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評価分布

[日本映画]12人の優しい日本人


じゅうににんのやさしいにほんじん / Twelfth Japanese Kind To
日本映画総合点=平均点x評価数22位/1,461作品中(総合36/偏差値78.44) 21位<= =>23位
日本映画平均点(評価10個以上限)17位/216作品中(平均1.80=とても良い/20評価) 16位<= =>18位
1991年日本映画総合点1位/19作品中 =>2位

直近発売のBray/DVD 2012/03/30 ():12人の優しい日本人【HDリマスター版】 [DVD] 2,940
Bray/DVD
売上/新着
本/漫画
売上/新着
玩具
売上/新着
2187
12人の優しい日本人【HDリマスター版】 [DVD]

2,940
2012/03/30
()
5339
VHS:12人の優しい日本人 [VHS]

16,590
1992/06/20
()
28099
12人の優しい日本人 [DVD]

4,935
2000/10/25
()
288047
DVD-ROM:12人の優しい日本人 [DVD]

6,800
2006
()
515221
DVD-ROM:12人の優しい日本人 (<DVD>)

6,800
2006/08/01
()
5349
おもちゃ&ホビー:究極の人狼 完全日本版

3,150
2010/12/11
()
    
評価統計
評価平均とても良い(1.80 pnt)
評価総合点36.00
日本映画順位(平均点)17位(216作品中)
日本映画順位(総合点)22位(1,461作品中)
偏差値(総合点)78.44
最高の中の最高1

人数41131100
割合20.0%55.0%15.0%5.0%5.0%0.0%0.0%
加算分布20%75%90%95%100%100%100%
分布要約90%5.0%5%
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簡単投票の分布
キャラ・設定3.00(最高)1
映像3.00(最高)1
声優・俳優3.00(最高)1
ストーリー3.00(最高)1
音楽2.00(とても良い)1
モラル100%1人/1人中
考えさせられた100%1人/1人中
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面白い100%1人/1人中
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販売:ジェネオン エンタテインメント 監督:中原俊 脚本:三谷幸喜
出演:豊川悦司 塩見三省 相島一之 上田耕一 二瓶鮫一 中村まり子 大河内浩 梶原善 山下容莉枝 村松克己 林美智子 加藤善博 久保晶 近藤芳正
日本 公開開始日:1991
公式サイト
1. 12人の優しい日本人 | Movie Walker
利用状況
日本9,8082020
海外1,16500
最近の閲覧数
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(階位と権限/特典の関係の説明)
最終変更日:2011/10/03 / 最終変更者:はるすけ / その他更新者: シューゴ / カジマさん / 提案者:もろっち (更新履歴)
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2012/05/22 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:0(0%) 普通:0(0%) 悪い:1(100%)] / プロバイダ: 3719 ホスト:3474 ブラウザ: 4894
【良い点】
役者の演技力

【悪い点】
とにかく話を混ぜっ返して引き延ばすだけの内容

【総合評価】
物語の中の個性の衝突が人間的成長という成果に繋がるわけでもなく、
非建設的で冗長。

そこに笑いどころがあるならまだしも、登場人物の言動が
幼稚・自己中・意志薄弱といったネガティブな面ばかり強調されて
好意的に受けとめることができなかった。

2011/08/06 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:537(86%) 普通:57(9%) 悪い:33(5%)] / プロバイダ: 10763 ホスト:10800 ブラウザ: 3876
面白かった。ただ面白すぎて見るのに夢中になってなにが面白かったのか冷静に思い出せない。後2,3回見て初めてそう言うところが分かるのかもしれない。そういう中途半端な意見を軽く書いておこうと思う。

キャラクターがまず良かった。キャラが立っているという言葉がふさわしい。それぞれの演技とキャラに対しての外見が良くあってるのが素晴らしい。

唯一良く分からないのが豊川悦司の役だけど、最後の最後にその謎が分かる。正体不明の風貌、その正体は何にでもなる役者と締めてその正体不明の雰囲気に合点が行く。最後の最後まで彼の言った弁護士を信じてしまった。変な意味で名演技だった。最後の種明かしで面白かったのは歯医者さんも良かった。

後は物証などでカチカチにやっていく裁判物と違うそれぞれの理屈が面白い。決して裁判物が面白くないわけじゃないが、素人である陪審員なりの味がある。それが行かされた台詞の数々。脚本が良いというのに尽きる。

