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藤子・F・不二雄 異色短編集(漫画)


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読み仮名: ふじこえふふじおいしょくたんぺんしゅう / 英語タイトル: Fujio F Fujiko-Unique Collection Of Short Stories
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(本/漫画)

直近発売の本/漫画: 1995/07 ()ミノタウロスの皿 (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉) \590
本/漫画(10件)
売上/新着
4145
文庫:ミノタウロスの皿 (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉)

参考:\590
1995/07
()

1.どの話もおぞましい
4554
文庫:箱舟はいっぱい (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉)

参考:\590
1995/07
()

1.わが愛しの藤子作品  その2
4993
文庫:気楽に殺ろうよ (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉)

参考:\590
1995/07
()

1.お勧めです!
78782
文庫:パラレル同窓会 (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉)

参考:\590
1995/07
()

1.大人の世界の(あんなこといいな、できたらいいな)
648447
単行本:異色短編集 (3) (小学館叢書)

参考:\1,223
1989/11
()

1.良質短編です。
692153
単行本:異色短編集 (1) (小学館叢書)

参考:\1,223
1989/09
()

1.異色短編集
699646
単行本:異色短編集 (2) (小学館叢書)

参考:\1,223
1989/10
()
806134
単行本:藤子・F・不二雄のSukoshi(すこし) Fushigi(ふしぎ)もの語り―少年SF短編集・異色短編集より
参考:\1,223
1989/12
()

コミック:藤子・F・不二雄異色短編集 【コミックセット】

コミック:藤子・F・不二雄異色短編集 (文庫版) 【コミックセット】
著者:藤子・F・不二雄
出版社:小学館
最終変更日:2004/07/30 01:47:28 / 最終変更者:もろっち (更新履歴)
評価統計(1日1回定時に更新)
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2008/01/20 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by エディ 評価履歴[良い:179(57%) 普通:16(5%) 悪い:119(38%)] / プロバイダー: 13471 ホスト:13285 ブラウザー: 5234
「ドラえもん」とはまた違った切り口で調理された短編集だ。

代表作である「ドラえもん」が日常の何気ない世界にちょっと不思議ぐらいの
SF要素がリンクされた作品だとするのならば、こちらは日常に潜みつつある恐怖や
奇怪で不可思議な事件の数々を描く作品だ。
「ドラえもん」の様な不思議な道具も登場するが、その使い方も
実に陰のある物が多いのが特徴だ。
劇画調のお化けのQ太郎も作者の自己パロディとしても随分と笑わせてもらった。

・ タイムマシンを巡る事件
「ドラえもん」ではどの時代でも自由に行き来できる夢のアイテムとして描かれていたタイムマシン。
しかし、この短編集で描かれるタイムマシンの姿はそれとは大きく異なるようだ。
タイムマシンが実在しない理由は科学的根拠のみではないという発想もさることながら
「自分会議」は過去にしか行けないタイムマシンのせいで
時価三億円の山林を巡って、未来から来た自分が争う様が描かれ、
正に未来の自分と過去の自分以外は別人だという事を体現してくれた面白い話だ。
この話をある作家が丸ごとパクッた時には憤りしか感じませんでしたが・・・

・ 世界崩壊
この短編集では形は違えど、何度も世界が破壊される過程が描かれている。
魂そのものが悪い星を背負っていた男がその死後、地球最後の人類として生まれ変わるという皮肉なラストから、
「箱舟はいっぱい」や「カンビュセスの籤」の様に
滅亡した世界にあっても尚も生きる事を諦めない人々の姿は
どんなに酷い事が起きても希望だけを信じたいという作者の気持ちが込められている。
「間引き」もある意味では世界の滅亡に通じるものがあるのかも知れない。

