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[漫画]ドラゴンボール(DRAGON BALL): 推薦を受けた評価(感想/レビュー)


Dragon Ball
注意: これは漫画版。その他メディアのページ: アニメ:ドラゴンボール (無印) / ゲーム:ドラゴンボール - 大魔王復活 - / 特撮/人形劇:ドラゴンボール
漫画総合点=平均点x評価数3位/5,641作品中(総合553/偏差値196.09) 2位<= =>4位
漫画平均点(評価10個以上限)305位/1,062作品中(平均1.46=良い/379評価) 304位<= =>306位
1984年漫画総合点1位/70作品中 =>2位

直近発売の本/漫画 2011/08/05 ():DRAGON BALL Z SPECIAL SELECTIO... 1,000
本/漫画(168)
売上/新着
Bray/DVD(120)
売上/新着
VHS(16)
売上/新着
音楽(3)
売上/新着
ゲーム(5)
売上/新着
玩具(477)
売上/新着
1831
DVD-ROM:DRAGON BALL Z SPECIAL SELECTIO...

1,000
2011/08/05
()
59934
ペーパーバック:鳥山明 THE WORLD (Jump comics deluxe)

1,550
1990/01/10
()
67832
ハードカバー:鳥山明 THE WORLD SPECIAL (愛蔵版コミックス)

3,570
1990/09/19
()
83860
ハードカバー:DRAGON BALL大全集―鳥山明ワールド (7)

1,835
1996/02
()
143711
ハードカバー:DRAGON BALL大全集―鳥山明ワールド (4)

1,529
1995/10
()
8299
DRAGON BALL DVD BOX DRAGON BOX GT編

52,500
2005/06/15
()
13749
ビデオ:ドラゴンボールZ~龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる~ [VHS]

10,185
1996/01/21
()
17158
CD:ドラゴンボールZ ベスト ソング コレクション “LEGEND OF DRAGO...

3,150
2006/02/22
()
3857
Video Game:ドラゴンボールZ Sparking! NEO

500
2007/01/01
()
8213
おもちゃ&ホビー:ドラゴンボールZ 木製ごほうびスタンプ SDH-040

2,520
2008/08/24
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評価統計
評価平均良い(1.46 pnt)
評価総合点553.34
漫画順位(平均点)305位(1,062作品中)
漫画順位(総合点)3位(5,641作品中)
偏差値(総合点)196.09
最高の中の最高7

人数157784637241720
割合41.4%20.6%12.1%9.8%6.3%4.5%5.3%
加算分布41.4%62%74.1%83.9%90.2%94.7%100%
分布要約74.1%9.8%16.1%
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簡単投票
簡単投票の分布
画力2.03(とても良い)39
キャラ・設定1.95(とても良い)39
ストーリー1.56(とても良い)39
面白い85%33人/39人中
格好良い64%25人/39人中
熱血59%23人/39人中
楽しい59%23人/39人中
友情56%22人/39人中
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作品紹介(あらすじ)

山奥で1人暮らしていた少年、孫悟空の前に突然ブルマという女の子が現れた。
ブルマは7個揃えると願いが叶うというドラゴンボールを求めてやってきたのだ。

悟空のじいちゃんが遺した玉がまさにそのドラゴンボールであったことから、二人の不思議な旅が始まった。

著者:鳥山明
出版社:集英社
単行本:全42巻(ジャンプコミックス)、全34巻(完全版)
日本 開始日:1984 週刊少年ジャンプ 1984年51号 / 終了日:1995 1995年25号
利用状況
日本344,451574379
海外7,37611
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7人の方がこの作品が漫画として最高だと投票しています。

(階位と権限/特典の関係の説明)
最終変更日:2010/09/13 / 最終変更者:管理人さん / その他更新者: 羽幌炭鉱 / 孔明 / ケイ素 / myu / 提案者:もろっち (更新履歴)
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評価限定
全評価好評価悪評価最高とても良い良い普通悪いとても悪い最悪
[推薦数:4] 2011/03/11 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:103(72%) 普通:12(8%) 悪い:28(20%)] / プロバイダ: 640 ホスト:531 ブラウザ: 4467
この作品は大好きですが、批判的な意見も納得できます。それ程に欠点が明確な作品です。

ドラゴンボールでどうせ復活するから緊張感が薄くなる…、引き延ばしの酷さ…、ファンから見ても頷けるものばかりです。しかし私としては、欠点が沢山ある「にも拘わらず面白い」事を評価したい。"何度も蘇るのに"緊張感があって、キャラが死んだらとても悲しくなるし怒りも湧いてくる…。欠点を指摘すればする程、にも拘わらず面白くしてしまう鳥山明という漫画家の凄さを思い知らされるのです。展開、演出のスリリングさには何度ドキドキさせられたことか。

まあ、この漫画のせいで、「生き物は死んでも生き返れると思い込んでしまう人もいた」という本作への批判も聞きますが、それは流石にどうかなと思います。もし本当にそんな馬鹿げた影響があったのだとしても、こんな大ヒットしたのだから読んでいる人そのものが多い訳で、読者の数に比例したというだけの単純で当たり前な事でしかないと思います。それは本作特有の現象でもなく、単に目につきやすいだけではないかと。もちろん、影響を受け易い子供が読むものだし、大ヒットしたからこそ配慮が必要というのも解りますが、度を過ぎた配慮(遠慮)は創作の幅を狭めてしまう気がします。それに何より、なぜこの漫画を読んだ多くの読者がドキドキできたかと言えば、命は軽くないとそれぞれがちゃんと理解していたからドキドキできたのではないでしょうか? 心配など要らないと思いますよ。

次に引き延ばしについてですが、度重なる引き延ばしは、作者の予定より段階的に作品が長く続く事になりました。この段階的というのがポイントで、作者は何度も最後のつもりで話を創るため、結果として出し惜しみせずにエンターテイメントを作り上げようとすることで、皮肉にも毎回がクライマックスと言える程の盛り上がりに繋がっています。
編集からは引き延ばしだけでなく、展開やキャラ設定に関しても多くの無茶な要求があったと聞きますが、細かい不満点・疑問点は感じさせても、鳥山明という漫画家は"結局"面白く仕立てて盛り上がりに繋げてしまうのだから本当に凄いとしか言いようがないです。しかも毎週あのクオリティーの作画なのには、ただただ感服します。

インフレについては、確かにフリーザで既に星を一撃で破壊し、宇宙を支配できる力の持ち主なのに、引き延ばしの弊害でどんどん天井知らずに強くなっていきます。想像を絶し、気が遠くなる程です。でも、この「気が遠くなる」というのは個人的には嫌いじゃないんですよねぇ(笑)。宇宙の途方も無い広大さだとか太陽よりも大きい星が沢山あるとか、そういうスケール感は男の夢です。そんな夢で頭の中は空想でいっぱいになっていました。途方もない「強さ」を通して、世界ってデカいなぁと悟空と一緒にワクワクしながら教わっていた気がします。
そうは言っても、一般的には無視できない大きな欠点かもしれません。ですが、上述した様に、毎回クライマックスと言える程の盛り上がりがある故、インフレは仕方ない面もあると思います。
ただ、惜しいのはフリーザ以降は特にですが、強くなっているハズなのに戦闘描写の変化が乏しい事ですね。迫力はあるのですが、「あいつはフリーザより強い」などの具体的な説明が無い場合や、そこまでの流れを見ずに戦闘だけを見た場合、恐らく視覚的には強さに差があまり感じられないと思います。