最後の落ち、今まで散々個人的感情を馬鹿にしてきた言いだしっぺが個人的感情を吐露して締める流れも良い。

多少腑に落ちない点もあったが、被害者の自殺に持ち込みたいわけじゃなくて、加害者の推定無罪を貫く姿勢に情緒的だけではなく、裁くものとしての誠実な姿勢を感じ取る事が出来る。ここちょっとひっかってしまったのだけど、私も長く見ている間に真実とは何か?に対する拘りの穴に落ち込んでいた事に視聴後気がつくことが出来て穴から抜け出す事が出来たのでその点で評価は落とさない。

2009/10/05 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:262(52%) 普通:79(16%) 悪い:159(32%)] / プロバイダ: 28815 ホスト:28922 ブラウザ: 9739
「12人の怒れる男」のパロディと言うか何というか。
偶然、ある年のお正月に深夜にやっていたのを見たのですが、面白かったです。

【良い点】

「12人の怒れる男」が純粋に真実探求に向かって行く話だとすると、こちらは変化球。
逆に、1人の陪審員のこだわりが、無罪判決から有罪を導き出すのか・・・と思わせてまた・・・というのが何ともひねりがありました。
題名に「日本人」と銘打っている通り、和やかに「まあまあこの辺で」的なところが妙におかしかったです。

12人全員のキャラが立っていて、それぞれに見せ場があるのが面白かったですね。
しかも、伏線の張り方が凝っています。
終盤に来て、地味なキャラクターが別の陪審員の直感が捨て置けないと気付き、一気に謎を解いていく展開はしびれました。
そして、真顔で「証人のおばちゃん」と言うのが、妙に滑稽だったり。

元ネタの「12人の怒れる男」を知っていると、ニヤリと出来るところもあり、ミスリードされるところもあり、なかなか上手い展開でしたね。

【悪い点】

本格的な謎解きを期待すると、いささか拍子抜け・・・かな?
私としては、あの結論は面白かったですが。

【総合評価】

個人的に、三谷作品の中で1番好きな作品の1つです(同率で『ラヂオの時間』ですが)。
伏線の張り方、個性の出し方、パロディ性、どれをとっても巧みの一言。
今見たら、もっと評価が上がるかもしれませんが、とりあえず記憶の限りで評価は「とても良い」とします。

2008/07/11 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:9(69%) 普通:2(15%) 悪い:2(15%)] / プロバイダ: 18445 ホスト:18702 ブラウザ: 5234
【良い点】
陪審員役の登場人物それぞれに特徴があるし、陪審員の意見が二転三転して最後までどうなるか分からない面白さがある。たった一つのセットで、ずっと話し合いだけなのにここまでの映画がとれるのはすごいしか言いようがない

【悪い点】
とても面白いけどコメディというほど笑えはしない。

【総合評価】最高
日本映画で一番好きな作品。
裁判員制度も始まるし一度見てみる価値はあると思います。

2008/01/14 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:58(83%) 普通:6(9%) 悪い:6(9%)] / プロバイダ: 51407 ホスト:51282 ブラウザ: 4184
日本で裁判員制度か…。なんか面倒臭いな〜(汗)

この映画に出てくるある俳優さん(?)があるドラマである職業をやっているのを見て、あらためて見返しました。
きっかけの方はドーラン塗っているアレです。

民主主義のいいところは、場合、場所によって僕みたいなダメな奴でも発言する機会がそれなりに与えられること、
それによって一方的な意見の偏りをなくせる、
それでダメじゃない奴らだけに得はさせない、いい思いさせない…こともたまにある。
一方悪いところは、いちいちみんなの意見を聞き、全員を満足そして納得させることを考えていては、
収拾がつかず問題解決に至らず、ずるずる時間やら金を無駄に浪費してしまうこと。
軍隊でこんなことやっていたらあっという間に手遅れな事態になってしまう。

そんなこんなが如実に出ている民主主義社会の縮図的な陪審員制度?…っていうと大げさ?
アメリカのような人種と民族のるつぼのような国で、多数決ならわかるのだが、全員一致でないとダメっていう、
よくそれでうまくいっているなと〜不思議でしょうがない。
で、日本で実際やったらどうなるだろう?って作品。
元祖へのオマージュをガンガンだしつつも、ちゃんと応用を利かしている。
元祖のあの番号の人はこっちでいう何番だなって当てはめしたくてうずうずしちゃう。
陪審員は公正な無作為で選ばれるはずなのに、なんだか選び抜かれたすごく個性的なメンツだ。
この映画、12人の陪審員と守衛さんとピザ屋の配達する人で合計14人です。
舞台は部屋2つと便所と庭と廊下、安上がりだな〜。

