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| 日本映画総合点=平均点x評価数 | 15位/1,461作品中(総合42/偏差値83.41) | 14位<= =>16位 |
| 日本映画平均点(評価10個以上限) | 7位/216作品中(平均2.00=とても良い/21評価) | 6位<= =>8位 |
| 2007年日本映画総合点 | 2位/104作品中 | 1位<= =>3位 |
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| 作品紹介(あらすじ)自殺したアイドル、如月ミキの一周忌 男、5人、この部屋で事件は起こる── <劇場公開時キャッチコピー> | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 108分 配給:東芝エンタテインメント 監督:佐藤祐市 企画・プロデューサー: 野間清恵 製作: 三宅澄二 水野勝博 橋荘一郎 小池武久 出雲幸治 古玉國彦 石井徹 喜多埜裕明 山崎浩一 プロデューサー: 望月泰江 井口喜一 エグゼクティブプロデューサー: 三宅澄二 原作: 古沢良太 脚本: 古沢良太 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 日本 公開開始日:2007/06/16(土) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
利用状況
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| 最終変更日:2009/09/03 / 最終変更者:CHO / その他更新者: もろっち / 提案者:カトル (更新履歴) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 作品評価(感想/レビュー)&コメント(投稿する) |
| 2011/10/14 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by トゥーン反対 (表示スキップ) 評価履歴[良い:59(65%) 普通:14(15%) 悪い:18(20%)] / プロバイダ: 24091 ホスト:23990 ブラウザ: 10100 とにかくシナリオと役者の演技が素晴らしいです。2回目見るとセリフに何一つ無駄がない事がわかります。そのセリフを不自然に感じさせない演技力に感心させられます。三谷幸喜の作品を見ている様な気になる作品です。 2011/10/13 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by moon-moon (表示スキップ) 評価履歴[良い:542(66%) 普通:158(19%) 悪い:122(15%)] / プロバイダ: 32371 ホスト:32484 ブラウザ: 11743 まとめ方が本当に良かった作品です。 最初の感じだと、密室コメディでも始まるのかなと思ったら、 ある瞬間から突然推理ものになっていきました。…アイドルを殺したのは誰か。 で、そこからは犯人捜しでどうなるのかと思ったら、こういう着地。 なんかすごく良くて心温まるラストになっていました。 脚本が良ければ、低予算(多分)でも面白いのが出来るなと改めて思いました。 ただ、如月ミキは幻想のままでいてほしかったなと… 2011/04/09 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by KODOKU (表示スキップ) 評価履歴[良い:614(65%) 普通:133(14%) 悪い:197(21%)] / プロバイダ: 12010 ホスト:12222 ブラウザ: 10777 【良い点】 ○とにかく面白い!、そして笑える!w ―まさかこんなに大声を上げて笑えるとは思いませんでした。 随所にぶっこまれているボケ、ミニ漫才が絶妙で、映画館で見てたら間違いなく大爆笑していたと思います(DVDで見ても爆笑でしたがw)。 毎日香、ジョニー・デップ、ママレモン、「ラッキーチャッピーが実在するか!馬鹿!!」 ・・・もう、笑いっぱなしでしたw ○シナリオ ―迫力の映像よりも、 スターの役者を出すよりも、 そういったものよりも、まず「シナリオ」を一番に力を入れた低予算の傑作は幾つかあるが、 しかしそれはあくまで外国映画に限った事であり(勿論、私見です)、それをまさか邦画で拝める日が来ようとは。 ―伏線に関しては、いったい何個用意されているんだと思うほどありました。 ○登場人物 ―キャラクター性が非常に良く確立されている。 これは二回目以降の鑑賞の際に特に理解できる事で、各々の登場人物の特徴が富にあらわれている。 (例えば、オダ・ユージの職業は●●だが、時折、●●らしさを思わせる描写が見受けられる等) ○キャスト ―そしてそれを見事に熱演してくれた役者陣。素晴らしいの一言に尽きる。 小栗旬さんは、声優としては聞けたもんじゃありませんが、俳優として出演した本作品の演技は、ドタバタぶりなど非常に良かったと思います。 ―香川照之さんにいたっては、こんな引き出しまで持ってたのかと驚かされました。 ダンスシーンも見ているだけで楽しさが伝わってくる。 ○針金。 賛否両論だと思います。 「なんだよー、あの楽しいラストのままで終わってくれよ。」