ギャグ漫画のノリが色濃く残っていた初期も面白いです。ドラゴンボールが便利アイテムではなく、アラビアンナイトに通じる夢と希望が詰まった魅惑的な宝物でした。悟空の無知と絡ませるなどのギャグも秀逸で、テンポを損ねません。シリアスを喰わないというか、初期は獣人が当たり前の様に存在したり、中華風ともアラビア風とも言える鳥山ワールドの雰囲気は、様々な空気がうまく馴染む懐の深さがありました。

元々はギャグ漫画というのは、その後、凶悪な敵が登場する様になっても独特の良さを発揮してくれます。ハッキリとしたギャグ描写があるというよりも、台詞の端々に茶目っ気・ユーモアを感じさせ、それがピッコロ大魔王やフリーザといった悪役達に狂気、魅力を与えていました。そして、その絶妙な軽さはブウ編にも活かされています。
その台詞のセンスは悪役のものに限らず本当に素晴らしかった。たった一言二言の短いものでも、その場の雰囲気をガラリと変えたり、コマに釘付けにさせる程のインパクトがある。

技も魅力的です。正直言って元気玉や界王拳、太陽拳などの極一部の技を除くと、単純に威力に違いがあるらしいだけで他にはポーズくらいしか違いはありません。だが何と言っても、このポーズが実に良くて、かめはめ波、ファイナルフラッシュ、ヘルズフラッシュなどなど…、撃つ瞬間だけではない、一連の流れが全て翌日学校で真似してみせたくなる程カッコいいのだ(アニメにしても映える訳だ)。極めつけは元気玉のポーズ。シンプルだが技の効果と素晴らしく合っている。

キャラの表情も良かったですね。特にベジータの焦った時やビビった時の(笑)。ベジータは事態を悪化させる事が多かったですが、それは作品としては見事なまでの盛り上がりになっていて、ブウ編での成長といい、様々な表情で本当に色々と楽しませてくれました。


ドラゴンボール以外にも、ホイポイカプセル、仙豆、スカウター、惑星戦士の戦闘服とか憧れてしまうカッコいいデザインのものや便利なものが溢れている。根本的には夢の詰まった作品というのは最後まで変わってないと思います。

【総合評価】
「最高!」とします。ワクワク、ドキドキ、ハラハラ、とにかく心臓を高鳴らせてくれる作品でした(あまりに多くの面白さがあったので、投票の「感じたこと」ではルール違反になるのではないかと心配になるほど多くの項目にチェックを入れてしまいました)。子供の頃に出会えて良かった。大人になってからだったら、もっと批判的な目で見てしまったかもしれません。
[共感]
2011/03/11 夢と希望に満ちていた子供時代だからこそ夢中になれたのかも知れませんね。 by ctu19811201

[推薦数:2] 2011/01/08 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:29(78%) 普通:3(8%) 悪い:5(14%)] / プロバイダ: 2436 ホスト:2488 ブラウザ: 3644(携帯)
【良い点】
・マジュニア編まで
・ミスターサタン

【悪い点】
・サイヤ人編以降
・戦闘力のインフレ



悟空がまだ子供だった頃の話はとても好きです。

悟空が世間知らずで、ブルマを怒らせまくったり、亀仙人のギャグも面白いし、悟空が悟飯(じいちゃん)と戦って、再開した時、人造人間8号の話は、結構じんと来ました。



サイヤ人編以降は、段々と展開がワンパターン化し始め、ドラゴンボールが死んだ人を生き返らせるご都合アイテムになり、戦闘力のインフレで、一部のキャラクターが戦力外になって、空気化する。
等の現象が目立ってきて、感動する所も、笑う所も少なくなってきて段々つまらなくなってきました。


読むのを止めようかとも考えましたが、応援したいキャラクターがいましたので、最後まで読めました。
そのキャラクターこそ、ミスターサタンです。

彼はいたって普通の人間です。
特別な力を持ってるわけでもありません。
もはやもう収集のつかない強さを得てしまった主力キャラクターたちの中にこのキャラクターを持ってきて、魔人ブゥと心から和解したり、いざという時に大活躍したりと、目立たないものの、私の中では、一番輝いていました。

あと、弱いのにでしゃばろうとするあの馬鹿っぷりと、18号に金で釣られたり、本当に人間らしくて、最後まで応援したいキャラクターでした。


評価は、悪いにしたいところですが、サタンとマジュニア編までの展開を考え、【普通】で。

[推薦数:2] 2010/07/23 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:38(52%) 普通:19(26%) 悪い:16(22%)] / プロバイダ: 8545 ホスト:8650 ブラウザ: 7943
命の尊さが失われている・インフレや後付け設定が酷い、などなど、数々の短所を抱えている漫画ですが、この手の作品ってそういうことはあまり重要ではないのですよね。
とりあえず小学生くらいの子供が読んで疑問を感じない程度につじつまが合っていて、面白ければそれでいいのです。

この漫画はその点よく出来てるとは思うけど、お世辞にも高尚とは言えないし、深みもそれほどはない。ただ悟空が次々に襲ってくる強い敵と戦い続けるだけの単純な話です。
でも、その単純な話を10年以上の長きにわたって一定以上のクオリティを保ちながら描き続け、読者の興味を放さずにおくことのどれほど難しいことか。それは鳥山明ほどの天才だからこそ出来たことでしょう。
鳥山明氏は文句無しに天才だと思います。
画力・センス・話作り・10年以上連載し続ける体力気力、どれをとっても一級品。何よりこの絵柄のオリジナリティが凄い。こればっかりは唯一無二の誰にも真似することの出来ない個性だと思います。
深みはないが、娯楽作品としては凄くよく出来ている。

…が!
作品としての出来と、私がこの作品を好きかどうかの問題は全然別なんですけどね。
個人的には子供の頃は楽しく読んでいたけれど、大人になってからはどうにもモヤモヤ感が先に立って、好きか?と言われたら首をひねる作品。
ジャンプ漫画のテーマは「努力・友情・勝利」っていうけど、サイヤ人以外のキャラは後半ほとんど役に立って居ないし、結局最後まで純粋な地球人ではどんなに努力したところでサイヤ人には叶わないのかぁと切なくなりますね。
ヤムチャなんかもはや今では噛ませキャラの代名詞にもなってるし。もう少し地球人キャラにも花を持たせて欲しかったなぁ。

キャラクターは特にこれといって嫌いな奴も居ない代わりに、結構どのキャラにも少しずつイラっとする部分がある。
ピッコロと悟飯と未来版トランクスは比較的共感できたけれど、あとは皆強くなることしか頭に無い連中ばかりだったしなぁ…チチの例を見るまでもなく、女としてはそういう男とは結婚したくないですね。
[共感]
2010/10/21 死んでも生き返りまくる以上、生命の尊さ以前に冒険活劇としての緊張感が無くなるんですよね。どうせ又生き返るんだろ!!?ってwww ある意味キン肉マンや男塾以上に酷い作例でした、ドラゴンボール。 by ボンちゃん