・ 歪んだヒーロー像
「ウルトラ・スーパー・デラックスマン」や「わがこ・スーパーマン」みたいな
超人的な力を秘めたヒーローが登場する話でも
カッコ良いだけのヒーロー像ではなく、力に溺れて、自分が悪と見なした存在を
どんなに痛めつけても、良心の痛みを覚えない無慈悲な化け物として描写されている。
前者は自分が無力だった分、力を手にしてから好き放題に暴れ回り、
社会悪のみならず、自分が悪と信じたものを盲目的に破壊する上に人間としても
だらしない態度をとる男として描かれている。そして、屈強だった故に
自身の体に巣くった癌細胞に敵わなかったという皮肉で無情な最後を遂げる・・・
後者は善悪の判断がつかない子供故に場合によっては破壊を行う事さえ厭わない。
彼のその後は明かされてはいないが、どちらにせよ
物事の分別がつかないままであってもなくても人間の世界と対立するのは
時間の問題だろう。
「ドクター・スランプ」のスッパマンが極端になればこうなるのだろう・・・

・ 恐怖
さり気無い日常を過ごしている小説家が自分の知らない所でいつ妻に謀殺されるか
知れない恐怖が読者に手に取るように伝わる話から
異質な一人の男の為に振り回され、知らず知らずの内に団結していく
宇宙飛行士のチームなど、実に興味深いものが揃えられている。
「やすらぎの館」もエリートコースを直向に歩いていた男が
徐々に洗脳されていく様が実に生々しい。
「ガリバー旅行記」の最後にあったヤフーという人間とよく似た家畜の物語が
ベースとなっている「ミノタウロスの皿」も牛が人間を家畜として扱う
特異な世界観で織り成される物語であるが、
人間から見た愛玩動物や家畜の姿を見せられている様に思えて
気持ち悪さの様なものを感じてしまった。

・ 結論
他にも「ドラえもん」に通じる部分がある不思議なカメラを売りさばく男の話や
タイムパラドックスや世界の滅亡を巡る疑問など
実に幅広く話が作られている。
パロディから、ギャグ漫画、大人向けのブラック・ユーモア、
漫画としての藤子・F・不二雄さんの才能が伺える。
2007/10/04 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by ジョルロー 評価履歴[良い:7(50%) 普通:0(0%) 悪い:7(50%)] / プロバイダー: 6907 ホスト:6768 ブラウザー: 5234
定年退食。
これは今,現在問題になってる高齢化あつかっている話。
これを書いたのが70年代というのがまたすごいです。

ヒョンヒョロやわが子スーパーマン,自分会議は絵こそドラえもんみたいな、とぼけた絵ですが内容はダークです。
とにかくレベルや完成度が、他の短編集とケタ違い。
2007/05/27 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by タカオナッツ 評価履歴[良い:5(71%) 普通:2(29%) 悪い:0(0%)] / プロバイダー: 32756 ホスト:32766 ブラウザー: 3023(携帯)
生前のF先生は常々こうおっしゃってました「自分の描くSFとは、S(すこし)F(不思議)な作品だ」と。初めてこのセリフを聞いた時は、その意味が解りませんでしたが、今作を読んで初めて解りました。

この短編集は、「空想」であるのと同時に「リアル」な世にも不思議系な物語がほとんどです。

「空想」の部分は、実にどの物語も斬新な、切り口と発想力があふれていて、まさに魅力的。
息子がスーパーマンになったり、不思議なウサギの異世界人がやってくるコメディーだったりと多種多様です。

しかし、その多種多様な「空想」の分なだけの「リアル」があるのも、F先生の世界。
上にあげた、スーパーマンの子供は、まだ幼く善悪の判断があいまいなため、テレビの中に出て来た悪役怪人の役者を殺し、力を持つ自分が正義だと疑わないため、歯向かう父をも殺そうとします。しかも父が息子の正体を知ってる分、デスノートの「キラ」よりある意味、恐ろしい存在です。
異世界人の可愛いウサギとは、最初はなごやに交渉が進むが、やはり価値観や、科学技術の発達の違いにより、交渉決裂。そして、全人類がその異世界人により、誘拐されてしまう。

二つの物語はどちらもオチなしです。子供のその後の人生とか、連れさらわれた人達がどうなったかは、描かれていません。
だからこそ、読み終わっての恐怖心は増大してしまいます。

