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グミ・チョコレート・パイン(漫画)


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英語タイトル: GUMMI CHOCOLATE PINE
注意: これは漫画版。その他メディアのページ
小説:グミ・チョコレート・パイン
総合
評価板(投稿)
自由形式掲示板日記
2008/05/21
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(本/漫画)
直近発売の本/漫画: 2007/10 ()グミ・チョコレート・パイン 3 (3) (講談社漫画文庫 さ 10-3) \861
本/漫画(7件)
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文庫:グミ・チョコレート・パイン 3 (3) (講談社漫画文庫 さ 10-3)

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文庫:グミ・チョコレート・パイン 2 (2) (講談社漫画文庫 さ 10-2)
参考:\840
2007/09/12
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259718
文庫:グミ・チョコレート・パイン 1 (1) (講談社漫画文庫 さ 10-1)
参考:\819
2007/08
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コミック:グミ・チョコレート・パイン 3 (3) (月刊マガジンコミックスDX)

参考:\550
2003/04/17
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1.80年代的青春マンガ。

コミック:グミ・チョコレート・パイン 4 (4)

参考:\550
2004/01/16
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1.大槻ゲンヂの自伝的コミック第四弾!

コミック:グミ・チョコレート・パイン 5 (5) (月刊マガジンコミックスDX)

参考:\550
2004/11/17
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コミック:グミ・チョコレート・パイン 6 (6) (月刊マガジンコミックスDX)

参考:\550
2005/11/17
()

1.よく漫画として完結できたなぁと
原作:大槻ケンヂ
作画:佐佐木勝彦 清水沢亮
掲載:月刊少年マガジン増刊GREAT
出版:講談社

単行本:全6巻
連載開始日:2000(日本) 連載終了日:2005(日本)
最終変更日:2006/08/08 14:18:37 / 最終変更者:羽幌炭鉱 / 提案者:羽幌炭鉱 (更新履歴)
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2008/04/27 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by HUNGRY SPIDER 評価履歴[良い:173(41%) 普通:69(16%) 悪い:182(43%)] / プロバイダー: 14019 ホスト:14318 ブラウザー: 7395
大槻ケンヂ氏原作の同名小説の漫画版。なお、本作の執筆当時は原作小説(3部作)のラストにあたる「パイン編」が発表されていなかった為、前半部分こそ凡そ原作に忠実だが、後半部分の展開は完全な漫画版オリジナルとなっている。但し、作品の根底に流れるテーマおよびスタンスは原作のそれと変わらない。
以下、小説版と漫画版を比較した上で、自分が気付いたポイント(と思しき要素)を幾つか書き出してみたい。

「グミチョコ」を語る上で外せないのは「バンド」だが、このポイントに関しては、本作と小説版ではかなり位置づけ自体が異なる。バンド名が違ってることなどは大した問題ではない(笑)。
それはともかく…原作に於けるバンドの役割は、賢三以外の仲間にのみ居場所を与え、彼らのみをバンド活動の面で前進させることで、賢三を只管に打ちのめすことだった。最終的には、彼も一員として迎え入れられるが、実際に見られた彼の成長は、あくまで「膝を抱えてた少年が立ち上がった」程度であり、「一歩を踏み出した」とまでは言えない。
一方、本作に於けるバンドの役割は、賢三の成長の要因となるという、より単純なことだ。こちらの賢三は、ヴォーカルというポジションを与えられるし、即興作詞してしまうし(この詞が筋少の有名な某曲のパロディなんだけど、それが出るまでの伏線の張り方が上手いのよね)、ステージで大活躍してしまう。その上、ラストとなる本作オリジナルの単独ライヴで、緊張したメンバーに発破をかけるのは、バンドを通して成長した賢三なのだ(ちなみに、回を重ねる毎に賢三がハンサムになっていくと感じるのは気のせいだろうか、それとも精神的に大きくなることで表情が明るくなったと捉えるべきだろうか)。
評価に際しては、両者のうち、どちらがより良いかということだが…自分の考えとしては、深遠さで言うなら原作に軍配が上がる。「俺はダメだ」という意識を多方面から向けさせることで、よりリアリティを増すし、何より深いところに叩き落すことで、作品に於ける前向きなメッセージが眩しく感じられ、闇からの脱却から来るカタルシスも強化されるからだ。また、原作では「ライヴは一度きり」とすることで、バンドの価値を高めてもいる。正直な話、自分はこちらの方が好み。
だが、本作がダメなのかと言えば、そうでもない。寧ろ合格点には十分過ぎる。何故なら、わかりやすいからだ(笑)。いやいや冗談ごとではなく、本作の「ダメ少年が葛藤を繰り返しながら自信を育む青春物語」という側面を、原作以上に鮮明に、かつ強く引き出していることには、確かに価値がある。原作と異なり、ライヴを繰り返すことも、わかりやすさに拍車をかける。こういう描き方をすれば「深み」は減ってしまうが、代わりに「後味の良さ」が齎される。口当たりをマイルドにしているとも考えられるわけだ。好みや優劣の問題を別にしても、只でさえ個性的すぎる「グミチョコ」の間口を広める、という意味で、本作オリジナルの描き方も、「あり」だと自分には思える。