[推薦数:2] 2009/03/31 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 30721 ホスト:30919 ブラウザ: 8090
【総合評価】

何よりもうまいのはバトルの展開
それまでの漫画にありがちだった敵がどんなに強くても
最後は主人公が友情パワー(精神的力)などによって絶対に勝つという
のが崩されあくまで物理的に力をあげないかぎり勝てない、
主人公でも勝てないものは勝てないというのを実感させてくれた。

またキャラクターに対して圧倒的に冷酷、ドライになれるところも
鳥山明のすごさ。今でこそヤムチャや天津飯はやられキャラとして
認識されているがサイヤ人編連載中は思いっきりレギュラーの仲間キャラである。それをあっさり殺してしまう。しかも結構みじめに。ここにバトルにおいてすさまじい緊張感がうまれる。このキャラは絶対にやられないだろう。みじめな負け方をしないだろうというのがないのだ。
なんというか作者による戦闘における味方ひいきがあまりないのだ。
どんなに人気があろうと作者がキャラを好きであろうと相手が強かったり
油断していればやられるものはやられる。そういうドライさを感じる。

他のたくさんの漫画では主人公の仲間であればどんなに弱くても
ご都合主義パワーアップでなんだかんだで戦いについていけてしまうが
鳥山は設定重視でどんなにクリリンがごくうの親友であり古くからの仲間であってもサイヤ人でないためついていけないものはついていけないのである。ありがちなバトル漫画ではクリリンがセルにダメージを少しは与えれる
だろうがドラゴンボールの戦いはあくまで強さにシビアである。
友情は友情、強さは強さと分けられているような。
しかしその作者のシビアさが他のバトル漫画とドラゴンボールをわけ
ドラゴンボールのバトルをここまで面白くしているのだと思う。

また世界観もすばらしい。あの世すら独特の鳥山ワールドで描いてしまうし
神様がなめっく星人とか感性が独特なのだろうと感じさせてくれる。

また言葉のセンスも抜群にうまい。日常のものをもじって
そのままかっこよく物語の中で使えてしまうセンス。トランクスやブルマなどを違和感なくキャラの名前として使えてしまう。
また野菜の名前をもじったのにかっこよく感じるサイヤ人ネーム。
そもそもサイヤという言葉。子供の頃裏の意味を知るまで普通に
サイヤというかっこいい言葉が存在するのかと思っていた。
ともかくこのどこかコミカルな名前のつけかたとバトルのシビアな展開が
絶妙なバランス感覚を保っている。

また作者の押し付けがましさがないのがいい。ここで感動しろ!とか
こういうテーマを感じて読め!というのがない。説教くささがない。
だからどんな思想の人でも広くうけいれられるのだと思う。
ドラゴンボールはいろいろな読み方ができる。バリバリのバトル漫画として
一喜一憂、エキサイティングして読むことももちろんできるし、
ある種ギャグ漫画として読むことができる。前半部分は冒険譚として読むことができるし、深く一人の人物の人生の物語として読んでもいい。ともかく作者に押し付けがましさがないので軽い気持ちで読もうと深く読もうと
好きなように読むことができる。これはたくさんの人に読んでもらううえですばらしいことだと思う。

そしてドラゴンボールのすごさは文化を超えているところだ。外国旅行する人ならわかるだろうがさまざまな国の本屋で見つけることができる。
西洋圏だけでなく、アジア、イスラム圏ですら人気がある。宗教、文化が
ぜんぜん違うあらゆる地域で受け入れられるというのは本当にすごいことである。それはやはりドラゴンボールの世界観が仏教的でもキリスト教的でも
イスラム教的でもなく、また日本的なようで西洋的なような鳥山独特の
世界観にあるだろう。

ドラゴンボールが日本でも世界でも長く人気があるのは決して
「運がよかった」とか「時代が良かった」とか「単純だから」
とかでは決してなくあくまでそのぶんの力量と魅力に富んだ作品だからであると思う。特に鳥山作者自身は絶対に自分の作品を「これはこういう
意味の作品なんです」と解説したりしないし、どちらかというと「たいしたことないですよ」という謙虚というかあっさりしているというか欲がないタイプなので非常に作品として一般的に過小評価されてしまっていることは残念なことであると思う。(よくしたり顔で「インフレ」とか「戦いばっかり」とか言うやつがいるが)しかし僕はバトル漫画史上に残る一つの名作であると思う。

画力がすばらしいのはもちろんあるがそれだけでは絶対にここまでの
人気はでないし、独特のストーリー運びや演出のうまさ、など作品としてすばらしい点がたくさんあるのだ。

[推薦数:2] 2009/02/08 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:173(66%) 普通:11(4%) 悪い:79(30%)] / プロバイダ: 26889 ホスト:26636 ブラウザ: 6342
私はアニメやゲームから入ったクチなので、原作世代ではない。
それでも、改めて見ても素直に「面白い」と感じる熱い漫画であることは疑いない。
当初の予定だったフリーザ編で終わっておけばよかった、という意見も私の周囲から出たことがあるが、
恐らくその時点で終わっていたら単なる「佳作」の域を超えられなかったろうと思う。
惰性気味でも長く続いたからこそ世代を超えて愛されたのだ。

キャラもピッコロやベジータ、クリリンなど魅力あるキャラクターでいっぱい。
敵役のフリーザなどはまさに恐怖の象徴であったし、
いい意味でもジャンプにおけるインフレ系バトル漫画の祖先、と言える。
弊害も大きいけど、それ以上にバトル漫画の地位を高めた功績は大きい。

しかし、単なる作品として見た場合、フリーザ以後の"おざなりな展開"の評価はやむを得ないことだろう。

評価は純粋に作品としての最初から最後までの面白さ、
それに加えて後世に与えた影響を考慮し「とても良い」とする。

[推薦数:2] 2004/11/05 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:129(27%) 普通:116(24%) 悪い:237(49%)] / プロバイダ: 8533 ホスト:8564 ブラウザ: 4184
ピラフ、桃白白、ピッコロ大魔王、ピッコロ(マジュニア)、ベジータ、フリーザ、セル、ブウ……。
物語を彩ったDBの名悪役達(その章のボスor核となる相手)は、それぞれ個性が確立していましたね。
ある者は徹頭徹尾コミカルな悪役として笑いを誘い、またある者は圧倒的な力で悟空達を叩きのめし緊張感を誘い、
そしてある者はさらなる強敵との共闘を経て成長を遂げ、多くの読者の感動を誘う……。
些細な共通点こそあれど、近頃の漫画家が描く外見と口調だけが違うだけで
中身はほとんど同じような悪役とはキャラクター性の確立という点で比較にもなりませんね。
物語途中で登場した中ボス達も魅力的な連中が多かったです。
しかし、その中でもラディッツは不遇なキャラでしたね……。
当時地球最強コンビの悟空とピッコロを余裕綽々で痛めつける圧倒的強さには驚愕しましたが、
実際はナッパに「弱虫ラディッツのバカ」と揶揄される程度の実力だったとは(苦笑)。
原作設定では彼の魂は記憶を消された後、別生命体への転生をしたと思われますが、
「一族の恥」呼ばわりした弟と甥っ子達の驚異的成長を見なくて済んだのはある意味幸運だったのかも……。
[共感]
2007/01/07 「ドラゴンボール」の魅力の一つでもあるアイデンティティが確立された悪役達に目が向けられています。最近ではこういった悪役が自由に活躍できる漫画が減ってしまったのが残念ですね。 by エディ

