| 携帯版 | English | RSS |
|---|
| 注意: これは漫画版。その他メディアのページ: アニメ:鋼の錬金術師 (2003年 第1期シリーズ) / ゲーム:鋼の錬金術師 〜翔べない天使〜 / 文学:鋼の錬金術師 |
| 漫画総合点=平均点x評価数 | 5位/5,643作品中(総合481/偏差値176.67) | 4位<= =>6位 |
| 漫画平均点(評価10個以上限) | 223位/1,062作品中(平均1.64=とても良い/293評価) | 222位<= =>224位 |
| 2001年漫画総合点 | 1位/164作品中 | =>2位 |
| 総合 評価/統計/情報 | 簡単投票 | ファン掲示板 | ブログ | 商品 (本/漫画) | 画像/壁紙 |
|---|
| ||||||||||||||||||||||||||||||
評価統計
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
簡単投票
簡単投票する | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 作品紹介(あらすじ)神の造りし人間が禁忌の扉を開く時、その向こうに待つものは…!? | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 著者:荒川弘 出版社:スクウェア・エニックス ■ドラマCD版キャスト(※皆川・日下両氏はVol.1 砂礫の大地のみでの担当)■ エドワード・エルリック:朴路美 皆川純子 アルフォンス・エルリック:釘宮理恵 日下ちひろ ロイ・マスタング:大川透 リザ・ホークアイ:根谷美智子 ルイ・アームストロング:内海賢二 ウインリィ・ロックベル:豊口めぐみ マース・ヒューズ:藤原啓治 松本保典 平田広明 日笠山亜美 田中敦子 中田和宏 勝生真沙子 ゆかな ■スペシャルドラマCD版(霧のオグターレ)キャスト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 日本 開始日:2001/07/12(木) 月刊少年ガンガン 2001年8月号 / 終了日:2010/06/12 2010年7月号 日本 開始日:2010/08/12(木) 月刊少年ガンガン 『外伝』 2010年10月号 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 公式サイト 1. 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
利用状況
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最近の閲覧数
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 最終変更日:2010/09/09 / 最終変更者:みゆきちいいいいい / その他更新者: T.K.G / altema / 孔明 / TCC / エスパー / 提案者:myu (更新履歴) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 並び順 | |||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| コメント含む | |||||||||||
| 評価限定 |
| 作品評価(感想/レビュー)&コメント(投稿する) | |||
| [推薦数:7] 2010/06/16 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by マイコン (表示スキップ) 評価履歴[良い:0(0%) 普通:1(11%) 悪い:8(89%)] / プロバイダ: 19847 ホスト:19733 ブラウザ: 7772(携帯) 何か一期でエドとウィンリィがくっつかなかったから、それに納得がいかないカプ厨が描いた同人みたい。 アルの命って、エドの錬金術能力と同等なくらい軽いものだったの? エド、ウィンリィ、ホークアイ、イズミは本当に嫌なキャラに成り下がったな。作者の寵愛を1番受けたウィンリィが1番劣化しているね。シン国の連中とオリヴィエは物語に全く必要ないキャラなのに、ウィンリィやホークアイと同じ様に作者の寵愛を受けているから、でしゃばってうざったい。 他の方が書いたけど、この作者の主張って偽善臭いね。イシュヴァール編とマスタングv.s.エンヴィー編は特にイライラした。エンヴィーの死に方とエド達の復讐はいけないという説教は本当に酷かった。エド、ホークアイ、スカーにマスタングに対して、復讐はいけないという権利はないくせに。 エルリック兄弟の人体錬成をなかった事にしたのには呆れた。あれが母親じゃなかったとしても人体錬成をした事には変わりないのに。 最終回もがっかり。ダークファンタジーのはずなのに皆幸せになりましたって……。エルリック兄弟、イズミ、スカー、プライドには何のお咎めもなしですか。こいつらを一番幸せにしちゃいかんだろ。グリードとプライド以外のホムンクルスは扱いも酷く哀れだな。 9年もやる話じゃなかったな。作者は北海道に帰っていいよ 2010/06/20 マスタングが大総統になったのも納得出来ない。これならブラッドレイを倒すのがマスタングでも良かった様な。(ブラッドレイを倒すがマスタングでもリンでもスカーでもなくランファンなのは意味不明だが。お気に入りの中華キャラを活躍させる為か?)かといってオリヴィエが大総統になっても納得出来ないが。 [推薦数:4] 2011/05/07 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by のび太郎 (表示スキップ) 評価履歴[良い:4(31%) 普通:1(8%) 悪い:8(62%)] / プロバイダ: 11895 ホスト:11779 ブラウザ: 6309 わたしはアニメ第1期でハマったクチなんですが、この終わり方は納得できませんでした!! ハガレンってあんな明るい物語でしたっけ? 死んだお母さんをゾンビにしてしまい、その代償として体を失う。そして失った体を求めて旅を続けていく・・・ 自分たちの犯した罪を背負いながら こんな話が明るくなれるわけがないですよね?? 人間の業がこの作品のテーマだと思っていたのに違っていたわけでしょうか 第1期のアニメ版は内容もとても深く、感動したものですが、この終わり方は全てにおいて浅く、アニメ1期とは比べ物にならないほどチープでした。 お母さんは結局、あれで出番終了ですか? エルリック兄弟は母を練成してしまったという罪と向き合わずに終わっていいんですか? 兄弟が母親の人体錬成した事を「あれは母さんじゃなかった」と言ったのって、兄弟の罪(特にエド)から逃げたってことですよね? あの「明るさ」は前向きなんかじゃなく、現実逃避やごまかし、偽善にすぎないと思いますね。 自分たちの犯した罪と向き合おうともせず、簡単に体がもどってくるハガレンなんて見たくなかったです。 最後に、元の体に戻る為の話が何故か世界を救う話になって世界を危機に陥れているホムンクルスとの戦いでアッサリと取り戻すというのは興ざめでした。
