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東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜(日本映画)
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読み仮名: とうきょうたわー おかんとぼくとときどきおとん / 英語タイトル: Tokyo tower Okan to Boku to Tokidokioton
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小説:
東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン〜
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2008/08/05
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リリー・フランキー原作小説を映画化。
ドラマなどいろんな人が映像、舞台作品として手がけているほどの世間的にいい作品なのだが、マー君(オダギリジョー)のボンクラぶりだけで何やってんだコイツ的な鬱陶しさが先に出てくる。オトン(小林薫)の自由人ぶりもすごいのだが、それでもマー君が父親を好きでいるということに対する説明が少なく、あまりピンとこない。もちろんこの作品ではボクとオカン(樹木希林、内田也哉子)とのエピソードが中心になるので、瑣末なエピソードでしかないのだが、普通なら浮気して、家にいない父親なんてなかなか受け入れられないはずで、これはマー君自体がだいぶと変わった感性の持ち主なんだということで、納得するしかないのであろう。
ただ、よくあるボクとオカンの心温まる日々を過剰に見せることはなく、どちらかというとコミカルに軽いノリで笑いのエキスを多く取り入れている。脇役の役者たちがとてもよく、その役割をしっかりと果たしている。これでオカンが死ぬという前提を和らげることができていることと、オカンの死でその悲しさが自然にじんわりと滲み出てくるような効果がある。どこにでもあるようなオカンとの離別を多くの人に見せることで、多くの共感を獲得することに成功している。よくあるお涙頂戴の映画とは違う、抑え込まれた演出が小気味よい。
ただ、オカンのマー君に対する愛情よりも、オカンのオトンに対する愛情の表現のほうが多いため、オカンの恋物語のようにも見えてしまうところが微妙だ。
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