[推薦数:2] 2004/06/19 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:175(71%) 普通:40(16%) 悪い:32(13%)] / プロバイダ: 53102 ホスト:53249 ブラウザ: 4317
まぁ、よくいわれることではありますがこの漫画,終わろうと思えばどのタイミングでも一応終わることができたのですがそれを許さなかったのは他でもない読者であり集英社。
一応最後まで読んではいたのですが強い敵を倒すともっと強い敵が現れ、その次はもっと強い。そのエンドレスをインフレというけですがそれに対するアンチテーゼをジョジョの荒木飛呂彦が書いていました。確か44巻か45巻だったと思います。
初期の方が面白く読めたのも間違いないのですがセル戦が終わった直後の悟飯の学園生活もあれはあれで楽しめました・・・が・・・それも長くは続かず・・・界王神が天下一武道会に登場した時点でガッカリ・・・。せっかく平和的に(?)天下一武道会が展開すると思ったのに・・・。私的にはビビディたちとの戦いの合間のバトルロイヤルのほうが本編よりも面白かったです。優勝せずして優勝賞金の倍額をせしめる18号・・・。鬼!(笑)
強さのインフレが進むにつれてやがてバトル自体に魅力をあまり感じなくなり、むしろギャグや日常的描写の方に目が行くようになってしまったのも人造人間編以降だったと思います。
ちなみにお気に入りのキャラはミスターサタン。当時の私のお馬鹿な深読みについて少し書きます。セルゲーム開催時に名乗りをあげた偉大な挑戦者ミスターサタン。見るからに雑魚っぽい性格に風貌、亀仙人の反応・・・誰もが彼をかませ犬と思った中私はあえてセルにミスターサタンが圧勝する!そして私が新たな敵だ!と高らかに宣言する!などとあまりにも無謀な予想をしてしまいました・・・。ここでサタンが簡単にやられてしまうとそれこそありきたりな展開だと思ったので。しかし結果は・・・ダイナマイトキーック!に始まる怒涛の攻撃を繰り出すも次の瞬間には遠くに岩に吹っ飛ばされるミスターサタン・・・。変化球を期待した私が馬鹿でした・・・。まあ、その後もミスターサタンはドラゴンボールキャラ随一の凄まじい強運により数奇な運命を辿り、間接的に世界を救うことになります。セル戦のときは16号の首を投げて悟飯覚醒のきっかけを作り、ブウ戦では世界の人々の心をまとめることに成功!まさに影の功労者!
なまじあまりにも行き過ぎた力同士によるぶつかり合いは戦闘自体もおのずと無味乾燥なものにしてしまうためこういう「普通の」人たちに視線が行ってしまうのも私にとっては無理からぬことだったのかもしれません。

[推薦数:1] 2012/01/15 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:22(61%) 普通:0(0%) 悪い:14(39%)] / プロバイダ: 25351 ホスト:25408 ブラウザ: 4789
【良い点】
・画力がかなり高い
・どのキャラクターも魅力ある
・迫力ある戦闘シーン
・セル編までのストーリー

【悪い点】
・魔人ブウ編から大きく失速してしまったこと

【総合評価】
日本人なら誰もが知っている名作の一つ。
私も十数年前に古本屋で立ち読みしたのですが、
かなり面白かったので、全巻揃えました。
初期の冒険劇も面白かったのですが、
バトル化したピッコロ編から更に面白くなりました。
大半のジャンプ作品はバトル化した途端つまらなくなるのですが、
この漫画はその逆をいってますね。
そのバトルシーンもかなり力が入っており、緊迫感溢れていました。
画力の方も相当高く、作品の魅力を引き出すのに一役買っていました。
流石鳥山先生ですね。
そしてこの漫画の最大の魅力はキャラクターです。
初めは常識知らずの少年だった悟空ですが、
後に仲間思いの青年に成長していくところに共感持てました。
ベジータは嫌味ったらしい面もあったが、決して卑劣な性格ではなく、
自分の力で強くなっていき、悟空の良きライバルとして成り立ってましたね。
また、フリーザやセルをはじめとした悪役達も、威厳が強くて格好よかったです。
他にも魅力的なキャラが沢山いました。
というよりこの漫画に出てくるキャラクターは全員大好きです!
鳥山先生はキャラの魅力を引き出すのも非常に上手ですね。
しかし残念なことに魔人ブウ編から大きく勢いが落ちた感じがしました。
私的にはこの頃からパワーインフレが激しくなった気がしました。
魔人ブウはかなり手強かったですね…。
セル編までなら文句なしに「最高」でしたが…。
それでも今のジャンプ作品多数よりは遥かに面白いです。
私のとっては今でも時々読み返したくなる程好きな漫画の一つです。
よって評価は「とても良い」とします。
[共感]
2012/02/12 最後の方の失速は残念でしたが、悟空やベジータといった登場人物は皆良かったですよね! by KAMIKAZE

[推薦数:1] 2011/09/06 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1070(79%) 普通:84(6%) 悪い:202(15%)] / プロバイダ: 3384 ホスト:3299 ブラウザ: 6425
【良い点】
初期はドラゴンボールを巡る冒険物で本当に面白かった、ここで終わらせてしまったほうが良かったのかもしれない。

【悪い点】
レッドリボン編またはピッコロ大魔王編からただダラダラと戦闘を繰り返すだけの面白くも無いうすっぺらい内容にシフトし始めた、ジャンプ作品特有なのかは疑問だが、すぐに死んでもいくらでも生き返るのでキャラに対する愛情が湧かなくなってきた特に孫悟空は主役のためか優遇されすぎ。
ヤムチャの扱いがひどすぎる(2チャンネルで私に他する嫌がらせの書き込みを見つけましたが私は「トランクス」の存在を認めたくありませんあんな尻軽女と殺人鬼の合いの子なんてバケモノじゃないですか!まぁ、顔がよければ何でもいいという方のほうが多いようですので・・・・。)

【総合評価】
クロスハンターという作品のほうでも描きましたが面白さよりも儲けのほうを作者が取ったためか最後まで見ても感動も何も湧かず、初期のような「次はどうなるの!?」といったような楽しさは微塵もなくなってしまいました。
今、鳥山明が長期連載を持っているかというと・・・・・有りませんよね。

[推薦数:1] 2010/10/21 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:85(78%) 普通:11(10%) 悪い:13(12%)] / プロバイダ: 13611 ホスト:13538 ブラウザ: 11260
【良い点】
海賊版を含むと、一体全体どれ程世界中で読まれたのか何処の誰にも把握不可能な、今後もまず抜かれる事はないであろう世界一売れた漫画、なる一点につきる

