物語はほぼクライマックスに近づいていましたが、毎週読んでいくうちに、「過去に一体何が起こっていたのだろう?」「何があったのか知りたい」という思いに駆られ、一巻から読み始めてみることにしました。
言うなればスターウォーズのような時間の流れを逆行する形の読み方をしていたわけです。

週刊連載分と単行本を読んでいて思いましたが、これほど続きが気になる漫画は初めてでした。
そして涙を流しました。素直に感動できたんだと思います。例となるシーンを挙げたらキリがありません。
しろがね達も、オートマータ達も、とても魅力的で存在感があって、誰もが主役なれそうな勢いでした。
その熱すぎる展開も相まって、ストーリーは非常に重厚でした。なんだか他の作品が薄っぺらくさえ見えてきます。

そして何よりも、一番感動したのは鳴海とエレオノールが結ばれたシーンです。
過去にあった悲劇から、生まれ変わり(?)を経て、様々な苦難・障害を乗り越えつつも、200年の歳月の果てにようやく成就された愛・・・
本当に素晴らしいじゃあないですか。そりゃあロマンチストにもなりますとも。

ストーリーに矛盾している部分もありましたが、それを差し引いても(気にすることすら忘れてしまうほど)とても楽しむことができました。

評価は「最高」で。
2007/10/19 普通 [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by ぷらすでー 評価履歴[良い:6(67%) 普通:1(11%) 悪い:2(22%)] / プロバイダー: 9668 ホスト:9469 ブラウザー: 6287
【良い点】話の構成
キャラ立ち

【悪い点】画力
極度な残酷シーン

【総合評価】
なんか受け付けられない作品でしたね〜。なんていうか、サンデーっぽくない作品です。でも、決して駄作ではないですね。そこらの伏線だらけなのに新展開ばっかり繰り広げてるマンガよりかはよっぽど面白いです。でも、どうしても好きになれないので、
評価は{普通}で。
2007/09/04 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by ほがらか 評価履歴[良い:4(80%) 普通:0(0%) 悪い:1(20%)] / プロバイダー: 4222 ホスト:4081 ブラウザー: 7048
藤田先生の超巨編の2作目。
前作うしおととらもそうですが、やはり特筆すべきはその複雑かつ壮大なストーリーの練り込まれ具合、キャラクターの魅力でしょうか。

最初の6巻まで読むと、伏線(この時点で読んでて「伏線だ」と分かる部分)こそ張られているものの、まさかここまで壮大な物語になるとは想像もつきませんでした。
7巻からスタートする「からくり編」で次々と真実が明らかにされ、物語の全貌が明らかになる過程は圧巻です。
そして、23巻からのエレオノール出生の秘密を知る過去編で全てのピースが組み合わさり、1巻から既に張られていた壮大な伏線に鳥肌が立ちました。
ここまで綿密なストーリー構成は、連載開始前からそうとう練られていたのでしょう。

そしてこの壮大な物語をさらに盛り上げてくれるのが個性豊かなキャラクター達。
子ども達のために涙し戦う鳴海は言葉では言い表せないほど格好良く、昨今の美形や萌えなどを重視した中身のないキャラを多く目の当たりにする中、本物の魅力的なキャラクターに出会った気がします。
鳴海に留まらず、勝、エレオノール、阿紫花、正二、アンジェリーナ、ギイ…言い出すとキリがないですが、悪役や小悪党も含め嫌いなキャラのいない漫画は初めてです。

そしてこの物語はかなり多くの人が死にます。
自分の生に満足して逝く者もいれば、無念の中逝く者もいますが、どれもそのキャラにとっては最大の見せ場であり、最期の花道でもあります。
人が死ななければ感動しないのとは断じて違います。
死ぬことではなく、そのキャラが最期に魅せる生き様、それを貫き通すその姿に感動するのです。

漫画で泣いたのはこれが初めてです。
僕は「からくりサーカス」に出会えて幸せでした。

最後にこんなこと言うのも難ですが、黒賀村編は本気でいらないと思います。
物語的にもさほど重要でもないのもそうですが、あまりにも…。

まあ、それを差し引いても「最高」です。
美形キャラや小綺麗な絵じゃなとイヤ〜と言う人には受けないでしょうが、そうでない人には是非読んでもらいたいです。
[獲得推薦数:4] 2007/07/11 良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by Tokyo16 評価履歴[良い:79(71%) 普通:13(12%) 悪い:19(17%)] / プロバイダー: 13951 ホスト:13771 ブラウザー: 2463
前作『うしおととら』に比べ、展開に四苦八苦した形跡が見て取れる本作。
思えば『うしとら』は、奇跡のようによく出来た構成だった。ごく初期に「うしお」「とら」他のキャラクターが完成し、後は彼らが動くに任せていただけで、自然と上手くいっていた印象がある。
翻って本作のナルミ・しろがね・勝は、互いになかなか噛みあわず、作者の思惑を超えた"生きた"動きをしなかった。そこで村枝賢一のアドバイスによって、藤田和日朗は"最初の力業"に出るわけだが……これが苦難の旅の始まりだった。