もちろん上の二つのような作品と違い、ハッピーエンドの作品も沢山ありますが、たいていの物語は何処かのシーンで一度は恐怖心が煽られます。それは、「空想とリアルな世界」の住人たちの模写が実に人間的でいてかつ身近に描かれていて、「もし自分がこの人だったら…」という恐怖が直にくるからでしょう。

こういう、世にも不思議系作品は、傑作揃いです。おすすめのタイトルは「自分会議」とか「どことなくなんとなく」など…。あげたらきりがないです。

完全に「空想」な世界の物語も出て来ます。でも、「少し」どころか「かなり」不思議な作品がほとんどで自分にはあまり魅力的なタイトルは、ありませんでした


逆に作品数が少ないながらも完全に「リアル」な作品はほとんどに嫌なオチがあるぶん、世にも不思議系を通りこす恐怖が味わえます。おすすめタイトルは「ある日」と「大予言」の二つです。

一度読んだら「少し不思議」なFワールドに巻き込まれる人は多いと思います。
2005/07/19 良いと思う立場からのコメント [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 蔦屋 評価履歴[良い:122(95%) 普通:7(5%) 悪い:0(0%)] / プロバイダー: 6921 ホスト:6844 ブラウザー: 3875
異色短編集「気楽に殺ろうよ」に収録されている「サンプルAとB」、これって「ロミオとジュリエット」をもとにしたお話なんでしょうか。(男が服毒自殺の後、女が蘇生して短剣で自殺・・・ってのはもろにロミオとジュリエットじゃないか、と。)
あと、どうもこれらの短編集には、藤子先生の個人的な科学への興味のみならず、心情、本音の吐露みたいなものが含まれている気がする。ちょうど「高橋留美子劇場」が高橋先生がその作品を描いたときの心情吐露であるのと同じように。
特に「定年退食」(1973年)とかは漫画家として世代交代・自分の役目が終わりつつあることを題材にしているような気が。(ジャンプ漫画の隆盛時期とかと比較してみると面白いのかもしれません。この時期は漫画で何が一番流行していたか、ご存じの方いらっしゃいませんか?)

駄文失礼しました。
2004/11/20 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by スロ 評価履歴[良い:208(82%) 普通:28(11%) 悪い:17(7%)] / プロバイダー: 2200 ホスト:2013 ブラウザー: 3874
絵こそドラえもんのそれだけど、中身は大人こそが楽しめるお話ばかり。
面白い話が粒揃い・・・ではなく本当に名作揃いで、ただただ驚くほかはない。
各作品の発表年数にもビックリ。これらの多彩なアイデアのお話が、ほぼ1970年代に作られていたとは。
20年以上前の作品とは到底思えず。名作は時を経ても名作なのだなぁと痛感。
気兼ねなく「最高」の評価をつけさせていただきます。

「一千年後の再会」「サンプルAとB」「あのバカは荒野を目指す」「並平家の一日」辺りが個人的なツボですねー。
2004/11/15 良いと思う立場からのコメント [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by KYO 評価履歴[良い:155(88%) 普通:13(7%) 悪い:9(5%)] / プロバイダー: 51803 ホスト:51824 ブラウザー: 5237
>素空さん
私もあの劇画オバQ知ってました。
最後に正ちゃんは脱サラの決意をしたけど・・・・・・。
って終わり方でしたね。
トリビアじゃ邪魔者扱いされて帰るって感じの終わり方でしたし。
しかも91へぇ〜で1位・・・・・・。投稿すれば良かったかもと思いますね。
2004/10/13 良いと思う立場からのコメント [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 猫玉 評価履歴[良い:495(71%) 普通:141(20%) 悪い:60(9%)] / プロバイダー: 4969 ホスト:4844 ブラウザー: 3646
F先生が亡くなった頃、割とマニア系マスコミで良く見られた意見が
SF短編のような世界に誇れる素晴らしい作品を残している作家がド
ラえもんの作者というイメージだけで語られるのが悲しいというもの
で、それ自体は解らなくもないがどうも語り手の思考にドラえもんが
SF短編より劣った作品であるかのような感じを持って要ることが見
えてその点は非常に不満だった。
確かにSF短編は素晴らしいけれど、優れたSF作家は他にもいるけ
れど、SFや古典落語やパロディなどを児童漫画としてまとめあげた
ドラえもんを描けたのは彼意外にいないのではないかと。
一つの功績を称える為にもう一つの功績を劣った物とみるのはどうか
と思うんですよ。
2004/10/12 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by sephiroth 評価履歴[良い:25(71%) 普通:3(9%) 悪い:7(20%)] / プロバイダー: 45866 ホスト:45945 ブラウザー: 3650
小さい頃読んでとても怖かった記憶があります。いや怖いと言うより何か不思議な感覚に陥りました。一般的に知られているドラえもんやパーマンなどとは全く違う作風。面白いんだけど、怖い。これらの作品について考えれば考えるほど不思議な感覚に陥りました。今思うとこれはこれらの作品の深さによるものだったんだと思います。とにかく面白い(あまり小さい子供にはお勧めできませんけどね)