【悪い点】
数の論理が必ずしも民主的ではない事実を体現した悪しきフィクションの雛形でもある

【総合評価】
連載中当時から、口さがないファン供曰く「スーパーサイヤ人辺りから急激につまらなくなったよな。 てか、なんでジャンプ漫画ってつまらなくなった所から売れ出すの? 作者が明らかに連載終了したがってるでしょ? 拝金主義の編集部も酷いけど今だ支持し続ける見識の無さ過ぎる読者供はもっと酷いでしょ? 鳥山明はWJ編集部に潰されたってよりは無責任な悪しきファン供に潰されたんでしょ?」。

鳥山明の漫画家としての最大の功績は、鳥山タッチなる猿でも真似の出来る簡単作画を発明した事でしょう・・・いえいえ、鳥山明なる漫画家は大天才なんですがその影響下にある有象無象・・・もとい、後続供がひたすら本家を意識せずして貶めてやがるんですわ、リアルタイムで。

一時代を築くに足る天才作家は良いも悪いもつまらぬ即物的かつ俗悪な亜流を多々生み出します。
それでも、本家としての存在感は薄れるはずは無いんですが、哀しいかな鳥山明はこのドラゴンボールなる一作で物理的に潰されましたねえ・・・以降読む価値のある作品なんて皆無だったもんさあ。

今日現在もWjを中心にひたすら無責任な消費者供に浪費されるだけの才気溢れる若手作家が多数おります。
無責任に褒めそやして例え一過性とは言え「その作品」を支持する以上、せめて一ファンとしてケツを持ってやるぐらいの気概が無いのかねえ・・・つくづくファンや後輩に恵まれなかったな鳥山明。
・・・・でも以前さ、我ながら「下世話な野郎だ」と思いつつも、風聞を元に鳥山明のこれまでの印税(版権商標含む)を計算してみたんだわ・・・・・・・凄いよ、軽く300億円超えてるんだぜマジに(爆
近い将来、鳥山明財団が発足するかも知れんなあああ・・・・・

[推薦数:1] 2010/10/20 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:228(59%) 普通:109(28%) 悪い:51(13%)] / プロバイダ: 844 ホスト:791 ブラウザ: 12138
【良い点】
1:画力。ディフォルメ気味のキャラのデザインセンス。戦闘シーンの迫力とも最高水準です。
2:前半(マジュニア編まで)の話の展開。冒険、バトル、ギャグ、ちょっとしたエロのバランスが良く、全体としても悟空という一人の少年の様々な冒険や戦いを通しての成長を上手く描いていました。要所で開催される「天下一武闘会」も悟空の成長の結果が分かる巧みな舞台設定でした。
3:悟空を始め、多くの魅力、特徴あるキャラクター。フリーザ、セル、魔神ブゥと、展開が単純化した後半もこの点は最期まで維持されていました。

【悪い点】
1:後半(サイヤ人編以降)の展開の単純化。更なる強敵の出現>修行などの対抗手段の模索>決戦という同じ展開を基本的に繰り返すことに成りました。原作者と編集者もこの点は問題視していたらしく、セル編終了後は一時期悟飯に主人公を変更、学園物色を取り入れた路線を目指そうとした時期もありましたが結局上手くいきませんでした。
2:1に伴いキャラクターの戦闘力のインフレ化が際限なく繰り返された点。それに伴い一部のキャラは後半に行くほど存在価値の維持が難しくなってしまいました。
3:1に伴いドラゴンボールが「死者復活」の道具になってしまい、また死者が復活できる手段が常備された為に、戦闘や作品全体の緊張感を削ぐことが在りました。

【総合評価】
連載開始以来10年以上に渡りヒットし続けた、連載された漫画誌ジャンプの文字通り象徴にして代名詞とでも言うべきバトル漫画。日本はおろか海外でも今なお多くのファンを生み出し続けている、日本を代表する創作物の一つと言っても過言ではないでしょう。

基本的には主人公と仲間達が、際限なく強大化していく敵と戦い続けるという内容ながら、驚異的な画力と卓越したギャグセンスを有する原作者の描き出す何処か愛嬌あるキャラクター達のお陰で、「暴力性」「暗さ」といった物が余り感じられない点も、ヒットしたポイントだと思います。

評価は、前半は「最高中の最高」ですが、悪い点で書いたように後半は「良い」程度なので、間を取って「とても良い」と致します。
[共感]
2012/01/15 仰る通り、画力とギャグとキャラクターに魅力があったからこそ幅広い層に読みやすい作風となったんだと思いますね。 by すわろう

[推薦数:1] 2010/09/13 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:537(86%) 普通:57(9%) 悪い:33(5%)] / プロバイダ: 48901 ホスト:48798 ブラウザ: 3876
とにかく気持ちが盛り上がる作品。バトルへの持っていきかた、バトル中の展開。どれをとっても盛り上がる作り方が上手い。

ただ私はストーリーとしてはフリーザ編が最高潮だとおもう。結局この作品はスーパーサイヤ人ですべてバトルはやり尽くしたと思う。

後半二つは私にとってベジータを好きになるための話だった。私はただラストの評価がかなり高い。元気玉のラストはやってしまったと思う。どうやったらバトルが盛り上がるかを追求してきた鳥山アキラの真骨頂だと思う。私は魔人ブゥ編で何かもうドラゴンボール完全に終わったなと思ってた。しかし、ラストを見たら終わりよければすべて良しとはこれだなと思った。

良く屋上とかでやってたヒーロー物で、みんなの掛け声で力を頂戴ーってお姉さんが呼びかけるあれをやってしまうのだが、これがこてこてだけど良いんだ。漫画ではこんなもの無かった。ありそうでなかった。馬鹿馬鹿しいとは頭で思ってるんだけど、見てると自然と気持ちが盛り上がってくる。日本チャチャチャ、USAコールだ。

ただこういう盛り上げ方の上手さだけじゃない。とにかくバトルの絵がカッコいい。構図、スピード感、エネルギー弾の破壊力、スーパーサイヤ人のカッコよさ。後の漫画アニメに与えた影響は計り知れない。
[共感]
2011/01/25 確かに盛り上げ方の上手さが素晴らしいですよね。元気玉がその真骨頂というのも共感です。 by おかわり君

[推薦数:1] 2009/08/09 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:650(74%) 普通:161(18%) 悪い:64(7%)] / プロバイダ: 12232 ホスト:12154 ブラウザ: 10007
84〜95年に週刊少年ジャンプで連載された鳥山明先生のファンタジータッチの冒険アクション漫画。昔々ある山奥に住む、尻尾の生えた不思議なカンフー少年“孫悟空"はある日、`ドラゴンボール'を探す`ブルマ'という娘に出会う。`ドラゴンボール'は7つ揃うと願い事が叶う球で、悟空がじいちゃんとお祈りしていた球がそれで、この後ブルマと共にボールを捜す悟空の冒険の旅が始まる。