ナルミの離脱と、本編のからくり編・サーカス編との分裂。その思惑は、半分成功した。
からくり編で主役を張ったナルミが、ヒーローキャラクターとして急成長したのだ。相棒ギィとのコンビや派手なアクションによって、爆発的な面白さを発揮した。恐らく本作で最高に盛り上がったのは、このからくり編だろう。
しかしその陰で、サーカス編に残された勝としろがねは、キャラクターとしてもストーリーとしても食われてしまった。日常の人情話はそれなりに面白かったが、やはりからくり編の血みどろバトルの派手さには抗しようがない。勝としろがね、そして仲町サーカスの面々は、その存在感においてナルミやギィたちに勝てなくなっていった。
ここで藤田は"二度目の力業"に出る。からくり編を終了させ、ふたつの流れを無理やり統合したのだ。

何としても勝としろがねを、ナルミと肩を並べられるキャラクターに育てたかったのだろう。
だが、ここまでの強引な展開でバラ撒いた、伏線の回収も始めなければならない。厳密に伏線を整理していくと1年単位の細かい辻褄合わせが必要になったり、どうしても解消できない部分を「キャラクターがウソをついていたことにする」しかないなど、必要なエピソードはどんどん膨れ上がっていく。
そして伏線回収とキャラクターを育てることを同時にできるほど、藤田は優れたストーリーテラーではなかった。
だいたい単行本30巻を過ぎた頃になって、やっていることが黒賀村でのギャルゲーである。世界の運命をかけて殺しあったサハラ決戦後にやるには、明らかにスケールダウンしている。ちゃんと順を追ってスケールアップした『うしおととら』の後にしては、お粗末な構成と言わざるを得ない。

もう終盤でまとめに入る頃合になっても、勝としろがねは相変わらずだ。そしてグダグダの間にナルミまでもが勢いを失い、かつてのようにストーリーに従属するようになってしまう。
既に力のあるキャラクターはなく、登場人物を整理するために死亡エピソードを挟んでも、それは読者の想像を上回るものではなくなっていった。ギイやアシハナは、あんなショボい死に方をするべきじゃあなかった。『うしとら』のヒョウやナガレぐらいのクールな最期を望まれていただろうに。ラストに至っては、ナルミとしろがねは蚊帳の外である。

このように、本作を構成面で褒めることはまずできない。
ごく初期のプロローグに「自動人形としろがね」の話がチラリと出るなど、からくり編の構想は前々からあったのだろう。村枝のアドバイス(出展はどこだっけなぁ)がなければ、もっとシームレスに移行していたはずだ。本作の構成を「緻密な計算」の産物だとはとても言えない。1年単位で過去話が語られれば緻密になるものか。

……などと、ここまで書いておいてなんだが。本作はけっしてつまらなくはない。むしろ面白い。
ストーリーの大きなうねりの中で盛り上がるという形ではなく、その瞬間瞬間が素晴らしいのだ。ルシールたちの死や、正二のプロポーズ、フランシーヌ人形の笑みなど、本作には名シーンを探したらキリがない。悪評ぷんぷんの黒賀村編でさえ、個々のエピソードを見れば、ちゃんと楽しめる。よく構成の支援なしで、こうまで情感を煽れるものだ。単行本数巻ごとのスパンで見るなら、本作はまさに極上のエンターテイメントとなるだろう。

キャラクターにしても、本筋とあまり関係がないためか、脇役・敵役は自由にのびのびと描かれていた。超人ババァのルシールや、マザコンナルシストのギィ、ヤクザのアシハナなどは、『うしとら』にいなかった本作独自の人物で、間違いなく藤田のキャラクターストックを増やしたことだろう。特にフェイスレスは際立っていた。「自分を信じれば、夢は必ずかなう!」なんてセリフを、ここまで邪悪に表現した悪役はなかなかいない。
強引に育てようとした勝としろがねには、上記のように最後までぎこちなさが伴った。当初ヒロインの造形だった勝は、天才だったり比較的美形だったりと、藤田の考える泥臭いヒーロー像にはあまりにも遠かった。しろがねも、途中から主人公のひとり→ヒロインと役割を変化させたため、最後までよく解らないままだった。その一方で、ナルミが自然に化けられたのは"青年"だったからだろう。陰に傾倒した作家性を持つ藤田には、陽性全開の少年より、陰を孕んだ青年の方が描きやすいはずだ。本作以降、藤田が成年誌に活動の場を移したのは正しい判断と言える。

また、少年誌には珍しい大卒組だけあって、取材力も確かなものだ(少年誌には若いデビューが好まれるため、高卒→アシスタント→デビュー組が多い) 作中で二世紀をまたいだシリーズにあって、各時代ごとの風俗をちゃんと感じさせる点は評価に値する。