「グミチョコ」でもう一つの最重要項目と言えば、美少女・山口美甘子だが、彼女についても扱いが大いに異なる。
原作に於ける美甘子は、天賦の才をどこまでも発揮し、男どもを無意識のうちに踏み台として果てなく飛んでいく「超越者」だった(ちなみに原作者は女性恐怖の念を彼女に込めたと対談にて答えているが…なるほど)が、本作では己の選択や才能に対する葛藤を常に抱き続ける、非凡ながらも等身大の女の子として描かれている。
この点に関しても、深遠さでは原作が上、わかりやすさでは本作が上、という図式が成立するから面白い(笑)。
美甘子を超越させることで、賢三の悲哀や、見苦しい足掻きをより人間臭く感じさせ、他者と比べてダメだと悩んでる野朗共の心理およびガンバリを浮き彫りにする、というのが原作のスタンスである一方、本作では、見えないところでお互いが共に悩み、共に成長していくという方針を採っているわけだが、こちらも自分は原作の方が好み(苦笑)。
ただ、これは本作の方で、少し不満を感じられたことが理由だ。
原作の場合、両者は別次元の人間になってしまっていたので、あの寂しい終わり方こそ相応しいと思えたわけだが、本作に於ける賢三は、曲がりなりにもインディーズで活躍している。即ち、ジャンルこそ全く違えど、賢三も美甘子と同じ「芸能界」というフィールドで居場所を模索しているという意味で、両者は対等の関係にある以上、少しくらい二人の軌跡が交錯してほしかったという想いはどうも払拭できず(これは我儘かな?)。まぁ、本作のやり方も、決して悪いものではないのだが…

他に気になった点を幾つか。

・おバカな少年たちに対し、書き手がツッコミを入れるという独特のギャグ
本作にも継承されているが、これは流石に、登場人物に表情を与え、挙動を画で表現する漫画という形態を上手く活用したものだと思えた。また、「グミチョコ」には頻繁に男の子のヒメゴト(笑)が取り沙汰されてるけど、本作にもそれが受け継がれている。但し、本作に於ける表現は、原作のように生々しいものではなく、寧ろギャグとして位置づけられたものだ。原作の毒っ気を期待すると、物足りなく感じられてしまうが、これも見易さを醸し出していると考えれば、悪いものではないだろう。

・オリジナルキャラ
原作で鍵を握ったじーさんが出てこない代わりに、バンドメンバーとして音楽マニアの小田信一郎が登場する。まぁ、原作のノイズバンドCMNRとは異なり、本作のバンドは正統な(?)ロックバンドなので、山之上がヴォーカルでない(原作ではそうだった)以上、新たにキャラを作る必要性はどうしても生じてくるのだが…小田くん、精神遅滞者みたいな位置づけで、描かれ方もギャグ描写そのもの…コミカルさを高めてたのはわかるが、ここまで極端でいいのか、と少々疑問。一方、じーさん不在に関しては…まぁ、確かに寂しくはあるが、これは「自分たちで大事なことに気付いていく」ことを意図して描かれた結果だと思えば、納得できなくもない。

・賢三の躁鬱が波打つ回数が減ってる
個人的にはいただけないのだが、これは小説に比べて頁に詰め込める情報量が限定される「漫画」という形態の性質も関係しているのだろうし、何より鬱の心理的原因は、原作で「劣等感から来る自己嫌悪」に一貫されている上、その直接要因が、原作の本筋でも語られた、山之上や美甘子に完敗した(と、賢三は自己完結させてしまった)ことである為、妥協に抵抗を感じる不快感は催されなかった。

自分は、小説版「グミチョコ」に惚れ込んでる所為か、本作には多少の不満を感じることもあったが、原作の面白さを独自の手法で抽出し、生粋の青春作品に仕上げたことは、素直に賞賛したい。満足度は、かなり高いものだ。
以上の理由と感想から、自分の本作に対する評価は「とても良い」とさせていただきたい。
2006/11/24 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by ディルfan 評価履歴[良い:32(53%) 普通:5(8%) 悪い:23(38%)] / プロバイダー: 843 ホスト:880 ブラウザー: 3646
原作に忠実でありながら、
かなり明るいムードに変えている点が、
万人受けしそうな雰囲気です。
評価投稿 / 作品DB目次
注意: これは漫画版。その他メディアのページ
小説:グミ・チョコレート・パイン

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