「Dr.スランプ」終了後、鳥山先生が新たに始めたもので、前作がファンタジーギャグコメディーであったのに対して本作品は『西遊記』をモデルとした鳥山風のファンタジック冒険ドラマとなっている。前年FJ(フレッシュジャンプ)で読切として描かれた「騎竜少年(ドラゴンボーイ)」の世界観から新たに設定を変えて描いたもので、キャラや背景等は『西遊記』でも、球を集める趣向は『南総里見八犬伝』、アクションは中国風拳法を取り入れ、世界を冒険するという設定にした分だけ、前作より質の高いハイクオリティーな作品に仕上がってます。とはいうものの、本作品の知名度は知っての通りですが、鳥山先生は当初、鳥山式『西遊記』を目指した冒険ものにしようと考えたようですが、読者の反応があまりなかったらしくて、急遽`天下一武道会'のバトルものにしたら、急に人気が上がったそうです。それ故に作者の思惑とは裏腹にバトル主体のストーリー展開となっていきます。

ストーリーは悟空がブルマと出会って`ドラゴンボール'を探すところから始まり、旅の中でいろんなことに遭遇したり、`亀仙人'や`ヤムチャ'`ウーロン'`ピラフ一味'`レッドリボン軍'等いろんな敵や仲間と出会ったり、亀仙人の元に入門してからは、同門下生となった`クリリン'と共に強く成長していく展開となります。物語の冒頭では「昔々」と振ってますけど、自動車・バイク・飛行機・コンピューター等やいろんなメカも出てくるし、都といっても近代都市だし、時代考証をかなり無視してます。(まあ地球が舞台でも世界が我々のとは違うし、時代だっていつのことか言ってないけど) でも鳥山先生の画によるファンタジックな世界観とハイテンションな冒険アクションシーンがそんな細かいことは忘れさせていますが。この壮大かつパワフルな展開と悟空を初めとするユーモラスなキャラたちの演出によってジャンプでは看板作品としての地位を築き上げていきます。それが強いては世界中でも人気作品となっていくんですが。

初期の悟空のチビだった頃の冒険並びにバトル展開はよかった。私は『西遊記』式冒険ものの展開でもよかったと思いますが、主役の`悟空'が前作の主役の`アラレちゃん'ほどの強さがなかったし、スタイルはいいんだけど、イメージ的に地味でしたからね。だからバトル式にして強さをみせなければいけなかったのかもしれません。個人的には初期から`ピッコロ大魔王編'の頃までがよかったと思います。つまり悟空がチビキャラだった間ですが。悟空が大人姿になってからはちょっと引いたな。それでも`マジュニア編'まではみれましたけど、その後の`サイヤ人編'からはバトル主体となり、更に`フリーザー'や`人造人間セル'`魔人ブウ'などが出てきたり、そして悟空も`超サイヤ人'になったりと、バトルものとなってからは大分方向がずれて行ってしまって、終盤なんかほとんど暴走し過ぎていた感がしましたね。戦闘力の数値や超サイヤ人化で悟空の髪が金色になったりと、次第にワケがわからなってしまってましたっけ。

本作品は鳥山先生の絵柄と悟空を初めとする登場人物たちのコミカルな要素をもったキャラたちやファンタジックな世界観と白熱のバトル並びに壮大な冒険アクションがよく、非常によくできたバトルアドベンチャー漫画だと思います。バトルものになって最後のほうは波乱づくめだったけど、11年間も続いたし、これほどの壮大かつ爽快な作品は現在ではありませから、評価は【最高!】です。鳥山先生は本当なら`マジュニア'と戦ってから終了させるつもりだったそうですが、もはやジャンプの大黒柱となり、トップ1になっている本作品を編集部は終わらすことができず、それ故に`サイヤ人'からいろんな敵を出していかなければならなくなってしまい、「北斗の拳」と同じ運命をたどらなければならなくなってしまったのは皮肉でした。最後こそ新たな展開を匂わせる様な形で終わっていますけど、当時のジャンプ600万部発行維持のために継続を余儀なくされてしまい、そのためいろんな敵を出したりいろんな展開を考えたりしましたけど、終盤はほとんどバトルの見せ合いが主で、ストーリー等はほとんど投げ出した感じでした。考えてみれば多少人気がなくても、冒険もので展開させながらバトルを徐々に入れながらという形で行ったほうがよかったかもしれません。バトルものとしてあまりのパワー溢れる展開にしたばっかりに、当初の方向性を失ってしまうことになってしまいます。当の鳥山先生だってこんなバトルものにはしたくなかったんだと思いますが、時代に翻弄されたのは少々気の毒って気がします。ただそれでも熱い感動をみせてくれましたから、不朽の名作として今でも引き継がれていますが。
[共感]
2009/12/25 仰っている通り、終盤はいささか暴走気味だった部分に不満はのこったものの、それまでは本当に完成度の高いバトルアドベンチャー作品でしたね。後世に残る名作と言っても過言ではないでしょう。 by KAMIKAZE

[推薦数:1] 2008/10/31 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:23(45%) 普通:9(18%) 悪い:19(37%)] / プロバイダ: 40188 ホスト:40086 ブラウザ: 8517
いまや「永遠のスタンダード」たりうる人気を獲得した本作に対し、
このような評価になってしまうのは心苦しいが、どうにも受け入れられなかった一人の
意見と取ってくれれば幸いである。

確かに、絵は緻密だ(特に後半)。
それだけで躍動感、息吹、命(の塊)を感じる。
それでいてなぜ、受け入れられないか。それはキャラクターにある。

これは、「作品」にリアリティ
(表現がシリアスであれギャグであれ等身大の人間の心理・緻密な画風)
をいつの間にか求めているという個人的なハンデがあるのは否定しない。
しかしそれを抜きにしても、本作の前向きさは返って不自然さを
十分に引き立たせていた。

殆どのキャラクターが揃いも揃って「悩み」「迷い」が無さすぎるのだ。
悪人とはいえ人一人殺したのに手放しで喜ぶ悟空とその仲間。
(味方サイドも殺されているとはいえいくばかの罪悪感もないのか?)
世界よりも闘いの快楽を躊躇なく選ぶ悟空・ベジータ。
(もし、戦いの舞台である世界が消えたらどうするの?)
「貴方が死んでも生き返らせるから」と叫ぶヒロイン。(ひどい)
カタストロフィに何のためらいもないボス。
(特に後半にかけてはそれの繰り返し…)

そして、死のイメージの軽さ。
後半何度も仲間が復活するようになってからはどうしても、緊張感がでなかった。
「どうせ生き返るんでしょ…」というナアナアの空気が蔓延していたからだ。
事実、上にも挙げたが主要人物が「大丈夫、ドラゴンボールで生き返る(字余り)」
を特に後半にかけて連呼していた。
こんな状況じゃ死によって生まれたドラマも感慨も台無しになる。

何よりも許せないのが「主人公万歳」なストーリー。
「若い奴らにまかせる」と言っておきながら、純粋悪ブウを元気玉で決着をつけた悟空。
(「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」の言葉はないのか?
いや、その前にまだまだ若い家族のことは顧みないのか?)
敵を逃がしたり、倒せる力を持ちながら倒さない。
(まあ、それはいいとしても…)
レッドリボン軍への躊躇ない攻撃。
ボスへの遠慮無く、体の欠損も厭わない攻撃。
反面、仲間を殺されて怒る悟空。
ボスを「ライバルがいないとつまらない」と言い全快させる悟空。
10歳いかない子供に世界の命運を託す悟空。
…なんですかこれ。性格的には掴みどころがなくある意味
(前向きさに関してだけは)目標ともなり得る人物。
しかし、死生観・倫理観に関しても掴みどころが無いとはどういうことか。
下手すれば、いっちゃってるともとられかねない。
しかも、周囲は咎めてはいるものの頭から否定はしていない。
細かくなると、アニメでは一切登場しない回でも
次回予告では絶対に登場(…出たがり)。