[推薦数:4] 2011/01/29 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by シャック (表示スキップ) 評価履歴[良い:24(42%) 普通:0(0%) 悪い:33(58%)] / プロバイダ: 52675 ホスト:52743 ブラウザ: 8873 そうですね。言わずと知れた大ヒット作の鋼の錬金術師。 非常に上手いストーリーと、個性豊かなキャラクター達。それに加えて絵も とても上手で、バトルの迫力なんかもあって、一見すると全ての要素に長けた とても完成度の高い漫画だと思います。一言で言うと「完璧」に近いのでは。 というのが、一般的な評価でしょう。 しかし、個人的には少し違いまして。 この作品は「面白い」です。特に私は途中からは本誌で読んでいたのですが、毎月毎月 巧みな演出や展開には驚かされたものです。「次はどうなるんだろう?」と ドキドキしながら毎月楽しみにしていました。 しかし、コミックスで二巡、三巡とする内に、非常に中身が薄れてしまうのですね。 本来、ストーリーの上手い漫画(からくりサーカス、魔人探偵脳噛ネウロなんか)は、 二巡目が面白いんですよね。もう、すでに物語は、ここから始まっていたのか、と、 細かな伏線に気付いた時はとても嬉しいものです。ですがこの作品にはそれが 感じられなかったのです。何故でしょうか・・・・。 一つは、実はかなりのご都合主義だというトコロ。んまぁ、一巡目はそのご都合主義が 「すげぇ、かっけぇ!」「○○、いいとこに来たな!」と感動してしまうのですが、 二巡目という事でもう次に何が起こるか理解してしまっているが為に、逆にアラが 見えてしまうのですねぇ。細かな伏線も・・・・特に感じられなかったな。 そしてもう一つは、他の部分に目が行ってしまったというトコロでしょうか。 個人的には主人公、その他周りのキャラクターに好感が持てなかったのです。 流石に、エド君アル君を、持ち上げ過ぎではありませんでしたか? 母親を復活させようとして、結果体を失ってしまった兄弟に同情する気持ちは 解りますが、しかし、殆どの人間が主人公賛同派で、少し気持ち悪かったです。 作者も明らかに読者が主人公に目が向く様に作っているのがまた何とも・・・。 (まぁそれは当たり前っちゃ当たり前なんですがね) あと都合の良いマスタングの失明(笑)。何故無理矢理でも奪われたのか、ここは 謎のままなのですか。そうですか。 お父様が生まれた経緯も不明すぎる・・・・。 それと私は非常に捻くれた人間ですので、エドの様な感情爆発型、仲間仲間型は 受け付けませんねぇ。 スカーの一族全滅させられた復讐を「下らない。正当性が無い」と言っておきながら 自分はウィンリィの両親の敵であるスカーを憎みまくって町を荒らす始末。 (他人巻き込んでますが・・・・・。) 自分は冷静な科学者であるかの様に振舞っておきながら主観と客観で ここまで態度を変えるのですか。滅茶苦茶です。そしてその主人公の意見に誰も 口を挟まない。皆が結局主人公を持ち上げてる。ここが一番気に入りません。 そして殺さない覚悟。これも酷い。貴方の殺さない覚悟のせいで他の軍人さんが 何人殺して殺されてるのか、考えた事あんの?と聞いてみたいですね。 なんと答えるのでしょうか。 それと最終回。あまりにも予定調和すぎてズッコケそうになりました。 何かを得る為には何かを犠牲にしなければならない・・・・。最終的に主人公は 何を得て何を犠牲にしたのでしょうか。 弟の肉体を得て、腕を得て、世界の平和を得て・・・・。 失ったものと言えば、自分とはあまりにも遠い軍人や町人の命。 (一番近くてフー爺さんとかバッカニアとかその程度。ホーエンハイムはむしろ願いが叶った感じ) そして錬金術が使えなくなった。 ・・・・・・・等価交換? どう見ても等価じゃないですよねこれ。 主人公はあまりにも得をしていると思います。結局、他人を犠牲にして 自分が得たものが大きすぎやしませんか?大事な部下を失ったリンや少将が 可哀想で仕方ありません。そしてその2人に対する主人公のコメントも作中では無かったですね。 何て血も涙も無い人間なんだろう。「鋼の錬金術師」、成程ね、と思いました。 後腐れ無い様にキャラクターを生かしすぎたのも納得いきませんね。 せめてホークアイくらいは殺しとくべきでした。 あれだけ国家錬金術師を殺して回ったスカーが何故生かされているのか・・・・。 全く理解出来ません。普通に考えて死刑でしょう・・・。親族が可哀想。 結論として、この漫画は「面白い」けど「好き」ではありません。 やはりキャラが好きになれなかったのは大きいですね、一巡目は、その迫力と 魅せ方で何とか誤魔化せてきたものの・・・・。 まぁ、ストーリーが上手いってのも、 「都合の悪い部分は結局不明なままにして進めてきた」結果なのかも知れませんが(笑 しかし巻末の4コマ漫画とコミックス表紙の裏は評価したいと思います。面白い。 結局、プラマイゼロで「普通」と言いたいところですが、個人的に作者の想いが詰まった作品に 「普通」などとという評価をつけるのには抵抗があります。 なので、ここは少し厳しめに「悪い」をつけさせて頂きます。 コミックスは、全部持ってるんだけどねぇ(笑
