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| 作品紹介(あらすじ)松本人志、初監督作品 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 監督・企画・脚本:松本人志 プロデューサー:岡本昭彦 製作代表:吉野伊佐男 大崎洋 製作総指揮:白岩久弥 アソシエイトプロデューサー:長澤佳也 脚本:高須光聖 撮影:山本英夫 美術:林田裕至 愛甲悦子 デザイン:天明屋尚 (大日本人刺青デザイン) 編集:上野聡一 音楽:テイ・トウワ 川井憲次 (スーパージャスティス音楽) VFX監督:瀬下寛之 音響効果:柴崎憲治 企画協力:高須光聖 長谷川朝二 倉本美津留 照明:小野晃 装飾:茂木豊 造型デザイン:百武朋 録音:白取貢 助監督:谷口正行 出演 大佐藤大:松本人志 跳ルノ獣:竹内力 小堀マネージャー:UA 童ノ獣:神木隆之介 締ルノ獣:海原はるか 匂ウノ獣:板尾創路 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 日本 公開開始日:2007/06/02(土) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 公式サイト 1. 【映画】松本人志 第1回監督作品 「大日本人」 公式サイト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 最終変更日:2008/09/29 / 最終変更者:どうか Kappa と発音してください。 / 提案者:サブかわ (更新履歴) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| [推薦数:3] 2008/10/17 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by HUNGRY SPIDER (表示スキップ) 評価履歴[良い:267(37%) 普通:158(22%) 悪い:298(41%)] / プロバイダ: 3586 ホスト:3726 ブラウザ: 7395 最初に申し上げるが、自分は松本さんのファンではないし(ただ、MCとしては相当面白いと思う)、彼が出演・製作したコントの類に関する知識は全く持ち合わせていない。だから、その視点からの意見になるが…ただ一言、視聴が苦痛で堪らなかった。 では、どうして苦痛だったのかを考えてみたい。 1.インタビュー形式を貫くことの意義は? 本作は、大日本人巨大化と終盤の超展開を除いて、徹頭徹尾、大日本人とその関係者が傍若無人なリポーターの質問に答えることで、物語を展開している。このやり口は確かに斬新だし、それ以上に、常に被写体がカメラ(視聴者)に向けてメッセージを発信している状態が保たれるので、彼らの機微を感じ取りやすくなる。歯切れの悪い受け答えから醸し出されるリアリティもある。そして、本作は多分、そこから笑いを感じさせようとしているのだろう。 しかし、それが面白いかどうかは、全くの別問題だ。 インタビュー形式に限らず、特殊な形態で笑いを取ろうとするのなら、それこそ「静」と「動」のメリハリが非常に大切だ。「静」があるからこそ「動」が活きるし、逆も然り。ところが、本作ではそのようなメリハリがない。最初から最後まで、世を拗ねていながら高慢さを捨てられない大佐藤の、陰鬱で歯切れの悪い受け答えが延々と続くだけだ。それによって齎されるのは、言いようのないほど居心地の悪い惰性に過ぎない。少なくとも、笑いについていけない場合は。 2.大日本人の活躍…ねぇ… そんな本作は、作品に付き纏う惰性を、大日本人の活劇という形で打破しようとしていたのだろうか。真偽は不明だ。けれど、仮にそうだとしても、自分はとてもそれが功を奏したようには思えない。 何故かというと、大日本人の戦いの内容それ自体が、とても見られたものではないからだ。 彼は弱い。巨大化したはいいが、果敢に獣に挑むわけではない。獣が暴れていれば隠れるわ伸びるわで、勝ち方にしても相手の隙と自身の運によるものばかりだ。更に、戦い方もパターン化している。これでは全くカタルシスが得られないのだが、その脆弱な有様は、世間の無理解に拗ねて陰鬱になってる普段の彼と何ら変わりはしない。 そのため、大佐藤の活躍にボルテージが上がらないばかりか、返って普段の大佐藤の延長線上にあるように思えて、一層のマンネリが起こってしまう。しかも、パターン化された戦いとなると、なおの事だ。 本作は多分、そのことによって、「普通の人が巨人となって戦うことから齎されるヘタレさ…既存のヒーロー像との齟齬」を引き出し、笑いに繋げているのだと思うが、残念ながら、自分には全く理解不能の世界だった。珍妙な獣の造形にしても、見た目のインパクト以上の何が残ると言われると、答えに窮する。 3.何が言いたかったんだろう? 本作は大日本人の語りで物語を構成しているわけだから、彼自身の口から相応の設定が語られる。