一番…陪審員長。<中立>の立場を保とうとする真面目な人。
十二番がやたら仕切りたがるのを嫌がる。

二番…<熱血><思い込み><空回り>。出だしから分不相応な感。
○替えから伏線がすでに始まっている。

三番…強面に反して、議論や論争などの揉め事に恐怖を覚える人。
<平和>的解決を望む。

四番…「フィーリングかな?」<感覚>の人。
ちょいボケぎみだが、意外に洞察力がある。また見た目以上に頑固。

五番…データウーマン。<記憶>力もいい。
ただし、情報を生かして自分なりに分析したりすることがちょっと不得手。
でもあの手帳の情報、今ならケータイでも間に合うか?

六番…早く終わるならどっちの判決でもいい、<見勝手>なビジネスマン。
でもどうでもいいことには率先してやる。

七番…個人的な<感情>論でゴリ押し。自分の意見が通らないとふくれてすねる。

八番…PTA懇談会気分の若いお母さん。
他の人たちは的外れな意見から新しい展開があったのに、
彼女の場合終始外れっぱなし。でも口を挟むだけで場が和む、<和み係>。

九番…ディベートに自信があってやや選民思想家の<偏屈屋>の初老。ぼか(僕は)〜口げんかじゃ負けないよってタイプ。
理屈に合わないものは軽視する傾向にある。紳士に見えてかなりキレやすい。
人を見下した発言をするが、本心ではなく、
発言によって彼らの出方、反応を楽しんでいるよう。

十番…「なんとなくなんです」<直感>の人のいいおばさん。
実はある人物のある発言でその人物の本当の性格を真っ先に見抜いていた、
周りは流したが。
十一番…見た目チンピラ上がり。最初<無関心>な人だったが。

十二番…影の<進行役>。
口は悪いし軽い感じの男だが、人の意見をまとめるのがうまく、言葉も適切。読みも鋭い。
彼を味方につけることが勝敗に左右する。

議論の中でしだいに陪審員たちの見えなかった、見せなかったものが徐々に現われる。
限られた空間、限られた時間、限られた話題によって、人は本性をさらけ出す。
個人的は七、九、十一、十二番を除いて悪い部分すべて自分に近いものを感じる(汗)。
(↓こっからちょこっとネタバレ注意)

さて、某テレビ番組のある諸問題でジャッジする弁護士たちでさえ、意見が真っ二つに分かれるというのに、短い時間でシロートたちに真実を見通した答えが出せるものだろうか、そういう疑問が付きまとう。
終盤畳み掛けてくる、可能性の低い推論の積み重ね、面白いだけど、
これはもう机上の空論、もはや駆け引きの手段でしかないように思う。
疑わしきは罰せず、って言っても、限度があるのでは?
ひょっとしたら最後までごねた●番の主張の方がひょっとしたら後々になって正しいこともありうるんじゃないだろうか。
でもこの最終判定自体はあまり意味はないように思う。
○番にあって●番(側)に「正義」がないことを周りに見抜かれたとき―――決した、このことに意味があるんじゃないか。

正義とは何か?ディベート能力か?鋭い洞察力か?思い込み抜きの客観性か?それとも人柄の良さか?慈愛?
正義にもいろいろな正義があるが、ここでいう正義はちょっと違う気がする。どうももっと当たり前のことらしい。
そのヒントになりそうなのはやはり突然主張を変えた○番、そしてその訳に思う。
おそらく議論とはちょっと関係ないある人物のある発言に○番はハッとさせられた、
つまりそこで正義を感じたから、正義に目覚めたかもしれない。
現実社会では隅に追いやられがちだが、こういう場では決め手となる、正義?
自分で書いていて苦手な言葉だ(笑)不正義な僕が説明してもダメなので、
僕が好きな映画『虚栄のかがり火』の裁判長の言葉から引用、

『正義―――、それは法だ。そして法とは、―――人間の人間であるゆえん、そのもっとも根本にあるのは、節度だ。
節度とは、かけひきではない。権力の欲望でもない。金儲けでも、ペテンでもない。
節度―――、節度とはあなたがたがおばあさんに教わったことだ。体に染み付いている』