[推薦数:4] 2011/01/23 悪いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by kaijunokodomo (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 29850 ホスト:30115 ブラウザ: 6300 浅い。 作者は頭のいい人だと思うのだが、感性の豊かな人ではない。 感性の豊かなように見せかけるのは上手だが、その見せ方も「エグイ」程の詐欺ではなく、一見良い人っぽく見えるけど、二三度会ってみたら口先だけだな、というようなものである。 この作品は、作者と同じような人達が支持しているのだと思っている。そういう意味で、支持者が多いのは当然なのだ。ニーナが頭のおかしい親父に殺された、なんか可哀相でしょ、深いでしょ、だの、命の価値はどうのこうの、だの、日本人はそういうのが好きだものね。 話の構成力については、はじめは上手いと思っていた。実際、あらゆるシーンが逆算で成り立っている。しかし、そういった上手さというのは所詮パズル的な上手さであり、物語の妙味ではないと思う。 ところどころ上手い、だけに読まされてしまうが、しかし何も残らない。 そういう意味のたちの悪さから、とても悪いをつけさせていただく。 [推薦数:3] 2005/04/17 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by クラウル (表示スキップ) 評価履歴[良い:127(74%) 普通:43(25%) 悪い:1(1%)] / プロバイダ: 11544 ホスト:11672 ブラウザ: 5407 目下、少年ガンガン誌上で最も成功した作品――だと思っているのですが、どんなもんかな。 エピソード単位の作り込みが巧みで、キャラクターの見せ方が上手い。よくよく考えると何て事ない話でもきちんと「読める」レベルに仕立て上げて"見せる"話に作り上げているのがいい感じ。特に、初期エピソードのの牽引力は恐ろしく強力で、一話と二話のエピソードでこの作品に惚れこんだ感じです。 話の筋自体はありがちな少年マンガのそれと大差ない気もするのですが、エルリック兄弟の過去と目的を軸に物語へ深みを与え、かつスチームパンク的な要素の組み込まれたメカっぽくありながらもレトロな香りの漂う世界観や、錬金術絡みの詳細な設定、魅力的に描かれるキャラクター、時に熱く、時に重く描かれるエピソードの描写エトセトラと、とにかく読者側の耳目を引く要素が山盛りです。更には骨太な展開を広げる事で少年マンガ好きにもアピール。書き込みすぎず、しかし過度に男っぽくない中性的な絵柄であらゆる層に間口を広く取っている……と。 もともと荒川先生自身がかなり実力のある作家さんであり、その上にこれだけマンガを面白くし得る要素を組み込んだのですから人気が出るのものもある意味当然ではないかと思ったりします。何せ、「キャラ萌え」の人から「設定萌え」の人から「少年マンガ萌え」から何から、マニアから一般層まで広くアピールできる要素が揃いまくっていますしね。ツインシグナルや刻の大地の移転から先、どうもパッとした連載の少なかったガンガン誌上でダントツの人気を博したコトも、こうやって翻ってみればかなり頷ける気はします。 ――ただ、巻数を重ねるごとに、ちょっと色々な要素が入り込みすぎて、進み方が鈍重になってきている感を受けるのが痛い気はします。というか、元々「鋼の錬金術師」っていうのは簡潔に行ってしまえば"賢者の石"を求めるエルリック兄弟の物語なのだと思うのですが、それがなんだか、別のベクトルに話が傾いでしまっているような気がするのですよ。特にここのところ(コミックス派なので十巻までを見ての現状)、ホムンクルスVSマスタング大佐チーム、みたいな話がかなりの部分で軸線になっていた印象がありますし。 言葉を悪くしてしまえば、大佐側の動向というのはある意味の蛇足である訳で、本来の軸線であった筈の"賢者の石"の牽引力がちょっと落ちてきてる感じがするのですよねぇ……(汗。ある意味で、ストーリーとバトルとキャラクターの中に、当初の重苦しいテーマが埋没している感じがするというのか。悪い意味で、「普通の少年マンガ」みたいになってしまっている気がしなくもないのです。 当初から作劇上の敵役だったラストが消えたり、ホーエンハイム氏が出てきたりした事で、だんだんと話を纏める方向に進んでいきそうな気はするのですが……さてはて、どうなるもんかな。 今のところは「とても良い」〜「良い」くらいです。 [推薦数:2] 2011/12/28 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 弥生一 (表示スキップ) 評価履歴[良い:11(61%) 普通:1(6%) 悪い:6(33%)] / プロバイダ: 27102 ホスト:27289 ブラウザ: 4647 自らを「咎人」と名乗ったエドワード・エルリック。それは、作中における『錬金術』の、禁忌の技法とされる『人体錬成』で母親を甦らせようとした時、それによるリバウンドで弟のアルフォンス共々肉体を一部または全部失い、果てに「母親を中途半端に甦らせた挙句死なせた」という意識からくるものです。 それでも、絶望に落ちたままでは終われないエルリック兄弟は、エドが『国家錬金術師』となり、数ある錬金術の文献や地位に基づく権限を以って、自分たちが元に戻れるような術を探っていく事を決めました。 そんな中で、『賢者の石』という代価のワイルドカードを求めるに至りましたが、それ自体が人間にとって恐ろしいものであると知り、兄弟が目的を達する事に大きな障害となりました。 「神様は禁忌を犯した人間をとことん嫌うらしい」 序盤にして、壁にぶち当たった事をこのように表現してしまえる辺りが絶妙な厳しさを持っており、面白かったです。 しかし、そうした行き詰まりにある中で、ある事をきっかけに、埋葬されていた「母親であったもの」を調べる事になり、その検証結果から「実際には、母さんを殺してはいなかった」と判明し、安堵するに至りました。 ここまではある種の救いとして良いでしょう。ですが、墓を暴いたエドは「この"人間"を死なせてしまった」と言い、ピナコも「エドが持つ"人間の定義"は広すぎる」と、エドが決して己の所業を蔑ろにはしていないと示されたにも拘らず、兄弟ともに以降は「人間を中途半端に生み出して死なせた」という傲慢な結果を齎した事について、一度たりとも思い起こす事なく、罪の意識に苛まれる事もありませんでした。この事について、兄弟に厳しく言及する者もいませんでしたから、尚のこと際立ちました この様で「咎人」を名乗っていたのですから、性質の悪い冗談としか思えません。 この「母さんを殺していなかった」事実は、そのまま「元に戻れる」確証を得るに至りますが、肝心の代価については後回しに考える事になりました。 その間、『人造人間』(ホムンクルス)の動向の調査および撃退の為の手掛かりの探求、国家の裏にある秘密計画を止めるべく潜伏および行動と、エルリック兄弟の本懐とは無関係の事柄で慌ただしくなり、しかし、元に戻る為に必要な代価を考える様子は一度たりともありませんでした。 そればかりか、途中で兄弟の「賢者の石を使わない」決意は二人共破る事があり、それを反省する様子はなく、志を共にする相手に対して謝りすらしませんでした。 途中で齎された、首魁の計画の工程で「来るべきその日に扉を開けるから、そこに飛び込めば元の身体に戻れるのではないか」という確証のない情報・推測を鵜呑みにし、それでいて、まさにそのタイミングで兄弟は行動を起こせず、失敗した事に対して悔しがる反応ひとつ見せずにいたという行き当たりばったりの展開がありました。