そして、多くの方が仰る矛盾…。
これに関してはノーコメントでよろしいでしょうか…。

世界中の少年達に影響を与えたのは否定しない。
作者と編集部の齟齬も哀れに感じる。
ただ、それでも作者の「絵」以外の力量を総合的に考えると
どうしても「最悪」よりの「とても悪い」は避けられない。

[推薦数:1] 2007/12/19 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1176(56%) 普通:328(16%) 悪い:604(29%)] / プロバイダ: 14456 ホスト:14541 ブラウザ: 5234
この作品の最大の失敗は、ドラゴンボールと天下一武道会を作者、掲載誌に都合よく使いすぎたことだと思います。

悟空がドラゴンボールを探していたブルマと出会い、ドラゴンボール集め、ピラフ一味との戦いまでは、娯楽性の高い冒険作品でしたが、
それ以降は、亀仙人の下で修行、天下一武道会となし崩し的にバトル作品へと変貌し、
強敵出現→修行→対決→勝利→天下一武道会と言うローテーションを繰り返す作品になってしまいました。

レッドリボンとの抗争以降、ドラゴンボールは、死んだキャラクターを蘇生させる道具となり、
天下一武道会は、話を仕切りなおすリセットボタンの役割を果たしてローテーションを支えていましたが、
強さのインフレによって初期のキャラクターが出番を失うなど、話を続ければ続けるほど無理が目立つようになりました。

評価は、天下一武道会のピッコロ戦までは「とても良い」でしたが、それ以降の内容を考慮して「とても悪い」です。
[共感]
2010/12/18 「なし崩し的にバトル作品へと変貌」し、「ローテーションを繰り返す作品」になった…確かに、言われてみればそういう傾向はありましたね。結局、「努力・友情・勝利」なる編集方針の下では、鳥山先生でさえ「引き出しの総量」を大きく制限されてしまった印象があります。 by tshm

[推薦数:1] 2005/07/31 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:143(93%) 普通:0(0%) 悪い:10(7%)] / プロバイダ: 13505 ホスト:13879 ブラウザ: 4184
神格化されてる漫画のひとつですね、
同じくこの作者もジャンプ黄金時代の作者の中でも特に神格化されてますが確かにそれだけ評価されるだけの作品ですね、

ストーリーは長いしそれに皆さんがすべて語ってくれてるので私は特には語りませんのでこの漫画の絵について語りますか、

私の世代ではブラックキャットや涼風、Get Backersなどを中心に非常に綺麗な絵の漫画が出てきて忘れられがちですが、
この作者は20年以上前にこれだけの絵を特殊な画材を使わずに綺麗に描けるのは本当にすごいことです、
なかなかこれだけの絵をトーンなしで描くのは至難の技かと思いますが、

まあストーリーも一言で言うとあれだけ長く続いたのに読者を飽きさせずに最後までハラハラさせ、なおかつグダグダにもならなかった点は非常にすばらしいです、

まあ結論は私もこの漫画の信者ってことですね(笑)

[推薦数:1] 2005/01/04 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:200(46%) 普通:71(16%) 悪い:168(38%)] / プロバイダ: 3496 ホスト:3464 ブラウザ: 3646
そういえばそうですね…今年は2005年…ドラゴンボールの連載が終わって丁度10年目の年…
最終回の「バイバイドラゴンワールド」が掲載された1995年の週刊少年ジャンプ25号から…
もうじき丸10年の時が経とうとしている…時の流れと言うのは不思議ですねえ…もう10年も、
前に終わったと言うのに…未だに最終回のドラゴンボールをジャンプで読んだ時の記憶が鮮明に
残ってたりします(笑)「嗚呼…とうとう終わったんだな…有難う僕等を楽しませてくれた名作…」
と思ったのもハッキリと覚えています。アレからの歳月はあっという間だったような気さえします。
連載が終わって10年にもなるのに未だに忘れられない位、好きな気持ちが持続しつづけていると
言うのは正しく名作の証拠ですね!これからも未来永劫ドラゴンボールは語りつづけられる事は、
間違いないですね!自分等の20〜30代の世代が年老いてしまう頃も次の世代の人達はきっと、
ドラゴンボールを愛してくれる事を願っています!永遠に忘れられない国宝級の漫画ですから!
自分はきっと墓の中にドラゴンボールの単行本全巻&完全版全巻&大全集全巻&DB系のゲーム
自分が持ってる奴全部&DB関連のグッズやカード類等々…を入れて眠りに入ると思いますね!
(笑)それと改めて思ったんですが…自分はこの素晴らしい名作漫画を小中学生の青春真っ盛りの頃
にリアルタイムで読めた事を本当に心の底から誇りに思いたいですね…生まれたのが後5〜6年位
遅かったらきっとジャンプで読める機会は無く単行本でしか読めなかったと…本当に幸運でしたよ。

[推薦数:1] 2004/12/27 悪いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:160(56%) 普通:36(13%) 悪い:89(31%)] / プロバイダ: 37856 ホスト:37921 ブラウザ: 3874
なんか時代遅れの悪役が多かったよな。フリーザにしてもセルにしても。今見ると「永遠の命」だの「宇宙の支配者」だの「何をほざいてんだこの電波どもは?」くらいにしか思えん。作者ももっと感情移入できるレベルの悪役を描けっての。「何で悪に染まったのか?」という経緯がこれっぽっちも書かれていない奴に共感なんて出来るか。俺から見ればフリーザなんて、くだらん理想を掲げたチンケなクズキャラだよ。ついでに言うと追い詰められた後口調が変わるのも小物臭が漂うね。強さと残虐さだけで上っ面を飾っただけの薄っぺらい悪役なんて、子供騙しのものでしかないという良い例だよ。
俺的にはドラゴンボールなんかをスラダン、幽白と同格扱いして欲しくないね。とてもじゃないが今読めたものじゃない。

[推薦数:1] 2004/11/24 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:143(57%) 普通:47(19%) 悪い:60(24%)] / プロバイダ: 4550 ホスト:4421 ブラウザ: 4184
最近、全巻読み直しました。・・・・・昔はそれほど気になりませんでしたが、今見るとやはり幾つか欠点があるように思えたので、少し厳しく見て、以前付けた『とても良い』から、2ランク評価を下げました。

◆強さの定義

この世界では、ほとんど“強さ=耐久力"なんですね。‘気'に差がある場合、相手には全然ダメージを与えられない。つまり勝敗を分ける要因が‘気'の大きさだけというのは、ほぼ間違いないように思えました。・・・・でも私は、この考え方はあまり好きではないです。
そりゃ確かに‘気'の大きさは重要ですよ。これが小さかったら形勢が不利になるのは明らかです。でも、その差を埋めるのが、戦いの中での咄嗟の機転や作戦じゃないんですか?知恵や戦略が実力の差を埋める要因にならずに、規定の強さのみが勝敗を分けるなんて面白みに欠けます。
特に悟空の武道会優勝以降の話では、この傾向が顕著になっていき、安易なバトル路線に走った漫画になってしまったのは極めて残念です。