と、蛇足だと思われる方もおられるとおもいますが、 しかし喜劇ものではアレは割と定石な演出らしく、そう言われてみれば個人的に思い当たる映画もいくつか・・・(シュワルツェネッガー出演の某コメディ映画のラストなんて、当てはまるのではないだろうか?) 【総合評価】 かねてから見よう見ようと思いつつも、なかなか興味が湧かず、レンタルしてもそのまま見ないまま返却してしまったこともありました。 結果。 「なんっっっでこんな大傑作をさっさと観なかったんだ・・・・あまつさえ、レンタルしたにも関わらず見ないまま返却なんて・・・いや、それ以前に何で映画館で観なかったんだ・・・・・・・」 もう、後悔の嵐w 今まで観た邦画の中でもトップクラス、最低でもベスト10には絶対に入らざるを得ない一作。 文句なしにオススメの一本です。 2011/03/06 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by オタンコナス (表示スキップ) 評価履歴[良い:85(71%) 普通:15(13%) 悪い:19(16%)] / プロバイダ: 21364 ホスト:21483 ブラウザ: 9123 評判通り、面白かった。 無駄が無く、すっきりしていて、それでしっかりまとまっていた。 テンポもよく展開があって、どんどん引き込まれ、 落ちもきれい。何もかもが緻密だった。 何度も観たくなるような作品ではないが、かなり良くできた作品で、すごく楽しめた。 「とても良い」です。 2011/01/31 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ペク (表示スキップ) 評価履歴[良い:95(70%) 普通:18(13%) 悪い:22(16%)] / プロバイダ: 11196 ホスト:11401 ブラウザ: 6299 私の中で、いかにもサブカルっぽい日本映画はつまらないという、ひどく偏った固定観念があったのですが(好きな方すいません)、その認識を根本から改めないといけないと感じられるような作品でした。ここまでハイレベルな「娯楽作」は中々お目にかかれるものではありません。 この作品の狙いは明白です。それはずばり「びっくりさせること」。ここに集約されています。この作品は見ている人に推理してもらおうという作品ではありません。伏線は山ほど提示されますが、伏線とその伏線が示す内容を結びつける為の材料は一切提示してはくれないのです。この作品は、作品を読み取ろうとするのではなく、次々と明らかになる意外な事実に驚きつつ、怒涛の展開にただ身を任せるという類の作品です。 本作が秀逸だったのは、伏線の内容そのものより伏線を回収するタイミングにあったと思います。はじまってから8割程度の時間で伏線を撒き、最後の2割の時間でその伏線を回収するというような、推理物作品に良くある形ではなく、伏線のばら撒きとその回収を同時進行で行っています。その回収するタイミングが遅すぎず早すぎず、丁度頭の中からその伏線が抜け落ちるか抜け落ちないかのギリギリのラインで行われています。それもそのタイミングも一定ではなく、その伏線の大きさ(わかりやすさ)によって回収までの時間の長短を変えています。おそらく脚本家は何度も本を読み直し、そのタイミングを計ったことでしょう。一見勢いで一気に押し切ってしまっているかのように見える今作ですが、実に細かい計算によって成り立っています。テンポのよさも抜群です。 主演の5人は小栗旬さん、小出恵介さん、香川照之さんの俳優組、ユースケ・サンタマリアさん、塚地武雅さんのタレント(芸人)組に分かれています。俳優組3人ですが小栗旬さんは「クローズZERO」の時にも感じましたが、非常に良い目をする役者さんだと思います。彼演じる家元が一体今どういう気持ちなのかは、彼の目を見ればわかります。「目は口ほどにものを言う」を体現している役者さんだと思います。小出恵介さんは、いかにも最近の若者らしい初対面でも物怖じしない勢いのよさが魅力的でした。ただ、声を張り上げた時に滑舌が悪くなり、言っていることが聞き取りにくいのは少々気になります。香川照之さんはもともと演技派で鳴らしているだけあって今回もさすがの演技です。特に彼の以外な事実が明かされたときに、その纏っている空気まで一変させてしまったのには驚きました。 そんな俳優組に比べると、やはり本職ではないタレント組みは「演技をしている感、がんばっている感」が出てしまいます。しかし、塚地さんに関してはそのがんばっている感が、純朴ですれていない安男のキャラとマッチしていい味を出していたと思います。ユースケ・サンタマリアさんに関しては、残念ながらあまり印象に残る点はありませんでした。 私は途中から、話の着地点はどこに持っていくのかに注目して見ていました。あくまでも登場人物が話しているのは仮説であるという性質上、物語の真実にたどり着くことは決してありません。であるならば、どこがこの作品の終着点なのか・・・。私はその結末に脱帽しました。あそこまで綺麗に締めるとは思いませんでした。それを導き出す為の道筋も秀逸です。詳しくは書けませんが、ぜひ見ていただきたいです。 私が感じる欠点は内容に関しては皆さんとまったく同じで、エンドロールで如月ミキ本人を出してしまったことと、一番最後の宍戸錠の2点です。欠点に感じる中身もまったく同じなので詳しくは書きませんが、特に最後の宍戸錠はまったくの蛇足としか思えません。 