加えて、兄弟が決戦の場にいなければ、計画を頓挫させられる可能性が高かった事もあり、御都合主義展開にしか見えません。 そして決戦後、己の魂を代価にしてエドの窮地を救ったアルを取り戻すために、必要な代価を考えるエドは「思考を止めるな!!」という、これまた性質の悪い冗談みたいな心理状態でした。 そんなエドが、アルの為に差し出す代価というものが、いうなれば「エドが持つ錬金術の能力」です。 振り返れば、エルリック兄弟が錬金術を志したきっかけは「母さんが誉めてくれた」事で、母親の死後は「母さんを生き返らせたい」が為に、[人の役に立ちたい]という"方便"で『人体錬成』に至るべくイズミ・カーティスへ錬金術を師事し、『人体錬成』に失敗したら「失われたものを取り戻す」為に錬金術を学ぶという流れで、つまり彼らにとって錬金術とは「ただの目的の為の過程でしかなく、それそのものには何ら愛着がない」という認識が前提にあった事が判ります。取り戻す為の旅の中では錬金術に関して、生体錬成の悲劇を目の当たりにし、本懐の為の最善策であった『賢者の石』には残酷な事実があり、そもそも本懐に至る為にとった『国家錬金術師』の資格は人を傷つけるものであり、それをリザの話などで再度痛感するような現実がありました。 その上で、エドが代価を差し出す際の言葉が、「真理とかいう物を見ちまってから それに頼って 過信して 失敗しての繰り返し…」「……踊らされたよなぁ」と過去の「間違っていたのはオレ達だ」という発言以降、『錬金術』や『真理』に依存してはいなかったにも拘らず、実はそうだったかのように言い、「錬金術が無くてもみんながいるさ」とそれまで全く対比されていなかった「みんな」がいきなり等価値あるいはそれ以上の存在として挙げられ、滅茶苦茶でした。 『等価交換の原則』に於いても、道義的な側面は勿論、科学的な側面(『質量保存の法則』や『自然摂理の法則』など)でも成立していません。 エピローグ(最終決戦から2年後)にて、エルリック兄弟が見出した新たな道は「エドが西回りで、アルが東回りで世界を巡り、各方面で得た知識から"錬金術によって苦しんでいる"人達を助ける事」と示されました。 先述の兄弟の変遷からもわかりますが、彼らが見た『錬金術』が関わる出来事は目的の為の過程に過ぎないという場面や、悲劇的なものばかりでした。希望はあっても、それは巨悪を討つような暴力的なものばかり。通常の錬金術の用途にしても、医療や建築、道具の修理といった「錬金術でなくても出来る事」ばかり。『錬金術』の領分である貴金属の錬成や人体錬成にしても、前者はインフレの問題が、後者は言わずもがなの問題があり、新しい発想あるいは問題を解消するような目標を誰一人として持たず、作品世界の『錬金術』のスケールの狭さを痛感させられました。その上で、兄弟の道の本質は何なのかといえば、「錬金術の業を打ち消す」というもの。彼らの道は前向きかもしれませんが、『錬金術』そのものが前向きに捉えられたという訳ではありません。 総じて、人間の可能性の指標である『錬金術』に関して、最後の最後まで後ろ向きの捉え方を見せつけられているようで、味気なく、閉塞感を覚えました。これが"ダーク"ファンタジーに掛かるオチとして演出されていれば、まだ良かったかもしれませんが、そういう訳でもないようです。 そして、追い打ちをかけた一手が、以下の最終巻の作者コメント 「鋼の錬金術師のキャラのセリフにはあいさつと感謝のことばをなるべく入れるよう心がけた。あいさつは自分と他を繋げるコミュニケーションの中で最も簡単にできること、感謝のことばは「人は周りの人と支えあいながら生きていること」を実感するものだと思ったからだ。」 その巻収録の最終回にて、アルが、ザンパノとジェルソとの会話の中で、エドと一緒ではないことについて指摘された時、 「なんせ お世話になった人が多すぎるから二人で分けてあいさつに回ってるんだ」 と、要は「自発的に行おうとした感謝のことばを贈る行為を、その対象が多くて面倒臭いので、負担を兄と分担した」という、不誠実極まりない事を恥ずかしげも無く述べたのです。連載当時も目を疑いましたが、最終巻での作者のコメントを読んで「あの台詞は直っているのかも」と期待したら、そのまま掲載という有様。 あんな生半可な感謝の気持ちなど、受け取る側にしてみれば屈辱的でしょう。この作者は「自身の言葉を含めて台詞に対する責任感が無い」と確信しました。 以上、この作品への結論は、 「人間てのはお安くできてんのな」by エドワード・エルリック です。 これは最早、皮肉としか言いようがありません。 [推薦数:2] 2009/03/11 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by アンジェリーナ (表示スキップ) 評価履歴[良い:51(52%) 普通:22(22%) 悪い:25(26%)] / プロバイダ: 28183 ホスト:28199 ブラウザ: 2925(携帯) 大騒ぎするような漫画じゃないですね。重いテーマを扱ってると見せかけて、結局作者の言いたい事って甘ったるい綺麗事ばかり。 イシュヴァール殲滅戦だって、私は全然イシュヴァール人に同情出来ない(むしろウザい)からハァ?って感じでした。差別は道徳上良くないと頭では理解していても、肌の色が違う人間に対して吐き気がする、生理的嫌悪感を抱く人間もいるんだよ。そういう人はどうすりゃいいのさ?そこまで描けてない。この作者には想像もつかないだろうからね、そんな現実。 もし、命の犠牲云々がやりたかったのであって、イシュヴァール戦に差別も信仰の違いも関係無いから肌の色の違いを嫌う人間の描写なんて いらないんです〜などというのであれば、今までの民族の対立の描写は何だったんだという事になり、この作品に散漫な印象を抱かざるを得ない。 民族の軋轢を描写したのだから、戦いでは同情的、好意的な人間ばかりではなく、そうではない人間もアメストリス側に描写するべきだった。 仲良くないはずの民族殺すのに同情するのが多数派、しないのが1人なんておかしいだろ。ロイ達が特別に親切な性格ってんなら、 例えば、他の軍人達から「何故そこまでイシュヴァール人なんかに肩入れするんだ?」と、不思議がられる描写くらいあっても良かったんじゃない? 結局、やっぱり作者がそういう人間を想像つかなかったから、理想論だけの漫画だから大雑把な描写になるという結論に落ち着く。そこらへんも甘いんだよ。 テーマを扱いきれていないなという印象。 もう薄っぺらい説教ばっか聞き飽きた。中国人はつまらないし完全にいらないキャラ。ヒロインのウィンリィは最悪にウザいし、彼女の暴力的なギャグと古臭い恋愛は時代遅れ。画力が低いから誰が普通の顔で誰が美形かよくわからない。みんな下膨れの不細工だからな。