この作品でいう正義とは、法?節度?いやもっと根本なところ、
"年寄りの意見にも耳を傾け、年寄りをいたわる"態度もしくは姿勢、ってことではなかろうか(違うって)
●番はそれを途中で忘れちゃった(笑)

オマケ。この作品で気づいたここでのディベートの勝利の法則(みたいなもの)をいくつか。
嘘も方便、でもバレバレのつまらん嘘をつく奴は、平然と大嘘をつく奴には勝てない。
人に意見を押し付ける奴は人の意見を引き出す奴には勝てない。
意見に個人的感情を持ち込む奴は客観的な冷静さをもつ奴には勝てない。
ちなみに僕は全部前者の方だ…。

[推薦数:1] 2007/06/03 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:267(37%) 普通:158(22%) 悪い:298(41%)] / プロバイダ: 3586 ホスト:3627 ブラウザ: 7395
三谷脚本は基本的に合わないのだが、どうやらこの作品は見られたようで…
「十二人の怒れる男」にえらく感銘を受けた自分は、どうやらブレーンストーミングが好きらしいので、この作品に対しても期待して見たのだが、まぁ期待通りというか、見応えのある作品に仕上がっていたように思う。

内容だが、これって「真正面から日本人を描いた」作品ではないかと。
「優柔不断」なんて言葉を思い出す。この言葉での「優」は、恐らく「柔」を形容する語だと思うのだが、本作のタイトルとなってる「優しい」の優は、優柔不断のことも何気に暗示していたんじゃないかな…なんて考えたりもする。読んで字の如く、折れることは得意だが決めることはしない。本作の登場人物を見ると、まさにその通りで、自分の意見も持たないのに、説得力のある仮説を聞くとそれに飛びつく。さも自分が持ってる意見を振りかざしてるように。それを受け入れられないと、逃げ道がそこにしかないから、感情任せの暴論に走る。
感情ということでは、作中の議論に於いては、グラサンかけた背の高い兄ちゃんを除く登場人物は、みんな議題に感情というか、人情を挟みすぎ。若奥さんのあやふやな意見に老人が激昂する場面で、そこで「女性を怒鳴りつけるんじゃない!!」と、大人しかった初老の男性が叫ぶシーンがあるけど、自分はそれで本作は論理より感情を優先して描いた話だと確信した。この女性云々、根底に流れる思想はフェミニズムと言えば聞こえはいいけれど、実際は感情から生まれたもの以上の何物でもなく、論理に挟むには感心しない代物だ。さて、これを踏まえて本作の内容だが、議題となってる事件の容疑者は若い女性だ。若い女性が罪を犯したとは思いたくない。それが恐らくは大半の人の考え方だろう。一方、最後まで有罪を主張したサラリーマン風の男性も、上記の固定観念とは真逆の形で、固定観念を持っている。若い女性は罪を犯す存在であってほしいと。それは、最後の台詞で顕在化されるのだが、よく考えるといかにも彼女を陥れようとする心が見え見え。事実、終盤では彼も感情論しか言えなくなってしまってるし。
本作の議論を引っ張ってるのは、論理ではなく感情だ。
日本人は往々にして議論が苦手と言われる。上記の通り、感情と大差ないくらいの(或いは感情でしかないと言ってもいいような)、ボンヤリとしか意見を抱かない。これなら、違う立場の意見が来ても鞍替えは簡単。その方が議論としても進みやすいだろう。そんな風に考えるところが、どうしても性質的にあるように思えるが(要するに殆ど日和見主義なんですね、つまり流されやすいってことです)、本作はそれを、映像という形で見事なほど表現しきっている。見ていて気持ちのいいものではないが、確かにそんな節があることは認めざるを得ない感じだ。
こんな意味で捉えると、本作のタイトル「12人の優しい日本人」というのは、実にシニカルなものだったように思う。

この作品と「怒れる男」の大きな違いは、主役がコロコロ変わることだろう。
序盤ではサラリーマン風の男性が主役かと思いきや、中盤でエリート風の老人が物語の主導権を握り、終盤ではグラサンの兄ちゃんが論により他を圧倒する。もっとも、論理の質自体はあまり高くないのだが…それよりも、この主役がコロコロ変わることで、誰が優勢または劣勢になった時にどんな対応をするか、この部分を見て楽しむというのが、本作の真髄だと思える。それと同時に、本作はこう見せることによって「日本人の論理の有様」を描ききっているとも感じられる。序盤で主導権を握っていた男性の見せる対応が、それを如実に物語っているようだった。但し、論が破られると捨て鉢の感情的意見に走るのは、日本人だけが持つ特質ではないような気がするけど…

