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日本映画評価: 153位 <= 154位(935作品中/偏差値52.42) =>155位

亀は意外と速く泳ぐ (日本映画)

読み仮名: かめはいがいとはやくおよぐ
総合情報評価
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(DVD)
直近発売のDVD: 2006/01/25 ():亀は意外と速く泳ぐ デラックス版
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亀は意外と速く泳ぐ デラックス版

参考:\4,935
2006/01/25
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1.皆さんの評価は高いですが...
作品紹介(あらすじ)

《公開時コピー》
ゆるくて、
可愛いい、
なんか変!
“脱力系"奥様スパイ!がやってくる!!
海外に単身赴任した夫を持つ片倉スズメはこれといってとりえのない、平々凡々な専業主婦。ペットの亀に餌をあげるだけの毎日に飽き飽きした
彼女は、ある日偶然「スパイ募集」の張り紙を発見、一念発起してスパイになる事を決意する。
そして、スパイになった彼女の周りに徐々に不穏な動きが・・・・・・

上映時間 90 分
監督: 三木聡
製作: 橋本直樹
プロデューサー: 佐々木亜希子
脚本: 三木聡
撮影: 小林元
美術: 常盤俊春
編集: 高橋信之
主題歌: レミオロメン 『南風』
音響効果: 小川広美
照明: 堀直之
録音: 高橋義照
助監督: 川村直紀

出演:
片倉スズメ: 上野樹里
扇谷クジャク: 蒼井優
クギタニシズオ: 岩松了
クギタニエツコ: ふせえり
加東先輩: 要潤
ラーメン屋のオヤジ: 松重豊
豆腐屋のオヤジ: 松村利史
最中屋のおじさん: 森下能幸
水道屋: 緋田康人
パーマ屋のおじさん: 温水洋一
韮山: 松岡俊介
白バイ警官: 水橋研二
スズメの父親: 岡本信人
福島: 嶋田久作Shimada Kyusaku
中西: 伊武雅刀
公開開始日:2005/07/02(日本)
公式サイト
1. 亀は意外と速く泳ぐ 公式ブログ
最終変更日:2006/08/19 13:38:53 / 最終変更者:ミオシン / 提案者:パタパタ (更新履歴)
評価統計(1日1回定時に更新)
 評価平均日本映画評価順位偏差値評価ポイント最高の中の最高
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1. 2007/11/16 普通 by HUNGRY SPIDER [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:169(42%) 普通:64(16%) 悪い:174(43%) 推薦人:45 推薦評価:70] / プロバイダー: 4807 ホスト:4582 ブラウザー: 7395
質の良いB級映画。
自分はこういったテイストの作品が嫌いじゃないので、楽しく視聴できました。
様々なところに張り巡らされたギャグ自体は、良識ある人々が見れば「アホか」の一言で唾棄されちゃいそうな代物。本来なら穏やかじゃない単語が渦巻く物語に緊迫感が全く伴わないのは、物足りないと言えば物足りなさ過ぎる。しかし、本作はそのこと自体を価値に変換させていた。

「ヌルいこと」と「下らないこと」は、非常に相性が良い。これらは相乗効果を齎すのだ。「そこそこでいい」といった、ある種の開き直りから来るヌルさ故、下らないギャグも世界観にマッチしてしまい、不快感を抱かせない。逆に、下らないギャグを連発(乱発ではない)することで、一層世界観の緩さに拍車をかける。
本作に於ける最大の美点は、このような相性を最大限にまで活かしていることではないだろうか。これが意図されたものだとしたら、自分は本作に携わった方々に敬意を表したい。本作は確かに安っぽい。しかし、素材自体は安物であっても、その性質を見抜き、最も美味しい形で料理するというのは、並大抵の事ではなかろうから。

ただ、それを手放しで肯定できるかと言われると、首を捻らざるを得ないことも確か。
本作は良質なB級作品ではあるけれど、視点を変えれば「あくまでB級でしかない」作品とも言える。即ち、純粋に質の高い娯楽とは言い難いのだ。自分こそ、本作のヌルさを好きになれたから、終始笑って見ることができたのだけど、その空気感を好きになれないと、それこそ「下らない」で一蹴されてしまうだろう。