◆生命軽視

これは完全に群を抜いてますね。他の少年漫画の命の重さが、道端の石ころくらいだとしたら、本作はまさに水素やヘリウム並の軽さです。
『あなたと仲の良かった●●くん、さっき事故で亡くなったらしいよ』
『マジ?仕方ねーなぁ〜。じゃあ、またシェンロンに頼むか。』
・・・・というくらいのノリ。いくら漫画のキャラクターとは言え、‘死'というのはこんな簡単に扱って良いものではないはずなんです。しかし中盤くらいから、死んでも後で生き返らせるというパターンが完全に定着されてしまうため、終盤では主要メンバーの死にすら何の感慨も湧かず、「どうせまた後で生き返るんだろ?」という冷めた思いが終始尽きませんでした。さすがに、何でも願いが叶う(制限はあるが)とは言え、‘死者復活'という願いはタブーであった気がしてなりません。

◆‘ドラゴンボール'

タイトルでもあるのに、用途の幅が狭すぎです。読者が思わず舌を巻くような願いはほとんどなく、後半ではただの戦闘後の後始末の道具に成り下がっている。これを如何に上手く使って強敵を倒すか?という考察を加えた戦いなら、さらに面白くなったと私は思います。そういう意味では、ブウとの戦いは結構工夫されていたと思いますが、ちょっと物足りないです。
これは、私が望んだ結末なので恐縮なんですが、

「もうドラゴンボールの力に頼るのはやめよう。これからは自分たちの力だけで危機を乗り越えていくんだ!」

という方が、よっぽど少年漫画らしい終わり方だと思うのは私だけでしょうか?この万能とも言えるアイテムに対して、「俺たちのしていることは正しいのか?」とか「自然の摂理に反するのではないだろうか・・・・」といった疑問や葛藤を抱くキャラクターが一人としていなかったのはいかがなものかと。
延いては、この漫画のタイトルには必然性もテーマ性もなかったということにもなりかねないと思います。

確かに戦闘シーンは爽快感があって、好感の持てるキャラクターも多い。今なお愛され続けている漫画であるのは疑いようのない事実ですが、私には、これら三つの大きな欠点を無視して評価出来るほどの魅力は、もはや感じられません。
・・・・・とは言っても、昔どれだけこの漫画の虜にされたかを想うと、悪い評価は絶対に付けたくありませんから、それを考慮して総合評価は『普通』ですね。

[推薦数:1] 2004/11/18 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:129(27%) 普通:116(24%) 悪い:237(49%)] / プロバイダ: 8533 ホスト:8564 ブラウザ: 4184
DBの世界観に対する疑問や考察は考え出すと止まりません。
余分な細かい設定があまりないシンプルな世界観ゆえ、バトルと悟空達周辺の物語を重点的に描けたのでしょうが……。
今回は作品の主題が冒険からバトルへと転換していった
レッドリボン軍編〜ピッコロ大魔王編を中心に考察と妄想をしてみます(天下一武道会は今回割愛)。

・レッドリボン軍の成立についての勝手な想像
悟空にとって初めての本格的な死闘を演じた敵であり、後の人造人間登場の発端となったレッドリボン軍(以下RR軍)。
その軍事力は警察を始めとした国家権力でも歯が立たず、DB探しの為に派遣された軍人達が世界各地で横暴の限りを尽くしていました。
末端の兵士や下士官はチンピラ同様の連中が大半ではありましたが(現実世界でも……ですが)、
鼻をほじった罪でブルー将軍に処刑された兵士の外見は善良なサラリーマン風で、
アニメ版では連行される間際に「わたしには妻と子供が〜っ!!」と哀願していました。
ブルー将軍の異常な潔癖さと残忍さを印象付けるシーンでしたが、
ああいうタイプの兵士は、むしろ王立防衛軍のような正規軍にいてもおかしくないかなとも思えました。

そこで、こういった描写を通じて作中では語られなかったRR軍の成立を考えるヒントとしてみた所、
RR軍も本来は政権内の軍部の一つであり、レッド総帥のクーデターによって独立した軍事政権のような組織となった可能性を想定してみました。
広大な敷地の本部や充実した各種兵器、そして各将軍達に代表される優秀な幹部に率いられた多くの兵士。
そして法外な報酬を要求する殺し屋桃白白を雇用したり、ドクターゲロへの研究費用を提供するなどの経済力を見る限りでは、
一介のテロリストが短期に築き上げた組織とは到底思えないからです。
RR軍を統べるレッド総帥の最終目的はあの通りでしたが、彼の家系が代々軍人の名門だったと仮定すれば、
それがチビとからかわれる事への劣等感を倍増させるプライドの高さや、
事を起こすに当たって(それを成功させる人材の確保や人望を得る為)の人脈の広さへと繋がったのではないかと想定できます。
無論、それだけで成功するはずもなく、レッド総帥自身にも相当の手腕があった事は容易に想像できますが。
あくまで私の個人的妄想内の範疇ではありますが、こうした各要素を経て国家権力でも手出しできない最強最悪の軍隊が誕生したのかもしれません。

・犬の国王とその政権の実態
作中の言動を見る限りでは、平和を愛する温厚な人(犬?)柄である国王。
1巻でブルマが言及していた「前にドラゴンボールを集めた人は王様になった」という台詞の人物の子孫と思われます。
後期では露出が減りましたが、DB世界ではウーロンを始め、牛の牛乳屋やワニのRR軍兵士など
動物の進化した亜人種も人間と同等に扱われて生活しており、彼はその代表者たる存在でしょう。

DB世界の国家の領地は地球全土のようですが、当然国王一人が直接統治しきれるはずもなく
世界各地域ごとに首相やそれに準じる立場の役職を設置している可能性も考えられます。
前項で挙げたRR軍の台頭もそういった仮定に合わせて考えてみれば、割とすんなり想像できますし。
軍隊(王立防衛軍)や警察はRR軍台頭当時には存在していたものの、
原作のセルゲーム開催時のナレーションの「平和な世の中で弱体化した軍隊や警察」という記述があったように
(RR軍のクーデターによる誕生説を取るなら、人材や物資の流出で尚更弱体化したはず)
正面から戦争状態になれば国王側に不利なのはもちろん、
政権の性格上全世界を巻き込んだ内乱になるのを恐れた国王があえてRR軍と距離を保った可能性が強く、
RR軍側もそれを利用していたのかもしれません。
セルを攻撃した際の装備の充実ぶりは、ピッコロ大魔王の脅威を教訓に世論が軍備増強を願ったのかもしれませんが、
無論、セルはおろかピッコロ大魔王も倒せない可能性の方が高いでしょう。

全世界で言語と通貨が共通で国家間のいざこざも無く、住むには結構いい国(世界)だと思えますが、
時折悟空達と敵対する悪役が暴れるので、住みにくさはこちらの世界と五分五分でしょうか(苦笑)?

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「この作品を内容的に二つにわけるなら、私は「亀仙人の下での修行以前」と「最初の天下一武道会以降」にしま...」 by ロサード


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