作品のつくりに関しては、初回のインパクトに全てをかけた作品なので、繰り返しの視聴には向いていないというのも挙がるかもしれません。 この作品はどんな作品なのかと聞かれれば、私は「見るアトラクション」だと答えます。遊園地のジェットコースターのように、ひたすらその流れに身を任せ、なすがまま驚いていれば良いのです。確かにこの作品には高尚なメッセージの類といった要素は見当たりません。しかし、それらを一切追求しなかったお陰で、抜群の「軽さ」をこの作品は手に入れました。友人と集まった時や、ちょっと時間があるときの暇つぶしにこれほど最適な作品はないでしょう。深い芸術性や素晴しいメッセージを追求するのも映画の形の一つでしょう。しかし、画面内でひたすらに楽しませる「娯楽性」を追求することだって映画の形の一つなのです。 少々欠点はあるので評価は「とても良い」としますが、私のこの映画の120分の満足度は限りなく最高に近かったです。 2010/11/28 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ヒロシゲ (表示スキップ) 評価履歴[良い:431(69%) 普通:66(11%) 悪い:124(20%)] / プロバイダ: 623 ホスト:427 ブラウザ: 12271 単純によく出来てると感じた。 転がり続けるストーリーが面白く、ピースがはまっていく感じが何とも言えない快感。 俳優の演技も個性があり、オタっぽさも感じる。 狭い部屋で繰り広げられる喜劇か悲劇か、よくわからないが、面白いのである。 締めとしても、小栗旬の存在の大きさがフィーチャーされ、良い幕引きと感じた。 作品自体に余分なものが感じられず、洗練されている印象もつよい。 ジャンルとしても新しく、優秀な作品だった。 2010/06/26 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by アスドフ (表示スキップ) 評価履歴[良い:80(48%) 普通:45(27%) 悪い:43(26%)] / プロバイダ: 15091 ホスト:15493 ブラウザ: 5941 素晴らしい! とても楽しめる映画でした! これぞまさに邦画という感じがしました! 最後の宍戸錠のくだりは蛇足ナ気がしますが、 とにかく全体的に良かったです。 うっかり「ラブレターはそのままで」で泣きそうになりました・・・ 泣かせる映画じゃないですよね(笑) ないんていうか、 ミクロの中のマクロというのが日本人の強みだと思います。 まさにこの作品もそれに当てはまるのではないでしょうか? 私はとてもいい作品だと思います。 久しぶりに素晴らしい邦画に出会えたことに感謝します。 今後、好きなアイドルは誰?と聞かれたら 真っ先に「如月ミキ」と答えるでしょう 2009/12/06 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 莉紗 (表示スキップ) 評価履歴[良い:31(74%) 普通:4(10%) 悪い:7(17%)] / プロバイダ: 15570 ホスト:15577 ブラウザ: 11101 えっ、これ結局何だったの!? て感じでした。最後に出てきたおじさん、なに?これ、続編につづくの?? そんな感じでした。てか、最後のは正直、いりましたか?あれがなければミキちゃんは 小栗の役の子の手紙を守ろうとしてしんだ立派なアイドルだったってことで、一応ハッピーエンドだったのに・・・ でも、この脚本構成自体は全体的に良かったです!! ギャグも織り交ぜながら、貸し部屋という1つの舞台だけで2時間飽きずに鑑賞できた映画は、私の中ではこれだけです。(てかそもそも場所が1つに限定されている映画はこれしかみたことありません。)しかも、最初いちご娘さんって・・・(笑)とか思っていた人が、まさかまさかの人物・・・てことになったり、とにかく予想不可能なところがいっぱいありました!・・でも、でぶっちゃー=オダ・ユージってことはちょっとわかってしまいました。 この映画内で出てきた事実が、そのまま伏線になっていて、それもすべてうまく回収していてすごい!!っておもいました。・・・・続編フラグが立たなければ・・・。 あと、小栗のキャラの身分的な立ち位置、すごいくるくる変わっておもしろかったです。 まさかのかわいそう(不憫)キャラ・・・かと思ったらそうでもなかった!みたいな。 最期のEDのときのダンス、チョー覚えたいっ!! 2009/08/18 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by mani (表示スキップ) 評価履歴[良い:36(63%) 普通:3(5%) 悪い:18(32%)] / プロバイダ: 21001 ホスト:21067 ブラウザ: 6790 自殺したアイドル・如月ミキの一周忌にファンサイトで知り合った5人の男が集まる物語。 舞台はとある部屋で繰り広げられ、場所は変わること無く会話だけで物語は進行される。 また5人の男というのが小栗旬、ユースケ・サンタマリア、小出恵介、香川照之、塚地武雅という 個性的な俳優の中でも実力派と呼ばれる面子を集めてきた事がこの映画の最大の特徴であり魅力だろう。 D級アイドルの追っかけをしていたオタクという設定もどこか合いそうな感じがまた堪らない。 ストーリーは集まった5人が一周忌として彼女を悼むのが目的であったが、 ユースケが演じるオダ・ユージが彼女は自殺ではなく「他殺だ」と言い出したことで 物語が急展開し始め、各々が自分のアリバイを説明する中で5人の本当の正体が分かっていく物語である。 