正直な話、本作からは「万能性」というものが見て取れない。
普通って一体何? 普通であることって案外幸せかもね? といったテーマは、結構な数の日本人に当て嵌まるであろう哲学だから、この部分を活かすことで、作品に万能感を与えることも不可能ではなかっただろう。
ところが、本作はそうしなかった。哲学を随所で髣髴とさせているにも関らず、作風の軽さ故に、「ま、いいか」でテキトーに終わらせているところがある。いや、もっと正確に言えば、はぐらかしている。作品自体はB級なんだから、「重み」はむしろ世界観の構築を阻害する要因だとでも、製作陣が意識しているようにさえ思える。まぁ、だからこそ、本作のヌルさに味が出たとも考えられるのだが、それにしても勿体無い。折角の素材を活かさなかった感が拭えない。「そこそこ」を突き抜ける力を捨てたようにも見える。
本作には万能性がなかったわけではない。自ら殺いでいるのだ(ちなみに、B級テイストでありながら、テーマの万能性を活かすことにより傑作の域に達した例としては、「下妻物語」の名が思い浮かぶ)。

万能性を殺すことは、ある意味B級作品の運命、或いは呪縛とでも言うべきかも知れない。それ自体は悪いと思わない。軽さを突き通したからこそ、本作は強い独自性が実現したのだから。しかし、やはり「損してる感」はどうしても付き纏う。
何故そう思うのか…作品の視聴に際して、受け手の主観に左右されるというギャンブル性が高まるからだ。つまり安定感(これを持たせるのが「万能性」というやつなのだろう)が弱くなる。まして、本作は「下らないヌルさから来る笑い」が売りの作品だから、主観的にするには大丈夫だろうかと感じられてしまう。受け入れられない場合、価値すら全否定されることにもなり得るから…
まぁ、だからこそ面白い、という考え方もあるし、それ自体も味と言えるのかも知れないけれど…

この作品は良くも悪くも、まるで作中に出てきた「そこそこラーメン」のような感じがした。
あのラーメン屋は、作品を象徴していたように思えてならない。美味しいものを作る技量がありながら、「そこそこ」を振る舞い続けることは、自分の選んだ道…まさしく、万能性というか完成度の高さを目指せる力はあるのに、それを意図して殺した哀しみが感じられた…と言えば大袈裟かな。

楽しく視聴できたことは確かで、見てる間、何度も笑わせてもらった。質の高さが垣間見える部分も多い。実に良くできたB級だったと思う。しかし、作品に渦巻く「損してる感」は如何ともし難い。力を出し切っていないのではないか、という主観的なモヤモヤはどうしても否定できない。もしかしたら、「亀は意外と速く泳ぐ」というのは、作り手が自らを形容したタイトルなのではないか…なんて邪推さえしてしまった。
このような印象を抱かせる作品だったということで、自分の本作に対する評価は「良い」に近い「普通」とさせていただきたい。
2. 2007/09/11 普通 by どうか Kappa と発音してください。 [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:131(34%) 普通:160(42%) 悪い:89(23%) 推薦人:4 推薦評価:4] / プロバイダー: 7683 ホスト:7691 ブラウザー: 5979
発想は面白いが小ネタ一発芸のオンパレードだ。
こういう何の意味もない馬鹿馬鹿しい作品は観る人のツボにはまるかどうかだけだ。
私はどちらかというとはまらなかった。こういうゆるゆるのボケは単純に性に合わないのだ。
ただ、メリハリには気をつけているようで、緊迫すべきところはしっかりと抑えており、馬鹿馬鹿しいながらも真面目にスパイ活動をこなしているところがいい。そういう無駄にエネルギーを使っている、真面目バカのほうが性に合うのだ。

上野樹里は演技なしのほうがおもしろいんではないだろうかと思う。もちろんそれでは普通の主婦にならないからだめなんですけど。
蒼井優は演技しているというよりも、単純にバカを楽しんでいる感がある。
3. 2007/07/09 普通 by BB8 [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:26(72%) 普通:3(8%) 悪い:7(19%)] / プロバイダー: 12661 ホスト:12726 ブラウザー: 3006(携帯)
この映画はとても面白いというわけでもないし、つまらないというわけでもない、まさに「そこそこ」の映画だったと思います。

キャストも良く、劇中のキャラクターは個性的な人ばかりで、敵も味方、それ以外の人たちも印象深かったです。
日常の中の隠れた刺激をうまく、変わった視点で描くのはなかなかだと思いました。