ちなみにスーパーデラックスマンはテレビで見たこともあります。
2004/08/15 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by まりん 評価履歴[良い:356(55%) 普通:106(16%) 悪い:190(29%)] / プロバイダー: 30606 ホスト:30421 ブラウザー: 3845
ストーリーの完成度が高すぎる。バラエティーも豊富で一括して語れない。
さすがに後期の作品になると衰えが目立つが、初期の作品群は見事というしかない。
「カンビュセスの籤」「ミノタウロスの皿」あたりがお気に入り。

大人向きも子供向きも描ける藤子Fさんの力量にただただ頭が下がります。
2004/07/31 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 猫玉 評価履歴[良い:495(71%) 普通:141(20%) 悪い:60(9%)] / プロバイダー: 4969 ホスト:4881 ブラウザー: 3646
F先生の片腕がドラえもんならもう片腕はSF短編でしょうか。
個人的には短編一本ごとの評価欄の方が・・という気もしますが・・、
短編の扱いはどうなんでしょう?
(他の作家の読みきりの短編を単独で申請しようとおもっていたの
で・・)
無敵のスーパーウルトラデラックスマンがスーパーウルトラデラック
スガン細胞に冒されて死ぬとか、悪魔と契約したら細胞の一つが死ぬ
まで・・という契約にした結果、ドナー登録してるから移植されたらそ
の人の細胞が移植された人の細胞と置き換わって、その瞬間がいつだ
かわからないから無効とか、本当にひねった結末がなんともいえない
ですね。

しかし、ミノタウロスの皿の宇宙飛行士は成人した21エモンなんで
しょうか?
2004/07/30 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 阿部怪異 評価履歴[良い:76(67%) 普通:13(12%) 悪い:24(21%)] / プロバイダー: 5923 ホスト:5812 ブラウザー: 4960
こっちが藤子F不二雄の本領でしょう。読んだらそう思えてきます。
異色短編集だったりブラックユーモア短編集だったりSF短編集だったり、色々組み合わせの違うものがありますが、ドラえもんくらいしか知らない人が読んだらあっけにとられるであろう展開の数々。あの画風ながらあっさり人が死にます。人類が簡単に絶滅します。小池さん(似)が人を殺しまくります。オバQのその後が劇画で語られます。
内容はピンありキリありですが、強烈なものがかなり強烈で良いです。「絶滅の島」「ウルトラスーパーデラックスマン」「流血鬼」「ミノタウロスの皿」「ある日…」等、おすすめ多数。
2004/07/30 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿/]
by 蔦屋 評価履歴[良い:122(95%) 普通:7(5%) 悪い:0(0%)] / プロバイダー: 3463 ホスト:3553 ブラウザー: 3874
初めて読んだのが「ミノタウロスの皿」。
<大まかな内容>
未踏査領域の宇宙空間で遭難した宇宙飛行士が、幸いにも地球型の惑星に不時着する。その星は牛型人類が支配者、ヒト型人類が家畜という惑星で・・・

藤子先生のブラックユーモアあふれる怪奇SF集。
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