自分の正体を明かし始めたところで、自分がどれだけ如月ミキの関係と近かったかを言い合うところなんかは もう本物のオタクだと思える程の演技力に笑わせてもらった。 個人的には家元役の小栗旬が会合の纏め役の割に、実は如月ミキとの関係が一番遠かったところが個人的にツボってしまった。 一番熱があるやつが一番関係が遠いという、なんとも報われてない設定がどこにでも居るオタクと差して変わらないんだなと思えた。 二転三転するスジ書きも然ることながら、そんな細かい設定もこの作品の面白さの一つであろう。 終盤まで出てこない如月ミキの顔を5人の会話から連想するのもまた一興だった。 だが、ラストで如月ミキの顔も含めた、蛇足とも取れるどんでん返しは 視聴者の予想を良い意味で裏切るための演出なんだろうけども 最後まで引っ張ってきた各々の如月ミキのイメージをラストで壊す必要性があったのか疑問である。 事件は解決せず、可能性の一つでしか無いという演出こそ評価出来るものの 偶像であるアイドルの顔こそ最後まで想像の範疇で抑えた方が面白さに深みが出ただけに残念でならない。 それでも近年の国内映画では特出した出来なのは間違いないだろう。 2009/07/08 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by どうか kappa と発音してください。 (表示スキップ) 評価履歴[良い:296(30%) 普通:406(42%) 悪い:270(28%)] / プロバイダ: 7683 ホスト:7691 ブラウザ: 6517 自殺したアイドル、如月ミキの一周忌に集まった男五人のサスペンス・コメディ。 かなり緻密な脚本になっていて、映像に出てくる場面や台詞のほとんどは伏線となっていて、必ず物語の新しい展開につながっているようにしている。テンポもよく、真面目に如月ミキの他殺説について真面目に口論する5人だが、随所に放り込まれるギャグとツッコミが効果的に活きている。出演者は5人とも芸達者なメンバーで中でも“家元"(小栗旬)と“イチゴ娘"(香川照之)のテンポや表情の変化はすばらしい。 物語は如月ミキの自殺が実は殺されたという“オダユージ"(ユースケ・サンタマリア)の発言から、彼ら5人の正体と新事実が明らかにされていく展開になっており、物語が広がっていくというのではなく、一直線の道を突っ走るような怒涛の展開を見せてくれる。まず、後半まで舞台にほとんど出てこない“安男"(塚地武雅)についてはギャグメーカーというよりもかなり事件の真相を担う役割を持っているのではないだろうかという推理が働くのだが、ある一面アタリであり、ハズレでもある。この安男、イチゴ娘、オダユージは物語の本体を作り上げる重要な役割を持っているのだが、クライマックスでおいしいところはやはり主人公の家元が持っていく。結局、“スネーク"(小出恵介)はうるさいだけで、男5人というむさくるしい空間を多少なりとも軽いものにしてくれるという役割に徹していた。 用意された台詞を用意された順番で並び立て、真相を小出しにしていく展開に嘘臭さが伝わってくるのだが、緩急のついた観せ方で、その面白さが前面に出てきているのでとてもいい。 1回目の観賞が最も面白く、それ以降はハッとするような驚きは感じられなくなるのが勿体無い。感動させた後に、ミキの顔を明らかにしたり、宍戸錠を登場させることはある意味、興醒めで無意味なのかもしれないが、最後まで馬鹿馬鹿しさを貫こうとしたコメディ魂に脱帽。 2009/03/18 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by wiki (表示スキップ) 評価履歴[良い:64(46%) 普通:27(19%) 悪い:49(35%)] / プロバイダ: 34156 ホスト:34164 ブラウザ: 2136(携帯) 事件に関する様々な推察や展開、そして誰もが自重する場面は良かった。推理ものだと逆ギレや開き直りするのが多い中、自分の悪いところを反省するのは共感を得た。テンポもよく、予想外な展開には胸を踊らされた。ラストがやはり問題ですね。それ以外はないですね。特に。 2009/01/06 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by オルゴール (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 12891 ホスト:12881 ブラウザ: 5237 【良い点】 この作品は最初から最後まで構成はずっと1つの部屋の中での 会話だけで成り立っている。それでいてこの面白さはすごいと思う。 その会話のなかで次々に明かされていく正体が面白かった。 家元だけはなんにも関わりがないと思っていたら、ファンレターという つながりがあり、言葉どうり「命よりも大切」だったというところでは 感動した。 笑いあり、感動ありでかなり良い作品だと思った。 【悪い点】 プラネタリウムのところはすこし安っぽかったような気がする。 でも如月ミキはD級アイドルなのであえてそうしたのかなという 感じもする。 【総合評価】 最後のシーンには批判的な意見が多いが(ぼくも最初は批判的だった)よく考えると あそび心もあって面白いような気がする。