総じて言えることは、作者が過剰に手綱を引っ張ろうとした結果、本作はとてつもない迷走をしてしまった。だが、罪らしい罪と言えば、それだけなのだ。三人主人公制は失敗したが、ピンのヒーローとして成功したナルミを中心に再構成すれば問題もなかっただろう。長い目で見ればグダグダでも、「瞬間最大風速」に関しては、『うしとら』と同ランクのポテンシャルと言って良い。特にからくり編の面白さは神がかっており、最もエンターテイメント性の高い部分である。
そして、大抵の人間はその「瞬間最大風速」だけで十二分に楽しめるはずだ。ゆえに本作の評価は『良い』としておく。

最後に、単行本の表紙イラストについて触れておく。カラーインクや水彩メインで、キャラのバストアップ・顔アップが多く、全体的に面白みに欠ける。全身を入れた動きのある構図を用い、画材を水彩に限定せず、鮮烈な色使いも多かった『うしとら』単行本表紙と並べると遊びが少ない。ちょっと残念である。ワイド版や文庫版発売時には、もっとパワーアップしたイラストを期待したいものだが。
2007/07/11 いつもながら読み応えのある評価と的を射た分析に感心させられます。うしとらの潮も本作の勝も好漢的な意味では共通しているのですが、勝少年の場合活躍すればするほど潮ほど共感できなくなるというのが不思議でした。その理由が、御評価で的確に語られていると思います。 by パワーエサ

2007/07/10 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by HIM 評価履歴[良い:4(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダー: 474 ホスト:4 ブラウザー: 3875
一巻から最終巻まで一気に読む。
笑いあり、涙あり、怒りあり、喜びあり、と、さまざまな感情を楽しむことが出来た。
アンジェリーナの最期からフランシーヌ人形の「べろべろばあ」まで 思わず涙がこぼれた。

中盤以降、批判も多いが、「少年漫画」としては十分に楽しめた。
多少ストーリーや設定に無理があるような気はしても、連載物だと考えれば十分だと感じた。

阿紫花やヴィルマの死は残念だった(サーカス団で活躍してもらいたかった)が、
裏の世界で生きてきた彼らには、新しい世界に居場所が無かったとも考えられた。
最後は、白金と、白金のコピーともいえる勝と=自分自身との戦いであり、
自分自身が導き出した新たな答えに自分の心が救われるという終幕に感動した。
少し急ぎすぎた感もあったが(ひょっとして打ち切り?)。

そしてラストのカーテンコールで最後の一泣きが出来た。
非常に良い作品。最高に分類されるに値する。
2007/06/07 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by フォーミュラ 評価履歴[良い:93(69%) 普通:26(19%) 悪い:16(12%)] / プロバイダー: 27679 ホスト:27551 ブラウザー: 8082(携帯)
凄い作品でした。

私は今一気に読んだんですが圧倒されました。過去に2回読んだほうが良いというコメントがありましたがその通りかもしれません。伏線の多さ、読者を裏切り続けるストーリー展開、多くキャラがいつつも全てを掘り下げている点等とにかく圧巻でした!

読者を観客として話をみせていくような手法も斬新でした。素晴らしいです。

唯一難点をあげるとすれぱ戦闘描写が分かりにくいことでしょうか。操り人形で戦うことから非常に情報量が多く、迫力もあります。しかしそれに比例する形で、何がどうなったのかが分かりにくいです。これだけの戦闘が描けること自体凄いですが、戦闘の流れが絵でダイレクトに理解出来ればなお良かったです。

ですが総評としては最高というしかないほど怒涛のストーリーでした。
2007/05/20 悪い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by なおおき 評価履歴[良い:711(62%) 普通:244(21%) 悪い:201(17%)] / プロバイダー: 8516 ホスト:8589 ブラウザー: 4928
うしおととらが人気あるからこの作品をサンデーで何回か読んだけど、これは普通に気持ち悪いだけで苦手でした。
2007/05/18 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by ムチョ 評価履歴[良い:17(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダー: 25850 ホスト:25809 ブラウザー: 5315
「うしおととら」で有名な藤田先生の長編第2作目「からくりサーカス」。私は「うしおととら」が大好きだったので当たり前のようにこの作品に出会いました。
やはり期待は裏切られませんでした。声を出して笑い、声を出して泣き、声を出して驚いた作品でした。
サーカス編の主人公は才賀勝。
鳴海との出会いから人と接するようになり、人の暖かさを知り、大人になっていく勝。
そしてそれらを壊そうとする、最大の敵を倒すために強くなっていく様子が見てとれます。
からくり編の主人公は加藤鳴海。
かなりのおせっかい物で、とてもイカシた18歳。
ゾナハ病の病原体をばらまいたあるヤツの存在を知る。そしてその病気にかかった子供たちに出会う。

そしてこの後・・・。

うしおととらに劣らない素晴らしい作品でした。
画力はうしおととらのときと変わらず、素晴らしいです。
評価は勿論 最高!です。

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