映画作品として見れば、皆さんも仰っている通り、やはりよく出来てる作品だったと思える。
これは本家(かも知れない)たる「怒れる男」にも言えることだが、あの閉塞的空間で、これほど緊迫していて、尚且つ自然さを感じさせる演技を役者の皆さん全員がなされたこと、話の流れに途切れがなく、尚且つ納得できる内容だと素直に感じられるほどに脚本が練られたことには、賞賛を惜しまない。

正直、本作には「怒れる男」ほどの爽快感もないし、鋭さもないから、作品としての質はあちらに軍配が上がるだろう。しかし、これも描きたいことを上手に描いてるように感じられたし、何より最後まで見ていて飽きなかったので、十分に評価の余地があると考えていいだろう。評価は、三谷作品は本来的に合わない自分の基準でも「とても良い」はつけられる(本作だけは特例なのかな)。三谷氏は監督よりも脚本家に向いてる気がしますねぇ…

2006/09/23 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:339(64%) 普通:161(31%) 悪い:27(5%)] / プロバイダ: 53338 ホスト:53506 ブラウザ: 6812
元々演劇だったものを映画にしたものです。
故に、どこか閉鎖的な感じがします。
物語のほとんどが、部屋の中の会話のやりとりだけで、物語を引っ張りっていた。
故に、映像的な仕掛けや面白さはなかった。
キャラクター造形が抜群に上手い。多少重なる部分もあったが、12人分のキャラクターが生き生き動いていた。
故にか、数名とその他大勢ではなく、12人全員に見せ場があった。
結局は、最初の評決と同じ「無罪」だった。
それで、良かったと思う。
後味もすっきりさわやかな感じさえした。

それにしても、陪審員制度って、もうすぐなんですよね。
わたしの周りには、陪審員になる人が出てくるんだろうな。

最近日本映画に当たりが多い。
「とても良い」でいきます。

2006/08/14 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:156(66%) 普通:31(13%) 悪い:51(21%)] / プロバイダ: 27529 ホスト:27445 ブラウザ: 5717
登場人物の造りが非常に上手い、対極に見える体育会系の兄ちゃんと
サラリーマン風の兄ちゃんの共通点。
上から見るようなおっさん、速く帰りたくてやる気のないサラリーマン
サングラスでチンピラ風だが実はいい男
などなど、どこかにいそうが、それでいて個性的な登場人物
と二転三転する議論が魅力

映像的な派手さはまったくないし
映像的な動きもあまりない
というか場所が、議論している部屋とトイレ位しかない

しかし、日本人気質を上手く描いた登場人物と議論の様子が非常に面白い
そこは、脚本の上手さなんでしょうね。

2005/11/23 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:66(63%) 普通:0(0%) 悪い:38(37%)] / プロバイダ: 27932 ホスト:27629 ブラウザ: 3793
陪審員制度を舞台に扱ったの戯曲の映画化だが、見応えのある秀作。
演技が達者な役者のお陰もありかなり楽しむことができた(最初はくどいと感じたが)。
話を二転三転させる三谷 幸喜と東京サンシャインボーイズの脚本も素晴らしい。
中原 俊の演出も前半は少しもたれるが(飲み物の注文場面が特に)尻上がりに良くなり後味も清々しい。
本家アメリカの陪審員映画に引けを取らないところも凄い。

2005/10/30 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2149(46%) 普通:1436(31%) 悪い:1074(23%)] / プロバイダ: 10534 ホスト:10814 ブラウザ: 4184
※2007年11月3日訂正。

陪審員制度を日本でいざ行ったら、どうなるか(日刊ゲンダイにもそれに
対しての批判的な記事が以前掲載されてましたが)を三谷風に料理した
風刺映画でしたな。

【良い点】

・陪審員達の人間模様

やけに被害者に対して感情的だった体育会系のおっさんや
仕切りたがり屋のメガネのサラリーマン風の中年男性、気が弱く、一時は
鼻血を出してしまったおばさん、他人の嘘を見抜ける(ジョジョのブチャラティ
じゃあるまいし)と豪語したおばさん、最初はまったく会議に参加していなかった
サングラスの兄ちゃん等登場人物の造詣はよく出来ていました。

