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サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS(日本映画)
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読み仮名: さとられ / 英語タイトル: SATORARE
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2007/10/03
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7683
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設定がおもしろい。本人がサトラレであることがわからないように周りの人間が苦心している様が笑いを誘う。サトラレ=乖離性意志伝播過剰障害というとってつけたような名前がまたバカバカしい。全体的にやりすぎなところもあるが、漫画だと思って観ていればさほど気にはならない。
『トゥルーマン・ショー』と似ているのだが、周りの人間の人の良さがこの物語では心地よい。主人公里見健一(安藤政信)に対する気遣いや対応は善人の極みだ。彼の母親(八千草薫)なんて本当に凄い。
物語はメリハリがちゃんと利いている。笑いあり、苦悩あり、涙ありだ。そしてクライマックスで泣かせに来る。ただし、悲しいかな、この里見がその後どういう人生を歩もうとするのかが見えてこない。サトラレであることを自覚してしまった人まで出しておいて、サトラレそのものの決して明るくはない未来に対する問答は結局避けたままだ。難しいことを考えさせないエンターテイメントとして、曖昧な結末に少し肩透かしをくらった気分だ。
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