彼らが出した答えは、あくまで「事実」 ではなく、「推測」に過ぎないので、最後にその推測を否定するような感じにした ことによって、こちら側に「ひょっとしたら、この中で殺した人がいるのではない か」などと深く考えさせるようになっているのではないかとおもう。 でも結局あのあとまた話し合った結果同じような「推測」にたどり着くのではない かと思う。それにあのシーンで面白いのは一年後も集まっていたということだ。 如月ミキの顔出しについても賛否両論だが、僕は良かったと思う。 まあ個人的な意見だけど、もしホントにあんなアイドルがいたら僕はファンになる と思う位かわいかった。それでいていかにも売れないD級の感じ出ていて良かっ た。そして最後に歌にあわせて、5人がオタ芸的なものを披露しているのも面白か った。 まあとにかく面白かったです。 2008/09/03 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 創世記 (表示スキップ) 評価履歴[良い:12(57%) 普通:0(0%) 悪い:9(43%)] / プロバイダ: 11533 ホスト:11399 ブラウザ: 5234 この映画はビデオで借りてみたのですが、かなり笑えました。 キャストも個性的な人たちで、よかったです。ストーリーが良く構成されていて、ギャグだけではないちゃんとした話になっていました。最近?の映画ではかなり面白い方なので、オススメしたい映画の一つです。 評価はとても良いで 2008/08/25 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by のとのーと (表示スキップ) 評価履歴[良い:34(61%) 普通:8(14%) 悪い:14(25%)] / プロバイダ: 35328 ホスト:35158 ブラウザ: 4184 【良い点】 密室状態で場面が切り替わる事なく、登場人物同士のやり取りだけで話が進行していくにもかかわらず、全く飽きが来ずに間を保ち続けられる脚本・構成の上手さ。 登場人物が皆魅力的。ユースケ・サンタマリア、小栗旬をはじめ、各役者陣が各キャラに合っており、熱演ぶりが良かった。 如月ミキの姿がラストのダンスシーンまで出てこないにもかかわらず、魅力的なアイドルに感じた。 各人が何かしらの形で如月ミキとつながりを持っており、同じ如月ミキでも接する人によって各々印象が違うことによって、存在感を出すことに成功しているように思えた。 【悪い点】 皆さんもおっしゃっている通り、最後の宍戸錠登場シーン(1年後の再開)は・・・・ 賛否両論だけど、個人的には蛇足にしか感じられなかった。最後の最後に謎を投げかけなければきれいな終わり方だったのに・・・・ 【総合評価】 見ていてすっかり話に引き込まれてしまった。こういう限られた空間内で登場人物のやり取りだけで話が展開していく作品は大好きだ。 この手の作品を面白い作品として成り立たせるには破綻のない脚本・構成に加え、登場人物が魅力的である事・役者の技量も問われると思うが、本作品はその条件をクリアしている。 ラストの締め方はマイナスも、評価は「とても良い」で。 2008/08/18 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 古典主義 (表示スキップ) 評価履歴[良い:494(42%) 普通:284(24%) 悪い:396(34%)] / プロバイダ: 17053 ホスト:16765 ブラウザ: 5234 【良い点】 どんでん返しの連続で、二転三転するスジ立てが面白い。 モース警部よろしく飛び出す推論のアクロバット、次々出てくる 新事実に鼻ヅラ引き回されるのは愉快だ。 【悪い点】 きちんと考察すれば矛盾点は多々ある。知っているはずの 事実で驚いたり、興奮したりする登場人物の姿が妙な事も。 しかし、即興的に場の勢いで議論の方向性、攻めてる人間と 攻められる人間がひっくり返る目まぐるしさが本作の魅力であり 真骨頂だと思うので、あまり細部にこだわらない方が良いと判断。 【総合評価】 「とても良い-」。漫才的、即興的、舞台演劇的な「場の勢い」 でスジを転がす手法には時折強引さも感じるが、得がたい独自の スタンスで好感触。 ラストが蛇足的と言う意見も多いが、個人的には「各人の抱いた それぞれにとっての実像」「全員の共有する虚像(観客にとっては 「え〜これ?」というサプライズとガッカリ+安心感)を示し、 オチつかせた所を、あらためてすくい投げする底意地の悪さに感心。 これは物凄く根性が悪い(誉め言葉)。良く良く考えれば、5人の 証言や正体も、場の勢いでついてしまった(あるいは真相を隠そうと 意図的についた)ウソの可能性も・・・? そう考えると、途中で矛盾のある言動を取る複数キャラクターの 態度にも説明がつく?などと妄想逞しく楽しめ、まさに「一粒で二度 美味しい」ラストと言える。 ほぼ全員身内なのは、本っ当〜に売れないアイドルだったのか? とか、それだけ愛されていたのか?と思わせる反面、実は故殺 なのでは?5人の正体は本当なのか?など、観客側も様々な感慨を 抱ける本作は、独特の万華鏡的魅力に満ちた傑作。 取り敢えずは、些細な矛盾には目をつぶって一通り視聴し、その後 色々と脳内妄想逞しく楽しんでもらいたい。邦画としては久々に 堪能した。お勧め。 