…ただ、脱力系な映画のためか、スリル感がなく、個人的には物足りない印象を持ちましたね。ギャグもそこまで笑えるようなものでなく本当に「そこそこ」笑えたという感じでした。

良い点も悪い点も踏まえ評価は「そこそこ」の普通で
4. 2007/01/17 とても良い by 馬王 [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:497(70%) 普通:94(13%) 悪い:123(17%) 推薦人:14 推薦評価:18] / プロバイダー: 18453 ホスト:18387 ブラウザー: 4184
中々レンタルしておらず、やっと見れた作品…。
期待してた分十分に面白かったです。三木聡監督は上手いです。
見事なキャスティングに作り方も上手いし、いっぺん違うジャンルで撮ってほしいなぁと思ったり。

上野樹里と蒼井優とこれば私的に贔屓目に見てしまいます(笑)
今とても旬な女優さんだしね。
上野樹里ってすんげぇ美人でもないし、特に印象的に残らないけど自然な感じが良い、監督は使い方が上手い。

あんな役ぴったりです、演技は上手いし、コメディ調の役柄って合います。
ワイルドな蒼井優やどことなく抜けてる温水さん、ふせえり、岩松了など、どことなく個性のある面々を見事に映画にキャスティングさせてるんだな…。

細かい小ネタもセンスがあるし、実に面白い。
イカ飯とか亀、ラーメン、便所棒、オーザック(笑)とか小道具使うのうまいね。
後半彼らは?など変な疑問点もあったけどコンパクトにまとまっていたと思います。

毎日を同じような生活をしている人が少し違った視点から見ると全然変わることがあるって共感できます。
自分がスパイとして3000円以内で色々買って来いとか、レシートの渡し方とか意外に日常がスリルに感じるところがいいですね。
タイヤの話とか結構共感できるところが多かったのも良かったですね。

脱力感もあり好みが分かれそうな映画ですが私的にはヒットです。
5. 2006/12/30 普通 by 斐川 竜斗 [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:403(60%) 普通:91(14%) 悪い:180(27%) 推薦人:38 推薦評価:54] / プロバイダー: 15336 ホスト:15736 ブラウザー: 3875
この作品ですが、良作だとは思うし、独特の雰囲気も良いのですが…
地味で退屈する場面が多かったんですよね、独特の演出とかは結構楽しめましたが。
どうしても地味なのが受け付けないんですよ、まあ、それがこの作品のウリかもしれませんけどね。
地味さの中にエクセントリックな演出があるのが良いんですけどね。
日常に中の非日常や。
危険な任務だけどまったく危険さを感じさせないってのが笑えます(笑)
資金とか全然使ってないんですが…
目立たないって…シュールですね(笑)
この映画の場合は、そんな日常風景を描いているのが良いんだと思います。
温かみとかもありますしね。

ただ、僕としては退屈するのと、どうしてもラストが一味足りないと思いましたので。
「普通」ですね。
でも、中々楽しめる作品だと思います。
人によって評価が分かれる作品だと思いますが、人生観とかわかると思いますので、見て損はないんじゃないんですかね?
6. 2006/09/17 良い by ろぎ [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:313(65%) 普通:138(29%) 悪い:27(6%) 推薦人:8 推薦評価:8] / プロバイダー: 800 ホスト:933 ブラウザー: 3922
>上野樹里の実力をあますことなく発揮した作品
【取り柄がないという取り柄】

信じられない位可愛い女の子が出てくるドラマには、若い頃の宮沢りえとかが出ていた。
バブルのときはそういうドラマに需要があったし、人気もあった。

だけど、その手のものには、上野樹里の出番がでない。
・華がない。
・そんなに可愛くもない
以上、2点からも、あり得ない。

では、上田樹里のいいところは、
・その辺にいそう
・その辺にいそうだけど、その辺にいる娘よりは数段可愛い
以上2点から、結構映画にでている。

普通の女の子が出てくる物語を映画に収めたいとする。
可愛すぎてもいけないし、不細工は論外。
普通の娘だけど、主人公らしい女優がほしい。
そういうある種の「隙間産業」的な立ち位置に、上野樹里が存在している。