・キャストはあの人も・・・・・・・・・

まだそれ程有名でなかったトヨエツの出演は以外でしたね。
昭和37年生まれと思っていたのが、実際3歳も鯖読んでいたことを
最近知ったけど、結構遅咲きなんですね。彼は。絡みは多いとは
いえなかったけど、それなりの存在感はありました。

【悪い点】

・どうも笑えない・・・・・・・・・・

ダヨーンおじさん等意表をついたギャグも見られましたが、2転3転するストーリー展開同様ゲラゲラ
笑える代物でもなかったですな。どうも計算高さが透けて見えるというか。

【総合評価】

題材そのものは悪くは無かったと思うけど、もう一つ巧く料理しきれていない
印象でした。三谷作品を否定するわけではないけど、当たり外れの差が大きいのは
否めませんね。これは、まあ、評価は「普通」ですかな。特に不快な点も
無かったとは思うので。

2005/04/09 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:605(82%) 普通:77(10%) 悪い:53(7%)] / プロバイダ: 5790 ホスト:5709 ブラウザ: 3875
ここでの評価が高いので見てみましたが、面白かったです。
日本で陪審員制度が当たり前の時代に起きたある事件を12人の陪審員が、裁くという物語です。
今日本でも陪審員制度が話題になっていますが、実際にやるとなると、こんな問題おきそうですね。
確かに自分が関わった事件で容疑者が極刑になったりしたら、後味悪いですしね。
そういう意味では、もし自分が選ばれたら、または全く逆の立場(裁かれる立場)になったりしたら、はっきりいってどちらも不安でしょう。1991年とかなり前の作品ながら、新鮮味が感じられる作品に見えました。今こういうタイムリーな話題があるからこそ、この映画が再び話題になることがあるでしょうね。
確かに陪審員の主張には無理な所とか思い込みとかはありますが、そこを考えても、リアルに表現していると考えれば、そういう主張をする人間もでるでしょうし。その点は全く気になりませんでした。
キャストに豊川悦司が出てたのは驚きましたね。他にも顔は知ってる俳優さんがちらほらいました。
脚本は三谷節炸裂といった感じです。また舞台がほとんど一緒なのも、三谷さんの特徴が出ていましたね。
だよ〜んおじさん最高!あれは予期せぬギャグだっただけにバカ笑いさせてもらいました。
評価は最高!で。

2004/11/22 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:182(75%) 普通:35(14%) 悪い:25(10%)] / プロバイダ: 18999 ホスト:18742 ブラウザ: 3874
日本で陪審員制度をやったらどうなるか、という話なのだが、「十二人の怒れる男達」を知っていても知らなくても、コメディとして楽しめる。
とにかく三谷脚本が冴え渡っている。なぜ、こうも「普通にいそうな微妙にダメな人達」の描き方が素晴らしいのだろう。日本人が日常作ってしまいがちな「間」の出来方もとてもおかしい。
皆、事実を突き詰めることよりも、むしろ「自分たちが納得できる屁理屈」を求めて右往左往する様は、なまじ真剣味を帯びているだけに非常に滑稽。
落としどころも気持ちよく決まるのだけど、ちょっと考えると「…ん?それでいいのか?!」と思わずにいられないところもまた良し。

お勧めできる邦画コメディ。

2004/09/28 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 16614 ホスト:16432 ブラウザ: 3875
日本で陪審員制度が行われるとどうなるか。若く美しい女性が復縁を迫る元夫を車道に突き飛ばし殺したとされる事件を扱うことになった12人の陪審員達。それぞれの心情・信条から意見を戦わせるが・・・ということで「十二人の怒れる男」を下敷きにした、三谷幸喜脚本による陪審密室劇。個人的感情で意見を述べる者、論理にのみ従う者、早く帰りたいだけで多数側に回る者、議論がしたいだけの者、主張の根拠を説明できない者・・・あれこれ話し合ううちに主張が入れ代わり立ち代わり。
でも正直様々な意見の中にはそれこそほとんどこじつけの可能性であってそんなこと言ってたら誰も有罪にならないなぁ、というようなのもあったけどね。密室劇もいいけど、できれば法廷シーンがあって、登場人物たちの口から語られる被告や証言者の様子なんかの描写があった方が伏線も張りやすいし観ていて納得できるんのではないか、などと思ったけど多分それは映画としては不正解でしょう。
「怒れる〜」が、有罪が圧倒的多数の状態から無罪にひっくり返したのに対して、「優しい〜」では全員無罪から一度は有罪に傾きかけ、また最初の無罪に還るというこの徒労感が面白い。最後の一人の陥落シーンは、本家の方が良かったかな。

