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| 注意: これは漫画版。その他メディアのページ: ドラマ:悪魔のKISS |
| 漫画総合点=平均点x評価数 | 3,543位/5,641作品中(総合1/偏差値48.68) | 3,542位<= =>3,544位 |
| 2005年漫画総合点 | 150位/285作品中 | 149位<= =>151位 |
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| 著者:高宮智 出版:小学館 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 日本 開始日:2005 ちゃお / 終了日:2005/03/31 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 最終変更日:2012/01/04 / 最終変更者:羽幌炭鉱 / 提案者:枕がない (更新履歴) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 2012/04/01 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 墨汁一滴 (表示スキップ) 評価履歴[良い:448(81%) 普通:50(9%) 悪い:56(10%)] / プロバイダ: 34156 ホスト:34050 ブラウザ: 2413(携帯) とっても暗そうな印象を感じさせる題名とは裏腹にファンタジーと現実を織り交ぜた心温まる珠玉のピュアラブストーリーでした。 本作品は表題である「悪魔のくちづけ」含め、全5作が収録されており、これから一つ一つ感想を述べようと思います。 [悪魔のくちづけ] 主人公である更紗は天界の討伐隊である。いわば天使である。ただまだ一匹も悪魔を狩れていないことでクビになることを恐れ、悪魔を呼び出して捕まえる行動に出る。 そこへ現れたのが悪魔レンブラントなんだがこれがまあ彼女を誘惑しだして……ちょっぴりエロっぽい部分もあるけどちゃんと一線をわきまえており、ストーリーそのものに集中しやすいよう配慮がされていて好印象。更紗の悪魔を好きになってしまうという感情が自分の置かれている立場の中での強い自覚の感情がぶつかりあって葛藤となり苦しむ、その様子が思春期のお年頃の女の子の繊細な感情を非常に上手く表現できている。ただそれでも少女は理想を追い求める道を選ぶのだ。理想というものは他者への押し付けというものではない。それはエゴである。それをまず自分から実行し、努力していくのだ。その姿にレンブラントは天使である更紗を自らが悪魔という立場でありながらもご好意を受け入れてしまうのだ。“最後の「好き」が全てを凌駕する、なんて悪魔的な感情"はこの作品を要約したメッセージである。この身にしみる毒薬の名“恋心"はなんと詩的で見事な表現であろうか。そして後日談になるサイドストーリー「花散らし」では黒い部分もアクのなく、ただ純白すぎて表題のイメージとは真逆の結末であった。結局は先入観、葛藤、理想それらを乗り越えた先にあったのはただ真っ白で美しい純愛だったのである。 「恋の眠る場所」 “あなたは私を知らない、だけど私はあなたに恋してる" この書き出しから始まる本作だがそれはロボットである幸音とどこか孤独感漂う金持ちのお坊っちゃん栄李との悲哀や切なさに溢れた話。“この人には時間がない"“残り少ない時間を慰めるようにと"などの部分から栄李には時間がない。おそらく長生きできないという推測ができる。全体を包み込むのはなんともいえない孤独感なのだがそれでもどこか前向きで救われる思いがする。やはり淡々としていながらも一日一日、一つ一つの幸音と栄李のやり取りから今を生きているという行為の重さがひしひしと伝わってくるからだ。この作品ではロボットである幸音の視点が中心となっているせいか行動や姿に哀愁が漂っている。しかし、この後のサイドストーリー「月夜」では栄李の視点から幸音に対する感情がダイレクトに凝縮されており、余計に悲哀を感じさせる。そして最後の“届かぬ言葉を君に、君へ"で終わらせることによってしばらくその余韻にひたらされてしまった。 [唇に恋印] ちょっとモラル部分を疑ってしまうがストーリーとしては遊び心を感じさせる。わりと軽めな話で少女の心理面での変化を恋を通して描いた作品。冒頭ではちょっとふざけた部分も見せつつ、後半では好きな人の目の前で電車からマイケータイを投げ捨てるという現実からすると過激であるがその行為を通してかつての自分との決別をストレートに表現している。この後に好きな人に告白し、キスをするのである。それは引っ越しにより離れ離れになっても関係は切らないという誓いであった。 [恋色ひとひら] 好きな人に彼女ができてしまった主人公の日菜。しかもその彼女が友人であり、いわば先を越された形。一見するとドロドロした展開が予想される本作だがそんなさなかに出会ったキクと最終的に恋におちてしまう話。一緒に友人と好きな人のストーカーということもやるのだけどその様子がどこか愛嬌があって微笑ましい。本作が一番心温まる話で抑揚の弱さは歪めないが日菜の視点を本作でそしてサイドストーリー「恋愛季節風」ではキクの視点から描き分けていてやはり微笑ましいのである。 [Lesson] トリを務めるのはなんともありきたりなストーリーとはニクい。 本当にベタなのだ。主人公の女の子が教師を好きなるのだ。確かに普通ではないけど他のと比べてもテーマとしては弱い。ただ好きになる過程やちょっとした小話なんかに思わずニヤリとさせられた。これといっておどろかされるものはないがそれでも教師と生徒という立場から脱却するという流れは神のみぞ知るセカイと似ている。ときとして教師に対するキツい一撃は完全不可欠なのだ。主人公が好きな教師が自分に対して振りまいていたのは単なる生徒に対してのお付き合いだったということに怒りの平手打ちを食らわす。教師も相手の立場を考えて気を使っていたのだが本気の愛だと知り、一人の恋愛対象として見るようになるのだ。最後だから刺激は弱めで無難な話に……やはり見事だと思う。 〈総合評価〉 テーマや着眼点に魅せ方が良かっただけに話が短すぎるという印象を感じさせた。これは本当にもったいない。 だけど読者に物足りなさを感じさせたのは話としても順序としてもおもしろかったからなのだ。だから決して悪い作品ではことは間違いないでしょう。 評価は「良い」とさせていただきます。 この評価板に投稿する |
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2012/03/28 好印象 by 墨汁一滴 (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 34156 ホスト:34052 ブラウザ: 2413(携帯) [編集・削除/これだけ表示]
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