画力に無頓着なら気にならないかもしれないが。 ギャグつまらないのはそういう漫画じゃないから、恋愛がつまらないのはそういう漫画じゃないから、絵が拙いのはそういう漫画じゃないから、 と、「そういう漫画じゃない」と言い訳しまくらないと良い作品にならないなら、これはどういう漫画なんだ!?シリアス部分は甘すぎて話にならん。 甘さをもう一つ言わせてもらうと、「人体錬成を否定する一方で出産に感動するエド」こいつは過去で人体錬成がトラウマになってるから 嫌がってるのはわかるが、出産も人体錬成なんだけどなあ。そっちは感動ですか、すげーんですか。意味不明だな。 手段が異端視されているか、一般的に認められているのかの違いだけで、人体錬成と出産はやってる事に大差無いんですけどね。(人間の都合で命を創る) これ読んでるとずっとムズムズしたのは、テーマに対する答えが借り物の一般論・薄っぺらい、甘い、理想論だってことだ。 「戦争」「命」「復讐」とかは、とにかく扱っておけば簡単に感動をさせられる化学調味料。誰だって思いつく題材でしょう。 素材を料理できなければ意味がないんですけどね。ありきたりな素材でも料理次第だと思いますが、これは戦争いけない、命は大事、復讐よくないって 一般論を何の工夫も無く書いてるだけだからね。そりゃ、一般に言われてるように結論を出せば納得させられるでしょう。この漫画で描く必要がわからないが。 でも良い所は一つある、エンヴィーの言動が痛快です。なので最悪にはしないでおきます。 [推薦数:2] 2008/02/11 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by yamabuki (表示スキップ) 評価履歴[良い:123(77%) 普通:28(18%) 悪い:8(5%)] / プロバイダ: 26232 ホスト:26151 ブラウザ: 6386 実はセリフ回しがやや苦手だったりする。 というのも、登場人物にあざといぐらいカッコいいセリフか、 「脇役だけどキャラが立っている」と言わせたいセリフを言わせてばっかりだからです。 幸いエドが比較的出番も存在感も強い主人公というのがこのマンガの割と救いにもなっている部分なのだが。 ロイやリザあたりをもっと活躍させて「主役より存在感がある」と言わせるほどの活躍もさせられるはずである。 そのあたりに作者の救いを感じる。 ・・・しかし、このマンガの登場人物が発した 「やらない善より、やる偽善だ!」というセリフだけはフィクションの歴史において記録されるべき言動であることではと思う。 登場人物の善行を安易なニヒリズムあるいは自分は「その方がその人のためだから」と手を差し伸べる時に何もせず手を差し伸べる行為をそういう言葉で批判すればカッコいいというナルシズムで偽善という言葉で一括りにしようとする連中に対し、反撃のしようもないセリフを2次元のキャラクターに言わせた功績だけは特筆すべきことである。 後者のセリフを踏まえて評価は「良い」にしておきます。 [推薦数:2] 2008/02/08 悪いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 電波ゆんゆん (表示スキップ) 評価履歴[良い:20(74%) 普通:1(4%) 悪い:6(22%)] / プロバイダ: 15732 ホスト:15980 ブラウザ: 3793 【良い点】 一見面白そうに見えるところ? ひきは上手い。初期は良かった。 【悪い点】 設定の後出しが多すぎる。倫理的にほめられたものじゃない主人公を擁護するのはやめて欲しい。恋愛展開がお寒すぎ。 【総合評価】 前も評価しましたが、つまんない通り越して興味なくしました。 一見壮大でいて果てしなく身内なストーリーにうんざりです。アニメ版のがずっと面白かった。 なんでこんなにつまんなくて興味も湧かないのか?読者おいてけぼりで作者だけの脳内設定を延々と垂れ流すからです。 あとは本当に主人公…(とその身内)都合いいなぁ〜コイツらは。殺しも仕方ないみたいな価値観のくせに、いざ身内が武器持とうとすると止めるわけね。お寒い説教をして。 あとはキャラクターが本当にハリボテ。設定だけで感情が見えてこない。とりあえずかっこよさそうな過去を作ってみました〜ってな中学生の妄想日記のようなキャラばかりですね。特にホークアイ。 こんなどうでもいい人たちがお互いに説教し合う内容なので、誰にも感情移入できないしどうなってもいいよ勝手にして。としか思えない。結果、読まなくなりました。 今までは頑張っていいところ見つけようとしてましたが見限りました。 作者はもっと社会経験をつんで、どこかに就職して、世の中にはいろんな人がいることを理解してからこれ描くべきだったね。頭がガッチガチに固すぎ。 [推薦数:2] 2005/09/25 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by グルグルネコ (表示スキップ) 評価履歴[良い:149(69%) 普通:28(13%) 悪い:40(18%)] / プロバイダ: 17162 ホスト:17322 ブラウザ: 5234 世間で人気のこの作品ですが、そんなに面白さを感じない。 錬金術とかいってるけど、結局はそこら辺りで見かける「技」の名前が変わってるだけで、なんら新鮮味のない普通のもの。まあ、そういった普通のものを使ってはいけないわけでもないし、よく使われるということはそれだけ面白い要素だから、ぜんぜん気にしないことにしているので、ここはマイナス点ではない。 だけど、設定の面白さや幅の広さなんかはないし、結局なんでもありと思っちゃうと冷めます。等価交換もいったい何のためにあるのかもよく分からないし。 話の内容もさして面白いところは無く(皆無ではないけど)。 主人公たちが苦悩したり、哲学したりするシーンなんかでも、非常に冷めた感じで見ちゃいます。 たぶん、同じような内容のものをすでに見ちゃってるためではないかと思える。 パロディとしてオールギャグならば、ぜんぜん気にならないかもしれないが、シリアス部があるから、そうもいかない。やはり、そこまで見せる力が無い、と思われる(自分の読み取る力は棚の上において)。 果たして、そこまで内容の深い作品なのかも疑問。 現代ファンタジーを対象年齢加工して再生産した作品。 [推薦数:1] 2011/08/27 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 竜胆悠貴 (表示スキップ) 評価履歴[良い:26(68%) 普通:1(3%) 悪い:11(29%)] / プロバイダ: 16070 ホスト:16027 ブラウザ: 2877(携帯) 凄くよく出来た漫画だけど、何故か個人的に印象が薄かった。