2008/08/16 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 斐川 竜斗 (表示スキップ) 評価履歴[良い:440(58%) 普通:105(14%) 悪い:211(28%)] / プロバイダ: 5273 ホスト:5480 ブラウザ: 8090 金曜ロードショーでやってましたし、予告も見た事ないので。 何気なく見てみたけど意外と面白かったですね。 CMの若本ボイスとか、「ミキちゃーん!」とか変な叫び声とか野郎×5の変な踊りでイロモノ映画だと思っていたんですが、意外と感動するし同時に笑えるし。 あまり重くなりすぎないでコメディを適度に入れる手腕とかに感激しましたね。 あと、この評価にはネタばれ含んでいるので注意して下さい。 【良い点】 伏線の貼り方とか。 脚本のテンポの良さ、重くなりすぎないようにコメディ要素入れてるし。 笑えるし感動出来ますね。 展開を二転三転させて、読みとれない展開にして、なおかつ不条理さも低めなのが良いです。 こうゆう現実的な要素だけで構成するのは良いですね。 俳優陣の演技力も良いですし、密室で会話してるだけなのにここまで面白くして退屈しないのが良いです。 CMでの「俺はこいつを殺す!」は良い意味あっさりしていて良いかと。 なんだか普通から見たら引く場面を感動させられるように導いているのが良いです。 OPの演出は今まで見た事ない感じで独特でOK! 伏線を2時間に詰め込むのは見事だと思います。 この独特の空気が良いんですよね、オタク自慢とか。 イチゴ娘の正体とか笑えます。 ご都合主義もあるような気がしますが、ミキはみんなに愛されてるんですね。 古臭いし、確かに一昔のアイドルみたいですが、僕の場合作品内で彼女の本当の姿が映し出されて感情移入出来るようになったんですよね。 本当の彼女とか、弱さとか。 ファンレターの場面では涙しましたね、切ないです… 偶然の積み重ねで誰も悪くないって事で。 人情味とか良いですし、構成は秀逸ですね。 声優の方はたぶん音痴ではないですが。 (アルトネリコを見る限りね) 音痴を演じてるけどあのEDは良かったです、独自の味があって。 馬鹿らしい踊り&かけ声ですが、それまでの経緯のおかげであのテーマ聴いてるだけで泣けるんですよね。 キャラも個性的でほほましくて良いですね。 それぞれ人間味があって、言いがかりとか嫌な部分とかあっても優しさとか愛のおかげで許せます。 【悪い点】 なんだかみんな関係者ってのがご都合主義ですね。 なんで関係者ばっかなのかわかんないですね。 都合が結構良いと思います。 それと…あんなドミノのごとく都合良く事件が連鎖するのがご都合主義に感じます。 最大の問題点は…あのラストですね。 みんな集結したのは良いけど、流石にあれは後味が悪いです。 続編作らないつもりなら出さない方が良かったと思うんですが。 なんだかんだで話題作だから続編出そうな気してきます。 でも、あのシーンはいらなかったですね、少し不快でした。 【総合評価】 見ていて新たな演出の作り方、独自の作風や温かさに魅せられたので。 「良い」ですね。 なんだかんだで気に行っていますね。 2008/08/09 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 鯖鯖 (表示スキップ) 評価履歴[良い:376(77%) 普通:18(4%) 悪い:92(19%)] / プロバイダ: 48181 ホスト:48099 ブラウザ: 6342 面白い作品でした。期待せずに見てたんですが、ほぼ密室の中 たった5人の登場人物という括られたシチュエーションので ただのヲタクのオフ会から 物語が急展開し 二転三転とするシナリオと俳優陣の饒舌な熱演は見事です。(塚地は微妙ですが、、、、味は有ります。) ジェットコースターの様なハラハラした展開や予測のつかない裏切りなど飽きさせない作品でした。 、、、が やはり 他の方の指摘もある様に 最後の何分かは 正に蛇足でしたねぇ。偶像化されたヒロインの露出は最後まで 顔出しをひっぱった意味も無いですし(唄が下手なのはじゅ〜〜にぶんに理解は出来ましたが、、、) せっかく 仮説としては納得したドラマを振り出しに戻す「宍戸錠」の登場は、、、、まぁ真相は仮説でしかなかった事のゴリ押しでしょうが、、、そういう手法もありますが この映画の場合は 視聴後の感慨を損なうモノでしょう。受け手側もそんなに馬鹿じゃないんですから、、、念を押さなくても、、、、、 いちご娘役の「香川」さんは流石に怪しい存在感抜群でしたし、「ユースケ」は最近では忘れかけてましたが、、、、場を作るのが上手いなぁ。 評価は「良い」に近いですが おまけして「とても良い」で。ホントに最後は要りませんが 中盤は近年まれに見る面白さでした。監督さんは普段TVドラマらしいんで、、、そこらへんがアノ ラストになったのかな?同じ 「密室会話劇」を得意とする 三谷作品と比べると 遜色無く面白いんですが 視聴した後の満足感は大分違いますねぇ。 [推薦数:2] 2008/05/25 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 馬王 (表示スキップ) 評価履歴[良い:547(70%) 普通:101(13%) 悪い:136(17%)] / プロバイダ: 18453 ホスト:18387 ブラウザ: 6395 密室シチュエーションと言う舞台を見事に活かしきった脚本が素晴らしい。 更に5人の俳優の演技力の高さも見事なもので終始緊張感と時折息の入ったコンビネーションが映画としての娯楽性を更に高めており、そしてテンポのリズムの良さが拍車をかける。 