・華がない。
・そんなにきれいでもない

普通なら、汚点なんだけど、そこに目をつけ、女優としてやっているのが、彼女である。

「取り柄がないという取り柄」
7. 2006/09/13 良い by もろっち [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:1327(73%) 普通:240(13%) 悪い:260(14%) 推薦人:27 推薦評価:32] / プロバイダー: 6119 ホスト:6112 ブラウザー: 7142
前の作品よりもよりお笑い色が強くなった映画でした。
岩松了と、ふせえりのコンビが絶妙の掛け合いで笑わせてくれます。
時効警察を見てからこの監督の映画を見始めたのですが、キャストは結構被ってたんですね
主役の上野樹里は、なんとも不思議なのんびりとした雰囲気を出せていて、よく演じていたのではないかなと思いました。
結局最後は町中に潜んでいたスパイ連中は何処にいったのか?あの後何をしたのか?は一切明かされずに終わってしまいましたが
元々がストーリー云々の映画ではないので、これはこれで良いでしょう。
次回作も期待したいと思います^^
8. 2006/05/24 とても良い by TCC [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:1716(55%) 普通:933(30%) 悪い:447(14%) 推薦人:30 推薦評価:101] / プロバイダー: 9141 ホスト:9208 ブラウザー: 4184
平凡な日々を過ごしていた専業主婦がひょんなきっかけにスパイに
なる、荒唐無稽なお話の映画でしたが、結構面白かったです。
主人公の脇を締める面々が非常に個性的でしたね。
以下主な登場人物毎にコメントをば。

・クジャク

主人公の幼馴染な女の人でしたが、加藤先輩の決まった姿を見せる為に
街を停電させたり、福引で地網引き招待に当たった事に怒って、
おじさんと喧嘩する等ややエキセントリック気味な性格の持ち主
でしたね。副主人公に位置づけられるのでしょうが、それほど出番は
多くなかったような・・・・・・・・・・最後は犯罪の容疑を
かけられて豚箱行きとなった可哀想なお人でした。

・クギタニ夫妻

主人公がスパイとなるきっかけを作った夫妻ですが、奥さんは小豆パンダ
のシートを作ったりとお茶目なオバサンでしたな。公安にかぎつかれた最後は主人公を
巻き込むまいと公園の秘密基地(?)で別れる事となりましたが、
2度と会う事がなかった所、あのまま潜伏していたんでしょうな。
主人公に500万円も贈呈するあたり、ボスからはそれなりに報酬を受けていたようですし、
当分は生活に困る事もないでしょう。

・加藤先輩

独身な某とは同世代の主人公と1、2歳しか年が離れていないのだから、
まだ20代半ばと若いですが、既に鬘を被っているのが・・・・・・・・・
現実は残酷でしたな。(笑)また既に子供もいたようですが、全然可愛くなかったというか。(苦笑)

・ラーメン屋の親父

実は結構な腕前な親父ですが、彼もスパイの一味で目立たぬよう、そこそこの味
のラーメンを作り続けていました。いつかこの方が本気で作ったラーメンを
食べてみたいと思いましたが。

・水道屋

チューブを回す癖が何気に笑えましたが、実は公安とグルになっていたとんだ
食わせ者でした。しかし、トイレにイカ飯がつまるなんて、実際ありえるんでしょうかね。

・スズメの親父

彼も出番は中盤にちょこっと出てきただけでしたが、体力年齢はおそらく実年齢-20歳以上の
エネルギッシュあふれるオヤジでしたな。

・福島

嶋田久作氏は以前「家なき子2」でも警官役を演じられた事がありますが、
彼もその風貌も相まって嵌り役でしたな。上司の「笑うと余計怖い」の弁は
言いえて妙。

・中西

福島と共に地引網最中の事件(水死体発見の。不審船の言葉が出た時は思わず
「北朝鮮でもあるまいし」と突っ込みたくなりましたが)からスパイの存在に
ついて捜査していた彼ですが、車に同乗していた時のオーザックがつぶれた音を
察知した、図抜けた聴力は見事の一言でしたな。

これら愉快な面々が住む街の風景描写-例えば100段階段等-も秀逸で、
一度行って見たいと思う気にさせられましたな。スパイスが効いていて、
最近の邦画の中では誠に愉快な作品でした。鑑賞して気に入ったという
事で、評価は「とても良い」にしておきますか・・・・・・・・・・
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