そこも考えつつ、纏めてみました。 【良い点】 ・ストーリー 安定感がある。キャラの行動全てにしっかりした意味があり、無駄が無かった。 連載途中、物語のラストについて語っていた辺りをみると行き当たりばったりではなく、大体の流れを作って描いていた事がわかる。 ・絵 見やすいし、格好いい。オッサン、モブ、機械の絵は流石(笑) ・キャラクター アクの強いキャラで、でも流れに沿った行動をしてくれた、といった感じ。 ・ラスト 個人的にはこれで良かったと思う。確かに呆気ない終わり方で、この作者らしくない話の流れに乗っ取っていない様なラストだったが、後味の悪いラストよりは随分マシ。 もしかしたらページの関係で、最後の最後でこじつけを入れたのかも知れませんね。 【総括】 良い点しか浮かばないのに、何故印象が薄いのかはっきりとは分からないが、うっすらと思うのは、多分この作品が全体的に"出来過ぎた"作品だったからかも知れない。綺麗に流れに乗って、綺麗に終わって、矛盾点やツッコミ所が無かった。それ故、脳内補完や自己的解釈も無いから、与えられただけの作品に自分の中でなってしまったのかも知れない。 評価はそういう事も鑑みて『とても良い』で。決して面白くない訳ではありませんが、私の中ではそれくらいの存在だったという事で。 [推薦数:1] 2011/02/23 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by moon-moon (表示スキップ) 評価履歴[良い:542(66%) 普通:158(19%) 悪い:122(15%)] / プロバイダ: 36185 ホスト:35984 ブラウザ: 2140(携帯) 自分は、アニメ1期を見た状態で読んだので、設定等の微妙な違いに困惑するという弊害はありましたが、 上手く組み立てられた設定とストーリーで最後まで引き付ける魅力を持っていました。 アニメ1期と比較すると、少年誌向けな内容だったかなと思います。 ただ、キャラが多過ぎたりした関係か、それや伏線等を回収するために、特に後半が長くなってしまったように思います。 キャラがもう少し少なければ、もっと一気に収縮して纏まって行ったのではないかなと思います。 [推薦数:1] 2011/01/30 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ノントン (表示スキップ) 評価履歴[良い:11(48%) 普通:2(9%) 悪い:10(43%)] / プロバイダ: 18519 ホスト:18467 ブラウザ: 5999 【良い点】 ・「錬金術」という設定をうまく活かしながらもそれに頼り切らずに、人間の本質をえぐるような良質なストーリーを丁寧に描いており、非常に深い作品だった。 ・キャラクターが魅力的。エルリック兄弟もそうだが、それ以上にマスタング大佐やリン王子などのサブキャラクターが良かった。 ・セリフのセンスが光っている。一発出すだけでなく繰り返し作中で用いて印象に残るように工夫してある。 ・少年誌にありがちな甘ったるい幻想を省いてあって気持ちが良い。リアルな描写の中で希望を見つけ出そうとする姿には共感が持てた。 ・ストーリーが壮大なのに矛盾点が殆どなく、一本の幹のようなテーマが存在している点は、ストーリー構成の実力を深くうかがわせる。 ・戦争の悲惨さ・科学技術の発展による社会的弊害・人種差別・文化の相互理解など、現実の問題をふんだんに盛り込んであるので、深くて凝った話が好きな自分としては最高に楽しめた。 【悪い点】 ・少年誌の漫画にしてはテーマが難しすぎる。大人になってから読んだので十分に楽しめたが、ガンガンを購読する年齢層を考えたら少しもったいない気がする。「青年向け少年漫画」。 【総合評価】 大人になってから全巻を読んだストーリーだが、こんなに面白い漫画は久しぶりに読んだというのが正直な感想。 個人的には「最高」だが、これはなので [推薦数:1] 2010/12/26 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by stay (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(50%) 普通:1(25%) 悪い:1(25%)] / プロバイダ: 46975 ホスト:47069 ブラウザ: 8882 【良い点】 伏線の配置と回収 機転を利かせた戦闘 続きが気になる展開 主人公が最強でない事(むしろ弱いくらい) 主要でないキャラの立ち回り 長編だけど「いらない」と思う話が無い 戦闘シーンがスピーディーでカッコいい アームストロング少佐(笑) 【悪い点】 ギャグが寒い ラスボスが小物すぎ ハッピーエンド過ぎたところ 【総合評価】 連載当初から単行本が出るのを楽しみにしてた漫画 連載も終了し最終巻も発売。荒川先生お疲れ様でした。 内容に触れると すごく緻密というか、ストーリーに後付や矛盾が無く 安心して読める漫画だったのがよかった。 ただ、あまりにストーリーが「良すぎた」せいで 終盤の方の展開は予定調和な感じがありました。 個人的に「逆転の練成陣」とか エド達や大佐の思惑もラスボスが読んでて 一気にひっくり返され絶望的な戦況になるものだとばっかり思っていたせいで ラストの「お父様」との戦いはあまり盛り上がらなかった感じがしました。 後はスカーの件やイシュヴァール人のこと等が、割とあっさり流されて ハッピーエンドになったのが不消化でした。 個人的には3巻あたりまでの雰囲気が結構好きで 7,8巻あたりからだんだん 「ダークファンタジー」の「ダーク」は必要なのかと思いました。 悪い点をグチグチつついてしまったけれど 最後まで続きを期待させて、27巻もの長編でダレることなく 読者を引っ張ってくれた荒川先生の手腕に疑う余地ははないと思います。 [推薦数:1] 2010/12/02 悪いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by あずな (表示スキップ) 評価履歴[良い:17(65%) 普通:2(8%) 悪い:7(27%)] / プロバイダ: 18535 ホスト:18585 ブラウザ: 8737 最終巻を読んで、気になったのでちょっとコメント。 ・ラスボスがしょぼい。 「人間を虫けら以下」と思ってる奴が、何で人間の姿をしているのでしょうか。 特別「強い」って感じもしなかった。ただ単に錬金術に長けた人って感じで。 エドに外見似てると言っても、特にそれに意味があるわけじゃなかったみたいですし。 ・アルを取り返す為の代価=エドの錬金術師としての能力。 アルの命が軽すぎる(笑)だったら最初っからそうすれば良かったのでは? この答えに辿り着くのに、随分と遠回りをした気がします。 