【良い点】 一つはテーマだろう。売れないグラビアアイドルの一周忌に集まった、所謂アイドル好きのオタク達のオフ会。 その為、一人一人が非常に個性的なのだ。 それぞれの役割を演じきっており、これこそオタク達の会話だ! と思わすシーンが実に面白くコメディ性を高めている。 もう一つは脚本の良さ。 ただの会話で終われば詰まらない。がオダ・ユージの一言で一気に空気が強張りサスペンスへと風変わりしている点だ。 一周忌と思わせながら実はアイドルの自殺の真相は本当なのか?と言う疑問点から一人一人が実はアイドルと意外な接点があったと言う意外性の演出の上手さ。 後付と言われればそうともいえるが、その演出するタイミングの良さ、上手さがあまりにも見事なのです。 一転二転どころか、三転四転、五転六転とトントン拍子に真実が変わるところがシリアスで更に時折入る小ネタが上手く混ざって絶妙な雰囲気を出しているのだ。 ただこれだけコロコロ変わる展開にも関らずまたかよ!とかおいおい!と思わせない点が実に巧妙な脚本だと思うよね。 もう一つはキャラクターの良さ。 個性的で、真実を突き止めようとするけど、オタクと言う事実は隠せないさり気なく、会話を盛り上げている所が面白い。 彼女の家はどうだった?どんな性格だった?と真実が次々と出てくる際にその真性のオタク気質と言うかそれを忘れていないところが実に皆良いんだよねぇ。 小栗旬とユースケが物語を引き締め先を作る役柄、小出はシリアスな展開を和ます(KY?)も実は関連があった意外性。 香川は最もオタクらしい疑われ役ながら実はすごい真実を持った役柄、塚地は話しに全く絡んでないと思いきや実は最終兵器だったりと…笑 皆、それぞれが役割を演じていたと思う。 ただあくまでも映画と言う設定なので違和感のある、作られた造詣と言う点は否めない。 最後はシチュエーションの良さか…。 この映画は屋上を貸しきった部屋のみで行われる会話のみのシチュエーションなのだ。 以前見たことある映画であるならば『十二人の怒れる男』や『テープ』あたりが思い浮かぶがやはりどれも会話の質を求めなければ面白味が失われてしまう点にある。 特に前者の方が類まれない会話の質の良さで非常に素晴らしい作品だった。 ぶっちゃけこのようなシチュエーションっていわば舞台劇とほとんど変わらないんだよね。 舞台劇は生で感じる点、映画とは大きな差が生じてくるだけに、これだけ面白可笑しく、更にはシリアスで感動まである映画はそうそうないです…。 生での実感には適わないもののそれだけ良く作られた作品であることには変わりありません。 【悪い点】 ただ一つ私的に難点を言えばラストかなぁ。 一つは如月ミキの姿を完全に露出してしまった事かなぁ…。 今までアイドルの姿が出ていなく5人の頭の中の偶像の姿として描かれていた。 言葉では売れなくても彼女は歌が下手糞、ダンスが下手、そしてすごいファンを大事にする。 イメージだけは作られるのだが、実像として今まで出てこなかっただけに、やはり最後露出することでその実像がくっきりと映るわけで…。 やっぱここは頭の中の想像だけで留めて欲しかった思いがある。 あの踊りだけで終わって欲しかった感が強い。 そして最後の宍戸の登場かな。 全ては綺麗に片付いた後でまた一石を生じる終わり方は何かせっかく清々しいと言うか綺麗さっぱり明快な終わり方を迎えてただけに…。 あら…またですか!って感じがしてならないラスト。 まぁそれをおいといても実に素晴らしい作品でしたね。かなり面白かったです。 2008/02/01 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by HUNGRY SPIDER (表示スキップ) 評価履歴[良い:267(37%) 普通:158(22%) 悪い:298(41%)] / プロバイダ: 3586 ホスト:3585 ブラウザ: 7395 「アレ? 意外と面白いよこの作品」 …本作を見終わった直後に抱いてる感想です。パッケージを見た限りでは、なんか胡散臭そうな作品に思えたけど、蓋を開けてみると、実に真面目に練られた跡が覗える作品だったので、良い意味でびっくり。 本作は「十二人の怒れる男」などに代表される、所謂「密室劇」だ。密室に面識のない者共が集まって、あーでもないこーでもないの議論を交わし、真相という名の虚像を少しでも鮮明にさせようと四苦八苦する、不毛っちゃ不毛な作品…と、説明しては言葉が悪いけど、実際にそれを面白い映画として成立させるとなると、これが非常に難しくなる。第一に、次々に視聴者の予想を超える理屈を矛盾ない形で展開する構成力が脚本にないと惹き込まれないし、筋立てが良かったところで、俳優陣の演技や演出効果がお粗末なら、一気に白けてしまう。つまり、この手の作品は、製作に関った人々の技量に対して、一切誤魔化しが効かないのだ。そんな厄介な性質を持ちながらも「面白い」と思わせてくれた本作の製作陣の皆さんには、まず敬意を表したい。 内容は、1年前に自殺したアイドルの死の真相を、彼女のファンサイトの住人たちが顔合わせして解き明かしていく、というものだが、これはコミュニケーションツールとしてのサイトを人の集結の為に繋げるという意味で有効活用した、現代ならではの着眼点であり、そこに自分は、意外な方向の切り口を見つけたものだと感心させられた。 で、集まったサイトの住人たちが、アイドルの死について色々と議論を交わすのだが、この「アイドルの死」というのにも、題材選びのセンスを感じる。