2004/08/03 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:80(68%) 普通:20(17%) 悪い:18(15%)] / プロバイダ: 53096 ホスト:53044 ブラウザ: 6339
暇つぶしに程度に見たビデオだったんですが、以外と面白かったです。

見ている方は、初め、何の事件の事を審議しているか詳しくわからないんですが、陪審員
のやりとりを見ているうちに段々解っていくんですよね。
やる気のない陪審員達が徐々に熱心に審議していくのと同様に、どんどん話に引き込まれ
ていく感じで。

でも、あの人達、優しいかったの、かな?

2004/07/23 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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日弁連制作・石坂浩二主演の「裁判員」というものもありましたが、あちらは制度を普及させる為のものということで大人しく、作品としては盛り上がりに欠けるものでした。
こっちはそれとは向いている方向が全く違いますね。裁判員制度がルール無用の数取りゲームに思えてくる。癖のある人物ばかりで「いいひと」がいませんし。ほぼぶっ通しで大量の理屈屁理屈が飛び交っているので下手なチャンバラより気力体力を要します。
しかし厄介な制度だ。この作品がもっと世間に認知されていたら国会を通らなかったんじゃないでしょうか。

2004/05/06 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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最高!!!!
邦画・洋画共にコメディでこの作品を超えるものはありませんね!
キャラ、ストーリー、テンポ、ギャグ、BGM全て素晴しい!!
完璧なコメディとはこういうものをいうのです!

2004/05/06 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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すごく良い雰囲気の作品ですね。
演劇をやっている人間にとっては、何というかこういう舞台的な匂いの漂う映画というのはしっくり来ます。
三谷脚本というのはここを見て初めて知ったんですが、言われてみるとなるほどという感じ。
あのコミカルなテンポがまさにです。
近年、セリフで魅せる作品が現象傾向にあるので、この様な純粋なセリフ劇でも十分楽しめるということを再認識すべきと感じました。
どうしても最近はアクションに活路を見いだす傾向にありますからね。

2004/05/05 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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最高に面白かった。
元になった「12人の怒れる男達」を演劇で見てから、この作品をビデオレンタルで見たのですが、「怒れる男達」とは違ったストーリー展開(スタートが特に)に加え、日本人らしい演出とか、とても感慨深く見ることができました。

たったひとつの部屋でのドラマなのに、あれだけ飽きさせない見せ方をできる監督は、スゴイ人だと思いました。

今から見直しても、ぜったいに面白いと思いますね。

「ジンジャーエール」は、ちょっと苦しいと思いましたが………

2004/04/25 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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楽しかったですねぇ。
深夜に見るとさらにツボです。
陪審制度なんて今日本にないけどもしあったらという発想が面白い。
それぞれのキャラがホントに良かったです。

2004/04/25 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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三谷幸喜氏なんてまったく知らない時にレンタル屋で借りて見ました
まだ豊川悦司も有名になる前だったと思います。
アイデア勝負の低予算作品
舞台は陪審員が集まって審議する部屋のみ(一回外で休憩みたいな場面もありますが)
ある犯罪の被告に対して有罪か無罪かを陪審員が話し合い、判決を出すまでの話
ひたすら部屋の中での話し合いが続きますので
脚本、演出、そして役者さん達の演技力のみで勝負しているのですが
これが大変面白い内容で
陪審員達の意見も二転三転 最後まで気が抜けません
陪審員制度では 判決は全員一致が原則、無罪でも有罪でも意見が一致しないと
審議は終わらないのですが
早く帰りたいサラリーマンから、議論大好き人間、感性で物を言う人
日和見主義の人から、話し合いに参加しない人まで 実に様々なキャラクター達が
一つの事件を色々な観点から話し合い、意見を言い合います。
これはまさにシナリオの勝利で 予算が無く 画面に変化が乏しくても
ここまで面白い作品が作れるという良い手本になってますね
出演している役者達も 今ではちょこちょこ見かける人も数名いますが
(豊川悦司を筆頭に)
当時はまだ無名の役者達ばかりで 最初見た時には見た事のある顔は1人2人しかいませんでした
もともと映像などで勝負していないので
今見ても楽しめる作品かと

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