むしろ私はホーエンハイムの命(賢者の石)を使っての方がしっくり来た気がする。 これだって無駄死になんかじゃないはず。ホーエンハイムにとっては、十分幸せな死に方だと思うのですが…。 ・ラストのエドの告白 一昔前の少女マンガや恋愛ドラマみたいだ(笑)クサイし古い。 むしろあんなにはっきりとした告白シーンはいらなかったんじゃないでしょうか。 エドとウィンリィがくっつく事は目に見えてたし、別に告白シーンすっ飛ばしていきなり抱きしめて「行ってくる」の展開でも良かった。 前に「言葉より行動」っていう回があったぐらいだし。 なんか……ちょっと残念です。 [推薦数:1] 2010/08/19 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by KIDhbm (表示スキップ) 評価履歴[良い:26(58%) 普通:7(16%) 悪い:12(27%)] / プロバイダ: 8028 ホスト:8042 ブラウザ: 11776 【良い点】 ・序盤の救いというか容赦のない展開 母親を錬金術でよみがえらせるのに失敗し、片手と片足を失くしたエドと身体そのものを失い鎧の姿になってしまった弟のアルフォンスに始まり、実の父親にキメラにされた挙句父親もろとも殺されてしまったニーナ、賢者の石の材料が生きた人間、ホムンクルスの企みに偶然きずいてしまい思わぬ形で殺されてしまったヒューズ等、少年漫画では稀に見る重い内容と容赦の無い展開の連続は、衝撃的で魅力的だった。敵のホムンクルスも序盤は神出鬼没な存在で作品に緊張感を出させる意味では良い悪役だったと思う。 ・個性的で魅力的なキャラクター 登場人物は多い方だが、主要キャラクターもサブキャラも悪役もちゃんと個性が出ていてるのはよかったと思う。個人的に好きなのはアルフォンス、マスタング、ホークアイ、アームストロング、スカー。ホムンクルスではブラッドレイとグリードが好きだった。 ・伏線回収が上手い ・単行本のおまけの4コマ 本編の内容を上手く絡めたギャグになっていて面白い。 【悪い点】 ・中盤からやや退屈になった 序盤に比べると衝撃的な展開が少なく、ホムンクルスもブラッドレイ以外は小物に成り下がり、話も大して進まずやや退屈になってしまった。実際、自分はブリッグス編の前辺りで一度飽きてしまって単行本を買うのをやめてしまった。終盤はなんとか持ち直したとは思うが。 ・シンのキャラクターが活躍しすぎる シンのキャラクターは自国とはあまり関係の無い争いごとなのにホムンクルスとの戦いに活躍しすぎではないかと思う。特にリン達ヤオ家のメンバーは練丹術師でもないのにホムンクルス相手に互角に戦っちゃってるし、気配でホムンクルスを探れるという能力もDBじゃないんだし納得がいかない。個人的に錬金術に関わる部分以外で非リアルな要素は入れてほしくなかった。 ・ラスボスのお父様に謎が多すぎる お父様に関してはいまひとつよく分からない点が多い。フラスコの中から偶然生まれた存在にすぎないのにどうして人間をはるかに凌ぐ知識を手にしているのか、ホーエンハイムとの対決でどうして容れ物を壊されたのに目玉と人影の状態で生きられるのか、ちゃんとした説明が欲しかった。神を手にいれるという目的をよく分からなかったし。 ・エドの偽善 エドがキンブリーに対していう「殺さない覚悟」が偽善的であまり好きになれなかった。確かにエルリック兄弟は人が殺されていくシーンが多い中で例え相手がホムンクルスであっても自らの手で殺してはいないが、それは結果的に自ら手を汚さなくても良い状況に助けられているだけに過ぎない。一方でエドの仲間達は敵をしっかり殺しているし。こうしたエドの偽善はどこか「ガンダムSEED」のキラ・ヤマトに通ずるものがある。 【総合評価】 中盤は少し退屈だったが、重い内容で衝撃的な展開も多くスリルがあって、少年漫画の中ではレベルが一つ飛びぬけて面白かったのは事実。ただ後々読み返すと舞台を必要以上に広げすぎていて後始末が出来てなかった気もするので、評価は「良い」が妥当な気がする。 [推薦数:1] 2009/12/24 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by TEN (表示スキップ) 評価履歴[良い:53(65%) 普通:7(9%) 悪い:22(27%)] / プロバイダ: 9921 ホスト:10279 ブラウザ: 9466 少年向け月刊誌では間違いなく1位といえる作品でしょう。 語ろうにも語りつくせない内容の密度。 第一に主人公や各キャラクターの行動一つ一つに伏線が張られていること。 「こういうことか!」と何度も言ってしまう。それが、月刊であるがゆえにわくわくしてしまうしコミックスを買ってしまう。 第二に、ダレナイストーリー展開。 作者は結末分かってるけど読者には良い意味で気付かせない。 各話、区切るべきところ、展開の経緯が明快。かつバトルもダラダラ引き延ばさないのが良い。○英社の某マフィア漫画、死神漫画に教えてやりたい。 第三に、セリフのメッセージ性やセンス。 味方でも、悪役でもセリフがとても印象深い。 特にキンブリーの「その覚悟も貫き通せば1つの心理」というのはとても印象深かった。また、エドの「無知な自分が嫌なんだ・・・。」もいいですね。 どちらも何気ない言葉ですが、どちらも何か深く考えさせられます。 作品自体も「死者は決して生き返らない」「何かを得るにはそれ相応の対価が必要。(等価交換)」と、作者が意図しているかは別にしてとても濃いメッセージ性が感じられました。 最後に、おまけページ、4コマ、カバー裏のギャグが最高。 これは皆さん異論はないのでは・・・。 全体を通して見ると、タッカー、イシュバールのエグさなんともいえませんが、それはそれで、人間の欲望、戦争の結末など、普段漫画にはなされない部分を描きだしているので、この漫画にはとても大切な部分だと思います。 最近は、人を殺すシーンが「教育上良くない」という意味でNGな漫画が増えましたが、 ヤスッチィ友情ごっこよりも、キレイ、汚いの全てを描かれた漫画を読むことは、無自覚のうちに刻まれることでとても教育的にも良いことなのではないでしょうか。 最後少し脱線しましたが、評価は最高で。 [推薦数:1] 2009/04/13 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by yahhoi (表示スキップ) 評価履歴[良い:25(53%) 普通:18(38%) 悪い:4(9%)] / プロバイダ: 36101 ホスト:35915 ブラウザ: 13180 最高に面白い作品の一つです。 ストーリーが暗い、ということも言えますが、扱っているテーマがテーマだけに仕方の無いことでしょう。