確かに偏見を持たれやすいことは言えると思うが、上述の「十二人」で引き合いに出された殺人事件と比べると親近感を持ちやすく、受け手に対して口当たりを良くしているとも取れる。 舞台は、とても良く出来ている。 ただ展開は、特筆すべき程に精緻とは言い難い。 緩急のつけ方があまり上手くないという印象は、残念ながら自分には拭えない。真面目な話し合いをしてる最中に、下劣なギャグをやられても笑えないし、寧ろ流れを乱すだけなのだ。さり気ない形で挿入しようと努力した感はあるが、それでも「憧れてちゃ悪いか!!」とか真面目な場面で言われても、安っぽさ故の失笑を買うだけだったし…本作のギャグはちょっと作品の本質にそぐわないかな、といったところ。 理論が二転三転しながら固まっていく展開には見応えを感じるし、完成された仮説も筋が通っているので、それ自体はいいのだが、実は皆、件のアイドルの関係者だったというオチには少しガッカリ。これは、関係者同士の討論ってことだから、純粋なファンによるものとは言えない。これが問題。何故かというに、視聴者と登場人物の距離感を抱かせてしまうのだ。確かに、関係者だからこそ本作は完成した、というのはわかるが、我々視聴者の大多数は彼らと対等な位置にいない(誰かアイドルと繋がりを持っていない)のだから、これでは親近感が薄れてしまい、下手すると冷めてしまう。 しかし、脚本に筋は通っており、俳優の皆さんは各々の個性を確立する演技を、自然な形でなさっているので(正確には、多少棒読みな箇所も見受けられたが、個人的には顔を顰める程でもないので許容範囲)、上述の欠点を考慮に入れても、会話の流れに身を委ねるには十分な面白さを持つことは、言えると思う。登場人物の実体がバレるまでの変遷も、それ自体は十分納得できるものだったしね。 そんな本作は、討論が終わった時に、事件の真相と共に「如月みき」の性格が浮き彫りになるが、それは彼女が(D級かも知れないけれど)、真の気高きアイドルであったことを示し、視聴者を暖かい気持ちにさせる、見事な終着だ。贔屓がいない自分さえ、「いいな〜」って思ったくらいなんだから、そのようなアイドルが存在する人なら、感慨深いものを抱かせてくれると思いますよ。 そして、「星」に彩られる終盤は、まさに「アイドル…人(ファン)には手が届かぬ星(スター)」を、「それでも星は人を照らし続ける」ことを象徴付けている感じで、議題が議題だけに、本作に相応しい幕切れだったように感じられた。 ただ、その後がね…虚像に迫るのが醍醐味の密室劇で「顔バレ」は感心できないかな。確かに「如月みき」は「それっぽい」感じが出てはいたけど、虚像は虚像のままで終わらせていれば、視聴者に憧憬の念を抱かせるという意味では、綺麗な幕切れとなっていただろう。これは一寸悔やまれるところ(但し、その映像に合わせて皆で踊るのは、どんな人物にだって、一人のアイドルに憧れる仲間じゃないかと思わせてくれて、暖かい気持ちになれた…と同時に、クールを装っていたオダ・ユージがノリノリだったことには、これまでのギャップから失笑を禁じえなかった)。あと、「1年後の再会」は、個人的には蛇足だと思えた。いや、あのまま綺麗に終わった方がよろしいかと… まぁでも、この点に関してはラストだけを責めるワケにもいかない。何故なら、そこに至るまでにも、彼女の顔を隠しきれてないからだ。家元のコレクションに参加者が集まる序盤の段階で、みきちゃんの顔、見えてるんですけど…ここは、厳しいが「ツメが甘い」と言わざるを得ない。 以上の理由と感想から、自分の本作に対する評価は「とても良い」に極めて近い「良い」とさせていただきたい。いや、心情的に「とても」でもよかったと感じてるし、作品として見てもオススメできる程に出来てはいるんだけど、ツメが甘いことによって目立った欠点を考えると、そうもいかないかな〜って思えたんですよ。 2008/01/13 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by DONP (表示スキップ) 評価履歴[良い:56(55%) 普通:16(16%) 悪い:30(29%)] / プロバイダ: 1079 ホスト:1045 ブラウザ: 6391 自殺したアイドル如月ミキの1周忌、ファンサイトで知り合った5人の男たちがオフ会を開き 思い出話しや自慢話しをしているうちに 1人の男が放った『如月ミキは自殺なんかしていない、殺されたんです』という言葉から 密室での犯人探しがはじまる。と言った内容 サスペンスっぽいのりだけど実際はコメディー色の方が圧倒的に強かったです。 とにかく超展開に次ぐ超展開の脚本、ハンドルネームしかわからなかった5人の素性がドンドン明かされていく展開は見応えあり。 また出演している役者さんがほぼ5人という事もあり豪華 姿は朧気にしか見えない如月ミキというアイドル像をこうも生々しく具現化させてしまう演技力は見事 ドランクドラゴンの塚地武雅もかなり好演していたと思います(序盤はあまりいなかったけど) 個人的には今役者として恵まれている小栗旬が5人の中で1番不憫な設定なのが笑えました。プラネタリウムの件なんかはもう最高w やっぱりお金をかけなくても良作は作れるんだなぁと思わせてくれた作品 最後は自分も如月ミキのファンになってしまいました。 人に自信をもって薦められる日本映画の1つですね 評価は『とても良い』で この評価板に投稿する |
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