ところが、その内容は殆どが意味を成さない。 夫婦や親子の問題は、ただ「嫁が離婚したがってる」ことを示すだけだ。そこから見えるのは、せいぜい大日本人に対する無理解という、作中で延々と語られたファクターのみであるため、非常にどうでもいい話になっている。 大日本人と仲が良いママにしても、「彼の支持者もいちおう存在します」というだけで、後は完全に投げっぱなしの状態だ。実際、彼女は一度しか触れられていないし、後に大日本人の存在意義を肯定する立ち位置の人物は一人も出てこない。そのため、視点の混在という要素もどうでもいい。 その他にも、「大日本人の血脈」や「獣退治の伝統」についても、四代目を出すだけで示唆するまでには達していないし、「現代っ子の世代に向けた生命の尊厳」というメッセージに至っては、どうでもいいを通り越して、まるっきり忘れ去られている。 まぁ、本作のことだから、大佐藤がレポーターの質問に答える時々で思ったことをそのまんま写してるだけで、メッセージとかテーマとか、発信する気はなかったのかも知れない(それにより、意味深そうな言葉に反応するインテリ気取りを皮肉っていたとも取れる)が、それにしても非常に不始末な印象を受ける。 4.結局ついてけません(汗) 最終的には、この作品、どうも内輪ネタのような印象を受ける。松本人志という偉大なお笑い芸人が、彼自身のテイストを知る人間にのみ向けた、非常に閉塞的な作品、即ちついて来れない奴は見るなとでも言いたげな、自己満足度が究極的に高い作品だと(超展開とも言えるラストの特撮やヒーロー談義などは、内輪受け以外に何を狙ったのか、甚だ疑問だ)。 賛否両論が激しいのは、恐らくはこの点に因るのだろう。本作を映画として捉えている層にとっては、この上なく不親切で敷居の高い作品だが、松本人志の笑いや思想が詰め込まれた作品として捉えられる層にとっては、満足がいく一品なのかも知れない。 ただ、残念ながら自分は前者だ。その立場を代表してるわけじゃないけど、いち視聴者として言うなら、「映画は確かに自由だ、しかし、何をやってもいい道理はないし、ファン以外の気持ちも考える必要があるのではないか」となってしまう。即ち、自分は本作を映画と思いたくない。 松本さんのことをよくわかっていない者の戯言に過ぎないのかも知れないが、これは言いようのないほどの苦痛の中で、映画に於ける自由とは何か、自由と自分本位の境界線は何処にあるのか…といったことを、悪い意味で考えさせられる作品だった。自分にとっては、これは黒歴史、二度と見ないでしょう。 以上の理由と感想から、自分の本作に対する評価は「最悪」とさせていただく他ない。
[推薦数:1] 2007/06/27 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 猩々紅冠鳥 (表示スキップ) 評価履歴[良い:192(70%) 普通:41(15%) 悪い:42(15%)] / プロバイダ: 3700 ホスト:3813 ブラウザ: 5234 この作品の評価は非常に難しいです。 僕は楽しかったです。笑いをこらえるのに必死でした。 ただ、僕の周囲でも「面白くなかった」という意見はありました。 それぐらい、人によって評価が分かれる作品であると思います。 一番の評価の別れどころは、この作品を映画として見たかどうかでしょう。 社会風刺をちりばめつつ、笑いあり涙あり(涙あったかな?)のヒーロー映画のようですが、 もちろん「社会派映画」ではなく、「アクション映画でもなく」さらには「コメディ映画」でもなく、一番近いのは「コント」。 そのため、映画としての面白さを求めて見ると、手痛いしっぺ返しを食らうことになります。 構成も映像美も演技力も表現力も、世にある映画とは比較になりません。 もっとも、演技については出演者全員が自然体だった、というある意味今までに無い素晴らしさはあります。 一方で最初から力を抜いて脱力して見ると、「ごっつええ感じ」テイストでかなり笑えます。 それから、もう一点の分かれ目は、作品の本質に関わってくるので言えませんがラストが・・・・・。 ラストが楽しめるかどうかで、この作品の評価は大きく変わってきます。 ある意味では驚愕のラストと言っていいでしょう。 その他楽しめた派楽しめなかった派共通した評価としては、 ・とにかく前半が退屈 作品を楽しんだ僕ですらそう感じたのですから、面白くなかった人にとっては苦行だったでしょう。 ・様々な要素が投げっぱなし 思わせぶりな部分や、もっと掘り下げられる部分があるのに、大半がほったらかしです。 ・松っちゃんの演技力が・・・ 作品が進むにつれて徐々に標準語から関西弁っぽく・・・・。もしわざとそうしてるならかなりのものですが。 ・芸人が芸人として出演できてる 板尾をはじめ、映画なのに芸人は芸人として演技できていて、それが面白い。松本監督ならでは。 といったところでしょうか。 間口は決して広くはありませんが、僕は楽しめたので「良い」で。
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