欝になるような暗さとは性質が違いますし。まあ、底抜けに明るいラブコメが好きって人は読まないほうがいいですね。対極に位置する作品ですから。 所々にギャグ要素を散りばめるなどして暗さを緩和しようという作者の配慮も見られます。「暗いからイヤだ」といって初っ端から投げ出す人も居るでしょうし、こういうきめ細かさは大切です。ギャグ漫画なら、ギャグが寒いのは致命的ですが、この作品はギャグに主眼を置いたものじゃありませんし。 恋愛要素は、まあ、この作品には不要ですね。と、いうよりそんなものに頼らなくても十分成り立つだけのストーリ構成だからです。そもそも、書いといて言うのもなんですが、恋愛を評価の対象として論じるのは、まったくおかしな話です。ラブコメってわけじゃないですからね、この話は。 絵も、基本的な画力は十分にあると思います。ろくな日本語も書けないで作品書いてるラノべ作家よりましです。漫画において画は小説における文章のようなものです。人に伝えるだけの力があればいい。というかそれ以上はいらない。むだに飾る必要も無い。シンプルで十分です。 イシュバール人は肌の色が違うとか、信仰が違うといった理由ではなく、ただそこに血の紋を刻むだけのために犠牲になりました。べつ差別とかそういうのは関係ないです。したがって、肌の色が違うことを生理的に嫌ってしまう人間の心理を酌む必要はない。 とか、何とか言っても、この作品の一番の魅力は構成の巧さです。 これほどの構成力を持ったマンガ家さんは今の日本にそう居ません。 伏線はさりげなく、しかししっかりと張られている。うっかり読み飛ばしそうな箇所に重要なキーが隠されていたり、登場人物のセリフにも後々の展開に繋がる言葉があったりします。油断なりません。 おそらく、初回から最終回までの流れが明確にあったのでしょうか、全く中だるみしません。 連載が長くなると、どうしても不必要なキャラクターを出したり、後からとってつけたような設定が付いたりするものですが、そういうことも無い。 さすがにサプライズはもう無いだろう、と思っていたら、プライドの正体があんなんだったり、ホーエンハイムがあれだったり。 今までの長い筋を一気に収斂してクライマックスになだれ込む今の流れは、物語の終わりへ向けてのスピード感にあふれています。 緩急のつけ方も上手い。 ピッチャーだったら直球で押して、変化球で間を取って、意表をつく配球で空振りに討ち取るようなピッチングですね。球の出所がわかりません。 [推薦数:1] 2009/01/16 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 鋼劉 (表示スキップ) 評価履歴[良い:85(69%) 普通:4(3%) 悪い:35(28%)] / プロバイダ: 3477 ホスト:3397 ブラウザ: 5979 一つ気になるところがエド→ウィンリーの描写です。 エドは人体練成をして家族の母親、特にアルフォンスに負い目を感じてるところは丁寧に描かれていてその時家族や愛を大切にする反面臆病になるのだろうなと感じました。 だから最近の何のためらいもなくエド→ウィンリーの描写に違和感を覚えます。 公式にするならもっとウィンリーに対するエドの心境を丁寧に描いてほしいです。 今のままじゃある一定の方々対策という噂の方が信憑性あります・・・。 それ以外は本当に最高です。 物語り全体に強さのインフレがなく主人公が本当に成長していると実感します。 それと命を尊厳する姿勢 ヒューズさんを代表とする「死」が物語り全体に影響している 等価交換という真理の元矛盾のなさ 使い捨てのないキャラクター (個人的にはボブのおじさんがどこまで登場し続けるか興味があります) 王道である敵が味方に。決してお互いを許したわけではない、ただしお互いが歩み寄れる。少年漫画の魅力です!! それぞれのキャラの魅力 キンブリーの 「自らの意思で軍服これを着た時に、すでに覚悟があったはずではないか? 嫌なら最初からこんなもの着なければいい 自ら進んだ道で、何を今更被害者ぶるのか 自分を哀れむくらいなら、最初から人を殺すな 死から目を背けるな、前を見ろ 貴方が殺す人々のその姿を正面から見ろ そして忘れるな 忘れるな 忘れるな 奴らも貴方の事を忘れない 」 は戦争に対する作者の深い思いが感じられる。 またリザさんの 「新しく生まれてくる世代が幸福を教授できるようにその代価として我々は屍を背負い血の川を渡るのです」 といったとうりエドワードがぎりぎりのところで人を殺さずにすむ土台を作り上げている大人たちを尊敬できます。 どうやら最終章に入ったようですが素敵な形で終わらせてほしいです。
[推薦数:1] 2009/01/05 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by wasser (表示スキップ) 評価履歴[良い:48(69%) 普通:2(3%) 悪い:20(29%)] / プロバイダ: 18003 ホスト:17827 ブラウザ: 2044(携帯) まず、特筆すべき点は21巻現在まで、バトルがある漫画に有りがちな(有りがち過ぎる)技又は能力のインフレがないということ、ではないでしょうか これは実際、相当のことだと思いますよ 錬金術、このシステムをしっかり創り込んでおいたからこそ、話が長くなってもブレと呼べるブレが生じないんじゃないでしょうか まあ、ド派手な展開(必殺技など)が無いかわり、若干地味と言えば地味になるし、多少のマンネリ化はしますけど ただ、気になるほどじゃなく、キャラの閃き、又は戦術等で上手くカバーしてます(此処も本当、上手くやるなあと思うんですよ、そうすることで、キャラの成長も同時に描写できるし) 幾重にも張り巡らせた伏線も、この漫画の魅力だと思います、また回収の仕方もGOOD(そしてここ数巻で一気に詰めてきましたね、クライマックス感有りです) ただ、月刊なのでどうしてもこっち(読者)がダレて来ますね(笑) 新刊が出る度に読み返すのがめんどくさかいです(笑) しかし、画力もかなりのものですし、ストーリーも壮大かつ秀逸、設定も綿密に練られたもの、何より、錬金術という、他の漫画とは一風違った素晴らしい素材がこの漫画を上手く引き立てていると思います 一言で言い表したら、非常に出来が良い漫画、でしょうか 評価はまだ完結してないので、今のところは「とても良い」で もっと読む「【良い点】・錬金術、等価交換という発想・生命というテーマ・予測できないストーリー展開・魅力あるキャラ...」 by ハガレン最高 次のページを読む この評価板に投稿する |
| 総合 評価/統計/情報 | 簡単投票 | ファン掲示板 | ブログ | 商品 (本/漫画) | 画像/壁紙 |
|---|