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| 漫画総合点=平均点x評価数 | 2,082位/5,641作品中(総合3/偏差値49.21) | 2,081位<= =>2,083位 |
| 2001年漫画総合点 | 62位/164作品中 | 61位<= =>63位 |
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| 作品紹介(あらすじ)永遠の生を持つ少年は、時を超え、場所を超え、あらゆるところに現れる。人間を愛しているわけでもなければ憎んでいるわけでもない。ただ飽くことなく、人間を見つめ続けて、何度も問いかける。「人間とは何か」と。 ※ このあらすじ部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 著者:山下和美 出版:講談社 7巻まで既刊 ※ この説明部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 日本 開始日:2001 週刊モーニング | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
利用状況
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| 最終変更日:2009/12/05 / 最終変更者:沖田カイ / 提案者:沖田カイ (更新履歴) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 2010/08/29 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 君の名は (表示スキップ) 評価履歴[良い:137(74%) 普通:28(15%) 悪い:20(11%)] / プロバイダ: 14289 ホスト:14147 ブラウザ: 7459 【総合評価】 なぜかあまりここでは評価されてないナァ・・・・・・。掲載誌がマイナーすぎるのか、それとも「天才・・・」の陰に隠れてしまっているのか。はたまたその両方か。 自分なりに今日はこの作品を語ってみようと思う。 (以下、比較の為「火の鳥」と「死神くん」を引き合いにしています。両作品のファンで、作品の価値を貶められるような紀がする人はこの下からは読まないでください。) 今作品は「火の鳥」(以下火とおく。)や「死神くん」(以下死)と同じ「人間とは何か?」を描いたオムニバス・ヒューマンストーリーである。しかしこの二つの作品 とは異なる、きわめて独特な点をこの作品は持っている。 ・狂言回し=名義的な主人公について。この手の漫画には必須であるのだが、ストーリーに統一性をもたらし、物語を連作化させ壮大にする為に火も死も不思議な少年も(以下不)いわゆる「永遠の存在」を存在させている。そして「彼らから見た」人間を描くことでそれぞれの漫画は物語を紡ぎだして行く。 問題は、それをどのような視点から眺めているかだ。 火の狂言回しである火の鳥は時空を超えて羽ばたく超生命体であり、死の狂言回しである死神くんは魂を冥界へ連れて行く役を務めている。つまり彼らは自らの存在に「意義」をもっており、それ故に自らは元より他人の存在を価値付け、また自らの価値を(意識しないまでも)人間より高位のものとしておいている。自然、彼らが人間に対し言葉を発するときは「上から目線」のものと化している。(だから火の鳥の台詞はあれほどまでにお説教臭いのだ)そして自らが「生命」を司っている存在であるからか自然彼らの視点・発言には「生命の尊重」が主軸となっている。そしてそれを無視する者には罰などの介入を下すのだ。(火の鳥の牧村はまさしく其れに当たるし死神くんだって「予定」にない自殺を阻もうとしている。) 一方、不思議な少年は違う。 彼は自らの存在に意義を持っていないかのように見受けられる。それ故それぞれに人間に、いろいろな形で(ほとんど偶然的に)立ち現れるのだ。そう、ある時には少年、またある時にはセイレーン、またある時には少女として。そして彼は興味を持った人間を徹底的に観察する。いやそれどころか何年間もずっと、連続して単一の個人に付き添うことがある。そして人間のように、彼らと共に食べ、戦い、泣き、笑い、感慨にふける。これは死や火には見られない性質である。意義をその存在に持っていないのだから当然人為的に人間の生活には介入することはない。胡散臭い説教や懲罰もしようとしない。自然に、偶然的に、そう人の出会いのように、立ち現れるのだ。そして、その人間の物語が終わりを告げた(あるいは飽きた?)後に彼はある種の感慨を持って立ち去っていく。 この漫画が死や火と違うのはそこにあるだろう。死や火はメインとして「生命」を扱っている。しかし不はそれ以上の存在―「運命」―を扱っている。生命すらも霞んでしまうような不思議な「運命」。自然其れは「前世の因果」すらも超越している。時代や登場人物が江戸かと思えばイスラムを追い出す辺りのスペイン、かと思えば南極探検だったりするのは「運命」を扱う内容であるならば当然であろう。 彼は何なのだろうか。私はこう思う。 彼は、神や天すらも軽々と超越した―時、あるいは運命そのものなのではないかと。(フォローのために言っておくと火の鳥もそうであるといえばそうである。) ここまでいろいろと性質を述べてきたが肝心のストーリー自体も良くできている。一見すると何が原点となっているのか分からない作品も多いが歴史の紐を読み解けば何が元の話となっているのかが良く分かる。(例:ベラとカリバリ→レコンキスタ、リチャード・ウィルソン卿とグラハム・ベッカー→一連の南極探検の物語) 評価は「最高」。文句なしである。作者がこの作品に、この作品が終わるときに、どうやって決着をつけるのか、そんなことはどうでもよい。いや、たぶん決着をつけることはできないだろう。 運命なんてのは到底言葉で単純に言い表せないものなのだから。 この評価板に投稿する |
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